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保健体育科必修「中学校柔道」-新学習指導要領に準拠した教科指導教材

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唯一「授業」の実際を紹介
現場に特化した中学柔道授業DVDの決定版

監修:浅野哲男(元日本中体連柔道競技部長)
指導:高橋健司(練馬区立貫井中学校主幹教諭、東京都中学校体育連盟柔道競技副部長)

対象者:指導者
販売元:ユニケンクリエイション
制作年:2012年
メディア:DVD10巻組
収録時間:1巻45分~50分
定価:10巻セット 68,000円→30,000円+税
お買い得度(編集部評):★★★☆☆ 3.5 2016年10月より価格大幅改定。格段にお求め安くなりました!
お得な10巻セット 30,000円+税、ご希望の組み合わせ3巻セット9,900円+税


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Video Review

2012年4月のいわゆる「中学武道必修化」に合わせて様々な指導教材が先行発売されたが、敢えてそれらを見極めた上で同年9月に発売された、柔道授業指導の決定版というべき教員向けDVD。もと日本中体連柔道競技部長で、現在の中学柔道競技の枠組みそのものをプロデュースしてきた浅野哲男氏が監修し、練馬区立貫井中学校で教諭として現場に立ち続ける東京都中体連柔道競技副部長の高橋健司氏が実演・指導を担当している。柔道関係者であれば本作が中学柔道の「教員×専門家」側から決定打として放たれたことが容易にわかる強力な制作陣容だ。

最大の特徴は「授業の実際」を開示することを第一の眼目に置いていること。基本動作や礼法、基本技術の指導教材はこれまで数あれど、ここに特化したものは間違いなく本作が初めて、そしておそらく唯一だ。

今まで柔道に触れてきた経験が少ない教員は勿論、柔道を深く知っている専門教員にとっても、柔道部員でない、かつ「入り口」のみで柔道キャリアを終える可能性が高い大人数相手にこれだけ特異な種目を一斉授業で指導するという状況は相当に特殊なものだ。この場において要求されるのは柔道技術の指導スキルであることは当然だが、実はそれは決してファーストプライオリティではない。特に柔道経験のない教員にとっては、例えば生徒はどこに向けてどう座らせるべきか、指導の内容に応じてどの密度でどう配置していかに動かすべきかというような道場(教室)内の地政学、現場で守るべき一線は何かというような現実的な視点での柔道への理解、あるべきリアクションや起こりうる事態の想定、中学生の運動スキルの平均値に応じた項目ごとの所要時間や掛けるべき水の濃さ、安全性、見極めをつけるべき達成度や何より生徒のリアルな動きの質といった「授業の実際」だ。

現場の意見、そして浅野氏がスタートしたばかりの「武道必修化」下の各校の授業状況を視察した上で編まれたこの教材はまさしくこの点に配慮した現場専用の授業ガイド。10巻組の長尺となっているのは内容の濃さもさることながら、この「現場を見せる」という一点を妥協なく実現するためと理解して頂いて間違いない。中学授業に限らず柔道技術指導DVDにおいて技術ではなく「稽古」メニュー自体、それもある程度時間の掛かるメニューを説明する場合、その要諦を視聴者に正確に伝えるには「技術だけでなく練習の意味や位置づけ、方針や達成の基準を徹底的に言語化する」か、「空気感まで伝わるほどに妥協なく徹底して見せ続ける」かしかないと思われる。多くの技術指導DVDがいずれも中途半端に終わっているこの難しいチャレンジに、後者に重心を傾けてかつ成功した稀有な作品とも捉えることも出来るだろう。

また、「自分が出来る」「特定の生徒に噛んで含めて技術を伝える」ことと「集団に要領良く指導し、実施させる」ことは当然ながら全くステージが違う。浅野氏が必修化実施前から研究し巡回指導してきた、「一律の基準と手順を設けて、号令を利用して安全に受身を実施させる」方法や、現場の一線に立つ高橋氏の実際の授業における肉付けはこの点でも、柔道経験のあるなしを超えて全ての教員の福音になると思われる。

教員のニーズに応えることが第一であるゆえに、もちろんもっとも留意すべき点である安全指導には相当の時間、そして明確な基準が設けられており、この点は「定番」となり得る安心感がある。

数々の競技用技術指導DVDをレビューしてきた評者であるが、であればこそ、技術の「噛み砕きかた」や安全指導への配慮には中学授業いかにあるべきかといいう付け焼き刃でない練りこみ、強いポリシーを感じざるを得ない。柔道側が「中学の授業のために、いまあるものから一部を取り出して見せてくれた」体のものではなく、「中学の授業のためだけに作られた」カスタムDVDなのである。教員が作った教員のための柔道指導方法論であり、柔道の教科書ではなくどちらかというと授業の教科書。柔道指導教材の決定版と呼んでまず差し支えないだろう。

複数教員による方法論の共有、異動に左右されない授業スキルの伝承という観点からも現場にぜひ備えておいて欲しい定番的な一作だ。高額がネックになるのではと心配してしまう価格設定(一巻ごと6800円と捉えれば他DVDより安価という理屈はわからないでもないが)だが、安全指導という観点からも、普及伝播を強く期待したい。中学教員を養成する武道学科の大学生などにも多いに参考になるのではないだろうか。「柔道」側の人間として、今後の普及を強く願わずにはいられない一作だ。

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【DVDの内容】


■Disk1
「授業の進め方、授業展開中の約束事」

礼法、健康管理と出欠の確認、歴史と特性、注意事項、柔道衣の着方、グループ分け、準備運動、授業後の自己評価とノートの記入法、整理運動などの順で柔道の授業展開の基本的な内容を紹介

■Disk2
「礼法(立礼・座礼) 準備運動・補強運動・後ろ受身・横受け身」

礼法(立礼・座礼)、授業における準備運動・補強運動の考え方を具体的に解説。
後ろ受け身、横受け身の段階的学習を解説

■Disk3

「受身の段階練習、固め技の基本動作 袈裟固めの入り方と逃れ方
後ろ受け身や横受け身を単独から相対で学習する方法、固め技の基本動作、袈裟固めの入り方や逃れ方について解説

■Disk4
「投げ技の基本動作」

柔軟体操、補強運動、固め技の基本動作で体力向上を図る授業の流れを確認。
姿勢、組み方、進退動作、崩し、体さばき等の投げ技の基本動作の学習の仕方を詳しく解説。

■Disk5
「受け身の確認 前回り受け身の工夫 膝車の第1段階」

後ろ受け身や横受け身、移動して反転横受け身、工夫しての前回り受け身を学習。膝車の第1段階の学習の進め方、柔道学習の基本原則を紹介。

■Disk6
「柔道学習の基本原則 膝車の段階的学習(第2~4段階)

前回り受け身の発展形、柔道学習の基本原則、膝車の第2から第4段階に至る学習、投げ技指導で留意すべきポイント

■Disk7
「受け身の復習 膝車・大腰 横四方固めの抑え方と逃れ方」

受け身の復習と確認、横四方固の抑え方と逃れ方、膝車・大腰の掛け方と陥りやすい誤りの指摘など

■Disk8
「支え釣り込み足 固め技の復習」
受け身の確認、支釣込足の学習の仕方、大腰と固め技の自由練習

■Disk9
「大外刈り 体さばき 技の連絡-変化 既習技の復習」

大外刈りを段階的に学習。体さばきの再確認と技の連絡、変化、既習技の復習としての掛かり練習・約束練習・自由練習の進め方と留意事項を紹介。

■Disk10
「体落とし 投げ技の学習法 自由練習、審判法」

体落としを段階的に学習。既習技のかかり練習・約束練習。
簡単な試合と審判について解説。




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