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バランスを制し、投げ勝つ柔道~小川道場のしっかり組む投技の基本と実践~

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世界王者小川直也による、少年指導の秀作DVD


指導・解説:小川直也(小川道場)
実技:小川直也・澤田敦士・一杉剛弘・鈴木雅典
対象者:指導者・初心者


販売元:ジャパンライム
制作年:2009年
メディア:DVD
定価:2巻組16800円(本体16000円+消費税800円)、1巻ごと8400円(本体8000円+消費税400円)

お買い得度(編集部評):★★★☆☆ 3.5


Video Review
世界選手権金メダル、全日本選手権7回優勝の小川直也氏による投技解説DVD。少年指導に特化した内容となっている。

氏の運営する小川道場チームは設立僅か3年で全日本選抜少年大会に進出。自ら現場の先頭に立ち稽古、試合の陣頭指揮を取る氏の指導は少年指導者の間でも評判が高く、その内容への興味が高まる中での非常にタイミングのよい時期の発売となった。

「柔道はバランスとバランスの対決」と喝破してみせる氏の指導のベースは「強く相手に当たって相手のバランスを崩してやること」。

ここから柔道を説き起こし共通の一手目から全ての技を始める氏の少年指導カリキュラムは精緻そのもの。
その体系と指導手順、具体的な技術の選択、語彙選択のうまさなど思わず丁寧にノートを作りながら見てしまいたくなる、少年指導者であれば絶対に見逃せない立体的な内容の秀作だ。

例えば、ある指導者が場当たり的に指導をしていたとしても、長年教え続けていれば最終的にその指導者の色、理論に選手が染まっていく。世代が重なり、自身の指導も整理され、その指導者に実力があればやがては一定の成果を残すことができるようになるだろう。また、特定の選手に徹底的に個人指導を施して成果を残すということも十分可能である。

ただし、短期間で、それもチームとして成長するためには、筋の通った理論と強化プログラム、指導体系の整理が必須となってくる。

「バランス」から説き起こす小学生にもわかりやすい指導体系、それをまず実現するための「大内刈」が一手目であり全ての技のコネクタとして機能する指導手順、少年に向いた具体的な技術の選択、とこのDVDを見れば、その点で小川道場の急成長ぶりが納得できること請け合いだ。

少年指導者の間では、氏が精緻な理論と情熱、強いポリシーを持って少年指導に打ち込んでいることは既に広く知られているが、現役時代に世界のトップを極め、かつ高校生カテゴリから柔道を始めた氏が、単に自身の柔道を教え込むのでなく「少年柔道」カテゴリに特化した体系、技術を精査して指導する様には正直あらためて驚かされる。

DVDの内容は氏の提唱するカリキュラムに沿っている。相手のバランスを崩すために、まず組み手をしっかりと指導、そのあとに柔道の幅をつけるための足技、そして、勝負を決める投技という順番だ。
一貫して「技を多く仕掛けること」「一本を目指して攻撃すること」が提唱されており、技術指導順もそれを可能ならしめるためによく考えこまれている印象。
闇雲に「技を多く仕掛けろ」と言われても、実現の手段がなければそれは単なるスローガンに過ぎない。まっさらで道場にやってきた初心者の小学生が現場で手詰まりにならず、攻撃しながら、考えながら柔道を学べるようにという配慮がそこには垣間見える。

「小学生はここまでで留める」というような現場レベルでの基準も度々示され、世界レベルまでの成長の道筋をイメージでき、かつ成果を上げている指導者の言葉として非常に貴重。
そのこだわりの中では、「小学生の体力で背負投はできるのか?」「小学生が引き手をしっかり引いて相手を引き出すことができるのか?」など、少年指導の根幹に関わるトピックにも直接間接に言及があり、そこでは嘘のない、具体的な答えが提示されている。勿論賛否はあるかもしれないが、現役時代にトップを極めた選手が真剣に少年指導に向き合った場合こうなる、という例としても興味深い。

柔道を始めて4年半という異常な短期間で世界の頂点にまで登りつめた小川直也。
その急激な成長の要因として、類まれな体格や生来の素質は勿論、「コンピューター」とその頭脳を評価する向きも多いが、その「頭脳派」小川直也が本領を発揮した秀作DVDと言えるだろう。

2巻組での発売だが、内容的には不可分。ぜひ2巻まとめての視聴をお勧めしたい。


投稿者:運営者

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【内容】

【第1巻】 組み勝つ組み手と足技(59分)

■組み手の基本と考え方
・左右の組み方と握り方
・バランスの確認
・引き手と釣手の握り方 相四つ・ケンカ四つ
・実践的な組み手 相四つ・ケンカ四つ

■投技
・バランスの崩し方
・背負投を覚えることの注意点

■投技の基本と実践

①《大内刈》
基本(相四つ)、応用(ケンカ四つ)、実践的な大内刈(相四つ組際、ケンカ四つ組際)

②《小内刈》
基本(相四つ)、応用(ケンカ四つ)、実践的な小内刈

③《大外刈》
基本(相四つ)、応用(ケンカ四つ)、実践的な大外刈

④《支釣込足》
基本(相四つ)、応用(ケンカ四つ)


【第2巻】勝負を決める実戦的投技(40分)

■「引く技の基本」解説

■投技の基本と実践

⑤《内股》
基本、基本練習、応用(ケンカ四つ)、実践的な内股

⑥《体落》
基本、基本練習(足捌き、引き手)、応用(ケンカ四つ)、実践的な体落(相四つ、ケンカ四つ)

⑦《払腰》
相四つ、基本解説(技の選択の判断基準、技の連絡の考え方)、ケンカ四つ

⑧《小外刈》
基本(ケンカ四つ)、応用(相四つ)

⑨《足車》
基本(相四つ)、基本解説

⑩《背負投》
基本、応用(相四つ、ケンカ四つ)

⑪補足

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