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※eJudo携帯版「e柔道」8月29日掲載記事より転載・編集しています。

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全国中学校柔道大会女子個人戦マッチレポート
3/4 63㎏級、70㎏級


■63㎏級
池絵梨奈、得意の寝技生かし団体個人の2冠


11年8月24日第42回全国中学校柔道大会女子個人・63㎏級・決勝進出・嶺井美穂
写真:決勝に進んだ嶺井
決勝に進出したのは嶺井美穂(東松山南中)と池絵梨奈(香長中)の2人。

関東大会をオール一本で優勝している嶺井は優勝候補の一角。2回戦で安竹真利奈(東海大翔洋中)を開始43秒で上四方固「一本」、3回戦で荒木穂乃佳(姫路灘中)を横四方固(1:26)、準々決勝は飯島彩加(成田西中)を開始10秒の内股「一本」と圧倒的な勝ち上がり。準決勝は渡辺瑞萌(北辰中)から「有効」を奪っての優勢勝ちで決勝進出を決めた。

11年8月24日第42回全国中学校柔道大会女子個人・63㎏級・準々決勝・池絵梨奈
写真:準々決勝、注目された鍋倉那美戦を
上四方固で乗り切った池
一方の池は昨年3位、団体戦を優勝してこちらは優勝候補筆頭。3回戦で九州大会2位の小柳穂乃果(琴海中)にGS延長戦「有効」の勝利があった以外は、2回戦で安井敬枝(京都文教中)に袈裟固(2:45)、準々決勝では昨年57kg級3位の鍋倉那美(大成中)との注目対決をあっという間の上四方固(0:49)、準決勝は新添左季(天理中)を上四方固と全て一本、全て寝技で勝ち上がって決勝へ駒を進めた。

11年8月24日第42回全国中学校柔道大会女子個人・63㎏級・決勝戦・絞めあげる
写真:池、嶺井の首に襟を入れた状況を続けて
絞めあげる
決勝は嶺井が右、池が左組みのケンカ四つ。

嶺井は右払腰、右体落などで攻め序盤は池の攻撃を封殺するが、30秒を過ぎたあたりから池が相手を動かしだし、左大腰、左内股などで攻勢。残り1分、嶺井果敢に奥襟を叩くが池これを左大腰に切り返し、以後釣り手を激しく振って左内股などで攻める。

嶺井は疲労が見え始め、残り24秒、右内股を掛け潰れると、池すかさず寝技へ。エアポケットが出来たように気を抜いていた池の襟を掴んで、これを絞めあげる。早い段階で気づいた嶺井、あるいは体を振って、あるいは立ち上がって力を逃がしに掛かるが池つねに先んじて動いて、この攻防を継続、なんとか嶺井が立ち上がったところで残り時間は2秒。試合はそのままGS延長戦へ。

11年8月24日第42回全国中学校柔道大会女子個人・63㎏級・決勝・池絵梨菜が攻勢
写真:池が嶺井を崩して攻勢
池が開始早々に左袖釣込腰。嶺井引き手から持って右内股を打ち返すが、池ここから左内股、左背負投、左出足払と明らかに延長を意識したラッシュ。嶺井連続攻撃を止めんと右内股を放つが池はおかまいなしに技を継続。嶺井が小外掛を仕掛けた直後の残り41秒、嶺井にお「指導1」。
勝負どころと見た池、左小内刈から左背負投。逃れる嶺井を高速で逆側に抜け落としすが嶺井なんとか伏せる。
残り時間10秒を過ぎ、一発逆転を狙った嶺井の右大内刈も池が返しかかって嶺井が崩れ、ここで時間。
旗判定は3本が池に揃って決着。僅差3-0で池が団体、個人の2冠を達成した。

11年8月24日第42回全国中学校柔道大会女子個人・63㎏級・優勝の池絵梨菜選手
写真:優勝の池絵梨菜選手
【入賞者】
優 勝:池 絵梨菜(香長中・高知)
準優勝:嶺井美穂(東松山南中・埼玉)
第三位:渡辺瑞萌(北辰中・石川) 、新添 左季(天理中・奈良)
敢闘賞:篠田明瑠(岩野田中・岐阜)、飯島彩加(成田西中・千葉)、鍋倉那美(大成中)、藤井古都里(芳野中・富山)

池絵梨奈選手のコメント
「団体戦の後、立ち技から寝技の繋ぎをもっときちんとしようと思っていて、今日は立ち技で取りきれなくてもそれが団体戦よりも出来たのでよかった。決勝、相手が疲れてきたのはわかりましたが、自分もスタミナがあるほうではない。でも、しっかり練習してきたという自信はありました。中学最後の試合で優勝できてよかった。」

【準々決勝】
渡辺瑞萌○優勢[技有・大内刈]△篠田明瑠
嶺井美穂○内股(0:10)△飯島彩加
池 絵梨菜○上四方固(0:49)△鍋倉那美
新添左季○上四方固(0:49)△

【準決勝】

嶺井美穂○優勢[有効]△渡辺瑞萌
池 絵梨菜○上四方固(2:36)△新添左季

【決勝】
池 絵梨菜○GS僅差△嶺井美穂


■70㎏級
準々決勝、畑中優希は遠田真子から悠々一本勝ち


11年8月24日第42回全国中学校柔道大会女子個人・70㎏級・準々決勝・畑中優希
写真:準々決勝、
畑中優希は遠田真子から悠々一本勝ち
決勝に進んだのは畑中優希(箕島中)と中江美裕(大成中)の2人。

畑中は2回戦から登場、水原梨里花(昭栄中)を開始34秒の大外刈「一本」にしとめると、3回戦は成田優佳(越谷富士中)を背負投(2:53)、さらに大きな山場の、全日本カデ選手権王者遠田真子(東海大翔洋中)との準々決勝を合技「一本」(1:36)と圧倒的な勝ち上がり。準決勝も関東王者の2年生・浜未悠(文京一中)を払巻込「技有」で降して決勝進出を決めた。

一方の中江も他を寄せ付けない圧勝での勝ち上がり。1回戦で松尾夢美(男山第三中)を大外刈(1:05)、2回戦は山内真子(國學院栃木中)から「有効」を奪っての優勢勝ち、準々決勝は池田真梨(桑原中)を合技(1:22)、準決勝は永瀬貴子(沖学園中)を上四方固「一本」で降しての決勝進出。

11年8月24日第42回全国中学校柔道大会女子個人・70㎏級・決勝・横四方固
写真:中江、横四方固で
日本一へのカウントダウンを待つ
これまで他を寄せ付けなかった実力者同士の対決は早々に決着。
開始20秒、畑中の左内股を腰の差しあいで受けた中江が右小外掛で力強く切り返し、畑中叩きつけられるように畳に伏せる。この展開を逃がさない中江、肩固の形の上半身を固め、絡みついた畑中の足を抜いて横四方固に持ち込み「一本」。開始僅か43秒。

厳しい山に入ったのは畑中だったが、中江がそれを圧倒する力を見せて優勝。好選手の集った階級だったが中江のスケール感は他から頭一つ抜けていた。
強豪の大成中、ここまでまだ個人優勝者はなし。決勝の畳に臨む同僚たちに「悔しさを晴らして」と声を掛けられて試合に臨んだ中江。「おめでとう」の声を浴びて照れくさそうにこれに応えていた。

11年8月24日第42回全国中学校柔道大会女子個人・70㎏級・優勝の中江美裕選手
写真:優勝の中江美裕選手
【入賞者】
優 勝:中江美裕(大成中・愛知)
準優勝:畑中優希(箕島中・和歌山)
第三位:浜 未悠(文京一中・東京) 永瀬貴子(沖学園中・福岡)
敢闘賞:長谷川奈桜(福井工大福井中・福井)、遠田真子(東海大翔洋中・静岡)、池田真梨(桑原中・愛媛)、佐藤杏香(旭永山中・北海道)

中江美裕選手のコメント
「うれしいです。初めの方の試合がきつかったんですが、そこに勝って波に乗れました。勝っていくうちにこれは優勝出来るな!という感覚がありました。寝技が得意なんですが、この先は立ち技で思い切った勝負が出来るようになるのが課題。なので出来れば投げて優勝を決めたかったんですが、相手が倒れたので「ここで逃がしちゃいけない」と(笑)。谷本歩実選手のような、投げて「一本」が獲れる選手になりたいです」

【準々決勝】
浜 未悠○優勢[有効]△長谷川奈桜
畑中優希○合技(1:36)△遠田真子
中江美裕○合技(1:22)△池田真梨
永瀬貴子○優勢[有効]△佐藤杏香(旭永山中・北海道)

【準決勝】
畑中優希○優勢[技有・払巻込]△浜 未悠
中江美裕○上四方固(1:25)△永瀬貴子

【決勝】
中江美裕○横四方固(0:43)△畑中優希


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