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全日本女子チームがボルダリング体験、チーム内大会は角田夏実が圧勝

(2019年4月17日)

※ eJudoメルマガ版4月17日掲載記事より転載・編集しています。
全日本女子チームがボルダリング体験、チーム内大会は角田夏実が圧勝
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長い手足を生かしてチーム大会を制した角田夏実

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慣れない動きに苦戦する新井千鶴

今年度第1回となる全日本女子強化合宿、そのなかで行われたボルダリング体験の様子が17日、B-PUMP OGIKUBO(東京都杉並区)で報道陣に公開された。

今回の機会は、一昨年のJOCナショナルコーチアカデミーにおいて増地克之監督と安井博志ヘッドコーチが知り合ったことがきっかけ。増地監督は「柔道も握る、掴む競技です。その意味では共通点がある。ボルダリングでは自分で始めにイメージしてどう登るか決めますが、それが試合を想定して戦略を立てることに繋がります」と今回の狙いを語った。

体験ではスポーツクライミングの全日本チームから安井博志ヘッドコーチ、渡部桂太選手、高田知尭選手、小武芽生選手が講師として登場。参加した選手たちは最初は慣れない動きに苦戦するも、徐々に感覚を掴み、軽量級の選手のなかには高難度のコースを登り切る者も見られた。

最後に行われたチーム内大会では、まず予選として比較的簡単なものを中心とした5つのコース、次いで決勝として高難度のコース5つに挑戦。そのうち8つのコースを完登した角田夏実が圧勝で優勝を飾った。

増地克之監督と芳田司選手、新井千鶴選手、ボルダリング安井博志監督と小武芽生選手のコメント要旨は下記。

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全体で記念写真

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デモンストレーションを披露する小武芽生選手

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今回指導を担当した安井博志・日本代表ヘッドコーチ

増地克之監督のコメント
「柔道も握る、掴む競技です。その意味では共通点がある。ボルダリングでは自分で始めにイメージしてどう登るか決めますが、それが試合を想定して戦略を立てることに繋がります。そのあたりを選手が理解してくれればと期待しています。(-選手は前腕に効いたそうです)私も前腕が張っています。柔道でも使う部位ですから、それも生きてくると思います。イメージどおりにはまずいかない。体の使い方など上手くやれば登り切れるのでしょうが、難しい。頭を使いながらやっていくことが必要になってくる。体験を通じてそれを学んでくれればと思います。(-目立った選手はいましたか?)角田(夏実)ですね。すごく上手くてボルダリングに向いている。スカウトされるのではと心配でした(笑)。」

芳田司選手のコメント
「前腕が張っています(笑)。助言をもらいながらだったので楽しかったです。ぎりぎりになってくると足の先から指の先まで伸ばさないといけない。ずっとやりたいと思っていて、今回チャンスをもらえたので良かったです。戦略は大事ですね。一番最初なんにも考えずにやってできなくても、人がやっているのを見たりアドバイスをもらうことで出来た。ピンチのときに切り替える頭の使い方に役に立つと思います。」

新井千鶴選手のコメント
「高いところが得意じゃないんです(笑)。前に一回だけNTCでやったことがあるけど悲惨でした。今回も思っていたとおりでしたね(笑)。登りながらの体の運び方や、体をばらばらに動かすこととか、役に立つと思います。(-どちらも掴むことが重要ですね)柔道も柔道着を掴みますが、ボルダリングは掴めないところを持たなければいけないときがあるので、そこが違いました。機会があれば柔道だけでなく色々な経験をしたいです。体の使い方など、色々なスポーツをやってみたい。全日本で機会をいただいていますが、すごく刺激になります。」

安井博志ヘッドコーチのコメント
「(-増地克之監督にの印象について)広い、大きいというイメージです。良いチームを作っていると思います。監督が動く前に周りが動く。監督は芯として座っている。私は自分が動いてしまう方です。(-今回の難易度を教えてください)7Qは人によっては1ヶ月位で登れるようになります。体力のある人だとその日のうちという場合も。ただ最後にやった6Qは難しいです。でも、今日登れなかった人ももう一度来れば登れるのではと思います。トレーニング目的と聞いていたので、最後に一番難しいものを持ってきました(笑)。体験して得られたものは大きいのではないでしょうか。」

小武芽生選手のコメント
「一般の人たちに指導する機会もあるのですが、柔道選手は体ががっちりしている。初めてだと指先で捉えるのが難しいのですが、力があるので出来ていました。クライミングは自重を支えるスポーツです。柔道も階級制で同じ体重の相手と戦いますから、トレーニングになると思います。(-一番出来ていたのは誰?)角田(夏実)さんです。少しやったことがあるみたいですが、腕を使って登る以外にも、捻る、押すなどの動きが出来ていました。」

※ eJudoメルマガ版4月17日掲載記事より転載・編集しています。

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