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復活期す永瀬貴規に注目、最大の山場は準々決勝の五輪王者ハルモルザエフ戦・グランドスラムエカテリンブルク2019第2日男子プレビュー

(2019年3月16日)

※ eJudoメルマガ版3月16日掲載記事より転載・編集しています。
復活期す永瀬貴規に注目、最大の山場は準々決勝の五輪王者ハルモルザエフ戦・グランドスラムエカテリンブルク2019第2日男子プレビュー
■ 73kg級・大規模大会2つを終えて強豪が一斉休養、見どころはシード選手同士の対戦のみ
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第1シードはラシャ・シャヴダトゥアシヴィリ

(エントリー32名)

常ならば大会の規模を問わず多くの強豪が集まる本階級だが、2月の大規模大会2つを終えたばかりとあってさすがに今回はスケールダウン。橋本壮市(パーク24)が復活優勝を果たしたパリ大会、大野将平(旭化成)と海老沼匡(パーク24)の先輩後輩対決に湧いたデュッセルドルフ大会とは対照的に、見どころの乏しいトーナメントとなった。下記の有力選手リストからも分かるとおり、これぞという選手はシード枠の8名のみ(厳密には第6シードのマルセロ・コンティーニ(ブラジル)まで)。これらシード選手が序盤で敗れる可能性は低く、観戦は強豪同士がマッチアップする準々決勝からで問題ないように思われる。そのぶん、豪華陣容の81kg級を見ることをお勧めしたい。

【プールA】
第1シード:ラシャ・シャヴダトゥアシヴィリ(ジョージア)
第8シード:エドゥアルド・バルボサ(ブラジル)

【プールB】
第4シード:トハル・ブトブル(イスラエル)
第5シード:ファビオ・バジーレ(イタリア)

【プールC】
第2シード:トミー・マシアス(スウェーデン)
第7シード:ベフルジ・ホジャゾダ(タジキスタン)

【プールD】
第3シード:ガンバータル・オドバヤル(モンゴル)
第6シード:マルセロ・コンティーニ(ブラジル)

■ 81kg級・永瀬貴規復活なるか、最大の山場は準々決勝の五輪王者ハルモルザエフ戦
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復活を期す永瀬貴規

(エントリー37名)

これぞグランドスラム、という豪華なメンバーが集結。スポット的に陣容の薄かったデュッセルドルフ大会とは打って変わり、誰が勝ち上がるのか予想し難い、非常にハイレベルなトーナメントが組まれた。「優勝候補20人」の激戦81kg級の様相をまっすぐ反映した、この階級の平常運行である。

最注目選手はもちろん日本代表の永瀬貴規(旭化成)。永瀬は優勝候補として乗り込んだ2017年のブダペスト世界選手権で右膝を負傷、手術を経て昨年8月の全日本実業個人選手権で復帰を果たしたものの、同大会で2位、10月の講道館杯は初戦敗退、11月のグランドスラム大阪は3位と、まだかつての圧倒的な強さは見せていない。戦線離脱の間に国内では若手の藤原崇太郎(日本体育大2年)と佐々木健志(筑波大4年)が結果を残しており、これ以上の足踏みは許されない状況だ。今大会は永瀬のキャリアにおける、重要なターニングポイントである。組み合わせは3回戦でサミ・シュシ(ベルギー)、準々決勝でリオデジャネイロ五輪金メダリストのハサン・ハルモルザエフ(ロシア)とトップ選手と連戦する過酷なものだが、この壁を打ち破って再び81kg級に永瀬ありということを示してもらいたい。このメンバーで優勝できるようであれば、東京五輪代表争いの一線復帰の目も見えてくる。永瀬の底力に期待したい。

【プールA】
第1シード:フランク・デヴィト(オランダ)
第8シード:エティエンヌ・ブリオン(カナダ)
有力選手:アッティラ・ウングヴァリ(ハンガリー)、エドゥアルド=ユウジ・サントス(ブラジル)、エマニュエル・ルセンティ(アルゼンチン)、スタニスラフ・セメノフ(ロシア)

【プールB】
第4シード:ハサン・ハルモルザエフ(ロシア)
第5シード:サミ・シュシ(ベルギー)
有力選手:ロビン・パチェック(スウェーデン)
日本代表選手:永瀬貴規(旭化成)

【プールC】
第2シード:サギ・ムキ(イスラエル)
第7シード:アントニオ・エスポージト(イタリア)

【プールD】
第3シード:マティアス・カッス(ベルギー)
第6シード:オトゴンバータル・ウーガンバータル(モンゴル)
有力選手:ウラジミール・ゾロエフ(キルギスタン)、アントワーヌ・ヴァロア=フォルティエ(カナダ)

文責:小林大悟/eJudo編集部

※ eJudoメルマガ版3月16日掲載記事より転載・編集しています。

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