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大島優磨が準決勝でアジア王者ウロズボエフに挑戦、66kg級はイスラエル勢がトーナメントの柱・グランドスラムエカテリンブルク2019第1日男子プレビュー

(2019年3月15日)

※ eJudoメルマガ版3月15日掲載記事より転載・編集しています。
大島優磨が準決勝でアジア王者ウロズボエフに挑戦、66kg級はイスラエル勢がトーナメントの柱
グランドスラムエカテリンブルク2019第1日男子プレビュー(60kg級、66kg級)
■ 60kg級・スメトフ参戦、日本代表の大島優磨は準決勝でウロズボエフに挑む
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昨年のアジア大会を制したディヨルベク・ウロズボエフ

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日本代表は大島優磨

(エントリー29名)

2015年世界王者のイェルドス・スメトフ(カザフスタン)に、2018年アジア大会王者ディヨルベク・ウロズボエフ(ウズベキスタン)とトップ選手2名が参戦。さらに昨年のヨーロッパ王者イスラム・ヤシュエフ(ロシア)や、グスマン・キルギズバエフ(カザフスタン)など一線級が多く顔を揃えた。参加人数は29名と決して多くないが、トーナメントの優勝難度は世界大会並みとなっている。

この豪華陣容に対して、日本は昨年の全日本選抜体重別選手権王者の大島優磨(旭化成)を送り込む。大島は2回戦で第3シードのキルギズバエフ、準々決勝でエリック・タカバタケ(ブラジル)と対戦予定。いずれも国際的に名のある強豪ながら、実力考えれば大島の方が上だと思われる。ここは是非ともプール戦を突破して、準決勝でウロズボエフに挑戦してもらいたい。

国内60kg級の東京五輪代表レースは、現状では髙藤直寿(パーク24)と永山竜樹(東海大4年)の2名に絞られている状況にある。大島としてはこの大会でしっかりと結果を残して、3番手の位置を確保しておきたいところ。

【プールA】
第1シード:イェルドス・スメトフ(カザフスタン)
第8シード:ヨーレ・フェルストラーテン(ベルギー)

【プールB】
第4シード:ルフミ・チフヴィミアニ(ジョージア)
第5シード:イスラム・ヤシュエフ(ロシア)
有力選手:フェリペ・ペリム(ブラジル)

【プールC】
第2シード:アルベルト・オグゾフ(ロシア)
第7シード:トルニケ・ツヤカドエア(オランダ)
有力選手:テムル・ノザゼ(ジョージア)、セドリック・レヴォル(フランス)、ディヨルベク・ウロズボエフ(ウズベキスタン)

【プールD】
第3シード:グスマン・キルギズバエフ(カザフスタン)
第6シード:エリック・タカバタケ(ブラジル)
日本代表選手:大島優磨(旭化成)

■ 66kg級・イスラエル勢2名がトーナメントの軸、強豪複数擁する地元ロシアは上位ランカーを取り置く
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上り調子のバルチ・シュマイロフ

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日本からは藤阪太郎がエントリー

(エントリー29名)

トーナメントの柱はバルチ・シュマイロフ(イスラエル)とタル・フリッカー(イスラエル)のイスラエル勢2名。ミハイル・プルヤエフ(ロシア)ら複数の強豪を擁する地元ロシアは、若手を中心としたメンバーを組み、上位ランカーのエントリーは見送った。

最注目は、第1シード配置のシュマイロフ。この選手は実は希少種である純正のパワーファイター。近頃一段と力を増してきており、2月のパリ大会でも3位に入賞するなどブレイクの兆しを見せている。日本勢は阿部一二三(日本体育大3年)、丸山城志郎(ミキハウス)ともにこのタイプを比較的苦手としており、その文脈でも注目しておくべき存在だ。意外にもワールドツアーでの優勝歴はなく、今大会で初優勝を狙う、

日本代表は、昨年の講道館杯王者の藤阪太郎(大阪府警察)。組み合わせは初戦(1回戦)で昨年のヨーロッパ選手権準優勝者のマッテオ・メドヴェス(イタリア)、準々決勝でタル・フリッカー(イスラエル)となっている。さほど厚くないトーナメントの陣容から考えてもメダル獲得は必達目標。フリッカーは強烈な担ぎ技と試合運びの上手さが持ち味の強敵だが、一方的に勝負を決めに来るタイプではなく、どちらかというと柔道のやりとりをしてくれる、互いの意図と行動を読み合って戦うタイプ。藤阪にとって戦いにくい相手ではないはずだ。是非ともこのチャンスをモノにして、次回以降に繋げたい。

【プールA】
第1シード:バルチ・シュマイロフ(イスラエル)
第8シード:イマド・バッスー(モロッコ)
有力選手:パヴェル・ペトリコフ(チェコ)、ムフリディン・ティロヴォフ(ウズベキスタン)

【プールB】
第4シード:イェルドス・ジューマカノフ(カザフスタン)
第5シード:アラム・グリゴリアン(ロシア)
有力選手:セルジュ・オレイニック(ポルトガル)、バグラチ・ニニアシヴィリ(ジョージア)

【プールC】
第2シード:タル・フリッカー(イスラエル)
第7シード:マッテオ・メドヴェス(イタリア)
有力選手:アルチョム・シュツルバビン(ウズベキスタン)
日本代表選手:藤阪太郎(大阪府警察)

【プールD】
第3シード:ダニエル・カルグニン(ブラジル)
第6シード:アルベルト・ガイテロ=マルティン(スペイン)
有力選手:キリアン・ルブルーシュ(フランス)

文責:小林大悟/eJudo編集部

※ eJudoメルマガ版3月15日掲載記事より転載・編集しています。

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