PAGE TOP ↑
eJudo

田代未来と土井雅子が63kg級トーナメントの柱、70kg級は本命なしの大混戦・グランドスラムデュッセルドルフ2019第2日女子プレビュー

(2019年2月23日)

※ eJudoメルマガ版2月23日掲載記事より転載・編集しています。
田代未来と土井雅子が63kg級トーナメントの柱、70kg級は本命なしの大混戦
グランドスラムデュッセルドルフ2019第2日女子プレビュー(63kg級、70kg級)
→第2日女子速報
→第2日女子全試合結果
→【eJudo’s EYE】ワールドツアー欧州シリーズ女子日本代表19人「採点表」



文責:小林大悟/eJudo編集部

■ 63kg級・日本勢2名がトーナメントの柱。田代未来は準決勝でトルステニャクと対戦
eJudo Photo
バクー世界選手権の銀メダリスト・田代未来

eJudo Photo
グランドスラム大阪を制した土井雅子

(エントリー40名)

エントリー段階では名前のあった現役世界王者のクラリス・アグベニュー(フランス)は、グランドスラム・パリの決勝で負った怪我の影響か、直前で出場を回避。ほか、上位陣の顔ぶれは日本勢が入れ替わったのみでパリ大会とほとんど変わらず、純粋にアグベニューが減った分トーナメントのボリュームは低下することとなった。とはいえ、バクー世界選手権の2位から3位までの3名が全員顔を揃えており、メンバーのレベルは決して低くない。

今回参加する日本勢は田代未来(コマツ)と土井雅子(JR東日本)。この2名の勝ち上がりがそのままトーナメント進行の軸になると考えて良いだろう。

田代は国際大会における成績では抜けており、日本勢で唯一アグベニューへの勝利歴がある。しかし昨年は能智亜衣美(了徳寺学園職)に2敗を喫して突き抜けることができなかった。アグベニュー不在の今大会でしっかり優勝を飾り、4月の全日本選抜体重別選手権に向けて、第一人者としての立場を確立しておきたいところ。組み合わせでは準々決勝でマルティナ・トライドス(ドイツ)、準決勝でティナ・トルステニャク(スロベニア)と対戦予定。いずれも強敵だが、最近の田代の戦いぶりを見る限り、ミスを犯さなければ負けることはないはずだ。

一方の土井は11月のグランドスラム大阪で優勝、今大会でワールドツアー連勝を狙う。厄介なトップ選手は反対の山である田代サイドに集中しており、3回戦のユール・フランセン(オランダ)にさえ勝利できれば、十分に決勝進出が可能なはずだ。日本勢同士による決勝の実現に期待したい。土井の代表レースへの本格参戦はこれから。出遅れている分、田代を直接対決で倒し、首脳陣にアピールしたい。

【プールA】
第1シード:ティナ・トルステニャク(スロベニア)
第8シード:サンネ・フェルメール(オランダ)
有力選手:ナディア・バジンスキ(ドイツ)、アガタ・オズドバ=ブラフ(ポーランド)、アレクシア・カスティルホス(ブラジル)、キヨミ・ワタナベ(フィリピン)、マイリン・デルトロ=カルバハル(キューバ)

【プールB】
第4シード:マルティナ・トライドス(ドイツ)
第5シード:田代未来(コマツ)
有力選手:ボルド・ガンハイチ(モンゴル)

【プールC】
第2シード:アンドレヤ・レスキ(スロベニア)
第7シード:マグダレナ・クルサコワ(オーストリア)
有力選手:インバル・シェメシュ(イスラエル)、ケトレン・クアドロス(ブラジル)、マリア・セントラッキオ(イタリア)、ダリア・ダヴィドワ(ロシア)、エイミー・リヴェシー(イギリス)、カロリナ・タラフ(ポーランド)

【プールD】
第3シード:ユール・フランセン(オランダ)
第6シード:カタリナ・ヘッカー(オーストラリア)
有力選手:ハンナ・マーティン(アメリカ)、ハン・ヒジュ(韓国)
日本代表選手:土井雅子(JR東日本)

■ 70kg級・第2グループ中心の陣容、トーナメントは実力拮抗の大混戦
eJudo Photo
第1シードはアンナ・ベルンホルム

(エントリー34名)

2週間前のグランドスラム・パリから日本勢とフランス勢が抜け、トーナメントのレベルがガックリ低下。第2グループの選手を中心としたトーナメントが組まれた。実力的に抜けている選手はおらず、誰が勝利してもおかしくない大混戦となっている。

その中から敢えて1名ピックアップするとすれば、第1シードのアンナ・ベルンホルム(スウェーデン)。一昨年あたりからワールドツアーの上位常連となっている選手だが、昨年後半から寝技の精度が大きくアップ、それに伴って成績も向上してきている。昨年のグランドスラム大阪では新添左季(山梨学院大4年)と田中志歩(環太平洋大2年)の2人を破っており、ここで改めてチェックしておきたい有力選手だ。

階級随一の寝業師サリー・コンウェイ(イギリス)、2017年ワールドマスターズ覇者マリア・ポーテラ(ブラジル)、2017年世界ジュニア王者で地元選手のジョヴァンナ・スコッチマッロ(ドイツ)らにも注目。

【プールA】
第1シード:アンナ・ベルンホルム(スウェーデン)
第8シード:イーファ・コーグラン(オーストラリア)
有力選手:ラウラ・ファルガス=コッホ(ドイツ)、アンカ・ポガクニク(スロベニア)

【プールB】
第4シード:サリー・コンウェイ(イギリス)
第5シード:マリア・ベルナベウ(スペイン)
有力選手:ガブリエラ・ヴィレムス(ベルギー)

【プールC】
第2シード:ミヘイラ・ポレレス(オーストリア)
第7シード:ミリアム・ブートケライト(ドイツ)
有力選手:キム・センヨン(韓国)、バルバラ・ティモ(ポルトガル)

【プールD】
第3シード:マリア・ポーテラ(ブラジル)
第6シード:ジョヴァンナ・スコッチマッロ(ドイツ)
有力選手:ロクサーネ・タエイモンス(ベルギー)、アレクサンドラ・サマルジッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)、ヤーデン・メイヤーソン(イスラエル)、ダリア・ポゴゼレッツ(ポーランド)

※ eJudoメルマガ版2月23日掲載記事より転載・編集しています。

→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・マッチレポート」に戻る
→「書評・DVD評」に戻る