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[速報]ウルフアロンと原沢久喜が決勝進出もともに苦杯、最終日の4階級は日本勢の優勝なし・グランドスラムパリ2019最終日男子

(2019年2月11日)

※ eJudoメルマガ版2月10日掲載記事より転載・編集しています。
[速報]ウルフアロンと原沢久喜が決勝進出もともに苦杯、最終日の4階級は日本勢の優勝なし
グランドスラムパリ2019最終日男子(81kg級、90kg級、100kg級、100kg超級)
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→【eJudo’s EYE】ワールドツアー欧州シリーズ男子日本代表20人「採点表」

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100kg超級決勝、キム・スンミンが原沢久喜の内股の戻りに合わせて押し込み隅落「一本」。

パリ・エコーホテルズアリーナで行われているグランドスラム・パリ大会は10日に最終日を迎え、男子は100kg超級、100kg級、90kg級、81kg級の4階級の競技が行われた。この欧州シリーズを東京世界選手権(8月25日~9月1日)の第3次代表選考と位置付ける日本は現状の本命と考えられる一番手グループ7人を投入したが、この日は優勝なしに終わった。

男子100kg超級は原沢久喜(フリー)が2位。この日は準々決勝でバクー世界選手権2位のウシャンギ・コカウリを完璧な内股「一本」に仕留めるなど久々素晴らしい出来を披露していたが、決勝はキム・スンミン(韓国)に仕掛けた右内股の戻りを押し込まれ隅落「一本」で敗れた。影浦心(日本中央競馬会)は準々決勝でオール・サッソン(イスラエル)に敗れて3位だった。

100kg級はウルフアロン(了徳寺学園職)が出場、準決勝までを全試合一本勝ちで勝ち上がったが、2017年ブダペスト世界選手権で決勝を争ったヴァーラム・リパルテリアニ(ジョージア)に内股「技有」で敗れ2位に終わった。

グランドスラム大阪を制した向翔一郎(ALSOK)とバクー世界選手権の銅メダリスト長澤憲大(パーク24)を投入した90kg級は、向が準々決勝でイスラム・ボズバエフ(カザフスタン)に、長澤が準決勝でガク・ドンハン(韓国)にそれぞれ敗れ、3位決定戦で両者が直接対決。GS延長戦の末に長澤が横四方固「一本」で勝利して銅メダルを確保した。優勝はこれまでとスタイルを変え、組み合って大外刈に内股と素晴らしい投げを連発したガクが全試合一本勝ちで浚った。

81kg級はここまで11月のグランドスラム大阪に12月のワールドマスターズとビッグゲームを立て続けに制した佐々木健志(筑波大4年)が、1回戦で無名のアルマン・ハレイシャン(フランス)に大外返「技有」で敗れるという波乱の出だし。大阪大会で2位入賞の小原拳哉(パーク24)も2回戦で世界王者サイード・モラエイ(イラン)に袈裟固「一本」で敗れて日本代表の2名はいずれも入賞に絡めなかった。決勝はドミニク・レッセル(ドイツ)がサギ・ムキ(イスラエル)に得意の後の先の技を見舞い、谷落「技有」で勝利した。

各階級の入賞者と準々決勝以降の結果、日本代表選手全試合の結果は下記。

■ 81kg級
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81kg級メダリスト。左からサギ・ムキ、ドミニク・レッセル、アラン・クベトソフ。3位のサイード・モラエイは負傷のため表彰式を欠席した。

(エントリー63名)

【入賞者】
1.RESSEL, Dominic (GER)
2.MUKI, Sagi (ISR)
3.MOLLAEI, Saeid (IRI)
3.KHUBETSOV, Alan (RUS)
5.KHALMURZAEV, Khasan (RUS)
5.MUSSAYEV, Ruslan (KAZ)
7.CASSE, Matthias (BEL)
7.ESPOSITO, Antonio (ITA)

【準々決勝】
ルスラン・マッセエフ(カザフスタン)○一本背負投(0:18)△サイード・モラエイ(イラン)
サギ・ムキ(イスラエル)○袖釣込腰(0:59)△マティアス・カッス(ベルギー)
ドミニク・レッセル(ドイツ)○GS浮技(GS0:34)△アントニオ・エスポージト(イタリア)
ハサン・ハルモルザエフ(ロシア)○反則[指導3](2:32)△アラン・フベトソフ(ロシア)

【敗者復活戦】
サイード・モラエイ(イラン)○GS払巻込(GS0:46)△マティアス・カッス(ベルギー)
アラン・フベトソフ(ロシア)○GS大外返(GS1:32)△アントニオ・エスポージト(イタリア)

【準決勝】
サギ・ムキ(イスラエル)○袖釣込腰(1:02)△ルスラン・マッセエフ(カザフスタン)
ドミニク・レッセル(ドイツ)○GS反則[指導3](GS5:24)△ハサン・ハルモルザエフ(ロシア)

【3位決定戦】
サイード・モラエイ(イラン)○小外刈(3:18)△ハサン・ハルモルザエフ(ロシア)
アラン・フベトソフ(ロシア)○優勢[技有・小外掛]△ルスラン・マッセエフ(カザフスタン)

【決勝】
ドミニク・レッセル(ドイツ)○谷落(1:44)△サギ・ムキ(イスラエル)

【日本代表選手勝ち上がり】

小原拳哉(パーク24)
成績:2回戦敗退


[1回戦]
小原拳哉○合技[小外掛・隅落](3:40)△ニコラ・シラ(フランス)

[2回戦]
小原拳哉△袈裟固(1:22)○サイード・モラエイ(イラン)

佐々木健志(筑波大4年)
成績:1回戦敗退


[1回戦]
佐々木健志△優勢[技有・大外返]○アルマン・ハレイシャン(フランス)

■ 90kg級
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90kg級メダリスト。左からイスラム・ボズバエフ、ガク・ドンハン、クリスティアン・トート、長澤憲大。

(エントリー55名)

【入賞者】
1.GWAK, Donghan (KOR)
2.BOZBAYEV, Islam (KAZ)
3.TOTH, Krisztian (HUN)
3.NAGASAWA, Kenta (JPN)
5.KOCHMAN, Li (ISR)
5.MUKAI, Shoichiro (JPN)
7.CLERGET, Axel (FRA)
7.GANTULGA, Altanbagana (MGL)

【準々決勝】
長澤憲大○GS技有・巴投(GS4:00)△クリスティアン・トート(ハンガリー)
ガク・ドンハン(韓国)○棄権(3:27)△アクセル・クレルジェ(フランス)
イスラム・ボズバエフ(カザフスタン)○小外掛(2:00)△向翔一郎
リー・コツマン(イスラエル)○袖釣込腰(0:49)△ガンツルガ・アルタンバガナ(モンゴル)

【敗者復活戦】
クリスティアン・トート(ハンガリー)○不戦△アクセル・クレルジェ(フランス)
向翔一郎○反則[指導3](3:31)△ガンツルガ・アルタンバガナ(モンゴル)

【準決勝】
ガク・ドンハン(韓国)○大外刈(2:08)△長澤憲大
イスラム・ボズバエフ(カザフスタン)○優勢[技有・外巻込]△リー・コツマン(イスラエル)

【3位決定戦】
クリスティアン・トート(ハンガリー)○背負投(3:33)△リー・コツマン(イスラエル)
長澤憲大○GS横四方固(GS1:48)△向翔一郎

【決勝】
ガク・ドンハン(韓国)○合技[浮落・内股](3:15)△イスラム・ボズバエフ(カザフスタン)

【日本代表選手勝ち上がり】

長澤憲大(パーク24)
成績:3位


[2回戦]
長澤憲大○GS崩袈裟固(GS2:12)△オーレリアン・ディエス(フランス)

[3回戦]
長澤憲大○反則[指導3](3:53)△ノエル・ファンテンド(オランダ)

[準々決勝]
長澤憲大○GS技有・巴投(GS4:00)△クリスティアン・トート(ハンガリー)

[準決勝]
長澤憲大△大外刈(2:08)○ガク・ドンハン(韓国)

[3位決定戦]
長澤憲大○GS横四方固(GS1:48)△向翔一郎

向翔一郎(ALSOK)
成績:5位


[1回戦]
向翔一郎○GS技有・内股巻込(GS0:21)△イェスパー・シュミンク(オランダ)

[2回戦]
向翔一郎○GS反則[指導3](GS0:41)△イワン=フェリペ・シウバ=モラレス(キューバ)

[3回戦]
向翔一郎○優勢[技有・背負投]△ヨアキム・ボットー(ベルギー)

[準々決勝]
向翔一郎△小外掛(2:00)○イスラム・ボズバエフ(カザフスタン)

[敗者復活戦]
向翔一郎○反則[指導3](3:31)△ガンツルガ・アルタンバガナ(モンゴル)

[3位決定戦]
向翔一郎△GS横四方固(GS1:48)○長澤憲大

■ 100kg級
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100kg級メダリスト。左からウルフ・アロン、ヴァーラム・リパルテリアニ、ペテル・パルチク、チョ・グハン。

(エントリー44名)

【入賞者】
1.LIPARTELIANI, Varlam (GEO)
2.WOLF, Aaron (JPN)
3.PALTCHIK, Peter (ISR)
3.CHO, Guham (KOR)
5.KUMRIC, Zlatko (CRO)
5.BILALOV, Niiaz (RUS)
7.IDDIR, Alexandre (FRA)
7.KOTSOIEV, Zelym (AZE)

【準々決勝】
ヴァーラム・リパルテリアニ(ジョージア)○優勢[技有・肩車]△アレクサンドル・イディー(フランス)
チョ・グハン(韓国)○優勢[技有・一本背負投]△ズラトコ・クムリッチ(クロアチア)
ウルフアロン○GS反則[指導3](GS2:20)△ゼリム・コツォイエフ(アゼルバイジャン)
ペテル・パルチク(イスラエル)○谷落(3:35)△ニイアズ・ビラロフ(ロシア)

【敗者復活戦】
ズラトコ・クムリッチ(クロアチア)○払巻込(1:26)△アレクサンドル・イディー(フランス)
ニイアズ・ビラロフ(ロシア)○背負投(0:43)△ゼリム・コツォイエフ(アゼルバイジャン)

【準決勝】
ヴァーラム・リパルテリアニ(ジョージア)○外巻込(3:03)△チョ・グハン(韓国)
ウルフアロン○横四方固(2:51)△ペテル・パルチク(イスラエル)

【3位決定戦】
ペテル・パルチク(イスラエル)○合技[大腰・隅落](2:29)△ズラトコ・クムリッチ(クロアチア)
チョ・グハン(韓国)○一本背負投(2:15)△ニイアズ・ビラロフ(ロシア)

【決勝】
ヴァーラム・リパルテリアニ(ジョージア)○優勢[技有・内股]△ウルフアロン

【日本代表選手勝ち上がり】

ウルフアロン(了徳寺学園職)
成績:2位


[2回戦]
ウルフアロン○内股(0:53)△ラシャ・タヴェルリ(ジョージア)

[3回戦]
ウルフアロン○内股(3:40)△エリヘムバツ(中国)

[準々決勝]
ウルフアロン○GS反則[指導3](GS2:20)△ゼリム・コツォイエフ(アゼルバイジャン)

[準決勝]
ウルフアロン○横四方固(2:51)△ペテル・パルチク(イスラエル)

[決勝]
ウルフアロン△優勢[技有・内股]○ヴァーラム・リパルテリアニ(ジョージア)

■ 100kg超級
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100kg超級メダリスト。左から原沢久喜、キム・スンミン、影浦心、ウシャンギ・コカウリ。

(エントリー31名)

【入賞者】
1.KIM, Sungmin (KOR)
2.HARASAWA, Hisayoshi (JPN)
3.KAGEURA, Kokoro (JPN)
3.KOKAURI, Ushangi (AZE)
5.GROL, Henk (NED)
5.SASSON, Or (ISR)
7.KHAMMO, Yakiv (UKR)
7.HEINLE, Sven (GER)

【準々決勝】
オ-ル・サッソン(イスラエル)○優勢[技有・袖釣込腰]△影浦心
キム・スンミン(韓国)○優勢[技有・払巻込]△ヤキフ・ハモー(ウクライナ)
原沢久喜○内股(3:07)△ウシャンギ・コカウリ(アゼルバイジャン)
ヘンク・フロル(オランダ)○出足払(2:32)△スヴェン・ハインル(ドイツ)

【敗者復活戦】
影浦心○GS背負投(GS0:48)△ヤキフ・ハモー(ウクライナ)
ウシャンギ・コカウリ(アゼルバイジャン)○谷落(0:41)△スヴェン・ハインル(ドイツ)

【準決勝】
キム・スンミン(韓国)○合技[払腰・袈裟固](1:54)△オ-ル・サッソン(イスラエル)
原沢久喜○GS横四方固(GS0:47)△ヘンク・フロル(オランダ)

【3位決定戦】
影浦心○内股返(2:25)△ヘンク・フロル(オランダ)
ウシャンギ・コカウリ(アゼルバイジャン)○合技[内股巻込・崩袈裟固](1:11)△オ-ル・サッソン(イスラエル)

【決勝】
キム・スンミン(韓国)○隅落(1:29)△原沢久喜

【日本代表選手勝ち上がり】

原沢久喜(フリー)
成績:2位


[1回戦]
原沢久喜○GS内股(GS0:30)△タメルラン・バシャエフ(ロシア)

[2回戦]
原沢久喜○支釣込足(2:18)△ダニエル・アレルストルフェル(オーストリア)

[準々決勝]
原沢久喜○内股(3:07)△ウシャンギ・コカウリ(アゼルバイジャン)

[準決勝]
原沢久喜○GS横四方固(GS0:47)△ヘンク・フロル(オランダ)

[決勝]
原沢久喜△隅落(1:29)○キム・スンミン(韓国)

影浦心(日本中央競馬会)
成績:3位


[2回戦]
影浦心○合技[背負投・横四方固](2:03)△オニセ・ブガゼ(ジョージア)

[準々決勝]
影浦心△優勢[技有・袖釣込腰]○オ-ル・サッソン(イスラエル)

[敗者復活戦]
影浦心○GS背負投(GS0:48)△ヤキフ・ハモー(ウクライナ)

※ eJudoメルマガ版2月10日掲載記事より転載・編集しています。

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