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決勝も5-0のパーフェクトゲーム、大牟田の勢い最後まで衰えず・第18回水田三喜男杯争奪選抜高等学校柔道大会男子レポート②準決勝~決勝

(2019年1月24日)

※ eJudoメルマガ版1月24日掲載記事より転載・編集しています。
決勝も5-0のパーフェクトゲーム、大牟田の勢い最後まで衰えず
第18回水田三喜男杯争奪選抜高等学校柔道大会男子レポート②準決勝~決勝
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→詳細レポート①1回戦~準々決勝

■ 準決勝~決勝
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大牟田の次鋒服部大喜が崇徳・飯田恒星の大内刈を振り返して「一本」

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中堅戦、崇徳の福永夏生が石本慎太郎から支釣込足「一本」。大牟田はこれが今大会の初失点。

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大牟田の副将森健心が崇徳・福本佑樹から背負投「一本」

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大牟田は大将久保田皓晴が豪快な払腰「一本」。強豪崇徳を相手にスコアは4-1まで伸びた。

【準決勝】

大牟田高(福岡) 4-1 崇徳高(広島)
(先)竹市大祐〇送襟絞(0:45)△徳持英隼
(次)服部大喜〇大内返(1:05)△飯田恒星
(中)石本慎太郎△支釣込足(1:03)〇福永夏生
(副)森健心〇背負投(0:52)△福本佑樹
(大)久保田皓晴〇払腰(2:50)△毛利允弥

大牟田が崇徳を粉砕。先鋒竹市はケンカ四つの徳持英隼を相手に肩車から相手を引き込むなり変形の送襟絞。「秒殺」を確信した自信満々の手順進行を徳持止められず45秒「一本」。

次鋒戦は服部大喜が左相四つの飯田恒星から8秒場外の「指導」を奪いこの試合も大牟田が優勢。飯田奮起して左内股、大外刈、大内刈と立て続けに技を繰り出すが、しかし手ごたえありと見てひときわ勢いよく左大内刈に飛び込んだ1分5秒、服部の大内返に捕まってしまう。弾き返す形で反時計回りに回し、相手をまたいで被った服部の背後で主審迷わず「一本」を宣告。

第3試合は崇徳のエース福永夏生が意地を見せる。大牟田の1年生レギュラー石本慎太郎を相手に組み際の右大外刈でまず攻めこみ、37秒にはケンケンの大内刈を押し込んで「技有」奪取。これで完全に場を掌握、1分3秒には相四つ横変形の組み合いから支釣込足一撃。高い位置で襟を握り込んだ釣り手を離さず押し込み「一本」。スコアはひとつ詰まって2-1、大牟田は23試合目にしてこれが初めての失点。

しかし大牟田ペースはまったく変わらない。副将戦は森健心が福本佑樹を引きずり出す形の左内股で攻め、52秒には左背負投を決めて悠揚「一本」。大将戦も久保田皓晴がケンカ四つの毛利允弥を圧倒、41秒双方への片手の咎による「指導」は貰ったものの、続く展開で右内股を2連発、ふわりと毛利を浮かせてどうやら手ごたえを得る。2分50秒には時計回りに誘導する作りから右払腰を合わせて豪快「一本」。

大牟田、準決勝にしてついに失点したがその勢いは止まらず。4-1の大差で決勝進出を決めた。スコアもすさまじいが、強豪崇徳を相手に勝って当然とばかりの「上から目線」、相手を呑んでかかる自信満々の試合態度が強く印象に残った。

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準決勝第2試合、東海大浦安の次鋒勝野好誠が修徳・竹下博隆から小内刈「技有」。

修徳高(東京) ②-2 東海大浦安高(千葉)
(先)岡田尚樹×引分×藤野雄大
(次)竹下博隆△優勢[技有・小内刈]〇勝野好誠
(中)中村和真△優勢[技有・払腰]〇山口璃空
(副)小嶋洸成〇合技[払巻込・後袈裟固](3:42)△藤見直樹
(大)長尾光真〇優勢[僅差]△髙橋輝大

いずれも粘りが身上のチーム。東海大浦安は前戦同様ポイントゲッター岡本泰崇を負傷で欠き、しぶとい選手を揃えて大将の髙橋輝大に繋ごうという布陣。一方の修徳は先鋒の岡田尚樹と副将の小嶋洸成に重心があり、最後を60kg級の好選手長尾光真で締めようというセパレート布陣を敷いた。双方総合力勝負ではあるが、平均値の高い東海大浦安に対し勝負どころの凹凸が比較的はっきりしている修徳という形。

先鋒戦、修徳にとっては是が非でも得点が欲しいポジションだが、この試合は藤野雄大がいかにも今代の東海大浦安らしいしぶとさを発揮。絞って、密着して、巻き込んでと岡田尚樹に十分な形を作らせない。1分35秒に藤野に偽装攻撃の「指導」が与えられたのみでタイムアップ、この試合は引き分けに終わる。

ここからの2試合は東海大浦安の勝負ポジション。次鋒戦は勝野好誠が右内股に右袖釣込腰と仕掛けて攻勢、あと一歩で得点には至らずも、引き分けが見え始めた残り1分となったところで右内股から返す刀で小内刈に連絡。伏せた竹下博隆に乗り上げるように捲りあげて「技有」を得る。以降守りに入って押し込まれる場面が目立ったものの、このまま優勢勝ちで東海大浦安に貴重な先制点をもたらす。

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山口璃空が中村和真から「技有」。これで東海大浦安のリードは「2」に広がる。

中堅戦は東海大浦安・山口璃空が背中を抱いて、脇を差してと得意の密着柔道を展開、右大内刈に右小外掛と積極的に攻める。一方の中村和真もバランスよく凌ぎ続け、試合が膠着した1分15秒両者に消極的との咎で「指導」。このまま残り1分まで時計の針が進む。引き分けが見え始めたこの時間帯、しかし山口は引き手で袖、釣り手で襟と得て十分な形を作ると圧を掛けて中村を場外際まで追い詰める。中村が圧を逸らそうと牽制の左内股を仕掛けると、待ち構えた山口これを透かして右前隅に押し込み内股透「技有」。このポイントを守り切った山口が優勢勝ちを果たした。この時点でスコアは2-0、東海大浦安がリード。

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副将戦、修徳の小嶋洸成が藤見直樹から払巻込「技有」。そのまま抑え込んで一本勝ちを果たす。

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大将戦、勝利以外にない修徳の長尾光真が必死の攻めを見せる

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残り3秒、東海大浦安の髙橋輝大が痛恨の「場外」

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意外な形で試合決着、逆転で修徳の決勝進出が決まった。

防衛ポジション2つをいずれも「技有」優勢で失うという結果を受けて、修徳はここからが得点ブロック。しかし副将のエース小嶋洸成は、左相四つの藤見直樹の粘りを前に苦戦。袖を絞って、横変形にずれて、組み手をいなしてとしぶとい藤見との組み手の攻防に時間を割かされ、29秒双方に消極的との咎による「指導」。しかし徐々に小嶋の圧力が効き始め、中盤以降は奥襟を持つ時間が多くなる。ここから強引に左払巻込を仕掛け続けると藤見は次第に手詰まり。試合終了が近づいた3分30秒、小嶋は奥襟と引き手を得た十分な形を作ると、左大内刈、左小外刈、左内股と3つ技を繋ぎ、この連携の後に生まれたエアポケットに強烈な左払巻込を叩き込む。連続技を凌ぎ切った後の一瞬の隙を突かれた藤見は堪らず吹っ飛び「技有」。そのまま小嶋が後袈裟固で抑え込み、3分42秒合技「一本」。修徳はなんとか襷を大将戦へと繋ぐ。この時点でスコアは2-1、東海大浦安がリード。

どのような形でも勝利すれば修徳、負けさえしなければ東海大浦安の勝利という状況で迎えた大将戦は長尾光真と髙橋輝大ともに左組みの相四つ。

後のない長尾は担ぎ技を連発、幾度か惜しい場面があったものの、髙橋が紙一重で耐えてポイントには至らない。2分35秒、長尾の左背負投を髙橋が抱分で返すも、確認の結果背中が畳に着いていないとされた模様でポイントなし。以降も長尾はよく攻め、残り29秒には髙橋に消極的の「指導1」。しかしさらに1つの「指導」を得るだけの状況を詰む時間は残されておらず、体格に勝る髙橋がテクニカルファウルを犯す可能性は僅少。引き分け濃厚な情勢である。

長尾は残り10秒に回しこむ作りからの左背負投で髙橋を大きく崩すが投げ切るには至らず、続く展開では左背負投が抜けてしまい残り時間3秒で「待て」。修徳は万事休す。このまま東海大浦安の勝利かと思われたが、ここで髙橋が組み合うことを嫌い自ら場外に出るミスを犯す。髙橋が畳を割ると同時に終了のブザーが鳴るが、ここで主審は合議を招集。結果下された判定は髙橋に対する場外の「指導2」。これによって反則累積に2つの差がつき、長尾の僅差優勢勝ちが決定。2対2の内容差で修徳が決勝へ駒を進めることとなった。

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圧勝続きで勝ち上がってきた大牟田

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接戦を制し続けた修徳

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先鋒戦、「技有」リードの大牟田・竹市大祐が田中佑弥から大外刈「一本」。

【決勝】

大牟田高(福岡) - 修徳高(東京)
(先)竹市大祐 - 田中佑弥
(次)石本慎太郎 - 岡田尚樹
(中)森健心 - 竹下博隆
(副)久保田皓晴 - 小嶋洸成
(大)服部大喜 - 中村和真

圧勝続きで勝ち上がってきた大牟田と、接戦をしぶとく勝ち抜いてきた修徳の対戦。

戦力からすれば大牟田の勝利自体は動かないかと思われる。これはひとまず前提としておき、修徳がどこまでスコアを抑えるかが試合観察の目当てだ。両軍のポイントゲッターの位置はずれており、エース格の竹市大祐と森健心が出動する先鋒戦と中堅戦、そして大将戦の3ポジションは大牟田の得点がほぼ確実。修徳がポイントゲッターの次鋒岡田尚樹、そしてエースの副将小嶋洸成で取り返してスコア上の接戦を演出できるかどうかがみものだ。

先鋒戦は大牟田の竹市大祐、修徳・田中佑弥ともに左組みの相四つ。15秒、竹市立ち姿勢から両袖を絞り込むなり腕をまとめて右袖釣込腰。浮き上がった田中右足を着いて耐えるが竹市引き付け良く、頭を相手の脇下に突っ込んで固定して投げ切り早くも「技有」。直後引き手で袖を握り込むとそのまま決して離さず、そのプレッシャーだけで田中はどんどん手が詰まっていく。頃合い良しとばかりに1分21秒、絞り込んだ両手をまとめて左大外刈に乗り込むともはや為すべきことのなくなった田中は逆らえず、真裏に刈り落とされて「技有」。合技の一本勝ちで先制点は大牟田の手に落ちる。

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次鋒戦、大牟田の1年生レギュラー石本慎太郎が岡田尚樹から大外刈でまず「技有」。

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中堅戦、森健心が竹下博隆を内股で攻める

次鋒戦は石本慎太郎が右、岡田尚樹が左組みのケンカ四つ。修徳にとってはひとつポイントとなるポジションだが、15秒石本が強引に右大外刈に乗り込み「技有」奪取。修徳に体勢を立て直すきっかけを与えない。
奮起した岡田は引き手争いから釣り手で奥襟を掴んでの左内股、1分過ぎには左大内刈と威力ある技を打ち返して反撃。石本の攻めもしっかり凌いでどうやら戦い方を見出した模様。

しかし石本1分25秒には背負投様に腕をまとめての右体落。これで岡田を大きく崩して手ごたえを得ると、1分42秒に右背負投から今度は大内刈へ連絡。岡田耐えられず畳に落下、2つ目の「技有」。この試合も合技「一本」で大牟田が早くも2点目を確保。

中堅戦は森健心が左、竹下博隆が左組みのケンカ四つ。森しっかり二本を得て31秒に左内股、竹下大きく浮き上がって腹ばいに畳に落ち「待て」。
竹下なんとか抵抗せんと果敢に奥襟を叩くが森はこれを受け入れて鋭く体を回すと左背負投。もたれかかるように前隅に崩し、体を預けると竹下逆らえず背中から畳に押し付けられて56秒「一本」。これでスコアは3-0、あっという間に大牟田の勝利が決定。

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副将戦、修徳の小嶋洸成が意地の左内股「技有」

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しかし終盤久保田皓晴が右払巻込で「技有」、このまま抑え込んで逆転勝ち。

副将戦は久保田皓晴が右、修徳のエース小嶋洸成が左組みのケンカ四つ。小嶋が片手の左内股でまず攻め、久保田は右背負投を狙うことで対抗。1分過ぎに小嶋が左内股で久保田を腹ばいに崩して「腰絞め」を狙うが獲り切れず「待て」。
久保田は釣り手を内側から挙げて奥襟を掴み、良い形を作る。小嶋我慢出来ずに背中を抱くがベンチから「ダメだ!」と声が飛び、いったん組み手はリセットとなる。久保田は牽制の大内刈、小嶋はその起こりに谷落を仕掛けて伏せさせ、捲りに掛かるが獲り切れず「待て」。直後久保田釣り手を良い形で得ると右払腰を仕掛けて、試合は一進一退。

小嶋なかなか良い形を作れないが、それまでの文脈と関係なくいきなり大技が飛び出すのがこの選手の特徴。残り42秒、力任せに左内股を放つと久保田は予想以上の威力に耐え切れず転がり「技有」。

このまま修徳が1点を返すかと思われたが、残り16秒に様相一変。がっちり奥襟を得た久保田が右大内刈でいったん小嶋の動きを止め、作用足を戻さずそのまま右払腰。さらに引き手を深く抱き込んで払巻込に連絡する。小嶋は足を引いて踏ん張った姿勢のまま引き手を持っていかれて体が伸びてしまう。顔から畳に突っ込んだ小嶋に久保田が体を預けて強引に回し切り「技有」。預けた体の密着を解かにまま袈裟固に抑え込むと小嶋は万事休す。あっという間に10秒が経過し3分55秒合技の「一本」。久保田の逆転勝ちで大牟田が4点目を得る。 修徳は唯一最大の打撃力である小嶋をもってしても得点できず、どころか失点という極めて厳しい事態。

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大将戦、服部大喜が中村和真から小外掛「一本」

大将戦は大牟田・服部大喜、修徳・中村和真ともに左組みの相四つ。33秒服部に袖口を絞り込んだ咎による「指導」。中村は左一本背負投を中心によく粘り、折を見ては両襟を掴んでのあおりに奥襟を掴んでの圧力と展開を散らしながらチャンスを伺う。

1分過ぎに中村が小外刈を放つが、たたらを踏まされた服部崩れ切らず浮落で返しに掛かり中村が危うく伏せて「待て」。試合展開やや服部に傾いた印象。1分59秒には中村に場外の咎による「指導」。2分半過ぎには服部が大外刈で崩し、得意の「脚三角」で回しかけて攻勢。

3分2秒、服部が組み際に左小外掛に抱きつくと、深く浸入を許した中村こらえ切れず。背中から畳に落ちて「一本」。これで全5試合が終了した。

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試合終了。決勝は5つの「一本」を並べた大牟田の圧勝に終わった。

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試合後、訓示する杉野健次郎監督。

大牟田高(福岡) 5-0 修徳高(東京)
(先)竹市大祐〇合技[袖釣込腰・大外刈](1:21)△田中佑弥
(次)石本慎太郎〇合技[大外刈・大内刈](1:42)△岡田尚樹
(中)森健心〇背負投(0:56)△竹下博隆
(副)久保田皓晴〇合技[払巻込・袈裟固](3:55)△小嶋洸成
(大)服部大喜〇小外掛(3:02)△中村和真

大牟田の強さが遺憾なく発揮された試合。

大牟田は関東遠征で唯一出場したこの水田杯でしっかり優勝。しかも30戦して失点は僅かに1つ、マークした26勝はすべて「一本」(1つの「指導3」による反則を含む)というまさに圧勝で存分にその力を示した。「メジャー大会で優勝する」「圧勝して力を示す」ミッションに対し、満額回答と言って良い出来である。アピールとしては十分以上。本戦における四つ角ピックアップ、それも第2シード以上は確実と見て良いだろう。

前代から活躍する森と竹市の攻撃力の高さは勿論だが、それ以上に周辺戦力の強さが今代の強み。安定感ある服部と久保田はもちろん、1年生石本のスケール感あふれる柔道は今後も期待大。サイズ、強さ、枚数とこれだけの厚みがあるチームは、他にはちょっと見当たらない。あとは森が絶対のエースと言われるようなところまで成長すれば、常の年なら間違いなく全国制覇レベルである。超高校級のエース斉藤立を押し立てて今代の優勝候補筆頭に挙げられている国士館との対戦は、今代の花形対決となるはず。

一方の修徳は対戦相性決して悪しからずと思われたエース小嶋までが敗れ、この試合に関しては為す術がなかった。
しかしチームとしては得るもの大きい大会であったはず。招待試合の度に戦いのグレードを上げ、今期最後のエントリーとなったこの水田杯ではついに決勝進出。全国進出枠「3」が与えられる東京都予選に向けて着々体勢が整いつつあるという印象だ。シード権がなく、抽選次第でどこに入るかわからない修徳は代表争いのキャスティングボードを握る存在。まずは組み合わせ抽選に注目である。代表権獲得のカギは、エース小嶋が相手の徹底防衛をはねのける具体的な方法論を獲得し得るかどうか。

修徳、そして昨年に続いての千葉勢の健闘(木更津総合と対抗馬の東海大浦安に加えて、市立習志野の勝負強さが印象的であった)、さらに松尾杯に続いて力を見せた東海大高輪台に田村、と光るチーム多き大会であったが、やはり最大のトピックは大牟田の圧倒的な強さ。会場の誰もが圧勝を期待する中、次々に、それも平然と「一本」を取り続ける選手たちの強さは圧巻であった。これをお伝えして第18回水田杯のレポートを終えたい。

「招待試合サーキット」は翌日、同じ千葉県の国際武道大で行われる最終戦・若潮杯武道大会へと引き継がれていく。

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優勝の大牟田高

【入賞者】
(エントリー60チーム)
優 勝:大牟田高(福岡)
準優勝:修徳高(東京)
第三位:崇徳高(広島)、東海大浦安高(千葉)
優秀校:桐蔭学園高(神奈川)、市立習志野高(千葉)、東海大高輪台高(東京)、木更津総合高(千葉)
最優秀選手:森健心(大牟田高)
優秀選手:服部大喜(大牟田高)、小嶋洸成(修徳高)、福永夏生(崇徳高)、山口璃空(東海大浦安高)、中野智博(桐蔭学園高)、関本賢太(市立習志野高)、石村健真(東海大高輪台高)、唯野己哲(木更津総合高)

大牟田・杉野健次郎監督のコメント
「(-初出場の意図は?)千葉県から選手が入ってくれて、その縁でお誘いを頂きました。勝負の年だと思っていますし、強化の意味も込めて参加を決めました。(-圧倒的な強さでしたね?)今日は出来過ぎです(笑)。ちょっと変な試合をしてくれたほうが課題が見つかって良いのですが、選手たちに気合いが入っていました。 (-森、竹市の両選手以外も非常に充実しています)そうですね。あの2人がいることの相乗効果、頑張らなきゃという雰囲気がチーム全体にあります。服部などは地元出身で、中学の時は県大会に出られるかどうかという普通の子。それがこの雰囲気の中で頑張ってここまで来た。みなまだまだ進化してくれると思います。(-打倒国士舘に向けて?)斉藤立選手は別格の存在で、しかも3冠のうち2大会は抜き勝負ですからこれは簡単ではありません。森と竹市のリーダーシップに皆が巻き込まれて、という形で、全員で立ち向かっていきます。これをスタートにまずは福岡県予選をきちんとクリアすることを考えます。」

【1回戦】
大宮工高(埼玉) 2-0 八戸西高(青森)
千葉経大付高(千葉) 2-1 白鴎大足利高(栃木)
北海高(北海道) 5-0 安房高(千葉)
四日市中央工高(三重) 4-0 大原高(千葉)
田村高(福島) 2-1 安田学園高(東京)
大牟田高(福岡) 5-0 帝京長岡高(新潟)
箕島高(和歌山) 4-1 春日部東高(埼玉)

盛岡大附高(岩手) 4-1 水戸葵陵高(栃木)
東海大翔洋高(静岡) 3-2 拓大紅陵高(千葉)
國學院大栃木高(栃木) 4-0 秋田商高(秋田)
市立習志野高(千葉) 5-0 西武台高(埼玉)
青森北高(青森) 4-0 京華学園高(東京)
山形工高(山形)〇不戦△関西高(岡山)
長崎南山高(長崎) 4-0 東京学館高(千葉)

作新学院高(栃木) 3-2 若松商・会津農林・坂下高合同チーム(福島)
市立船橋高(千葉) 3-1 佐久長聖高(長野)
埼玉栄高(埼玉) 5-0 千葉県第2地区選抜チーム(千葉)
近大福山高(広島) 1-0 成田高(千葉)
東海大高輪台高(東京) ②-2 東北高(宮城)
長崎日大高(長崎) 5-0 千葉県第3地区選抜チーム(千葉)

文星芸大附高(栃木) ①代-1 湯沢湘北高(秋田)
佐賀商高(佐賀) 3-0 県立千葉高(千葉)
羽黒高(山形) 5-0 千葉商大付高(千葉)
修徳高(東京) 5-0 八戸学院光星高(青森)
開志国際高(新潟) 5-0 武蔵越生高(埼玉)
前橋商高(群馬) 5-0 千葉工高(千葉)
近江高(滋賀) 5-0 東日本国際昌平高(福島)

【2回戦】
桐蔭学園高(神奈川) 4-0 大宮工高(大宮)
北海高(北海道) 2-0 千葉経大附高(千葉)
田村高(福島) 2-0 四日市中央工高(三重)
大牟田高(福岡 5-0 箕島高(和歌山)

崇徳高(広島) 5-0 盛岡大附高(岩手)
國學院大栃木高(栃木) 3-0 東海大翔洋高(静岡)
市立習志野高(千葉) 2-1 青森北高(青森)
長崎南山高(長崎) 2-1 山形工高(山形)

大成高(愛知) 4-1 作新学院高(栃木)
東海大浦安高(千葉) 5-0 市立船橋高(千葉)
埼玉栄高(埼玉) 3-0 近大福山高(広島)
東海大高輪台高(東京) 3-0 長崎日大高(長崎)

木更津総合高(千葉) 4-0 文星芸大附高(栃木)
佐賀商高(佐賀) 3-0 羽黒高(山形)
修徳高(東京) ②代-2 開志国際高(新潟)
前橋商高(群馬) 3-2 近江高(滋賀)

【3回戦】
桐蔭学園高 2-0 北海高
大牟田高 4-0 田村高
崇徳高 3-0 國學院大栃木高
市立習志野高 3-1 長崎南山高
東海大浦安高 2-1 大成高
東海大高輪台高 ①-1 埼玉栄高
木更津総合高 3-1 佐賀商高
修徳高 ②-2 前橋商高

【準々決勝】

大牟田高 3-0 桐蔭学園高
(先)竹市大祐〇背負投(0:40)△佐々木光太朗
(次)久保田皓晴×引分×安藤健志
(中)石本慎太郎×引分×中野智博
(副)森健心〇袖釣込腰(0:16)△山本成寿
(大)服部大喜〇浮腰(2:24)△町方昂暉

崇徳高 ②-2 市立習志野高
(先)毛利允弥×引分×関本賢太
(次)飯田恒星〇小内刈(2:42)△子安麟太郎
(中)徳持英隼△優勢[技有・巴投]〇市川晃次郎
(副)福永夏生〇内股(0:11)△飯塚大貴
(大)福本佑樹△大外刈(1:42)〇桒田真雄

東海大浦安高 3-0 東海大高輪台高
(先)勝野好誠〇合技[膝車・肩固](2:47)△孫俊峰
(次)山口璃空〇小外刈(0:32)△石間勇斗
(中)髙橋輝大〇合技[背負投・大内刈](1:21)△的場光太朗
(副)藤見直樹×引分×柴野明紀
(大)藤野雄大×引分×石村健真

修徳高 ②-2 木更津総合高
(先)長尾光真×引分×森海南杜
(次)岡田尚樹〇大外刈(1:38)△飯田空翔
(中)竹下博隆△小外刈(2:24)〇金澤聡瑠
(副)小嶋洸成〇内股(1:21)△北條嘉人
(大)中村和真△優勢[技有・巴投]〇唯野己哲

【準決勝】

大牟田高 4-1 崇徳高
(先)竹市大祐〇送襟絞(0:45)△徳持英隼
(次)服部大喜〇大内返(1:05)△飯田恒星
(中)石本慎太郎△支釣込足(1:03)〇福永夏生
(副)森健心〇背負投(0:52)△福本佑樹
(大)久保田皓晴〇払腰(2:50)△毛利允弥

修徳高 ②-2 東海大浦安高
(先)岡田尚樹×引分×藤野雄大
(次)竹下博隆△優勢[技有・小内刈]〇勝野好誠
(中)中村和真△優勢[技有・払腰]〇山口璃空
(副)小嶋洸成〇合技[払巻込・後袈裟固](3:42)△藤見直樹
(大)長尾光真〇優勢[僅差]△髙橋輝大

【決勝】

大牟田高 5-0 修徳高
(先)竹市大祐〇合技[袖釣込腰・大外刈](1:21)△田中佑弥
(次)石本慎太郎〇合技[大外刈・大内刈](1:42)△岡田尚樹
(中)森健心〇背負投(0:56)△竹下博隆
(副)久保田皓晴〇合技[払巻込・袈裟固](3:55)△小嶋洸成
(大)服部大喜〇小外掛(3:02)△中村和真


文責:古田英毅
取材・撮影:eJudo編集部

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