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[速報]国士舘高が優勝、食らいつく東海大相模高を代表戦で振り切る・第35回若潮杯争奪武道大会男子の部

(2018年12月27日)

※ eJudoメルマガ版12月27日掲載記事より転載・編集しています。
[速報]国士舘高が優勝、食らいつく東海大相模高を代表戦で振り切る・第35回若潮杯争奪武道大会男子の部
第35回若潮杯争奪武道大会男子の部
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決勝、代表戦で国士館高の斉藤立が東海大相模高・近藤那生樹から大外刈「一本」

冬の高校招待試合シリーズを締める第35回若潮杯争奪武道大会(主催・公益財団法人日本武道館、学校法人国際武道大学)が27日、国際武道大学(勝浦市)で全国から選抜された男女それぞれ16校が参加して行われ、男子は国士舘高(東京)が優勝した。

準決勝まで圧勝続きの国士舘は、決勝で東海大相模高(神奈川)と対戦。23日の松尾杯では国士舘が3-0で勝利しているカードだが、この試合はオーダー順、試合内容と手を尽くした東海大相模ペース。先鋒戦で近藤那生樹が藤永龍太郎と引き分けると、次鋒戦では有馬雄生が岡田陸から背負投「技有」を奪って先制。岡田がレギュラー争いの渦中にある立場ということもあってここまでは国士舘のダメージは限定的だったが、続く中堅戦では工藤海人が今季ポイントゲッター役を務める長谷川碧の弱気になった瞬間を見逃さず、下がり際に小外刈を合わせて劇的な「一本」。この時点でスコアは2-0、東海大相模が決定的なリード。

最悪でも「技有」確保が必須の状況で出動した国士舘の副将道下新大だが、山本銀河の前に大外巻込を掛け潰れ続け得点の気配は漂わず。このまま引き分けで東海大相模の勝利濃厚と思われた残り30秒、しかし道下は山本の組み際の大内刈をきっかけに払巻込に滑り込み、強引に回し切って「技有」確保。殊勲の優勢勝ちで大将斉藤立に襷を繋ぐ。

この時点でシナリオは国士舘の側に戻る。大将戦は斉藤が菅原光輝を30秒左内股「一本」、迎えた代表者1名による決定戦は斉藤が今度は近藤那生樹を開始15秒の左大外刈「一本」に仕留めて試合終了。国士舘の優勝が決まった。

国士舘にライバル見当たらず例年に比べると比較的淡々と進んだ大会だったが、東海大相模の執念で最後に見ごたえのあるドラマが待っていた。冬季シリーズを締めるにふさわしい熱戦だった。

入賞者と予選リーグ全試合の結果、準々決勝以降の対戦詳細は下記。


取材・文:古田英毅/eJudo編集部
写真:eJudo編集部

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優勝の国士舘高

【入賞者】
(エントリー16チーム)

優 勝:国士舘高(東京)
準優勝:東海大相模高(神奈川)
第三位:天理高(奈良)、東海大仰星高(大阪)

【予選リーグAブロック】
①天理高(奈良) 3勝0敗 一本勝ち8
②白鴎大足利高(栃木) 2勝1敗 一本勝ち7
③安田学園高(東京) 1勝2敗 一本勝ち3
④東海大翔洋高(静岡) 0勝3敗 一本勝ち0

天理高 3-1 安田学園高
白鴎大足利高 5-0 東海大翔洋高
天理高 3-0 東海大翔洋高
白鴎大足利高 ②-2 安田学園高
天理高 3-1 白鴎大足利高
安田学園高 3-0 東海大翔洋高

【予選リーグBブロック】
①東海大仰星高(大阪) 3勝0敗 一本勝ち9
②東海大浦安高(千葉) 2勝1敗 一本勝ち10
③大原高(千葉) 1勝2敗 一本勝ち2
④足立学園高(東京) 0勝3敗 一本勝ち1

東海大仰星高 3-1 東海大浦安高
大原高 2-1 足立学園高
東海大浦安高 5-0 足立学園高
東海大仰星高 4-1 大原高
東海大浦安高 4-0 大原高
東海大仰星高 4-0 足立学園高

【予選リーグCブロック】
①東海大相模高(神奈川) 2勝0敗 一本勝ち6
②東北高(宮城) 1勝1敗 一本勝ち3
③開志国際高(新潟) 0勝2敗 一本勝ち1
※3チームによるリーグ戦

東北高 4-0 開志国際高
東海大相模高 4-1 開志国際高
東海大相模高 2-0 東北高

【予選リーグDブロック】
①国士舘高(東京) 3勝0敗 一本勝ち14
②神戸国際大附高(兵庫) 1勝1敗1引分 一本勝ち5
③東海大甲府高(山梨) 1勝1敗1引分 一本勝ち4
④東海大福岡高(福岡) 0勝3敗 一本勝ち0


国士舘高 4-0 神戸国際大附高
東海大甲府高 4-0 東海大甲府高
国士舘高 5-0 東海大福岡高
神戸国際大附高 0-0 東海大甲府高
国士舘高 5-0 東海大甲府高
神戸国際大附高 5-0 東海大福岡高

【準々決勝】

天理高 ①代-1 東海大浦安高
(先)佐藤輝斗×引分×勝野好誠
(次)瀬戸駿之介△隅返〇菊川純平
(中)鈴木太陽×引分×山口璃空
(副)池田凱翔×引分×藤見雄大
(大)井上直弥〇小外刈△藤野好誠
(代)鈴木太陽〇大外刈△山口璃空

東海大相模高 3-0 神戸国際大附高
(先)近藤那生樹〇反則△坂元香月
(次)工藤海人×引分×南大介
(中)藤島将太×引分×騰川雄一朗
(副)山本銀河〇優勢[技有・隅落]△島健輔
(大)菅原光輝〇優勢[技有・大外刈]△石山陽太

国士舘高 5-0 白鴎大足利高
(先)藤永龍太郎〇支釣込足△澤口宗志
(次)鈴木郷生〇優勢[僅差]△木村力也
(中)長谷川碧〇内股△矢野治凱
(副)道下新大〇合技△岡崎竜丸
(大)斉藤立〇合技△萩原龍聖

東海大仰星高 4-1 東北高
(先)永竿慶弥〇大内刈△上村汐音
(次)嘉村悦生△内股〇荒井健友
(中)中村雄太〇縦四方固△日野陽斗
(副)柏野亮太〇優勢[技有・背負投]△宮本辰輝
(大)岩本莉樹〇袖釣込腰△安野雅也

【準決勝】

東海大相模高 2-0 天理高
(先)有馬雄生〇優勢[僅差]△鈴木太陽
(次)近藤那生樹〇大内刈(2:34)△瀬戸駿之介
(中)菅原光輝×引分×佐藤佐藤輝斗
(副)工藤海人×引分×池田凱翔
(大)山本銀河×引分×井上直弥

国士舘高 4-0 東海大仰星高
(先)鈴木郷生〇大外刈(2:15)△岩本莉樹
(次)長谷川碧〇内股(0:08)△柏野亮太
(中)斉藤立〇内股(0:18)△嘉村悦生
(副)道下新大〇腕挫十字固(2:04)△永竿慶弥
(大)藤永龍太郎×引分×中村雄太

【決勝】

国士舘高 ②代-2 東海大相模高
(先)藤永龍太郎×引分×近藤那生樹
(次)岡田陸△優勢[技有・背負投]〇有馬雄生
(中)長谷川碧△小外刈(3:29)〇工藤海人
(副)道下新大〇優勢[技有・払巻込]△山本銀河
(大)斉藤立〇内股(0:30)△菅原光輝
(代)斉藤立〇大外刈(0:15)△近藤那生樹

※ eJudoメルマガ版12月27日掲載記事より転載・編集しています。

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