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[速報]丸山城志郎が阿部一二三破って優勝、60kg級は永山竜樹が制す・グランドスラム大阪2018第1日男子

(2018年11月23日)

※ eJudoメルマガ版11月23日掲載記事より転載・編集しています。
[速報]丸山城志郎が阿部一二三破って優勝、60kg級は永山竜樹が制す
グランドスラム大阪2018第1日男子(60kg級、66kg級)
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66kg級決勝、丸山城志郎が阿部一二三から巴投「技有」

日本で行われる年間唯一のIJFワールドツアー大会、グランドスラム大阪2018が23日、丸善インテックアリーナ大阪(大阪市)で開幕。初日は男女軽量2階級ずつの競技が行われた。

男子66kg級は丸山城志郎(ミキハウス)が優勝。決勝は世界選手権2連覇中で今大会で2019年東京世界選手権代表内定を狙う阿部一二三(日本体育大3年)を得意の左内股の威力を晒して下げ続け、GS延長戦にこの左内股から繋いだ両脚の巴投「技有」で勝負を決めた。丸山はこれがグランドスラム大会初優勝、ワールドツアー大会は2016年グランプリ・アルマティ、ことし5月のグランプリ・フフホトに続く3度目の優勝。

4月の全日本選抜体重別を制した丸山は8月のアジア大会では決勝で敗れ、続く講道館杯も直前に膝の負傷で欠場してこの大会に捲土重来を期していた。試合後は報道陣の質問に答えて「実績では先を行かれているが、組んだ感触では、自分が負ける相手ではないと思っていた」と自信にあふれた様子で対阿部戦を振り返り、「勝ったここからがスタート」と五輪代表争いに手ごたえを感じている様子だった。

阿部にとって丸山は2015年講道館杯で敗れリオ五輪の夢を砕かれた因縁の相手、そしてその際に投げられた技も巴投だった。試合後は「同じ形で2度投げられたことをしっかり受け止めたい」と冷静に試合を振り返り、「チャンスが何度かあったのにそこで決め切れなかったことが課題」と前を向いていた。

阿部は丸山評を問われて「66kg級では一番のライバル、強い選手と思っている」と返答。阿部一強が続いていた66kg級にも、強化陣にとっては待望ともいうべき「同階級内の競り合い」がついに生まれることとなった。

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60kg級決勝、永山竜樹がヤゴ・アブラゼを裏投で放る。

男子60kg級は9月のバクー世界選手権で銅メダルを獲得した永山竜樹(東海大4年)が優勝。決勝ではこの日ここまで、2015年世界王者イェルドス・スメトフ(カザフスタン)に世界選手権で3度銅メダル獲得のキム・ウォンジン(韓国)を破って台風の目であったヤゴ・アブラゼ(ロシア)を圧倒。裏投「技有」で勝利を決めた。

この大会の優勝に2019年東京世界選手権の代表内定が掛かっていた世界王者・髙藤直寿(パーク24)は初戦で敗退。リオデジャネイロ五輪以来の戦線復帰となるキム・ウォンジンに「指導3」の反則で敗れた。

髙藤は世界選手権準決勝の永山戦で膝の靭帯を負傷、本格復帰してからまだ3週間だった。試合後は「自分どうこうよりは相手が強かった。稽古出来ていない状態で戦うのは相手に失礼だった。」と冷静に語り、「勝ち続けたかったが、こういう経験もいいのではと思う。リセットしてまた一からオリンピックを目指したい」と捲土重来を期していた。

各階級の入賞者と準々決勝以降の結果は下記。

→第1日男子プレビュー
→男子第1日全試合結果
→第1日男子レポート

取材・文:eJudo編集部
撮影:乾晋也/辺見真也

■ 60kg級
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60kg級優勝の永山竜樹

(エントリー35名)

【入賞者】
1.NAGAYAMA, Ryuju (JPN)
2.ABULADZE, Yago (RUS)
3.KIM, Won Jin (KOR)
3.OSHIMA, Yuma (JPN)
5.TAKABATAKE, Eric (BRA)
5.SHISHIME, Toru (JPN)
7.PELIM, Phelipe (BRA)
7.SMETOV, Yeldos (KAZ)

【日本代表選手結果】
永山竜樹(東海大4年):優勝
大島優磨(旭化成):3位
志々目徹(了徳寺学園職):5位
髙藤直寿(パーク24):2回戦敗退

【準々決勝】
永山竜樹○合技[背負投・背負投](2:23)△フェリペ・ペリム(ブラジル)
大島優磨○合技[体落・背負投](3:15)△エリック・タカバタケ(ブラジル)
キム・ウォンジン(韓国)○GS反則[指導3](GS2:15)△志々目徹
ヤゴ・アブラゼ(ロシア)○合技[外巻込・隅落](3:50)△イェルドス・スメトフ(カザフスタン)

【敗者復活戦】
エリック・タカバタケ(ブラジル)○優勢[技有・小内刈]△フェリペ・ペリム(ブラジル)
志々目徹○GS技有・隅落(GS1:12)△イェルドス・スメトフ(カザフスタン)

【準決勝】
永山竜樹○優勢[技有・隅返]△大島優磨
ヤゴ・アブラゼ(ロシア)○合技[隅落・小内刈](0:58)△キム・ウォンジン(韓国)

【3位決定戦】
キム・ウォンジン(韓国)○GS袖釣込腰(GS3:08)△エリック・タカバタケ(ブラジル)
大島優磨○GS反則[指導3](GS2:05)△志々目徹

【決勝】
永山竜樹○優勢[技有・裏投]△ヤゴ・アブラゼ(ロシア)

■ 66kg級
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66kg級優勝の丸山城志郎

(エントリー37名)

【入賞者】
1.ABE, Hifumi (JPN)
2.MARUYAMA, Joshiro (JPN)
3.GRIGORYAN, Aram (RUS)
3.YONDONPERENLEI, Baskhuu (MGL)
5.FUJISAKA, Taroh (JPN)
5.KHAMETOV, Islam (RUS)
7.SERIKZHANOV, Yerlan (KAZ)
7.MARGVELASHVILI, Vazha (GEO)

【日本代表選手結果】
丸山城志郎(ミキハウス):優勝
阿部一二三(日本体育大3年):2位
藤阪太郎(大阪府警察):5位
田川兼三(筑波大4年):2回戦敗退

【準々決勝】
阿部一二三○背負投(0:29)△アラム・グリゴリアン(ロシア)
ヨンドンペレンレイ・バスフー(モンゴル)○隅落(3:29)△イェルラン・セリクジャノフ(カザフスタン)
藤阪太郎○合技[大内刈・崩上四方固](3:09)△ヴァジャ・マルグヴェラシヴィリ(ジョージア)
丸山城志郎○合技[内股・内股](1:52)△イスラム・ハメトフ(ロシア)

【敗者復活戦】
アラム・グリゴリアン(ロシア)○隅返(2:57)△イェルラン・セリクジャノフ(カザフスタン)
イスラム・ハメトフ(ロシア)○腕挫十字固(2:03)△ヴァジャ・マルグヴェラシヴィリ(ジョージア)

【準決勝】
阿部一二三○背負投(2:24)△ヨンドンペレンレイ・バスフー(モンゴル)
丸山城志郎○GS反則[指導3](GS1:55)△藤阪太郎

【3位決定戦】
アラム・グリゴリアン(ロシア)○袖釣込腰(3:21)△藤阪太郎
ヨンドンペレンレイ・バスフー(モンゴル)○合技[内股・大外落](3:21)△イスラム・ハメトフ(ロシア)

【決勝】
阿部一二三○GS技有・巴投(GS1:03)△ 丸山城志郎

※ eJudoメルマガ版11月23日掲載記事より転載・編集しています。

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