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[速報]日本体育大が初優勝、藤原崇太郎負傷棄権のピンチもチーム一丸で頂点極める・第20回全日本学生柔道体重別団体優勝大会男子

(2018年10月21日)

※ eJudoメルマガ版10月21日掲載記事より転載・編集しています。
[速報]日本体育大が初優勝、藤原崇太郎負傷棄権のピンチもチーム一丸で頂点極める
第20回全日本学生柔道体重別団体優勝大会男子
取材:古田英毅/eJudo編集部
撮影:坂口美貴/eJudo編集部

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初優勝の日本体育大

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決勝、先鋒戦で古賀颯人が野上廉太郎から袖釣込腰「技有」。

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最大の見せ場は中堅戦。藤原の代役を務めた大吉賢が佐々木健志から裏投「一本」

体重別七人制で学生柔道日本一を争う全日本学生体重別団体優勝大会は21日、ベイコム総合体育館(尼崎市)で最終日の競技が行われ、日本体育大が決勝で筑波大を破って優勝を飾った。日本体育大は初優勝、3位には東海大と国士舘大が入賞した。

バクー世界選手権で66kg級連覇を達成したばかりの阿部一二三、同大会81kg級で銀メダルを獲得した藤原崇太郎、3週間前の全日本学生体重別73kg級を制した古賀颯人らを擁す日体大は今季充実の陣容。優勝候補の一角との前評判通り順当に勝ち抜いていたが、準々決勝の明治大戦で藤原が左肘を脱臼、担架で搬送されてリタイアするアクシデント。

同時に1点を失った日本体育大だがこの一番を代表戦の末勝ち抜けると、準決勝ではこれも大接戦となった国士舘大戦を代表戦で下し、初の決勝に進出。

決勝は先鋒(73kg級)の古賀颯人が、昨年度の学生王者野上廉太郎を相手に残り数秒、右袖釣込腰のすっぽ抜けを肩車式に無理やり押し込んで値千金の「技有」奪取。そして2戦引き分けを経た中堅(81kg級)戦がこの日のハイライト、藤原の代役として急遽階級を繰り上げて出場した73kg級の大吉賢が、全日本選抜体重別王者佐々木健志を相手に「技有」を失いながらも、一瞬のチャンスを見逃さず得意の裏投一発。豪快な逆転「一本」。

これで大勢決した感あり。三将戦は落としたが、迎えた副将戦(100kg超級)で松井海斗が石川竜多の大外刈を裏投で切り返し「技有」。これを守り切って優勢勝ち、この時点で3点を確保して優勝を決めた。大将(66kg級)戦は阿部一二三が田川兼三と引き分けて、最終スコアは3-1だった。

日本体育大・田辺勝監督は「決勝進出すら初めて。狙ってはいたが、本当にやってくれるとは」と同大初の全国制覇に感慨深げ。「藤原の離脱でチームがさらにまとまった。新主将の古賀がチームを良く引っ張ってくれました。」と選手を称えていた。

入賞者と3回戦の結果、準々決勝以降の対戦詳細は下記。

※最終日の配列順は先鋒73kg級、次鋒60kg級、五将100kg級、中堅81kg級、三将90kg級、副将100kg超級、大将66kg級。

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胴上げで宙を舞う日本体育大・田辺勝監督。

【入賞者】
優 勝:日本体育大
準優勝:筑波大
第三位:国士舘大、東海大
優秀選手:古賀颯人、大吉賢(日本体育大)、佐々木健志、田嶋剛希(筑波大)、飯田健太郎(国士舘大)、太田彪雅(東海大)

※日本体育大は初優勝

【3回戦】

東海大 4-2 慶應義塾大
國學院大 3-0 天理大
筑波大 2-0 福岡大
東洋大 5-1 専修大
国士舘大 3-2 山梨学院大
日本大 4-1 早稲田大
日本体育大 3-0 中央大
明治大 2-1 皇學館大

【準々決勝】

東海大 ③代-3 國學院大
(先)立川新×引分×島田隆志郎
(次)永山竜樹〇裏投(1:04)△武岡毅
(五)後藤龍真〇大内刈(2:28)△寺島綾都
(中)藤岡将吾△反則(3:32)〇長澤大雅
(三)安達健太△合技(1:28)〇二見省吾
(副)太田彪雅〇内股(0:29)△佐藤光
(大)松永昂大△合技(2:47)〇藤阪泰恒
(代)立川新〇反則[指導3]△島田隆志郎

筑波大 4-1 東洋大
(先)佐藤晃輔×引分×高橋拓巳
(次)大島拓海〇優勢[技有]△阿部竜太
(五)田嶋剛毅×引分×長井隆之介
(中)佐々木健志〇合技(3:23)△山本颯志
(三)鳥羽潤△内股返(3:17)〇寺田亘志
(副)石川竜多〇内股(2:11)△後藤陸斗
(大)田川兼三〇縦四方固(4:14)△山北雄大

国士舘大 3-0 日本大
(先)倉石陽成〇優勢[技有]△村上優哉
(次)長谷川一八×引分×板本広大
(五)飯田健太郎〇内股(3:50)△山口貴也
(中)釘丸将太〇背負投(1:09)△福岡克仁
(三)友清光×引分×篠崎忠史
(副)山下魁輝×引分×東部直希
(大)奥大成×引分×日野賢明

日本体育大 ③代-3 明治大
(先)古賀颯人〇反則[指導3](3:21)△西園航太
(次)杉本大虎〇反則[DH](2:32)△羽田野航
 ※所謂「ヘッドディフェンス」による
(五)オドバータルハンガル△大外刈(0:05)〇川田修平
(中)藤原崇太郎△棄権(1:55)〇山本康生
(三)長井晃志×引分×神鳥剛
(副)天野拓実△大内刈(2:05)〇小川雄勢
(大)阿部一二三〇合技(2:07)△萩尾悠貴
(代)長井晃志〇GS技有・小外刈△神鳥剛

【準決勝】

筑波大 3-1 東海大
(先)野上廉太郎×引分×立川新
(次)大島拓海〇反則[DH](0:40)△永山竜樹
 ※所謂「ヘッドディフェンス」による
(五)石川竜多×引分×後藤龍真
(中)佐々木健志〇巴投(0:33)△藤岡将吾
(三)田嶋剛毅〇優勢[技有]△杢康次郎
(副)横内晋介△内股(3:42)〇太田彪雅
(大)田川兼三×引分×松永昂大

日本体育大 ②代-2 国士舘大
(先)古賀颯人〇体落(3:45)△倉石陽成
(次)杉本大虎×引分×長谷川一八
(五)天野拓海△合技(1:38)〇飯田健太郎
(中)大吉賢×引分×釘丸将太
(三)長井晃志×引分×友清光
(副)オドバータルハンガル△反則[指導3](3:21)〇山下魁斗
(大)阿部一二三〇合技(1:52)△甲斐拓海
(代)杉本大虎〇GS技有・内股(9:14)△長谷川一八

【決勝】

日本体育大 3-1 筑波大
(先)古賀颯人〇優勢[技有・袖釣込腰]△野上廉太郎
(次)杉本大虎×引分×大島拓海
(五)オドバータルハンガル×引分×横内晋介
(中)大吉賢〇裏投(1:29)△佐々木健志
(三)長井晃志△合技[支釣込足・崩上四方固](3:20)〇田嶋剛毅
(副)松井海斗〇優勢[技有・裏投]△石川竜多
(大)阿部一二三×引分×田川兼三

※ eJudoメルマガ版10月21日掲載記事より転載・編集しています。

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