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【eJudo’s EYE】ワールドツアー欧州シリーズ男子日本代表20人「採点表」

(2019年2月26日)

※ eJudoメルマガ版2月26日掲載記事より転載・編集しています。
【eJudo’s EYE】ワールドツアー欧州シリーズ男子日本代表20人「採点表」
eJudo Photo
積年のライバルであるイェルドス・スメトフとの決勝を戦う髙藤直寿

IJFワールドツアー欧州シリーズの花形であるグランドスラム・パリ(2月9日~10日)とグランドスラム・デュッセルドルフ(2月22日~24日)の2大会が終わった。81kg級の永瀬貴規や100kg級の羽賀龍之介などビッグネームも参加するグランドスラム・エカテリンブルク(3月15日~17日)がまだ残されてはいるが、東京世界選手権日本代表選考のメインフィールドはあくまでこの2大会。選考対象選手がこの2大会に絞って派遣されているという厳然たる事実と、思った以上にコントラストが効くこととなったその結果に鑑み、敢えてこの時点で、2019年世界選手権日本代表選考第3次予選(欧州シリーズ2大会)に参加した選手たちの「採点」を試みたい。

文責:古田英毅/eJudo編集部

■60kg級

髙藤直寿 6.0
成績:グランドスラム・パリ優勝
評価:↑

スロースタートであったが的確に加速し、しっかり優勝。決勝では久々本気のパフォーマンスを見せていた2015年世界王者イェルドス・スメトフ(カザフスタン)に完勝した。超一線級との対戦がスメトフだけであることや、前半戦で相手の粘りを許したことを減点材料にする向きはあるかもしれないが、髙藤が昨年来見せている融通無碍の試合ぶりを考えれば、むしろ「柔道の幅の広さを利した省エネスタート」と「的確なタイミングでのアクセルの踏み込み」とポジティブに捉えたい。必要とされるリソースを必要とされるだけ投入し、力を余したままきちんと結果を得たという印象だ。ただしスロースタートが定番となりつつあることには一定の不安もある。全ての相手が血相を変えて臨み、初戦からアクセル全開が求められる五輪でどう戦うのか。これが「癖」でなくしっかりコントロールの効いたものであることを再確認しておいてほしい。

永山竜樹 6.0
成績:グランドスラム・デュッセルドルフ優勝
評価:↑

こちらも前半戦は抑え気味だったがしっかり勝ち上がって準々決勝以降明らかに加速、終盤は3連続一本勝ちの圧勝で表彰台の真ん中に立った。こちらは速さと力という「強さ」で周囲を圧倒。スピードファイターが揃う最軽量級にあって、永山の体内時計の刻みの細かさは特筆もの。相手の動作と動作の間、思考と思考の間の「秒」に「毫」のアクションを突っ込んで相手を置き去り。「やれる」と手ごたえを得つつある相手が次々意識の外から突っ込まれた技で転がる様に永山の資質の高さが良く表れていた。パワーは階級屈指、スピード豊かで動作に隙がなく、大技一発の威力は抜群。素直に「これは永山に勝つのは大変」と思わされた大会であった。こちらもメダルクラスの強敵との対戦は決勝で対戦した昨年の世界選手権準優勝者ロベルト・ムシュヴィドバゼ(ロシア)戦に限られ、ゆえに採点は抑えめ。世界王者髙藤を追う立場としては、むしろ強敵との連続対戦を望んでいたのではないか。出来得ることは全て為したという体、いよいよ選抜体重別で王者・髙藤との決戦に挑む。

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※ eJudoメルマガ版2月26日掲載記事より転載・編集しています。

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