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橋本壮市が戦列に復帰、66kg級の丸山城志郎は阿部追撃の地固めに臨む・ワールドマスターズ広州2018第1日男子プレビュー

(2018年12月14日)

※ eJudoメルマガ版12月14日掲載記事より転載・編集しています。
橋本壮市が戦列に復帰、66kg級の丸山城志郎は阿部追撃の地固めに臨む
ワールドマスターズ広州2018第1日男子プレビュー(60kg級、66kg級、73kg級)
→ワールドマスターズ広州2018組み合わせ(公式サイト内)

文責:林さとる/eJudo編集部

■ 60kg級・永山とウロズボエフが欠場、復活目指すスメトフに注目
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2015年世界選手権の覇者イェルドス・スメトフ

(エントリー17名)

現役世界王者の髙藤直寿(パーク24)が出場を回避。当初エントリーしていた永山竜樹(東海大4年)も腰痛のために欠場を決め、さらにはアジア王者のディヨルベク・ウロズボエフ(ウズベキスタン)までもがドロー後に出場を取り消した。軸を失ったトーナメントは一気に混迷、勝ち上がりの読み難い大混戦の様相を呈することとなった。もともと強豪多き60kg級、面子の厚さは十分も、たとえば年間王座決定戦と呼ぶには物足りない陣容。優勝争いという結果にフォーカスするよりも、トップ選手たちによる個々の戦いを楽しむという観戦方法の方が向いている型のトーナメントである。

最大のトピックは、2015年世界王者のイェルドス・スメトフ(カザフスタン)の復権なるか。スメトフは昨年来あまり良いパフォーマンスを見せておらず、1番手の座をグスマン・キルギズバエフ(カザフスタン)に奪われてもおかしくない状況。ここで一度実力を見せておきたい。

ほか、代表を3名派遣しているロシア、国内ツートップのダシュダヴァー・アマーツヴシン(モンゴル)とガンバット・ボルドバータル(モンゴル)が揃って出場しているモンゴルの国内序列争いにも注目したい。

【プールA】
第1シード:アミラン・パピナシヴィリ(ジョージア)
第8シード:イスラム・ヤシュエフ(ロシア)
有力選手:フェリペ・ペリム(ブラジル)

【プールB】
第4シード:ダシュダヴァー・アマーツヴシン(モンゴル)
第5シード:グスマン・キルギズバエフ(カザフスタン)
有力選手:アルベルト・オグゾフ(ロシア)

【プールC】
第2シード:ロベルト・ムシュビドバゼ(ロシア)
第7シード:エリック・タカバタケ(ブラジル)
有力選手:ルフミ・チフヴィミアニ(ジョージア)、アシュリー・マッケンジー(イギリス)

【プールD】
第3シード:フランシスコ・ガリーゴス(スペイン)
第6シード:シャラフディン・ルトフィラエフ(ウズベキスタン)
有力選手:イェルドス・スメトフ(カザフスタン)、ガンバット・ボルドバータル(モンゴル)

■ 66kg級・丸山城志郎が優勝候補筆頭、「一本」連発での圧勝に期待
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阿部一二三に勝利、今大会の勝利で実績でも追撃態勢を整えたい丸山城志郎

(エントリー17名)

優勝候補は世界王者・阿部一二三(日本体育大3年)を破ってグランドスラム大阪を制したばかり、今まさに勢いに乗っている丸山城志郎(ミキハウス)。阿部は今大会の出場を回避、対抗馬であるはずのアン・バウル(韓国)も徴兵制に絡む不祥事で今後の選手生命自体が危うい状況にあり欠場となっている。丸山は実力的に頭一つ抜けており、ファンの期待に応え得る結果は優勝のみだ。

現状、国内の代表争いにおける丸山の立ち位置は2番手。阿部の圧倒的な成績を考慮するならば、東京世界選手権へ阿部を差し置いて第1枠で選抜されることは厳しいと思われ、同大会の代表レースは他階級の2番手との争いということとなる。世界選手権に次ぐグレードである今大会は、阿部との実績の差を埋める意味でも、他階級のライバルに差をつける意味でも大きなチャンス。丸山としてはしっかり優勝しておきたいところだ。

対抗馬となり得るのは第1シードのヴァジャ・マルグヴェラシヴィリ(ジョージア)と2017年まで3大会連続で世界選手権2位のミハイル・プルヤエフ(ロシア)。いずれも丸山が平均点以上の出来であれば十分勝利可能な相手と考えられる。これ以外の選手との間には相当な実力差があると予想され、丸山らしい技の威力を前面に押し出した柔道での「一本」連発に期待したい。

【プールA】
第1シード:ヴァジャ・マルグヴェラシヴィリ(ジョージア)
第8シード:イェルドス・ジューマカノフ(カザフスタン)
有力選手:ヤクブ・シャミロフ(ロシア)

【プールB】
第4シード:丸山城志郎(ミキハウス)
第5シード:ガンボルド・ヘルレン(モンゴル)
有力選手:チャールズ・チバナ(ブラジル)

【プールC】
第2シード:タル・フリッカー(イスラエル)
第7シード:イェルラン・セリクジャノフ(カザフスタン)
有力選手:ダニエル・カルグニン(ブラジル)、ドフドン・アルタンスフ(モンゴル)

【プールD】
第3シード:バルチ・シュマイロフ(イスラエル)
第6シード:アドリアン・ゴンボッチ(スロベニア)
有力選手:ミハイル・プルヤエフ(ロシア)

■ 73kg級・復帰戦の橋本壮市に注目、世界王者アンチャンリンとは山が分かれる
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9月のバクー世界選手権を制したアン・チャンリン

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2017年世界選手権の覇者、今年も銀メダルを獲得した橋本壮市

(エントリー16名)

バクー世界選手権での負傷のために戦列を離れていた2017年度世界王者・橋本壮市(パーク24)が今大会から畳に復帰。ライバルの大野将平がアジア大会優勝、グランドスラム大阪優勝と休止状態から一気に追い上げて来た状況を背に、今年を締め括る超豪華トーナメントに臨む。世界選手権で負傷した右目の視力は「右外傷性視神経症」のために2.0から0.1まで落ちたとのことだが、東京五輪の代表レースは今がまさに正念場、決して落とすことの出来ない戦いだ。

優勝争いのライバルは同じく今大会がバクー世界選手以来の出場となる、現役世界王者アン・チャンリン(韓国)。橋本は同大会の決勝で小外掛「一本」で破れている。大野はアジア大会の決勝で試合時間12分を超える激闘の末にこの選手に勝利しており、橋本としては確実にリベンジを果たして大野のアドバンテージを消しておきたいところ。両者は決勝で対戦予定。

橋本、アンの優勝候補2人にはそれぞれ初戦に厄介な相手が配されており、橋本はヨーロッパ王者のフェルディナンド・カラペティアン(アルメニア)、アンはバクー世界選手5位のツェンドオチル・ツォグトバータル(モンゴル)と対戦する。それぞれの調子を測るにはともに絶好の相手、まずはこの初戦に注目だ。

ほか、地元開催のバクー世界選手権で惨敗、一時81kg級に階級を変更するという情報があったルスタン・オルジョフ(アゼルバイジャン)の出来もチェックしておきたい。ここで持ち直してくるようであれば、東京五輪でも日本勢のライバルとなる可能性大だ。

【プールA】
第1シード:橋本壮市(パーク24)
第8シード:アルチュール・マルジェリドン(カナダ)
有力選手:フェルディナンド・カラペティアン(アルメニア)、トハル・ブトブル(イスラエル)

【プールB】
第4シード:トミー・マシアス(スウェーデン)
第5シード:ガンバータル・オドバヤル(モンゴル)
有力選手:ジャンサイ・スマグロフ(カザフスタン)

【プールC】
第2シード:ラシャ・シャヴダトゥアシヴィリ(ジョージア)
第7シード:ルスタン・オルジョフ(アゼルバイジャン)
有力選手:ビラル・ジログル(トルコ)、モハマド・モハマディ(イラン)

【プールD】
第3シード:アン・チャンリン(韓国)
第6シード:アキル・ヤコヴァ(コソボ)
有力選手:ツェンドオチル・ツォグトバータル(モンゴル)、ムサ・モグシコフ(ロシア)

※ eJudoメルマガ版12月14日掲載記事より転載・編集しています。

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