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平成30年度講道館杯全日本体重別選手権大会展望①第1日男子(60kg級、66kg級、73kg級、81kg級)

(2018年11月2日)

※ eJudoメルマガ版11月2日掲載記事より転載・編集しています。
平成30年度講道館杯全日本体重別選手権大会展望①第1日男子
(60kg級、66kg級、73kg級、81kg級)
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2017年世界選手権で負傷、今大会で久々の国際大会進出権獲得に挑む81kg級永瀬貴規

平成30年度講道館杯全日本体重別選手権大会があす3日から、千葉ポートアリーナ(千葉市)で開幕する。

弊サイトでは実業個人選手権にインターハイ、全日本ジュニアに学生体重別、警察選手権とこの大会に繋がる予選を追いかけ続けて来たわけだが、いよいよ全員が出揃ったこの本番、講道館杯全日本体重別選手権のトーナメントを眺めると、そのレベルの高さと密度の厚さにあらためてため息が出る。期待の新鋭、出世を期す中堅、踏みとどまるベテラン、国際大会進出を狙ってついに実現する初顔合わせから、少年柔道カテゴリから続く因縁対決とその陣容、カードの豊かさ面白さ、まさに「眺めているだけで面白い」組み合わせ。どの階級、どのブロックにも各人背負ったドラマとストーリーがあり、ピックアップしたい選手、紹介したいストーリーもまさしく枚挙に暇がない。

しかしこの巨大大会、さすがにそれではキリがない。敢えて「2019年世界選手権代表の第一次選考会」「3週間後のグランドスラム大阪の予選」、そして今大会の優勝争いという観点に絞って各階級のトーナメントを展望してみたい。

その前にここで明確にしておきたいのは、現行の代表選考システム(で強化選手として生き残っていくために)においてもっとも重要な大会は実は4月の選抜体重別ではなくこの講道館杯であり、そして同時にもっとも過酷な大会もこの講道館杯であるということ。実業、警察、学生、ジュニアに高校と全てのカテゴリから選りすぐられた30名以上の、それもあらゆるタイプの強者が集い、しかも強化選手としてキャリアを続けるために許されるミスは最大1回のみ。いかに実績があろうとここで失敗すれば強化選手として次年度を戦う権利が即刻失われてしまう、果たしてここまで厳しくて良いのかと疑問に思ってしまうほどの過酷な大会だ。

そして今年度大会は2020年東京五輪代表争いに向けた最大の「足切り」の場でもある。五輪出場資格ポイントの蓄積を前提とした現行の選考システムを考えると、2019年世界選手権の代表、もしくはギリギリで次点につけている選手以外に実質五輪代表を争う権利はなく、その2019年世界選手権に出場するには2月の欧州国際大会での好成績が必須、この欧州シリーズに派遣されるには来るグランドスラム大阪(11月23日~25日)で勝つことが条件となり、そして現状出場権のない選手がグランドスラム大阪で戦う権利を得るにはこの講道館杯で勝つしかない。今夏の世界選手権の代表とアジア大会の優勝者には既に同大会の進出権が付与されているので、階級によっては残された枠は僅か「1」のみ。いかに2年後素晴らしい選手に仕上がっていようと、2018年11月のこの大会で勝っておかねば五輪代表争いに絡むことら出来ないのだ。その過酷さまさしく比類なし。今大会はまぎれもなく現時点での「東京五輪代表レース最重要試合」なのだ。

■60kg級 志々目徹と大島優磨が本命の混戦、階級全体のテーマはニューカマー勃興なるか
(エントリー34名)

グランドスラム大阪進出決定選手:髙藤直寿(パーク24)、永山竜樹(東海大4年)
グランドスラム大阪出場権残枠:「2」

東京五輪代表争いは、今年の世界選手権の金メダリスト髙藤直寿と銅メダリスト永山竜樹の2人に絞られてしまった感あり。この2人としては「なるべく(ターゲットとして異常なマークを受けて万が一の不覚を取る可能性が高い)国内での戦いを減らして、国際大会の実績で立場上の差をつけ続ける」戦略に出るのが当然で、かつ2人の国際舞台での立ち位置の高さを考えるとこのシナリオが崩れる可能性は非常に低い。

ゆえに優勝争いはもちろんだが、その勝者が次代を担いうるニューカマーであるかどうかがこの階級におけるひとつ大きなみどころ。実績上の優勝候補はアジア大会で2度目の代表を務めたベテラン志々目徹(了徳寺学園)と、3月のグランドスラム・エカテリンブルクでアミラン・パピナシビリ(ジョージア)とベスラン・ムドラノフ(ロシア)に一本勝ちして4月の選抜体重別でもオール一本勝ちで初優勝を飾った大島優磨(旭化成)ということになるが、この「次代を担う」視点からの注目株は全日本ジュニアを出色の出来で制して世界ジュニアも獲った古賀玄暉(日本体育大2年)、昨年高校生でベスト4まで進んだ市川龍之介(東海大1年)、2年生ながらもっか高校タイトル総なめ状態の近藤隼斗(佐賀工高2年)ら。

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※ eJudoメルマガ版11月2日掲載記事より転載・編集しています。

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