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[速報]90kg級に衝撃、ジョージアの大型新人ベカウリが村尾三四郎と増山香補立て続けに破って圧勝V・世界ジュニア選手権2018第3日男子

(2018年10月20日)

※ eJudoメルマガ版10月20日掲載記事より転載・編集しています。
[速報]90kg級に衝撃、ジョージアの大型新人ベカウリが村尾三四郎と増山香補立て続けに破って圧勝V・世界ジュニア選手権2018第3日男子
バハマの首都ナッソーで17日から行われている世界ジュニア柔道選手権2018。第3日の男子は81kg級と90kg級の競技が行われ、81kg級でクリスティアン・パルラチ(イタリア)、90kg級でラシャ・ベカウリ(ジョージア)がそれぞれ優勝を飾った。

日本代表は81kg級の笠原大雅(天理大2年)が2位。90kg級の村尾三四郎(桐蔭学園高3年)と増山香補(明治大2年)は揃って優勝したベカウリに敗れ、それぞれ村尾が2位、増山が3位だった。

■ 81kg級・昨年3位のパルラチが優勝、笠原大雅は決勝で敗れ惜しくも2位
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81kg級メダリスト。左から笠原、パルラチ、マイスラゼ、アレンシビア。

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81kg級決勝、クリスティアン・パルラチが笠原大雅から右内股「一本」

(エントリー34名)

【入賞者】
1.PARLATI, Christian (ITA)
2.KASAHARA, Hiromasa (JPN)
3.MAISURADZE, Luka (GEO)
3.ARENCIBIA, Alexandre (CAN)
5.MADZHIDOV, Dzhakhongir (TJK)
5.RAJKAI, Robert (HUN)
7.GRIGALASHVILI, Tato (GEO)
7.SCHIMIDT, Guilherme (BRA)

クリスティアン・パルラチ(イタリア)と笠原大雅(天理大2年)が決勝に進出。足車様の右内股「一本」(3:01)でパルラチが優勝を飾った。この選手は昨年大会3位。5試合を行ったうち4試合で一本勝ちを飾るなどこの日は絶好調、8月のグランプリ・ブダペストではトップ選手のアンリ・エグティゼ(ポルトガル)に勝利した来歴もあり、今後はシニアでの活躍が期待される。選手の流入ペースが速まっている中量級はジュニアのトップ選手が即シニアの中核を務めることが続いており、昨年の世界ジュニア王者マティアス・カッス(ベルギー)は既にトップ層入りを果たしている。この選手についても、激戦区81kg級でどこまでやれるのか、継続して観察していく必要があるだろう。細身な体型に似合わない意外な技の威力が持ち味。

【3位決定戦】
ルカ・マイスラゼ(ジョージア)○合技[払巻込・内股透](1:39)△ジャホンギル・マジドフ(タジキスタン)
アレクサンドレ・アレンシビア(カナダ)○GS合技[小外掛・肩車](GS2:42)△ロベルト・ライカイ(ハンガリー)

【決勝】
クリスティアン・パルラチ(イタリア)○内股(3:01)△笠原大雅
パルラチが右、笠原が左組みのケンカ四つ。パルラチが外側から背中を抱き、笠原が釣り手を内側から突いて相手の懐内で勝負するという構図。3分1秒、パルラチは釣り手で笠原の背中深く抱えると引き手を懐に抱き込み、足を大きく外から回し入れてトルネード式の右内股。近い足の付け根に足車を掛けるような理合で腰を切ると笠原堪らず吹っ飛び「一本」。パルラチが優勝を飾った。

日本代表の笠原は全試合一本勝ち(相手の反則含む)で決勝まで勝ち上がったが、前述の通りパルラチに敗れて金メダルには手が届かなかった。

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81kg級1回戦、笠原がオスカリ・マキネンから左背負投「一本」

【日本代表選手勝ち上がり】

笠原大雅(天理大2年)
成績:2位


[1回戦]
笠原大雅○背負投(1:49)△オスカリ・マキネン(フィンランド)

[2回戦]
笠原大雅○反則[指導3](3:45)△エルラン・シェロフ(キルギスタン)

[3回戦]
笠原大雅○GS反則[指導3](GS2:19)△フアン・ロドリゲス(ブラジル)

[準々決勝]
笠原大雅○GS合技[小内巻込・隅落](GS0:21)△タト・グリガラシヴィリ(ジョージア)

[準決勝]
笠原大雅○合技[小外掛・横四方固](0:51)△ロベルト・ライカイ(ハンガリー)

[決勝]
笠原大雅△内股(3:01)○クリスティアン・パルラチ(イタリア)

■ 90kg級・大型新人ベカウリが圧勝V、村尾三四郎と増山香補をともに完封
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90kg級メダリスト。左から村尾、ベカウリ、増山、シスマンラル。

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90kg級決勝、ラシャ・ベカウリが村尾三四郎から大内返「一本」

(エントリー27名)

【入賞者】
1.BEKAURI, Lasha (GEO)
2.MURAO, Sanshiro (JPN)
3.MASHIYAMA, Kosuke (JPN)
3.SISMANLAR, Mert (TUR)
5.PETERSILKA, Falk (GER)
5.BRASNJOVIC, Darko (SRB)
7.MILETIC, Toni (BIH)
7.SCHMIDT, Tim (GER)

決勝進出者はラシャ・ベカウリ(ジョージア)と村尾三四郎(桐蔭学園高3年)。決勝はベカウリが得意の密着戦法で村尾を完封、ケンカ四つが得意なはずの村尾に何もさせないまま、僅か37秒に大内返「一本」を得て優勝を飾った。準々決勝ではこの手の圧力ファイターを捌くのが上手い増山香補(明治大2年)にも「指導3」の反則(GS1:16)で勝利しており、体の強さは相当なもの。実はこの選手は昨年の世界カデ選手権73kg級の王者であり、その際は日本代表の中橋大貴を相手に一方的に寝技で攻められまくっての辛勝だった。今年は1年間で階級を2つ上げ、衝撃的な強さで世界ジュニア制覇。明らかに未完成の体つきを見る限りまだまだ成長すると思われ、この階級に留まるかは微妙なところ。ただし、仮に階級を上げたとしても今後シニアで活躍するところまでは確実だろう。

日本代表は前述の通り揃ってベカウリを相手に敗退。成績は村尾が2位、増山が3位だった。村尾は決勝までを全試合圧勝での一本勝ちと絶好調。しかし、決勝では良いところなく敗れ、悔しい銀メダルとなった。

【3位決定戦】
増山香補○GS技有・大外落(GS0:11)△ファルク・ペテルシルカ(ドイツ)
メルト・シスマンラル(トルコ)○大内刈(0:38)△ダルコ・ブラスニョヴィッチ(セルビア)

【決勝】
ラシャ・ベカウリ(ジョージア)○大内返(0:37)△村尾三四郎
ベカウリが右、村尾が左組みのケンカ四つ。試合が始まるなりベカウリは勢い良く奥を叩いて村尾を圧殺。以降も一方的に背中深くを持って抱き込み、ケンカ四つの得意な村尾に全く自分の柔道をさせない。37秒、みたび背中を持たれた村尾が苦し紛れに左大内刈を仕掛けると足で膝裏を持ち上げるようにして後方に捩じり倒し大内返「一本」。衝撃的な圧勝でベカウリが優勝を飾った。

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90kg級準決勝、村尾がファルク・ペテルシルカから左大外刈「技有」

【日本代表選手勝ち上がり】

村尾三四郎(桐蔭学園高3年)
成績:2位


[1回戦]
村尾三四郎○大外刈(2:18)△マセウス・アシス(ブラジル)

[2回戦]
村尾三四郎○合技[大外刈・大外刈](1:23)△トム・ボネシュハンスカル(オランダ)

[準々決勝]
村尾三四郎○大内刈(0:20)△メルト・シスマンラル(トルコ)

[準決勝]
村尾三四郎○合技[大外刈・小内刈](2:01)△ファルク・ペテルシルカ(ドイツ)

[決勝]
村尾三四郎△大内返(0:37)○ラシャ・ベカウリ(ジョージア)

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90kg級3位決定戦、増山香補がペテルシルカから左大外落「技有」

増山香補(明治大2年)
成績:3位


[1回戦]
増山香補○合技[大内刈・大内刈](0:37)△ジェロニモ・サウセド(メキシコ)

[2回戦]
増山香補○優勢[技有・背負投]△フランシスコ・バランタ(コロンビア)

[準々決勝]
増山香補△GS反則[指導3](GS1:16)○ラシャ・ベカウリ(ジョージア)

[敗者復活戦]
増山香補○[内巻込・大外落](1:24)△トニ・ミレティッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

[3位決定戦]
増山香補○GS技有・大外落(GS0:11)△ファルク・ペテルシルカ(ドイツ)

※写真は権利者の許諾を得て掲載しています

※ eJudoメルマガ版10月20日掲載記事より転載・編集しています。

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