PAGE TOP ↑

柔道1

柔道2
柔道4 柔道5

eJudoとは?情報募集・お問い合わせサイトマップ

【バクー世界柔道選手権2018特集】「男女混合団体戦」ルールの概要

(2018年9月26日)

※ eJudoメルマガ版9月26日掲載記事より転載・編集しています。
【バクー世界柔道選手権2018特集】「男女混合団体戦」ルールの概要
※オーダー順につきルール変更が確認できましたので再送します

→バクー世界柔道選手権2018男女混合団体戦組み合わせ
→特設ページ・バクー世界選手権2018完全ガイド

eJudo Photo
昨年度大会ではじめて実施された「男女混合団体戦」。

アゼルバイジャンで行われているバクー世界選手権2018、最終日のきょう27日は締めの競技として「男女混合団体戦」が行われる。

アジア大会で大混乱(最終日レポートを参照されたい)を巻き起こしたことが記憶に新しいこの男女混合団体戦だが、ここでルールを簡単におさらいしておきたい。根拠となるのはバクー世界選手権要項(Outlines)と、そこで競技進行の「法律」として規定されている最新のSOR(IJF Sport and Organisation Rules の2018年7月28日改訂版)と国際柔道試合審判規定(2018年度IJFルール変更解説と、現在の各種変更の底本である2015年IJFルール)。

・6人制。競技順はラウンドごとに変更するものとする。
[1回戦] 男子-73kg、女子-70kg、男子-90kg、女子+70kg、男子+90kg、女子-57kg
[2回戦] 女子-70kg、男子-90kg、女子+70kg、男子+90kg、女子-57kg、男子-73kg
[準々決勝] 男子-90kg、女子+70kg、男子+90kg、女子-57kg、男子-73kg、女子-70kg
[準決勝] 女子+70kg、男子+90kg、女子-57kg、男子-73kg、女子-70kg、男子-90kg
[敗者復活戦] 女子+70kg、男子+90kg、女子-57kg、男子-73kg、女子-70kg、男子-90kg
[三位決定戦] 男子+90kg、女子-57kg、男子-73kg、女子-70kg、男子-90kg、女子+70kg
[決勝] 男子+90kg、女子-57kg、男子-73kg、女子-70kg、男子-90kg、女子+70kg

・試合時間は個人戦と同じく本戦4分。ルールも個人戦と同一。よって「引き分け」はなく、GS延長戦におけるペナルティ決着も「指導3」のみ。
・6人全員揃えられるチームのみエントリー可。競技中に負傷や病気があって「欠」が出た場合は、最低4名までで試合出場が可能。
・勝利数が並んだ場合(3-3)、代表戦を行う。カードは抽選で1試合を選んでの再戦。この際、片方のチームに「欠」があるかどうかは考慮されない。両者欠場のカードがあった場合は、抽選対象から除く。
 ※筆者註:抽選はコンピューターで行われ、大画面で表示されるとの情報。盛り上がるのではないか?
・チームの試合が決した(4点先取)時点で試合終了、以後の試合は行われない。
・エントリー出来る選手はトータル12名。男女3名ずつの6名に加え、補欠選手6名(これも男子3名、女子3名)。
・本来の階級の1階級上まで出場可。
・個人戦に出場した選手は、プラス2キロまでの増量が認められる。団体戦のみの選手は規定通り。個人戦で行われている、試合1時間前のランダム抽出計量は行わない。1階級上にエントリーした選手の計量は行わない。
・「欠」がある場合は、試合開始の時点でスコアに反映しておく。異なる階級で「欠」がある場合は相手チームに1点付与(例:1-0)、お互いに異なる階級で「欠」がある場合は双方のチームに1点付与(例:1-1)、同じ階級で「欠」がある場合は双方得点なし(0-0。この場合試合終了の条件は3点先取となる)
・出場選手は、チームが勝利するまで競技を行うことが義務付けられる。もし選手が出場を拒否した場合、チーム自体が失格となる。
・シードチームは、「団体戦ワールドランキング」上位4チームとする。

と、こんなところ。アジア大会で大揉めに揉めた「内容差」についてはルール、SOR、要項ともに特に記述がなく、いまのところ事前情報通りに「『一本』、『指導3』、『技有』優勢、いずれも同等の1点として扱う」と解釈しておくしかない。事前情報と要項を併せて考える限りでは「そもそも差をつけないから敢えて書く必要がない」と読み取れ、これはこれで矛盾なし、一定の整合性がある。

ただしアジア大会では口頭で内容差規定に説明がありこれで最重要試合である日本-韓国戦の勝敗が決まってしまったわけで、ここは「内容差はつけない」とあらかじめガッチリ文書で指定しておいてほしいところだ。このあたり、同大会レポートで筆者が指摘したところであるが、あれだけ個人戦のルールに圧倒的な思考量を投下しているIJFの、団体戦における楽観と脇の甘さを感じてしまう。訂正情報があればSNS(twitter、facebook)等でお知らせさせて頂くので、この稿ではここまでとさせて頂きたい。

参加は参加は19ヶ国。連覇を狙う日本は第1シードに配され、初戦でいきなり難敵モンゴルとマッチアップする。ほか注目トピックは優勝候補韓国(エントリーは個人戦のフルメンバー、弱点は女子-70kgくらいか)が北朝鮮との合同チームを組むこと、など。熱戦に期待したい。

文責:古田英毅/eJudo編集部
Text by Hideki Furuta

→バクー世界柔道選手権2018男女混合団体戦組み合わせ
→特設ページ・バクー世界選手権2018完全ガイド

※ eJudoメルマガ版9月26日掲載記事より転載・編集しています。

→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・マッチレポート」に戻る
→「書評・DVD評」に戻る




supported by KAYAC 運営会社サイトポリシー  RSS copyright (c) 2005 ejudo all rights reserved.