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【バクー世界柔道選手権2018特集】優勝候補は変わらずマロンガ、濵田尚里は力の見積もり難しい不確定要素グラフを引く・女子78kg級直前展望

(2018年9月24日)

※ eJudoメルマガ版9月24日掲載記事より転載・編集しています。
【バクー世界柔道選手権2018特集】優勝候補は変わらずマロンガ、濵田尚里は力の見積もり難しい不確定要素・グラフを引く
女子78kg級直前展望
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優勝候補はマロンガ

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日本代表は濵田尚里。ついに掴んだ国内一番手の座を手放すわけにはいかない。

三強は予想通りにプールが分かれ、マイラ・アギアール(ブラジル)がプールB、濵田尚里(自衛隊体育学校)がプールC、オドレイ・チュメオ(フランス)がプールDにそれぞれ配された。

今期絶好調、優勝候補のマドレーヌ・マロンガ(フランス)はアギアールと同じプールBに置かれ、両者は準々決勝で対戦予定。マロンガは初戦(2回戦)の相手にアナ=マリア・ヴァグナー(ドイツ)を引いており、ここが最初の山場だ。勝利自体は確実だと思われるが、ヴァグナーも水準以上の力があり、はマロンガの調子を測る恰好の相手。まずはこの試合でマロンガの出来をチェックしたい。マロンガとアギアールの準々決勝はアギアールの最近の冴えない戦いぶりからマロンガ優位と予想するが、そうは言ってもアギアールは世界王者。この大会に焦点を当ててコンディションを整えて臨んでくる可能性もある。その場合にはかなり揉めた試合展開となることが予想されるが、最近のマロンガの逞しい戦いぶりを見る限りそれでもマロンガの優位は揺るがないと思われる。よって決勝進出者はマロンガとみる。

日本代表の濵田は3回戦でベルナデッテ・グラフ(オーストリア)と対戦予定。ある程度実力や力関係がわかっている他の有力選手に比べ、階級を変えた上に今年まだ1試合も主要大会に出ていないグラフは不気味な存在だ。遅れを取ることはないと思われるが、抱えあげての大技一発が持ち味のグラフは受けに難のある濵田にとっては非常に危険な相手。事故が起きる前に得意の寝技で仕留めてしまいたい。ここさえ抜ければ準々決勝の相手は過去3勝、それも全て一本勝ちと相性の良いナタリー・パウエル(イギリス)。この試合を出来るだけ消耗なく終え、次に控えるライバル・チュメオとの大一番に備えたい。チュメオとの試合は前回対戦時の様相を見る限り、立技ではやはり分が悪いように思われる。相手のスピードに惑わされることなく、寝勝負を徹底できるかどうかが勝負のポイントだ。ここで負けてしまうと、組み合わせ的に3位決定戦でアギアールとマロンガの敗者と戦わねばならないことになってしまう。ここはなんとしても勝利して、最低でもメダルを確定させてしまいたい。

国内の78kg級は髙山莉加(三井住友海上)が凄まじい成長を見せており、8月の全日本実業個人選手権でも梅木真美(ALSOK)を決勝で破って優勝を飾っている。10月に行われるグランプリ・カンクンにも単独での派遣が決まっており、これは間違いなく強化陣からの期待の現れ。髙山は講道館杯を勝ち上がらねばグランドスラム大阪には出場できない立場にあるが、現在の勢いと強さを考慮すればここで躓く可能性はごく僅かと思われる。一方の濵田は今大会で結果を残せなければアドバンテージをほとんど失い、残る優位は講道館杯免除くらい。せっかく手に入れた国内一番手の座、ここがキャリアの勝負どころと覚悟を決めて「強いがどこか淡白」ないつのものモードとは一味違った姿を見せてほしい。実力は既に世界の頂きに届くところまで来ているはすだ。

有力選手の配置、各プールのひとこと展望は下記。

【プールA】
第1シード:フッシェ・ステインハウス(オランダ)
第8シード:カリエマ・アントマルチ(キューバ)
有力選手:ヤヒマ・ラミレス(ポルトガル)、ケイティジェミマ・イェーツブラウン(イギリス)

三強もマドレーヌ・マロンガ(フランス)もいない、唯一の無風地帯。実力的にフッシェ・ステインハウス(オランダ)が抜けており、この選手の勝ち上がりを予想する。

【プールB】
第4シード:マドレーヌ・マロンガ(フランス)
第5シード:マイラ・アギアール(ブラジル)
有力選手:アナ=マリア・ヴァグナー(ドイツ)、マー・ジェンジャオ(中国)

マドレーヌ・マロンガ(フランス)とマイラ・アギアール(ブラジル)による準々決勝までは確実。詳細は全体の展望を参照されたい。

【プールC】
第2シード:ナタリー・パウエル(イギリス)
第7シード:濵田尚里(自衛隊体育学校)
有力選手:ロリアナ・クカ(コソボ)、クララ・アポテカー(スロベニア)、ベルナデッテ・グラフ(オーストリア)、ベアタ・パクト(ポーランド)

勝ち上がり候補は濵田尚里(自衛隊体育学校)。詳細は全体の展望を参照されたい。

【プールD】
第3シード:オドレイ・チュメオ(フランス)
第6シード:マルヒンデ・フェルケルク(オランダ)
有力選手:ルイーズ・マルツァーン(ドイツ)

オドレイ・チュメオ(フランス)とマルヒンデ・フェルケルク(オランダ)による準々決勝となる可能性が濃厚。ムラ気のチュメオがメンタルコンディションに不調を来している場合にはフェルケルクの勝利もあり得るが、今大会ここまでのフランスチームは揃って好パフォーマンスを見せており、チュメオもその流れに乗っているものと考えられる。勝ち上がりの候補はチュメオ。

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※ eJudoメルマガ版9月24日掲載記事より転載・編集しています。

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