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【バクー世界柔道選手権2018特集】イゴルニコフの決勝進出が濃厚、長澤憲大は準決勝で過去3敗のガクドンハンに挑戦・男子90kg級直前展望

(2018年9月23日)

※ eJudoメルマガ版9月23日掲載記事より転載・編集しています。
【バクー世界柔道選手権2018特集】イゴルニコフの決勝進出が濃厚、長澤憲大は準決勝で過去3敗のガク・ドンハンに挑戦
男子90kg級直前展望
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優勝候補は新鋭ミハエル・イゴルニコフ。2月のグランドスラム・デュッセルドルフ大会決勝ではベイカー茉秋を小外刈「一本」で破った。

→バクー世界柔道選手権2018組み合わせ
→特設ページ・バクー世界選手権2018完全ガイド

エントリーは75名。「概況×有力選手紹介」で示した予想からの、シード選手配置の変更はなし。

この階級もドローの結果がかなり重要。シード外の有力選手のうち、優勝候補筆頭で本階級のスター候補であるミハイル・イゴルニコフ(ロシア)は、ニコロス・シェラザディシヴィリ(スペイン)がAシード位置に座るプールDに配された。両者は早くも3回戦で対戦予定。このカードは今年のヨーロッパ選手権準決勝で既に組まれており、その際はイゴルニコフがわずか24秒の左内股「一本」で圧勝している。今回もイゴルニコフ勝利と考えて問題ないだろう。以降は4回戦を挟んで準々決勝でネマニャ・マイドフ(セルビア)、準決勝でベカ・グヴィニアシヴィリ(ジョージア)との対戦が濃厚だが、この2名はどちらもシェラザディシヴィリと同様にヨーロッパ選手権で破っている相手。いずれも強敵だが前回対戦時には相当な実力差を感じさせる内容で勝利しており、よほどのミスを犯さない限り今回も敗れることはないはずだ。

そのほか、シード選手と伍する力を持つと考えられるノーシード選手は、長澤憲大(パーク24)とウシャンギ・マルギアニ(ジョージア)がプールA、フセン・ハルモルザエフ(ロシア)がプールB、ママダリ・メディエフ(アゼルバイジャン)がプールCにそれぞれ配された。

詳細はプールごとの展望で触れるが、実力と相性を考慮すると、決勝でイゴルニコフに挑むのは長澤憲大(パーク24)かガク・ドンハン(韓国)のどちらかになる可能性が高い。長澤はガクを苦手としており過去の対戦成績は0勝3敗。敗れた2試合はどちらも組み手に拘っている間に「指導」を積まれての敗退であり、これを自覚したうえで戦い方を変えることが出来るかどうかが今回のポイントとなる。いつも通りの組み手管理戦術から一段抜け出すような意識の高さをもたずば、同じ轍を踏むことになる可能性が高いのではないだろうか。リスクを負ってでも出るべきところで勝負を仕掛けることが出来るのか、この試合で長澤の真価が問われることになるだろう。この「リスク覚悟で勝負を挑む」という戦い方は実は「歩留まりの良さ」と同時に、長澤の母校作陽高のここ一番における専売特許でもある。肚を括って勝負に出て純粋な力比べに持ち込めるなら、ガクは長澤の敵ではないはずだ。とはいえ、平常運行ではあくまでもガクが有利。長澤に流れる作陽の「ここ一番」のDNA覚醒に期待しつつも、事前予測としてはひとまずガクの勝利と考えておきたい。

よって決勝のカードはガク対イゴルニコフ。地力の高さがストレートに伝わる本格派に対しては無類の強さを誇るイゴルニコフだが、ガクほどのレベルの粘戦タイプとはまだ戦ったことがない。それでもイゴルニコフの勝利自体は揺るがないと考えるが、この選手が一体どの様にガクを料理するのか、今後同様のタイプと戦った場合のシミュレーションも兼ねて注意深く観察したい。

有力選手の配置、各プールのひとこと展望は下記。

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※ eJudoメルマガ版9月23日掲載記事より転載・編集しています。

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