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【バクー世界柔道選手権2018特集】絶対王者阿部一二三が連覇に挑戦、終盤の組み合わせタフも「一本」連発の圧勝に期待・男子66kg級直前展望

(2018年9月20日)

※ eJudoメルマガ版9月20日掲載記事より転載・編集しています。
【バクー世界柔道選手権2018特集】絶対王者阿部一二三が連覇に挑戦、終盤の組み合わせタフも「一本」連発の圧勝に期待
男子66kg級直前展望
→バクー世界柔道選手権2018組み合わせ
→特設ページ・バクー世界選手権2018完全ガイド

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連覇に挑む阿部一二三

エントリーは75名。シード選手の配置は「概況×有力選手紹介」で示した予想から変更なし。

トーナメント下側に比重が偏ったシード選手の配置がそのまま全体のバランスにも反映され、極端なプールCD重心。シード選手だけでも、阿部一二三(日本体育大)、アン・バウル(韓国)、ゲオルギー・ザンタライア(ウクライナ)、ヴァジャ・マルグヴェラシヴィリ(ジョージア)と階級最上位の強豪が揃ってこちら側に詰め込まれた。シード選手以外のレベルが低いプールCはまだ救いがあるが、プールDの過密具合は相当なもの。ドローの結果ノーシード選手としてミハイル・プルヤエフ(ロシア)とチャールズ・チバナ(ブラジル)までもが配置され、この山だけでグランドスラム大会が開催できそうなハイレベルだ。

一方、このプールCDへの偏重を受けて上側の山は穏やか。特にプールBはシード選手以外に名前を挙げるような選手がほとんど誰もおらず、こちらはコンチネンタルオープンかと見間違えるような陣容だ。

日本代表の阿部一二三は第2シード選手としてプールCの一番上に配置され、ベスト8からは準々決勝でザンタライア、準決勝でアンと決勝レベルの実力者との対戦が続く。阿部の実力が突出していることは間違いないが、それでもこれは相当にタフな組み合わせと言わざるを得ない。幸いにしてそこまではトップレベルの強豪との対戦がないため、序盤戦を消耗少なく、かつ良い内容で勝ち上がって万全の状態で上位戦に臨みたい。3回戦で当たるマッテオ・メドヴェス(イタリア)は今年のヨーロッパ選手権で2位を獲得している選手だが、阿部の敵にはならないはずだ。

今大会に臨む阿部の立場は「絶対王者」。日本だけでなく海外のファンも、この称号に相応しい圧倒的な内容、周囲の選手が阿部への挑戦を諦めてしまうような強烈な勝ちぶりを期待しているはず。日本の若きエースの圧勝に期待したい。

有力選手の配置、各プールのひとこと展望は下記。

【プールA】
第1シード:タル・フリッカー(イスラエル)
第8シード:ダニエル・カルグニン(ブラジル)
有力選手:アドリアン・ゴンボッチ(スロベニア)、ニジャット・シハリザダ(アゼルバイジャン)、ズミトリー・ミンコウ(ベラルーシ)

前述の通り小粒ではあるが、子細に見れば実力者が揃ったなかなかに面白い山。現実的な勝ち上がり候補はタル・フリッカー(イスラエル)だが、地元選手のニジャット・シハリザダ(アゼルバイジャン)にも十分勝ち抜上がりの目がある。両者の対戦成績は2勝2敗と全くの五分。ここは大会を盛り上げるためにも地元選手シハリザダの健闘に期待したいところだ。両者は3回戦に最初の山場があり、フリッカーは今年のヨーロッパ王者アドリアン・ゴンボッチ(スロベニア)、シハリザダは昨年の世界ジュニア選手権王者ダニエル・カルグニン(ブラジル)とそれぞれ対戦予定。

【プールB】
第4シード:バルチ・シュマイロフ(イスラエル)
第5シード:ガンボルド・ヘルレン(モンゴル)

バルチ・シュマイロフ(イスラエル)とガンボルド・ヘルレン(モンゴル)による準々決勝が確実。両者はともに密着しての勝負を得意とするパワーファイター。近距離でのスリリングな攻防が見られるはずだ。勝ち上がり予想としては地力で勝るシュマイロフを推したい。

【プールC】
第2シード:阿部一二三(日本体育大3年)
第7シード:ゲオルギー・ザンタライア(ウクライナ)
有力選手:マッテオ・メドヴェス(イタリア)、ネイサン・カッツ(オーストラリア)

阿部一二三(日本体育大3年)とゲオルギー・ザンタライア(ウクライナ)による準々決勝の対決が既定路線。昨年は阿部が一方的に3度投げつけて勝利しているカードだ。ザンタライアがどのような対策を練って挑んでくるのか、そして阿部がそれをどう打ち砕くのか。勝者はあくまで阿部と予想も、観戦ポイントとしてこのあたりに期待。

【プールD】
第3シード:ヴァジャ・マルグヴェラシヴィリ(ジョージア)
第6シード:アン・バウル(韓国)
有力選手:セバスチャン・ザイドル(ドイツ)、チャールズ・チバナ(ブラジル)、ミハイル・プルヤエフ(ロシア)、ズミトリー・シェルシャン(ベラルーシ)

強豪が一箇所に詰め込まれた激戦区。全員が平常運行であればアン・バウル(韓国)の勝ち上がりを予想するが、近頃のアンは調子の波が激しく、8月のアジア大会でも決勝以外はいまひとつ冴えない戦いぶりであった。不調であった昨年大会では準決勝でヴァジャ・マルグヴェラシヴィリ(ジョージア)に「指導3」の反則で敗れており、今回も調子次第では苦戦が必至。さらにこのブロックには世界選手権男のミハイル・プルヤエフ(ロシア)も配されており、各人の調子次第で勝者がだれになるかまったく予想がつかない。まずは序盤戦、それぞれがどのようなコンディションで臨んできているのかに注目だ。

※ eJudoメルマガ版9月20日掲載記事より転載・編集しています。

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