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【バクー世界柔道選手権2018特集】阿部詩は好配置引き決勝進出が濃厚、連覇狙う志々目愛は準々決勝のクズティナ戦が最大の山場・女子52kg級直前展望

(2018年9月20日)

※ eJudoメルマガ版9月20日掲載記事より転載・編集しています。
【バクー世界柔道選手権2018特集】阿部詩は好配置引き決勝進出が濃厚、連覇狙う志々目愛は準々決勝のクズティナ戦が最大の山場
女子52kg級直前展望
→バクー世界柔道選手権2018組み合わせ
→特設ページ・バクー世界選手権2018完全ガイド

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阿部詩は第4シードからスタート

エントリーは45名。シード選手の配置は「概況×有力選手紹介」で示した予想から変更なし。

優勝争いの軸は志々目愛(了徳寺学園職)と阿部詩(夙川学院高3年)の日本勢2名。
両者の配置は予想通りに、トーナメントの上下にきれいに分かれた。階級全体のレベルが低いこともあり、昨年大会に続いての日本人決勝が十分実現可能な情勢だ。

プールBに配された阿部は小さな山場はあるものの、決勝進出がほぼ確実視される良い組み合わせ。準々決勝のジェシカ・ペレイラ(ブラジル)と準決勝のアモンディーヌ・ブシャー(フランス)はともに粘戦志向の面倒な相手だが、阿部の勝利自体はまず揺らがないはず。相手に付き合い過ぎず、に一方的な柔道で仕留めてしまいたい。

一方プールCに配された志々目は対照的に過酷な組み合わせ。準々決勝でナタリア・クズティナ(ロシア)、準決勝でエリカ・ミランダ(ブラジル)とシャーリン・ファンスニック(ベルギー)戦の勝者と、数少ないトップグループとの連戦が狙ったように組まれてしまった。なかでもクズティナは昨年のワールドマスターズ、今年のヨーロッパ選手権とビッグタイトルを連勝して好調、メンタル的なタフさも兼ね備えている強敵だ。厳しく長い戦いになることは間違いないが、最後まで気持ちを切らさずに戦い抜きたい。集中力を切らさなければ最後は志々目に軍配が上がるはずだ。

国内の52kg級は現在、志々目、阿部、角田夏実(了徳寺学園職)がほとんど横一線で競っている状況だが、もしここで阿部が優勝すれば年齢的にもそのまま一気に突き抜けてしまう可能性が高い。その意味では今大会は実は東京五輪に向けた階級の流れを決めるターニングポイント。志々目が勝利して2020年まで混戦が続くのか、阿部が勝利して「阿部対その他」という構図が出来上がるのか、両者の戦いから一試合も目が離せない。

有力選手の配置、各プールのひとこと展望は下記。

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連覇を狙う志々目愛

【プールA】
第1シード:アモンディーヌ・ブシャー(フランス)
第8シード:アンジェリカ・デルガド(アメリカ)
有力選手:ヨアナ・ラモス(ポルトガル)、ユリア・カザリナ(ロシア)、パク・ダソル(韓国)、ジェフェン・プリモ(イスラエル)、オデッテ・ジュッフリダ(イタリア)

アモンディーヌ・ブシャー(フランス)が勝ち上がりの第一候補。第3グループの選手が大量に詰め込まれているが、近頃の戦いを観察する限りブシャーに伍する選手は見当たらない。ほかシナリオがあるとすれば、オデッテ・ジュッフリダ(イタリア)がリオデジャネイロ五輪のときのような爆発力を発揮した場合のみだ。

【プールB】
第4シード:阿部詩(夙川学院高3年)
第5シード:ジェシカ・ペレイラ(ブラジル)
有力選手:カロリナ・ピンコフスカ(ポーランド)、エカテリーナ・グイカ(カナダ)

阿部詩(夙川学院高3年)の勝ち上がりが確実。ミスによる自滅以外に敗れる可能性は皆無だ。

【プールC】
第2シード:ナタリア・クズティナ(ロシア)
第7シード:志々目愛(了徳寺学園職)
有力選手:アンドレア・キトゥ(ルーマニア)、レカ・プップ(ハンガリー)、ベティーナ・テメルコワ(イスラエル)、エヴェリン・チョップ(スイス)、アガタ・ペレンク(ポーランド)

志々目愛(了徳寺学園職)とナタリア・クズティナ(ロシア)による準々決勝が濃厚。詳細は全体の展望を参照されたし。クズティナは初戦(2回戦)でアンドレア・キトゥ(ルーマニア)と対戦予定となっており、これは前半戦最大の注目カード。最近の成績ではクズティナの圧倒的有利だが、もしキトゥが全盛期に近いコンディションであれば勝敗が揺れる可能性もある。

【プールD】
第3シード:エリカ・ミランダ(ブラジル)
第6シード:シャーリン・ファンスニック(ベルギー)
有力選手:イム・ソンシム(北朝鮮)

エリカ・ミランダ(ブラジル)とシャーリン・ファンスニック(ベルギー)の準々決勝が確実。序列的にはミランダの方が上だが、最近はあまり良いパフォーマンスを見せておらず、ファンスニック勝利の可能性も十分だ。両者はともに寝技を得意としており、ハイレベルな寝技の攻防に期待したい。

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※ eJudoメルマガ版9月20日掲載記事より転載・編集しています。

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