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【バクー世界柔道選手権2018特集】ビロディド対アジア勢の構図は変わらず、渡名喜風南は初戦から有力選手と連戦・女子48kg級直前展望

(2018年9月19日)

※ eJudoメルマガ版9月19日掲載記事より転載・編集しています。
【バクー世界柔道選手権2018特集】ビロディド対アジア勢の構図は変わらず、渡名喜風南は初戦から有力選手と連戦・女子48kg級直前展望
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今季負けなしのダリア・ビロディド

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連覇を狙う渡名喜風南

エントリーは43名。「概況×有力選手紹介」で示した予想からの、シード選手配置の変更はなし。

優勝候補のダリア・ビロディド(ウクライナ)は予想通りプールDに配された。初戦(2回戦)の相手がいきなりディストリア・クラスニキ(コソボ)というなかなかにタフな組み合わせだが、これは7月のグランプリ・ザグレブ大会でビロディドが圧勝しているカード。今回もそれほど苦戦せずに突破できるはずだ。以降は3回戦を挟んで準々決勝でガルバドラフ・オトゴンツェツェグ(カザフスタン)、準決勝でイリーナ・ドルゴワ(ロシア)とパウラ・パレト(アルゼンチン)の勝者、決勝で渡名喜風南(パーク24)とムンフバット・ウランツェツェグ(モンゴル)の勝者とそれぞれ対戦予定。ベスト8以降はどれも決勝級の注目対決であり、1試合も見逃すことが出来ない好カードの連続だ。

日本代表で現役世界王者の渡名喜はビロディド以上に過酷な組み合わせを引いてしまい、初戦(2回戦)でシラ・リショニー(イスラエル)とマリーナ・チェルニアク(ウクライナ)の勝者、3回戦でカン・ユジョン(韓国)、準々決勝でミリカ・ニコリッチ(セルビア)とジュリア・フィゲロア(スペイン)の勝者、準決勝でムンフバット、決勝でビロディドという息もつかせぬ有力選手との連戦が組まれた。最初の山場は3回戦のカンとの試合。直近の戦いである昨年のワールドマスターズではGS延長戦での左小外刈「技有」で勝利しているカードだが、これまでの対戦成績は2勝1敗。厳しい戦いになることは確実であり、ここをいかに消耗なく切り抜けられるかが以降の戦いを勝ち抜くための重要なポイントになる。準決勝で対戦するムンフバットはこれまで5回対戦して2勝3敗と負け越している相手。お互いに良く手の内を知っており、今回も競り合いになることは間違いない。幸いにして準々決勝は渡名喜の方が楽な組み合わせとなっており、この試合を少しでも早く終え、体力を温存して準決勝以降に臨みたい。渡名喜としては、ビロディドに挑戦することなく日本に帰ることは出来ない。その観点からは決勝以上に、この準決勝は何がなんでも勝たねばならない大一番だ。

ビロディドと各有力選手の対戦シミュレーションについては「概況×有力選手紹介」で詳細に述べているのでそちらをご参照いただきたいが、ここでビロディドが優勝することになれば、新たなスポーツヒロインの誕生ということになる。ビロディドがまだ17歳であることを考えれば、テディ・リネール(フランス)のよう10年以上にわたって階級の頂点に君臨する可能性すらあり、止めるとすればここしかない。ビロディドの若さと勢いが勝るか、それとも誰かが「待った」を掛けるのか、今後の48gk級シーン、どころか「今後10年」を占う、非常に重い意味をもつ大会になるだろう。

有力選手の配置、各プールのひとこと展望は下記。

【プールA】
第1シード:ムンフバット・ウランツェツェグ(モンゴル)
第8シード:エヴァ・チェルノヴィツキ(ハンガリー)
有力選手:サビーナ・ギリアゾワ(ロシア)、モニカ・ウングレアヌ(ルーマニア)

ムンフバット・ウランツェツェグ(モンゴル)とエヴァ・チェルノヴィツキ(ハンガリー)の準々決勝でのマッチアップが確実。ムンフバットは対戦成績で4勝0敗とチェルノヴィツキを得意としており、今回もムンフバットの勝ち上がりを予想する。

【プールB】
第4シード:渡名喜風南(パーク24)
第5シード:ミリカ・ニコリッチ(セルビア)
有力選手:シラ・リショニー(イスラエル)、マリーナ・チェルニアク(ウクライナ)、カン・ユジョン(韓国)、ジュリア・フィゲロア(スペイン)

勝ち上がり候補は渡名喜風南(パーク24)。詳細は全体の展望を参照されたし。

【プールC】
第2シード:イリーナ・ドルゴワ(ロシア)
第7シード:メラニー・クレモン(フランス)
有力選手:パウラ・パレト(アルゼンチン)、マルサ・スタンガル(スロベニア)、ノア・ミンスカー(イスラエル)

イリーナ・ドルゴワ(ロシア)とパウラ・パレト(アルゼンチン)が早くも2回戦で激突。この試合の勝者がこのパートを勝ち上がることになるはずだ。パレトが本調子であればドルゴワに遅れを取ることはないだろうが、キャリア的にも年齢的にも既に大きな山を登り終えており、その可能性は決して高くない。この大会に至るまでの来歴から、ドルゴワの勝ち上がりと予想する。

【プールD】
第3シード:ダリア・ビロディド(ウクライナ)
第6シード:ガルバドラフ・オトゴンツェツェグ(カザフスタン)
有力選手:ディストリア・クラスニキ(コソボ)、ガブリエラ・チバナ(ブラジル)

勝ち上がり候補はダリア・ビロディド(ウクライナ)。詳細は「概況×有力選手紹介」および全体の展望を参照されたい。

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※ eJudoメルマガ版9月19日掲載記事より転載・編集しています。

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