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世界選手権代表が最終調整、怪我からの復帰組も順調な仕上がり・平成30年度第5回全日本男子柔道強化合宿

(2018年9月5日)

※ eJudoメルマガ版9月5日掲載記事より転載・編集しています。
世界選手権代表が最終調整、怪我からの復帰組も順調な仕上がり
平成30年度第5回全日本男子柔道強化合宿
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橋本壮市が阿部一二三と乱取り

今年度5回目となる全日本男子強化合宿の様子が5日、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)で報道陣に公開された。今回の合宿は3日から7日までの5日間の日程で行われ、バクー世界選手権(20日〜27日、アゼルバイジャン)に向けた代表選手の最終調整を目的としている。

きょうの練習は複数の大学を招いて行われ、立技から寝技へ移行する動作の確認や投げ込み、5分×8本の乱取り、サーキットトレーニングが行われた。

今回の合宿には怪我により7月、8月の大会を欠場した橋本壮市(パーク24)、長澤憲大(パーク24)、原沢久喜、小川雄勢(明治大4年)の4選手も参加。乱取りやサーキットトレーニングも含めて他の選手と同メニューの練習を行い、順調な調整ぶりを披露した。

囲み取材に応じた井上康生監督、橋本壮市選手、藤原崇太郎選手のコメント要旨は下記。

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原沢久喜が大学生を右内股で投げる

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激しく追い込む髙藤直寿

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サーキットトレーニングを行う藤原崇太郎

井上康生監督のコメント
「6、7月は怪我もありましたが、この段階では順調に進んでいると思います。ここから調子を上げて戦って行きたいです。今日の夕方には所属の先生方と情報交換を行います。ある程度参加選手も出揃っていますから、そのあたりやスケジュールについて本人も含めて話す予定です。(―海外選手について)2020年に向けてモチベーション、調子ともに上がってきていると感じています。負けない準備をしないといけない。ミーティングでもいかに危機感を持って戦うかが大事だと話しました。シード選手もそうですが、それ以外にも強い選手が揃っています。例えば60kg級だとスメトフ選手やウロズボエフ選手、ムドラノフ選手などはシードから外れている。どこで当たるかにも注目していきたいですが、1回戦から誰と当たっても勝てる準備をしていきます。(―アジア大会について)金2つという結果は正直なところ満足できる結果ではありません。初日の2人はギリギリのところで負けましたが、1人でも金だったら流れが違ったのではないかとも思います。世界選手権も軽いクラスからスタートしますから、髙藤(直寿)と永山(竜樹)で勢いをつけたいですね。どちらも優勝出来る選手だと考えています。また、ルールの確認も行います。各自の解釈で終わらせることは一番危険ですから。団体戦のレギュレーションについても現在決まっているところで話をするつもりです。これまでのことを考えても突然の変更はあり得ると思いますが、柔軟に対応します。(―初出場の選手について)やらなければいけないことをやりつつ、畳の上で力を出せるようにタイプを見極めて調整内容を判断しています。ただ、結局は当日にならないとわからない。例えば藤原(崇太郎)の場合だと、そこまで金3つなのか、全敗なのかで心理状態が全く変わってきます。今持っている力を十分に出せる、若さをプラスにして100パーセントを引き出せる環境作りをしていきたいです。(―世界選手権の位置付けについて)4年前のことを思い出しても、チェリャビンスク世界選手権、仁川アジア大会に出場した選手たちが、リオデジャネイロ五輪の代表争いに絡んでいる。東京五輪に関しても、今回の世界選手権、アジア大会のメンバーが中核となって戦っていくことになるはずです。そのなかで新しい選手が出てくることも楽しみにしたいですね。」

橋本壮市選手のコメント
「徐々に調子が上がってきて、良い準備が出来ています。怪我も少しは気になりますが、『橋本スペシャル』も少しずつ掛けられるようになってきています。2週間前から普通のメニューでの練習を始めました。量しかありませんから、2ヶ月を取り戻すためにこの合宿でも量を積みたいです。(―阿部選手、藤原選手とも乱取りを行っていました)試合に近い練習をするためです。強い選手と戦うことが実戦に近いですから。(―アジア大会について)あまり見ていませんが、予想通りの結果です。決まったシーンは微妙でしたが、それでも勝ち切った大野(将平)選手はすごい。僕は自分のこと、世界選手権2連覇のことだけを考えています。(―去年との違いは?)立場が変わって、研究されていると思います。東京五輪に向けて海外勢も目の色を変えて来ると思いますが、それをはね返して階級の最先端を行きたいです。(―新技は?)今は新しい技よりも『橋本スペシャル』を磨くこと。世界選手権でそれを決められれば最高です。1号とか2号とか言われていますが、一番は片手の袖釣込腰。ややこしいのでこれが『橋本スペシャル』でお願いします(笑)。(―王子谷選手がアジア大会で片手の袖釣込腰で反則を取られました)彼の掛け方は膝を着いて最後は両手で決める形ですよね。僕は最後まで片手で、投げられないときは戻るようにしています。気をつけて考えて、『橋本スペシャル』を使います。(―今回はオルジョフ選手の地元アゼルバイジャン開催です)審判の判定などアウェーであるというのは少なからずあると思います。準決勝でもヘイダロフ選手と当たる可能性がある。投げてポイントを取って、誰が見ても勝ちをいう試合をします。去年の決勝はギリギリの判定でしたから、今年はしっかり勝ちたいです。(―最年長です。)結果を残して年下に良い刺激を与えたいです。阿部(一二三)や髙藤(直寿)には舐められていて、そこが気になります(笑)。」

藤原崇太郎選手のコメント
「体重が少しずつ落ちてきていて、怪我も少ない。良い状態です。(―グランプリ・ザグレブ大会での敗戦について)今までは勝っていた相手で、3回目で負けてしまいました。研究されていたと思います。世界選手権には調整をしっかり行って、寝技への際の動きなどを確認して臨みたいです。僕はチャレンジャーなので、強気で下がることなく、強い気持ちを見ている人にアピールしたい。初出場ですが、自分の力がどこまで通用するのか楽しみです。不安もありますが、楽しみな気持ちのほうが大きいですね。(―昨年からどこが変わった?)体のメンテナンスに気をつけるようになりました。無理をせず自分のできる稽古をして、ストレッチなどをしっかり行っています。(―先輩である阿部一二三選手からアドバイスはある?)直接アドバイスをもらうことはありませんが、一緒に寮生活をしていて学ぶことが多いです。それを見て盗んで、真似して取り入れています。体のメンテナンスもその一つで、怪我が少なくなりました。永瀬(貴規)選手も実業個人で2位と結果を出していて、僕もうかうかしていられない。気合が入りました。世界選手権には万全で臨み、自分の力をアピールしたいです。」


取材:林さとる

※ eJudoメルマガ版9月5日掲載記事より転載・編集しています。

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