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ベイカーと飯田の敵は韓国勢、王子谷は癖ある長身担ぎ系と連戦・アジア大会柔道競技2018・第3日男子プレビュー

(2018年8月30日)

※ eJudoメルマガ版8月30日掲載記事より転載・編集しています。
ベイカーと飯田の敵は韓国勢、王子谷は癖ある長身担ぎ系と連戦
アジア大会柔道競技2018・第3日男子プレビュー(90kg級、100kg級、100kg超級)
■ 90kg級・準決勝に最大の山場、ベイカー茉秋とガク・ドンハンが激突
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90kg級の日本代表はリオ五輪の金メダリスト・ベイカー茉秋。

(エントリー17名)

強豪がずらりエントリーした激戦階級。しかし、優勝争いはベイカー茉秋(日本中央競馬会)とガク・ドンハン(韓国)の世界王者経験者2人に絞られる。

組み合わせでは両者が対戦するのは準決勝、ここが事実上の決勝とみて間違いない。これまでの対戦成績はベイカーの2勝1敗。両者はともに持久戦タイプの選手、しぶとく粘り続けて根負けした相手を仕留める戦術が得手だ。ただしこの長所比べではどうやらベイカーに分があり、最後に対戦した2015年のグランドスラム東京ではGS延長戦で焦れたガクが安易に隅返に打って出たところをベイカーが横四方固「一本」にとらえて勝利している。今回も長期戦になることは確実、ベイカーとしては準々決勝でイスラム・ボズバエフ(カザフスタン)を出来るだけ早く仕留め、体力を温存してこの強敵との一番に備えたい。ガクは2016年頃から投げ技の威力を一段増しており、相手の技を単なる手数稼ぎと割り切って戦うのは危険。早く二本持ってしまい、あくまでベイカーのコントロール権が及ぶ範囲で勝負をしたい。

【プールA】
第1シード:ガク・ドンハン(韓国)
第8シード:テジェン・テジェノフ(トルクメニスタン)

【プールB】
第4シード:イスラム・ボズバエフ(カザフスタン)
第5シード:ベイカー茉秋(日本中央競馬会)

【プールC】
第2シード:コムロンショフ・ウストピリヨン(タジキスタン)
第7シード:ナシフ・エリアス(レバノン)

【プールD】
第3シード:ガンツルガ・アルタンバガナ(モンゴル)
第6シード:シャフゾドベク・サビロフ(ウズベキスタン)
有力選手:セルジュ・トマ(UAE)

■ 100kg級・飯田健太郎が難敵チョグハンへのリベンジに挑む
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100kg級のホープ飯田健太郎

(エントリー17名)

飯田健太郎(国士舘大2年)とチョ・グハン(韓国)が実力で大きく抜けており、この2人が優勝争いの柱。それぞれチョが第1、飯田が第2シードに配されており、対決が実現するのは決勝だ。試合の構図は「投げの飯田」と「手数のチョ」と規定して良いだろう。

両者は昨年のグランドスラム東京でも対戦しており、その際はGS延長戦での「指導2」によってチョが勝利している。チョは飯田のような本格派を得意にしており、世界王者を目指す上での登竜門的存在。粘戦ファイターとしてはチョがこの階級の最高峰、チョに勝てれば「相手の良さを消してくる」タイプで勝てない選手はいないはず。露骨にこの手のタイプを苦手としている飯田としては、この半年でどれだけ成長できたかが試されることになるだろう。前回の対戦からはルールが変わり、現在は「指導」での決着は3つ累積しての「反則負け」のみ。これは飯田にとっては追い風だが、だからと言ってじっくり戦い過ぎるのは危険。先に攻めることで相手に主導権を渡さず、反対に相手が焦ったところを仕留めるような積極的な戦い方を考えたいところ。

【プールA】
第1シード:チョ・グハン(韓国)
第8シード:サイジャロル・サイドフ(タジキスタン)

【プールB】
第4シード:イワン・レマレンコ(UAE)
第5シード:ヴィクトル・デミアネンコ(カザフスタン)

【プールC】
第2シード:飯田健太郎(国士舘大2年)
第7シード:バティル・ホジャムハメドフ(トルクメニスタン)

【プールD】
第3シード:ルハグヴァスレン・オトゴンバータル(モンゴル)
第6シード:シェラリ・ジュラエフ(ウズベキスタン)

■ 100kg超級・見どころ多きトーナメント、王子谷剛志が2連覇に挑む
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王子谷剛志は2連覇を目指す

(エントリー11名)

優勝候補は2連覇を狙う王子谷剛志(旭化成)。近頃は2016年シーズンほどの強さは見せていないが、それでもメンバーを見る限り余程のことがない限り敗れることはないはずだ。

今大会は11名と参加者自体は少ないが、魅力的な選手ばかり。上位候補としては、ヤヴァド・マージョウブ(イラン)とベクムロド・オルティボエフ(ウズベキスタン)の100kg級からの転向組2人、トリッキーな捨て身技も用いるようになったベテランパワーファイターのキム・スンミン(韓国)、近ごろ復調傾向にある前大会の準優勝者ウルジバヤル・デューレンバヤル(モンゴル)、原沢久喜ばりの豪快な投げが持ち味のキルギスタンの隠し玉ベクボロト・トクトゴノフ(キルギスタン)らの名前が挙がる。

このなかで対王子谷という意味での注目選手はマージョウブとオルティボエフ。両者ともに王子谷の得意な本格派ではなく一癖ある選手。いずれも長身からの落差ある担ぎ技を得意としており、王子谷が得意の前進圧力に頼って安易に押し出そうとすると足元に潜り込まれてしまう可能性がある。地力に勝る王子谷としては落ち着いて組み止め、しっかり作りを為したうえで投げを狙いたい。組み合わせでは王子谷とはオルティボエフが準々決勝、マージョウブが決勝で対戦予定だ。

【プールA】
第1シード:キム・スンミン(韓国)
第8シード:イン・ヨンジエ(中国)

【プールB】
第4シード:王子谷剛志(旭化成)
第5シード:ベクムロド・オルティボエフ(ウズベキスタン)

【プールC】
第2シード:ウルジバヤル・デューレンバヤル(モンゴル)
第7シード:サンジャル・ジャボロフ(カザフスタン)

【プールD】
第3シード:ヤヴァド・マージョウブ(イラン)
第6シード:ベクボロト・トクトゴノフ(キルギスタン)

※ eJudoメルマガ版8月30日掲載記事より転載・編集しています。

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