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埼玉栄中が初優勝、ポイントゲッター猪瀬真司と野村陽光の活躍光る・第49回全国中学校柔道大会男子団体戦即日レポート

(2018年8月18日)

※ eJudoメルマガ版8月18日掲載記事より転載・編集しています。
埼玉栄中が初優勝、ポイントゲッター猪瀬真司と野村陽光の活躍光る
第49回全国中学校柔道大会男子団体戦即日レポート
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初優勝の埼玉栄中学校

第49回全国中学校柔道大会は18日、広島県立総合体育館(広島市)で日程2日目の男子団体戦の競技が行われ、埼玉栄中学校(埼玉)が優勝した。埼玉栄中はこれが初めての全国中学大会制覇。

10日に行われた関東ブロック大会を初めて制して勢いに乗る同校は、この日も先鋒猪瀬真司が6戦6勝、大将野村陽光が6戦5勝1分けとポイントゲッター2枚が大活躍。最大の山場と目された大本命・大蔵中学校(福岡)との準決勝もこの2人の勝利をテコに3-1で勝利、決勝は大成中学校(愛知)を3-0で破った。

3位には大蔵中のほか、地元広島から崇徳中学校が入賞を果たした。

戦評、入賞者と埼玉栄中・大野勝浩監督のコメント、決勝トーナメント1回戦と準々決勝以降の対戦詳細は下記。

取材・文:古田英毅/林さとる
撮影:eJudo編集部

■ 戦評
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準々決勝、大蔵中の副将甲木碧が長崎南山中・白髭優輝から開始25秒で体落「一本」

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準々決勝、埼玉栄中の大将野村陽光が国士舘中・入来院大樹から内股「技有」

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準々決勝、大成中の中堅中山康が天理中・新田朋哉から出足払「技有」

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準々決勝、崇徳中の副将高原健伸が九州学院中・濵﨑龍真から内股「一本」

【準決勝まで】

ベスト4に勝ち上がったのは大蔵中(福岡)、埼玉栄中(埼玉)、大成中(愛知)、崇徳中(広島)の4校。

3月の近代柔道杯を制している大蔵中は優勝候補の大本命。73kg級の先鋒鴛海和輝、90kg超級の副将甲木碧と個人戦でも優勝候補に挙がるポイントゲッター2人を軸にこの日も他をまったく寄せ付けず、予選リーグは松山西中(愛媛)を5-0、福井工大福井中(福井)を4-0と一本勝ちを9つ並べて圧勝。決勝トーナメント1回戦はみずき中(群馬)の次鋒オゾエメナソプル涼太を相手にに小沢陸斗が大内刈「一本」で今大会初失点を喫したものの、3-1で危なげなく勝利。準々決勝は中堅戦を落としたがこれも一本勝ち4つをマークして長崎南山中(長崎)に4-1の圧勝。ここまで鴛海と甲木は全勝、オール一本勝ちという圧倒的な出来。

埼玉栄中は10日に行われた関東ブロック大会を制した勢いをそのまま持ち込み、素晴らしい勝ち上がり。予選リーグは北上南中(岩手)を5-0、戴星学園中(大分)を4-0とこちらも一本勝ち9つを並べてまったく危なげなし。決勝トーナメント1回戦もオール一本勝ちの5-0で高川学園中(山口)を下し、最初の山場と目された国士館中(東京)との準々決勝ではポイントゲッターの先鋒猪瀬真司と大将野村陽光が期待通りの活躍。猪瀬は国士舘・伊藤優至の徹底警戒の中を「指導2」を積み上げ僅差の優勢勝ち。以降3つの引き分けを経て迎えた大将戦では野村が入来院大樹の奥襟を悠揚掴むと自身満々の左内股一発「技有」確保。終盤にクロージングを誤り、スクランブルをかけた入来院のクロス組み手に膝を着いたところを押し込まれて「技有」を失うミスを犯したが、続く抑え込みを9秒で解いて引き分けは死守。スコア1-0でベスト4への勝ち上がりを決めた。

昨年度大会の覇者・大成中は中堅のエース中山康を軸に、組み合わせの利もあって危なげない戦いぶり。予選リーグは宮崎日大中(宮崎)を5-0、岩出第二中(和歌山)を4-0でそれぞれ下し、決勝トーナメント1回戦は先鋒三並壮太、中堅中山、大将柘植元嗣と一本勝ち3つをマークして金目中(神奈川)に3-0の快勝。準々決勝の天理中(奈良)戦は大接戦となったが、2引き分けで襷を受けた中山が新田朋哉から中盤出足払「技有」獲得、そのまま電光石火の片手絞「一本」で試合を決め、この得点を守り切って1-0で勝ち抜け決定。

地元広島の第一代表・崇徳中は混戦が予想されたブロックからの勝ち上がり。予選リーグは守山中(滋賀)を4-1、羽島中(岐阜)を4-0でそれぞれ下し、決勝トーナメント1回戦も足利第一中(栃木)をまったく寄せつけず3-0の快勝。準々決勝は九州学院中(熊本)との息詰まる消耗戦を、0-0で襷を受けた副将高原健伸の内股「一本」で抜け出し、スコア1-0でベスト4入りを決めた。

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埼玉栄中は眦を決して大一番に臨む

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ポイントゲッター同士の先鋒戦、猪瀬真司が鴛海和輝を攻める

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中堅戦、坂口綾が前に出て熊谷諒也から2つの「指導」を奪う

大蔵中学校(福岡) - 埼玉栄中学校(埼玉) -
(先)鴛海和輝 - 猪瀬真司
(次)小澤陸斗 - 長濱佑飛
(中)熊谷諒也 - 坂口稜
(副)甲木碧 - 中井貴道
(大)藤本偉央- 野村陽光

事実上の決勝とすら目される大一番。12月のサニックス旗では準々決勝で戦い、大蔵中が3-2で勝利を収めているカードだ。中学カテゴリは体重順配列ゆえ、並びも完全に同一。この際は大蔵中の鴛海、甲木、藤本がいずれも「指導3」の反則で勝利、埼玉栄のほうは長濱が「指導3」の反則、坂口が内股「一本」で勝利を収めている。

73kg級と66kg級の個人戦優勝候補同士がマッチアップした先鋒戦、この準決勝の行方をそのまま左右するであろう大一番は引き手争いのさなかに、1分15秒鴛海和輝にのみ片手の「指導」。試合巧者の猪瀬真司はこのアドバンテージを見逃さず加速、内股に小内刈、大外刈と瞬間的にギアを上げ、残り40秒で袖口を絞り込んでしまった鴛海に「指導2」が宣告されることになる。内容的にはまさしく「僅差」の接戦であったが、いずれもテクニカルファウルで得たこの反則累積差で猪瀬が勝利し、埼玉栄が貴重な先制点を確保。

次鋒戦は埼玉栄・長濱佑飛に2分12秒1つの「指導」が宣告されたのみでスコア動かず引き分け。ケンカ四つで釣り手一本の攻防が続いた中堅戦も拮抗だったが、埼玉栄・坂口稜が前に出続けた僅かなディティールの差から、1分0秒大蔵中・熊谷諒也に場外の咎で「指導」。奮起した熊谷は右釣り手一本で相手を突いては右内股、大外刈と放つが坂口はこれを受けて再侵攻、守勢に回った熊谷に片手の咎で2つ目の「指導」が与えられる。先鋒戦に続きまたもやテクニカルファウルのみで得たこの反則累積差をもって、坂口がそのまま僅差の優勢勝ち、ここまでの3戦すべて展開拮抗も残ったスコアは2-0。埼玉栄が大きくリード。

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副将戦、大蔵中の甲木碧が中井貴道から払腰「技有」。

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大将戦、野村陽光が藤本偉央から左大外刈「技有」。

副将戦は大蔵中のエース甲木碧が極めて冷静、ほとんど表情を変えずに前進。ケンカ四つの中井貴道からあっという間に左払腰「技有」。中井が距離を取ろうとすると遠間から左小内刈を入れて大きく崩すなど以後も威力ある一発を放って一方的に畳を支配。さらに1分5秒には相手の小内刈を透かす得意の形で左体落を閃かせ「一本」。スコアを2-1に押し戻す。

この「一本」は極めて効高し、大将戦に勝利さえすれば内容差で勝ち抜けが決まることとなった大蔵中は藤本偉央が登場。しかし左相四つの野村陽光を前に序盤慎重になり過ぎ、58秒双方に「取り組まない」咎による「指導」。さすがに藤本奮起して前へ、左払腰に内股と攻めるが野村はこれを捌き切り、1分35秒、前に出んとした藤本の上体に力が入ったところを狙いすまして左大外刈。上体をがっちり制して決め切り、値千金の「技有」獲得。

しかし藤本はあきらめず前進。リードを得た野村は一転腰を引いての逃げ切り態勢となり2つ目の「指導」を失う。さらに相手と指を握り合わせることで組み手を遅らせようとする悪手で3つ目の「指導」を失うところであったが、危ういところで終了ブザー。この試合は野村の「技有」優勢による勝利に終わり、結果スコア3-1で埼玉栄の決勝進出が決まった。

埼玉栄中学校(埼玉) 3-1 大蔵中学校(福岡)
(先)猪瀬真司○優勢[僅差]△鴛海和輝
(次)長濱佑飛×引分×小澤陸斗
(中)坂口稜○優勢[僅差]△熊谷諒也
(副)中井貴道△体落 (1:05)○甲木碧
(大)野村陽光○優勢[技有・大外刈]△藤本偉央

先鋒戦、大将戦という鍵になるポジション2つで、サニックス旗の対戦と真逆の結果を得た埼玉栄がみごと勝利。いずれも内容的には辛勝、どちらに勝負が転がってもおかしくないところであったが、ここぞという分岐点を決して譲らず大差の勝利に辿り着いた。

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準決勝第2試合、大成中の先鋒三並壮太が崇徳中・都市弦介から払釣込足で2つ目の「技有」。

大成中学校(愛知) 2-1 崇徳中学校(広島)
(先)三並壮太○合技[払釣込足・払釣込足](1:44)△都市弦介
(次)菊池駿星×引分×積田歩睦
(中)中山康○優勢[僅差]△萩俊佑
(副)中田裕大△優勢[僅差]○高原健伸
(大)柘植元嗣×引分×高原大智

先鋒戦で大成が強烈な先制打、三並壮太がケンカ四つの都市弦介を相手に35秒払釣込足で「技有」獲得。これで手ごたえを得ると1分44秒にも再びこの技で相手の足元を払い飛ばし2つ目の「技有」。この合技「一本」が以降に非常に効いた。大成は次鋒戦の引き分けを受けたエース中山康が組み力の強さを利して手堅く試合を進め、萩俊佑から2分1秒、1分10秒と2つの「指導」を得て僅差の優勢勝ち。副将戦は高原健伸に僅差の優勢で譲ったものの、大将戦で柘植元嗣が手堅く引き分けて勝利決定。スコア2-1で3年連続となる決勝進出を決めた。

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決勝が開始される

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先鋒戦、猪瀬真司は右袖釣込腰から体を抜き、髙藤直寿風の帯取返を見せる

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猪瀬の背負投みごとに決まって「一本」

【決勝】

埼玉栄中学校(埼玉) 3-0 大成中学校(愛知)
(先)猪瀬真司○背負投(1:50)△三並壮太
(次)長濱佑飛×引分×菊池駿星
(中)坂口稜×引分×中山康
(副)中井貴道○優勢[僅差]△中田裕大
(大)野村陽光○合技[支釣込足・横四方固](2:18)△柘植元嗣

先鋒戦は左相四つ。相手方のポイントゲッター猪瀬真司を潰すには先んじて攻めるしかなし、と肚を括った大成・三並壮太は奥を叩きながら左大内刈で先制攻撃、猪瀬は右足を上げてケンケンでこれを凌ぐ。組み手争いを経ての25秒、猪瀬が深く右袖釣込腰。相手が耐えると脇下から抜け出て左手で帯を持ち、腹を突き出して髙藤直寿ばりの変形帯取返を狙う。三並はつんのめるようにして大きく崩れるも、猪瀬の引き手が切れて両者の体が離れ「待て」。

ここからは奥襟を持って組み止めたい三並とこれをかいくぐって投げを狙う猪瀬という構図で試合が進む。1分25秒、三並が釣り手を相手の引き手に乗せて思い切った片襟の左大外刈。猪瀬が大外返で迎え撃つと体を突っ込み捨てて強引に掛け切り、大きく崩れた猪瀬は腹這いで畳に落ちて「待て」。ここまでは「攻めることで守る」感のあった三並、ポイントすら想起されたこの攻防で手ごたえを得たかやや警戒を解き、続く展開はこれまでのように厳しく奥襟を叩くことなく、相手に引き手を持たせたまま釣り手で前襟を掴んで進退。猪瀬はついに訪れたこの機を見逃さず一息に腰を切って左背負投。引き手は襟、絞られている釣り手を自分の体に巻きつけるようにして腰を回し、肩を支点に相手を固定。あっという間に担ぎ上げられた三並急変した展開に一瞬ついていけずに宙を舞い、猪瀬が相手の上を転がって決め切ると主審は「一本」を宣告。試合時間は1分50秒、埼玉栄が貴重な先制点を獲得。

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次鋒戦、残り時間がほとんどないところで長濱佑飛が思い切った右払腰、しかし菊池駿星
は飛ばず。

次鋒戦は右相四つ。奥襟を持って投げを打ちたい長濱佑飛と相手の伏せ際に寝技を狙う菊池駿星という構図で試合が進み、組み手争いが続いた57秒には両者に取り組まない咎で「指導」。以降長濱が大外刈に一本背負投、菊池がこれを潰しての「腰絞め」と攻防続くが、2分24秒には立ち勝負で後手を踏む菊池に消極的との咎で2つ目の「指導」。これまで煮え切らない攻めが続いていた長濱は残り10秒になるとこれが最後とばかりに勇を鼓して右払腰。この試合初めて見せた思い切った技であったが、防御姿勢の菊池は飛ばず、両者重なるように畳に伏せたところでブザー。残ったスコアは「指導1」対「指導2」、この試合は引き分けに終わる。

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中堅戦、大成・中山康は得意の足技で幾度も坂口綾を大きく崩すが、決定打が出ない。

中堅戦は左相四つ。大成としては是が非でも得点が欲しいポジションだが、ポイントゲッターを務めねばならぬはずの中山康は坂口綾の圧力に対し、その足元を「蹴たぐり」よろしく当て崩すのみで思い切った勝負に出ることが出来ない。坂口は攻撃せんと腰を切る都度中山の「小内払い」や支釣込足で潰されてしまう恰好だが、これで時間を使うことで状況が優位になるのはリードを得ている埼玉栄の側。残り35秒で坂口に消極的との咎で「指導2」が与えられるが、あと1つの「指導」で勝利が見えるはずの中山は以後も勝負を掛け切れずに試合時間を消費。むしろ加速したのは引き分けというゴールが見えた坂口の側、相手の釣り手を抱き込んでの左内股巻込で攻めてタイムアップまで辿り着く。この試合は引き分けに終わり、埼玉栄がまたひとつ、大きく優勝へと歩を進める。

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副将戦、中井貴道が右背負投を仕掛け続け、中田裕大から2つの「指導」を奪う。

副将戦は埼玉栄・中井貴道が左、大成の中田裕大が右組みのケンカ四つ。ここで得点せねば勝負が終わってしまう立場の中田は奥襟を得ての接近戦を志向するが、中井は常に釣り手を内から突いて距離を取り、軽快にステップを踏みながら浅く右背負投を連発する得意の攻め。52秒には、後手に回った中田に組み合わない咎による「指導」。以降もこの片膝を着いた背負投の放列に中田は確たる対策を見いだせず、残り37秒にはついに「指導2」を失う。僅差勝利の要件を満たした中井は相手を引き手争いに誘って時間を消費。そのまま試合終了を迎えて優勢勝ちを果たす。この瞬間埼玉栄の全国中学校柔道大会初優勝が決まった。

思わず飛び上がらんとする選手たちを、大野勝浩監督「落ち着け」と一言制して試合は最終戦へ。

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大将戦、まとめとばかりに野村陽光が支釣込足、柘植元嗣から「技有」。

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優勝決定、静かに一礼して畳を去る埼玉栄チーム

大将戦は埼玉栄のポイントゲッター野村陽光、大成・柘植元嗣ともに左組みの相四つ。既にチームの勝利が決まっている野村だがいつもどおり荒々しく奥襟を叩いては左内股で攻め、度々相手を畳に這わせる。57秒、1分47秒と立て続けに柘植に「指導」。勝利の権利を得た野村は、柘植の集中力が切れた瞬間を狙いすまし、まとめとばかりに支釣込足。柘植の体が伸び切るとハンドル操作を利かせて押し込み「技有」、そのまま横四方固で抑え込んで2分18秒合技「一本」。チームの全国制覇に花を添える野村の一本勝ちで、最終スコアは3-0の大差となった。

埼玉栄は全6試合を戦って猪瀬真司が6勝、大将野村陽光が5勝1分けとこの日はポイントゲッター2枚が獅子奮迅の活躍。威力ある投げに加えてこれぞという山場で2つの僅差優勢勝ちを果たして勝負強さを見せた猪瀬、唯一引き分けた入来院戦も含め伸びやかな柔道で全ての試合で相手を投げた野村と、タイプの違う抜き役2枚の育成が初の頂点の原動力となった。

試合場では喜びも抑えめ、しっかり礼をして引き上げた埼玉栄チームだが『“グルーブ感”がチームをまとめるキーワード』と大野監督が語った通り、表彰式が終わるとは中学生らしくノリノリ。「やりすぎくらいが!」とのコールにチーム全員が「ちょうどいい!」と叫んで抱き合い、初めての全国制覇に大喜びだった。

大蔵中は実力十分、その戦いぶりから地力はナンバーワンと思われたが、埼玉栄の勢いの前に僅かなシナリオ分岐を逃した。9月のマルちゃん杯全日本少年大会で近代柔道杯に続く「2冠」獲得と、埼玉栄へのリベンジを期す。

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初優勝の埼玉栄中学校

【入賞者】

優 勝:埼玉栄中学校(埼玉)
準優勝:大成中学校(愛知)
第三位:大蔵中学校(福岡)、崇徳中学校(広島)
第五位:長崎南山中学校(長崎)、国士舘中学校(東京)、天理中学校(奈良)、九州学院中学校(熊本)

敢闘賞:山形第四中学校(山形)、みずき中学校(群馬)、高川学園中学校(山口)、静岡学園中学校(静岡)、金目中学校(神奈川)、東海大浦安中学校(千葉)、朝日中学校(富山)、足利第一中学校(栃木)

埼玉栄中学校・大野勝浩監督のコメント
「うれしいという言葉しかないです。(―山場は準決勝でしたか?)大蔵中学校に勝ちたい、勝とうと毎日選手にも言い聞かせてやってきました。気持ちで引かなかったのが勝因だと思います。大蔵中とは毎年冬に一緒に合宿をやっていて、本当にお世話になっている。大蔵中、それに大成中とお世話になった、尊敬している先生のチームと大きな舞台で戦えて、恩返しが出来てうれしいです。関東大会で初めて優勝して、あれが選手には大きな自信になったと思います。先鋒で必ず取って、大将まで繋ぐうちらしい戦い方が出来ていました。(―今年のチームはどんなチーム?)すごく仲が良いのですが、性格的には幼い子たちですね。叱るのは生活面が多いです。ただ純粋な子たちなので、こちらがどう教えるかでまったく変わってしまう。私も同世代の子の親ですので、親の気持ちで、親の視点に立って指導しています。(-以前、色々なチームから来た子たちを、埼玉栄のカラーでまとめていかなければいけない、という発言をお聞きしたことがあります。埼玉栄のカラーとは?)Tシャツにも書いてるのですが、『グルーブ感』です(笑)。平たくいうと、ノリですね。大人しい子も入ってきますが、『ノリよく』をキーワードに、トレーニングのときもうまく声を掛けたり、掛けさせたりしてテンションをあげています。指導に携わって9年目ですが、こんなに一気に成長出来る時期の子どもたちと触れ合うのは私にとっても刺激があるし、本当にしあわせです。この時期の子たちは、良いことも悪いことも大人の想像を超えているので、日々勉強ですね(笑)。(―日本一になった今代の子たちに、今後に向けて贈る言葉は?)感謝を持ち続けなさいということですね。ここまで来るのに色々な人にお世話になっている、その感謝を忘れたらこの先伸びないどころか、終わってしまう。人として当たり前のことをしっかりやる人間であって欲しいと思います」

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準優勝の大成中学校

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第三位の大蔵中学校

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第三位の崇徳中学校

【決勝トーナメント1回戦】

長崎南山中学校(長崎) ①代-1 山形第四中学校(山形)
大蔵中学校(福岡) 3-1 みずき中学校(群馬)
埼玉栄中学校(埼玉) 5-0 高川学園中学校(山口)
国士舘中学校(東京) 2-1 静岡学園中学校(静岡)
大成中学校(愛知) 3-0 金目中学校(神奈川)
天理中学校(奈良) 3-2 東海大浦安中学校(千葉)
九州学院中学校(熊本) 3-0 朝日中学校(富山)
崇徳中学校(広島) 3-0 足利第一中学校(栃木)

【準々決勝】

大蔵中学校(福岡) 4-1 長崎南山中学校(長崎)
(先)鴛海和輝○大内刈(1:29)△北村侑大
(次)小澤陸斗○大内刈(0:57)△松本寛心
(中)熊谷諒也△合技(1:18)○古里力斗
(副)甲木碧○体落(0:25)△白髭優輝
(大)藤本偉央○反則(1:21)△中村虎ノ輔

埼玉栄中学校(埼玉) 1-0 国士舘中学校(東京)
(先)猪瀬真司○優勢[僅差]△伊藤優至
(次)長濱佑飛×引分×金澤聡梧
(中)坂口稜×引分×横手和輝
(副)中井貴道×引分×下村琉也
(大)野村陽光×引分×入来院大樹

大成中学校(愛知) 1-0 天理中学校(奈良)
(先)三並壮太×引分×向井球真
(次)菊池駿星×引分×平見陸
(中)中山康○片手絞(1:54)△新田朋哉
(副)中田裕大×引分×寺本涼矢
(大)柘植元嗣×引分×尾方蓮

崇徳中学校(広島) 1-0 九州学院中学校(熊本)
(先)都市弦介×引分×霍本大雅
(次)積田歩睦×引分×田中愛斗
(中)萩俊佑×引分×牧野泰晟
(副)高原健伸○内股(1:29)△濵﨑龍真
(大)高原大智×引分×益田愛桜

【準決勝】

埼玉栄中学校(埼玉) 3-1 大蔵中学校(福岡)
(先)猪瀬真司○優勢[僅差]△鴛海和輝
(次)長濱佑飛×引分×小澤陸斗
(中)坂口稜○優勢[僅差]△熊谷諒也
(副)中井貴道△体落 (1:05)○甲木碧
(大)野村陽光○優勢[技有・大外刈]△藤本偉央

大成中学校(愛知) 2-1 崇徳中学校(広島)
(先)三並壮太○合技[払釣込足・払釣込足](1:44)△都市弦介
(次)菊池駿星×引分×積田歩睦
(中)中山康○優勢[僅差]△萩俊佑
(副)中田裕大△優勢[僅差]○高原健伸
(大)柘植元嗣×引分×高原大智

【決勝】

埼玉栄中学校(埼玉) 3-0 大成中学校(愛知)
(先)猪瀬真司○背負投(1:50)△三並壮太
(次)長濱佑飛×引分×菊池駿星
(中)坂口稜×引分×中山康
(副)中井貴道○優勢[僅差]△中田裕大
(大)野村陽光○合技[支釣込足・横四方固](2:18)△柘植元嗣

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