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ウルフアロンが国際大会に復帰、90kg級は向翔一郎がグランドスラムパリに続く優勝を狙う・グランプリブダペスト2018最終日男子プレビュー

(2018年8月11日)

※ eJudoメルマガ版8月12日掲載記事より転載・編集しています。
ウルフアロンが国際大会に復帰、90kg級は向翔一郎がグランドスラム・パリに続く優勝を狙う
グランプリブダペスト2018最終日男子プレビュー(90kg級、100kg級、100kg超級)
文責:林さとる/eJudo編集部

■ 90kg級・質、量揃ったハイレベルトーナメント、向翔一郎がパリに続く優勝を狙う
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グランドスラム・パリの覇者向翔一郎

(エントリー57名)

バクー世界選手権を1ヶ月半後に控え、この階級は最終調整を目的とした強豪が大挙して参戦。参加人数も57名と多く、質、量ともに揃ったハイレベルトーナメントとなった。

日本代表は小林悠輔(旭化成)と向翔一郎(ALSOK)の二人。小林は有力選手がシード選手のアレクサンダー・クコル(セルビア)とイワン=フェリペ・シウバ=モラレス(キューバ)のみという、質は高くも量の面では比較的楽なプールAに置かれた。ターゲットが絞りやすい山である。
対戦順は2回戦でシウバ=モラレス、準々決勝でクコル。どちらも世界大会表彰台クラスの実力者だが、だからこそ倒した場合の評価アップは間違いない。グランドスラム東京のときのような戦いができれば十分に上位進出が狙えるはずだ。

一方、向が引いたのはもっとも多く有力選手が詰め込まれた最激戦区プールC。2回戦のシリル・グロスクラウス(スイス)戦を皮切りに、以降は最後まで休む暇なく強敵と戦いが続く。とはいえ、相手のレベルとしては小林よりは戦いやすく、順当に勝ち進めばまずベスト8にはたどり着けるはず。今大会は2月にグランドスラム・パリを制して以来となる国際大会の舞台、2連勝を果たして実力が本物であることを示すとともに、再び世界に向翔一郎の名を知らしめたい。

【プールA】
第1シード:アレクサンダー・クコル(セルビア)
第8シード:イワン=フェリペ・シウバ=モラレス(キューバ)
日本代表選手:小林悠輔(旭化成)

【プールB】
第4シード:ウシャンギ・マルギアニ(ジョージア)
第5シード:ヤホル・ヴァラパエウ(ベラルーシ)
有力選手:クエジョ・ナーバリ(ウクライナ)、エドゥアルド・トリッペル(ドイツ)、イェスパー・スミンク(オランダ)

【プールC】
第2シード:ニコロス・シェラザディシヴィリ(スペイン)
第7シード:ザッカリー・バート(カナダ)
有力選手:ノエル・ファンテンド(オランダ)、アスレイ・ゴンザレス(キューバ)、マックス・スチュワート(イギリス)、マルク・オーデンタール(ドイツ)、シリル・グロスクラウス(スイス)
日本代表選手:向翔一郎(ALSOK)

【プールD】
第3シード:クリスティアン・トート(ハンガリー)
第6シード:ダヴィド・クラメルト(チェコ)
有力選手:セルジュ・トマ(UAE)、ジョルジ・パプナシヴィリ(ジョージア)

■ 100kg級・ウルフアロンの国際大会復帰戦、準々決勝のニキフォロフ戦が最初の山場
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世界王者のウルフアロンはこれが今季ワールドツアー初参戦

(エントリー44名)

ブダペスト世界選手権の金メダリスト、ウルフアロン(了徳寺学園職)が約1年ぶりに国際大会復帰を果たす。ウルフは昨年後半から怪我が重なり、12月のグランドスラム東京から半年間すべての大会を欠場。選考大会に1度も出ることなく過去の実績からバクー世界選手権代表に選ばれた。復帰戦となった6月の全日本実業団体対抗大会では全勝を飾っているものの、現在の戦闘力は未知数だ。

そんなウルフの復帰戦はいきなりの超ハイレベル陣容、世界選手権で決勝を争ったヴァーラム・リパルテリアニ(ジョージア)を筆頭に、トマ・ニキフォロフ(ベルギー)、ミクロス・サーイエニッチ(ハンガリー)といったメダル圏内のトップ選手が顔を揃えた。

第7シードのウルフは準々決勝でニキフォロフと対戦予定。昨年のグランプリ・デュッセルドルフ決勝において片手絞「一本」、いわゆる「ボーアンドアローチョーク」で敗れた因縁の相手であり、この試合が最初の山場。ニキフォロフはウルフの現在地を探るにはこれ以上ない相手、バクー世界選手権を占うためにも見逃せない一戦だ。

【プールA】
第1シード:ヴァーラム・リパルテリアニ(ジョージア)
第8シード:ニイアズ・ビラロフ(ロシア)
有力選手:イワン・レマレンコ(UAE)、カール=リヒャード・フレイ(ドイツ)

【プールB】
第4シード:ジョルジ・フォンセカ(ポルトガル)
第5シード:ペテル・パルチク(イスラエル)
有力選手:ラウリン・ボーラー(オーストリア)、ダニエル・ムケテ(ベラルーシ)

【プールC】
第2シード:トマ・ニキフォロフ(ベルギー)
第7シード:ウルフアロン(了徳寺学園職)

【プールD】
第3シード:ミクロス・サーイエニッチ(ハンガリー)
第6シード:ベンジャミン・フレッチャー(アイルランド)
有力選手:マーティン・パチェック(スウェーデン)

■ 100kg超級・若手、中堅、二番手が大集合、影浦心は準々決勝で同タイプの難敵バシャエフと対戦
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影浦心は第2シードに入った

(エントリー30名)

第1シードがステファン・ヘギー(オーストリア)ということからも分かるとおり、若手や中堅、二番手の選手がトーナメントの中心。世界大会上位クラスの出場は少ないが、選手のタイプのバラエティーに富んだなかなか面白い大会となった。

日本代表の影浦心(日本中央競馬会)は第2シードでプールC配置。同プール内の第7シード位置にはタメルラン・バシャエフ(ロシア)がおり、準々決勝での対戦が濃厚だ。この選手は2015年の世界ジュニア王者であり、今年のヨーロッパ選手権2位の実力者。影浦と同じ低身長の担ぎ技タイプのため、多少の戦いにくさが予想される。焦らずじっくりと戦いたい。純戦力では影浦に分があるはずだ。

ほか、注目選手としてグランプリ・ザグレブ大会で3位獲得と復調の兆しを見せているヤキフ・ハモー(ウクライナ)を挙げておきたい。2015年アスタナ世界選手権の銅メダリストながら、リオデジャネイロ五輪での敗戦をきっかけに低迷、以降はシニアではなかなか勝てない時期が続いていた。ザグレブ大会では急加速しての技の仕掛けやもつれ際のコントロールでポイントを得ており、そのトリッキーさが最大の強みだ。

【プールA】
第1シード:ステファン・ヘギー(オーストリア)
第8シード:ザルコ・クルム(セルビア)
有力選手:ヤキフ・ハモー(ウクライナ)、レヴァニ・マティアシヴィリ(ジョージア)

【プールB】
第4シード:アリアクサンドル・ヴァハヴィアク(ベラルーシ)
第5シード:ファイセル・ヤバラー(チュニジア)
有力選手:ルスラン・シャハバゾフ(ロシア)、アンドレ・ブライトバルト(ドイツ)、ダニエル・ナテア(ルーマニア)

【プールC】
第2シード:影浦心(日本中央競馬会)
第7シード:タメルラン・バシャエフ(ロシア)
有力選手:スヴェン・ハインル(ドイツ)、アンディー・グランダ(キューバ)

【プールD】
第3シード:ロイ・メイヤー(オランダ)
第6シード:フレディー・フィゲロア(エクアドル)
有力選手:ミルチャ・クロイトル(ルーマニア)、アダム・オクルアシヴィリ(ジョージア)

※ eJudoメルマガ版8月12日掲載記事より転載・編集しています。

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