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超高校級3選手も参加、世界の強豪に胸を借りる・平成30年度第3回男子全日本強化合宿

(2018年6月18日)

※ eJudoメルマガ版6月18日掲載記事より転載・編集しています。
超高校級3選手も参加、世界の強豪に胸を借りる・平成30年度第3回男子全日本強化合宿
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ウシャンギ・コカウリと乱取りを行う斉藤立

今年度第3回目となる全日本男子強化合宿が18日、講道館で報道陣に公開された。今回の合宿は12日から20日までの日程となっており、講道館で開かれている国際合宿(2018 International Training Camp in Tokyo)に日本の強化選手が参加する形で行われている。

海外からはアゼルバイジャン、モンゴル、ジョージア、オランダなどの強豪国が数多く訪れ、強化選手たちはバクー世界選手権(9/20〜27)、アジア競技大会(8/29〜9/1)でライバルになるであろう選手たちと積極的に乱取りを行い、相手の研究と地力の養成を行った。

今回特に報道陣の注目を集めたのは、シニアに混ざって参加していた、斉藤立(国士舘高2年)、中野寛太(天理高3年)、村尾三四郎(桐蔭学園高3年)の高校生3名。井上康生監督によると、高校生は学校の授業や体力との兼ね合いから2班に分かれて2泊3日の日程で参加しており、きょう参加している斉藤らは第2班とのこと。斉藤と中野はウシャンギ・コカウリ(アゼルバイジャン)、ロイ・メイヤー(オランダ)、村尾はフランク・デヴィト(オランダ)、ノエル・ファンテンド(オランダ)といった世界ランク上位の選手と積極的に乱取りを行い、シニア海外勢の力強さを肌で感じていた。

井上康生・男子監督、ウルフアロン選手のコメント要旨は下記。


取材:林さとる

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中野寛太がロイ・メイヤーを正面から攻める

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村尾三四郎はノエル・ファンテンドと寝技乱取り

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囲み取材に応じたウルフアロン選手

井上康生・男子監督のコメント
「アジア競技大会、バクー世界選手権まではまだ時間がありますから、6月までは量をこなして地力、能力を伸ばす作業を行っています。細かな調整はもう少し大会が近づいてからですね。海外の選手と数をこなして練習できるのは有益だと思います。全階級実力のある選手が来ています。国によって注目するべき点は変わってきますが、様々な国が来てくれていることは選手にとって幸せなことだと思います。(−高校生の参加について)2班に分けて2泊3日で参加してもらっています。授業もありますし、高校生は張り切って頑張りすぎますから、適度に休憩をとらせながら怪我に気をつけて練習させています。(−東京五輪の畳が中国のメーカーのものになりました)以前から情報があり、冬くらいから選手にも話しています。トータルとしてはそこまで影響はないと思われます。現在IJFの主催大会ではそちらの畳が使用されているはずですから、選手たちもある程度慣れているはずです。NTCの畳を張り替える際にその畳を採用するという構想もありますが、怪我などの影響がないか慎重に考えていきたいと思います。五輪に向けて選手が慣れることのできる環境を作っていきたいです。(−ウルフ選手の復調具合について)怪我は身体的な部分のほかに、復帰後に臆せず攻めていけるかという精神的な面も重要だと思います。彼はその強さもある選手です。最初は怖さもあったと思いますが、現在は海外の選手とも練習できており、順調に回復してきています。(−橋本選手について)フフホトでの負傷もあり、所属で調整を行っています。肩の怪我ですが、大きな怪我ではないです。実業団体の会場で会ったときも大きな声を出して元気そうにしていました(笑)。今回は直前に大会がありましたから、選手によっては調整を優先させています。アジア競技大会、バクー世界選手権に向けてしっかりとピーキングを行っていくつもりです。」

ウルフアロン選手のコメント
「(−復調具合について)先日、試合場に立つことが出来ました。10月の尼崎(※全日本学生柔道体重別団体優勝大会)以来。もともとこの実業団体を復帰戦と考えていたので、その意味では順調です。プラン通りしっかりと回復できていると思います。ただ、思うような動きができなかった部分もあり、そこは修正が必要ですね。下半身に不安を感じることは特にないのですが、内股や受けのときに膝に怖さがあります。少しずつ落ち着いてきてはいますが、内股の一歩目に入るときは今でも怖いです。体の固さが課題なので、最近はストレッチを入念に行っていますね。股関節が特に固くて今でも開脚前転ができないんですよ(笑)。寝る前や練習前にしっかりとストレッチを行っていて、部屋でテレビを見ながら1時間くらいやったりもしています。朝起きるとまたもとに戻っていますが(笑)。これからはどんどん体のメンテナンスが大事になってきますから、しっかりとケアしていきたいです。(−体重について)絞れてきていますが、まだ110kgくらいです。先日の試合のときは112kgでした。前日に餃子の食べ放題に行って食べすぎてしまい、試合の時も少しお腹がもたれ気味でした。ダメですね(笑)。トレーニングについては3月頃から自重でスクワットを始めて、4月くらいからは100kgを超える重さでやっています。減量が難しくならないように鍛えすぎることが怖かったですが、上半身のパワーも上がってきています。今は大体ベンチプレスで170kgが上がるくらいですね。(−社会人になっての変化は?)大学院にも通っているので、大学生の頃とあまり変わらない生活をしています。寮を出たので、自炊でも外食でも食事には気をつけるようにしていますね。大学院では心拍数についての研究をしていて、トップ選手と一般の選手の運動量と心拍数の関係を比較しています。自分の柔道はスタミナが持ち味なので、さらなる能力アップのために自分の体の構造を知りたいと考えたことがきっかけです。来年修士論文を提出しなければならないのですが、タイミングが最悪ですね(笑)。(−世界王者になって変わったことは?)普段の行動を一から見直しました。色々な人に見られていますから、柔道も人間性も一流にならなければと考えるようになりました。(−世界選手権に向けて)今年は実力で選ばれたわけではないので、立ち位置は崖っぷちだと思っています。ここで勝つかどうかが2年後の東京五輪に関わってくる。しっかりと勝って良い形でグランドスラム大阪に繋げたいです。去年はぽっと出で勝っただけですから、2度勝つことが重要です。2度勝てばそれは実力だと思うので。世界王者になってからまだほとんど試合に出ていなくて、まだまだ自分の柔道も完成していません。伸びしろがあると思うので、それを楽しみながらやっていきたいです。(−今年も昨年のように胸毛を剃る?)井上先生から良い脱毛クリームを教えてもらいました。ただ、僕の胸毛が好きなファンの方がいるので、迷っています。剃るのと残すのとどちらがファンが増えるか考えているところです。半分だけ剃ってハーフ・アンド・ハーフというのもありですね。それぞれ片側ずつ見てもらえれば良いと思います(笑)。」

※ eJudoメルマガ版6月18日掲載記事より転載・編集しています。

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