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旭化成Aが3年ぶり17回目の優勝、重量級の大物尾原琢仁の活躍光る・第68回全日本実業柔道団体対抗大会男子第一部即日レポート

(2018年6月10日)

※ eJudoメルマガ版6月10日掲載記事より転載・編集しています。
旭化成Aが3年ぶり17回目の優勝、重量級の大物尾原琢仁の活躍光る
第68回全日本実業柔道団体対抗大会男子第一部即日レポート
団体戦で実業柔道日本一を競う第68回全日本実業柔道団体対抗大会は10日、久留米アリーナ(福岡県久留米市)で最終日の競技が行われ、12チームが参加した男子第一部は旭化成Aが3年ぶり17回目の優勝を飾った。決勝は新日鐵住金を2対1で破った。

3位には日本中央競馬会、パーク24Aが入賞した。

決勝戦評を含む大会レポートは下記。


取材・文:古田英毅

■ 決勝まで
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準々決勝、西山大希が中矢力から内股「一本」

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準決勝、日本中央競馬会の池田賢生が新日鐵住金・赤迫健太から小内巻込で1つ目の「技有」

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代表戦、西山大希が影浦心を粘り強く攻めGS「指導3」で勝利

決勝に進んだのは新日鐵住金と旭化成Aの名門2チーム。それぞれ準決勝で大きな山場を乗り越えての勝ち上がりだ。

新日鐵住金は第4シード待遇を受け、準々決勝(2回戦)からの登場。佐藤和哉、田中大貴、上田轄麻、高橋和彦、西山大希という布陣でこのALSOK戦に臨んだ。
この試合はスコア4-0という好発進。先鋒佐藤は熊代佑輔から「指導3」の反則で勝利、次鋒戦は不戦勝、中堅上田轄麻が田中颯から合技「一本」で勝利して早くもこの時点で勝利確定。副将戦は高橋のパワーに向翔一郎の変幻自在ぶりと互いが持ち味を出しあった末に引き分け、大将戦は西山大希が粘る中矢力をしっかり内股「一本」に仕留めてフィニッシュ。

準決勝では2連覇を狙う第1シードチーム・日本中央競馬会と大熱戦。先鋒高橋和彦が長島啓太と、次鋒佐藤和哉がレイズカヨルとそれぞれ引き分け、得点ポイントと目された中堅戦では西山大希が片岡仁からしっかり3つの「指導」を確保して先制点を得る。副将上田轄麻が影浦心から引き分けをもぎとってどうやら勝利まであと一歩というところまでこぎつけたが、大将戦では赤迫健太が巧者池田賢生の小内巻込2発に沈み、合技「一本」で痛恨の敗戦。試合は代表者1名による決定戦へと持ち込まれる。

代表戦は4月に行われた全日本柔道選手権3回戦の再現カード、西山大希に影浦心がマッチアップ。全日本では西山が「指導3」対「指導2」で勝利しているが、今回も影浦は西山に取り口噛み合わぬ様子、度々鋭い支釣込足を閃かせる西山の相対的優位で試合が進む。しかしスコア的には1分23秒双方に「指導1」、2分30秒には西山の側にのみ片襟の「指導2」が宣告されて影浦がリード。噴気した西山一段攻撃の密度を高め、残り31秒で影浦に場外の「指導2」。この「指導2」を双方が失ったタイスコアのまま試合はGS延長戦へと持ち込まれることとなる。延長戦も西山はこの流れを継続、大胆な大外刈の乗り込みと支釣込足の崩しを続け、1分17秒に三審が合議を持つことに。結果西山の攻勢を評価する形で影浦に3つ目の「指導」が与えられて試合は決着。新日鐵住金の決勝進出が決まった。

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準々決勝、旭化成は大将尾原琢仁が大辻康太から払巻込「一本」で決勝点を挙げる。

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準決勝、旭化成の大将垣田恭兵が渡辺智斗に変則の左背負投

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みごと決まって「一本」

昨年度大会準優勝の旭化成Aは第2シード配置、準々決勝(2回戦)から登場し、接戦の連続を勝ち抜いての決勝進出。

日本エースサポートと対峙した初戦は先鋒から副将まで4戦連続の引き分け。小林悠輔が五十嵐純平と、安達裕助が松谷鯉太郎と、そして王子谷剛志が山本幸紀と、さらに石内裕貴が佐藤雄哉からそれぞれ獲りきれず、スコア0-0のまま大将戦を迎えることとなる。

大将戦は尾原琢仁が大辻康太とマッチアップ。尾原は試合巧者の大辻を前に決定的な場面を作ることこそなかなか出来ずも、釣り手の肘を上げての寄せに鋭い足技と丁寧に攻めを積み続けて徐々に大辻のスタミナと集中力を奪う。試合が終盤に差し掛かろうというところでついに大辻の体を捕まえ、一気にスピードアップしての払巻込一発「一本」。この殊勲の一撃で勝ち抜け決定、最終スコア1-0で準決勝へと進出。

準決勝ではパーク24と激戦。先鋒石内裕貴は丸山剛毅と引き分け、次鋒穴井航史は北野裕一に「技有」優勢で敗れてビハインド。期待の王子谷剛志には同門でその柔道を良く知る巧者長澤憲大がマッチアップ、この試合も引き分けに終わって0-1ビハインドのまま試合は終盤戦へ。

副将戦は前戦の殊勲者尾原琢仁が小原拳哉から手堅く3つの「指導」を奪って勝利、これでスコアは1-1のタイ、内容差の有利を得て試合は大将戦へと引き継がれる。

大将戦は旭化成が垣田恭兵、パーク24が渡辺智斗。国内きっての巧者である垣田に身長189センチ体重135キロの巨漢渡辺、まるで全日本選手権かと見まがう豪華なカード。身長で15センチ、体重で45キロの差がある対戦だが、大型選手狩りが得意な垣田はむしろ水を得た魚。渡辺の袖を抑え、圧をずらしては担ぎ技で懐に潜り込んでと変幻自在、いかにもこの人らしい溌溂とした試合ぶり。渡辺が垣田の背中で巧みに体重を抜いて落下方向をずらし続けたためなかなか決定打は生まれなかったが、終盤ついに重心噛み合う位置に潜り込んむ。右引き手で右袖、左釣り手で相手の右襟を握った変則の左背負投で渡辺を一回転さえ「一本」。この劇的な一発でスコアは2-1、旭化成Aの決勝進出が決まった。

■ 決勝
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決勝に臨む新日鐵住金の面々

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3年ぶりの優勝を目指す旭化成チーム

開示されたオーダー順は下記。

新日鐵住金 – 旭化成
(先)高橋和彦 - 石内裕貴
(次)西山大希 - 王子谷剛志
(中)田中大貴 - 垣田恭兵
(副)佐藤和哉- 小林悠輔
(大)上田轄麻 - 尾原琢仁

明確な得点ポジションは双方見出しがたし。敢えて挙げれば中堅戦における垣田恭兵の得点の可能性が高いとまでは言えるが、全ポジション試合巧者が揃い、かつ彼我の戦力差から自身の仕事がしっかり割り出せる手練れの選手ばかりが揃ったこの試合はロースコアゲームの接戦必至。旭化成には本来絶対の得点役を担うべき王子谷の存在があるがこの日はどうやら不調、かつ相手は苦手のケンカ四つの西山であり、ここでの明確な得点を織り込むのは難しい状況。

不確定要素を挙げるとすれば、上り調子の石内にパワー抜群でこの日好調のベテラン高橋和彦がマッチアップする先鋒戦。石内は攻撃型、比較的防御の鷹揚な高橋を相手に得点を狙った思い切った行動を取る可能性が高く、かつ高橋の側も守りではなく、以後の陣容から見て自分が取らねばならぬとの使命感に燃えているはず。高橋にはチームの事情を体に電荷として帯びることが出来る感性の高さがあり、「新日鐵」の名を冠して戦う最後の団体戦(※2019年4月から社名が「日本製鉄」と変更される)において優勝しようとの意志を、攻撃行動の燃料として抱えているはず。増して担うは先鋒の重責、使命感高からぬわけがない。というわけで双方が一定以上のリスクを承知で攻めに出、互いに「隙」を抱えることが見込まれるこの試合は、手堅い選手揃うこの布陣において勝敗の天秤を大きく揺らす可能性があるはずだ。

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先鋒戦、序盤は石内裕貴が釣り手でしっかり高橋和彦の体を突いて優位

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終盤高橋が一気の加速、内股「技有」

先鋒戦は高橋が左、石内が右組みのケンカ四つ。引き手争いの中、石内は釣り手の肘を上げてアーチ状にコントロール、巧みに前に出続ける。まっすぐ下げられた高橋は場外に出てから思い切り内股一発、サイズ差を生かして石内を吹っ飛ばすが主審は畳を割った時点で既に「待て」を掛けており、43秒高橋に場外の「指導」。以後は釣り手をコントロールして前に出ながら一方的に引き手を得ようとする石内、これを突破して圧を掛けたい高橋という構図で試合が進むが、1分41秒双方に「取り組まない」咎による「指導」。この時点で反則ポイントの累積は高橋が「2」、石内が「1」。

ここまでは得点の生まれる気配決して濃い内容ではなかったが、後のない状況に高橋が奮起。2分を過ぎて高橋が初めて圧を掛けられる状態を作ったあたりから試合が大きく動き始める。高橋前に出て思い切り内股、さらに抗した石内が前に出てくるとこれを呼びこみながら金棒で叩くような左小外刈一撃、強烈な一撃に石内転がり伏せて「待て」。直後の2分57秒石内に消極的との咎で「指導2」。

高橋は体ごと前へ。これまでの圧力が効いたか石内は消耗、押し込み続けた序盤とは打って変わってこの前進を捌きかね、少々苦しい状態。片手の内股で展開を切ってもはやなんとか試合終了まで辿り着こうというところに試合の方針をシフトするが、ここで機熟したりと見た高橋一段スピードを上げて思い切り左内股。石内は大型車輛に激突されたがごとくその衝撃自体に跳ね上がり、激しく畳に落ちて「技有」。

この時点で残り時間は僅か28秒。このまま高橋が「技有」優勢で勝利して先鋒戦は終了、新日鐵住金が値千金の先制点を得る。

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王子谷剛志はきっかけつかめず、終盤は体落の掛け潰れも見せる

次鋒戦は西山大希が左、王子谷が右組みのケンカ四つ。王子谷は体ごと前進、西山が踏みとどまると両手を首裏に回して圧力を掛けるが、西山巧みな体捌きでこれを剥がしては引き手争いへと持ち込む。1分13秒双方に片手の「指導」。王子谷はふたたび両襟、西山はこれを剥がして鋭い左小内刈、王子谷の側はこれを出足払に切り返して再び接近を図る。

王子谷は構えの左右を変えながら巧みに首裏の襟を両手で抑え、ガッチリ圧力。しかし西山が崩れずに耐えながら足を飛ばすと主審は的確に状況を判断、2分31秒ブロッキングの咎で王子谷に2つ目の「指導」を宣告する。

対西山戦の軸である両襟作戦にいったんダメを出された形の王子谷は明らかに減速、残り30秒にはこの両襟から体落を放つが、自身タブーとしていたはずの「片手を前に潰れてしまう」掛け潰れとなってしまい元気なし。チームのリードを背にした西山もこの段に至っては無理をする理由はなく、この試合は引き分けに終わった。

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垣田恭兵が田中大希を左小内刈に捉え「技有」

中堅戦は新日鐵住金・田中大希、旭化成・垣田恭兵ともに左組みの相四つ。垣田は左背負投、片襟の左背負投と試合が始まるなり得意の担ぎ技を連発。1分過ぎには両襟をガッチリ確保して相手をコントロール、次いで左袖釣込腰を見せる。しかし主審は前段に袖口を握り込んだまま膠着した垣田の組み手を見逃さず、1分19秒垣田に「指導」。

田中は大内刈を見せるが散発、敢えて試合を動かし過ぎず垣田のきっかけを減らすクレバーな試合ぶり。しかし垣田は離れた状態からの蹴り崩しに接近しての担ぎ技と距離を出し入れしながら、本命の一発を入れるタイミングを探り続けて集中力極めて高し。そして3分4秒に引き手で襟を掴んだ垣田が左小内刈一発。右引き手で左襟、左釣り手で左袖を握ってこれをクロスさせてまとめることで相手を固定、体ごと飛び込んだ一撃に田中両足を畳から離す勢いで吹っ飛び「技有」。

どうやら仕事は果たしたとばかりに、垣田は以後手堅く試合をまとめ、田中に反撃のきっかけを与えず。この試合は垣田の「技有」優勢で終了、ここでスコアは1-1のタイとなる。

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佐藤和哉と小林悠祐による副将戦

副将戦は佐藤和哉が右、小林悠輔が左組みのケンカ四つ。引き手争いが続き、35秒佐藤の側に片手の「指導」。小林は動き良く小内刈、出足払と繰り出して距離を取り、佐藤に接近を許さない。佐藤には足技という飛び道具があるがこれは組み合うことが大前提であり、ケンカ四つでかつこの事情を十分理解して進退する小林の前に繰り出すきっかけがなかなか見いだせない。一計を案じた佐藤は片手から左への横落を2度見せるが通じず、しかし小林の側も1分50秒偽装攻撃の「指導」を失ってスコアはタイ。試合は予断を許さず。

終盤佐藤は左への横落から右体落に繋ぐ良い攻めを見せ、ようやくきっかけをつかんだ気配。右体落で追い込まれた小林が畳を割って、3分8秒小林に場外の咎で2つ目の「指導」。佐藤は横落、右体落、片手の大内刈と放ってようやく加速するがしかし残り時間はほとんどなくそのまま試合終了。この試合は引き分けに終わった。

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上田轄麻と尾原琢仁の大将戦

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尾原が支釣込足で値千金の「技有」

1-1のタイスコアで迎えた大将戦は新日鐵住金・上田轄麻が左、旭化成・尾原琢仁が右組みのケンカ四つ。開始早々尾原が引き手を取って支釣込足を放つと上田が潰れ、以降はがっぷり組み合って足元を蹴り合う展開が続く。相手の良いところを消す戦術眼にも長けた上田が離れる形でいったんこの組み合いはリセット、1分19秒双方に消極的との咎で「指導」。

大型で柔道のスケール感はあるが組み手や決めの方法論がやや鷹揚な尾原、一方中学時代から常に全国大会の一線で活躍し戦術眼と細かい技術にも長けた上田。この組み合わせを考えれば以後も試合が動く可能性は少ないかと思われたが、試合が終盤に差し掛かるところで様相一変。再びの足元の蹴り合いからひときわ鋭く尾原が支釣込足の形で左を閃かせると上田弾かれたように吹っ飛び、抗する間もないまま畳に落下。2分52秒「技有」。試合をそのまま決める、決定的なポイントである。

残り時間はこの時点で1分8秒。上田奥襟を叩いて前に出て払巻込、ここで潰れる時間はなしとそのまま立ち上がって前進を継続するがリードを得た尾原はもはや取り合わず。上田に支釣込足、払巻込と良い攻撃があって残り6秒になって尾原に2つ目の「指導」が宣告されるがもはや遅し、このまま試合は終了となり尾原の勝利が確定。結果、スコア2-1で旭化成が勝利、3年ぶり17回目の優勝に輝くこととなった。

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勝利決定、喜びに沸く旭化成ベンチ

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殊勲の尾原をメンバーが讃える

旭化成は優秀選手賞に輝いた垣田恭兵と尾原琢仁の働きが出色。ベテランと若手の力が噛み合った形だ。勝利した3戦は全て接戦、負傷で羽賀龍之介と永瀬貴規を欠き、柱となるべき王子谷剛志も不調という苦しい状況であったが、戦力の厚さはもちろん、なにより個々の選手に浸透した戦略眼と使命感の高さが印象的。全員が為すべき仕事をしっかり理解し、かつそれを為し得る技術がしっかり伴っていた。在籍フルメンバーで形成し得るオールスター陣容からは一段落ちる布陣であったが、さすがの内容であったと評したい。

特に尾原の活躍には驚かされた。筑波大の貴重な重量級戦力として全日本学生優勝大会制覇に連なった好選手であるが、スケール感の大きさの一方で技術的に詰めるべき空白域もまた多く、相手が「止めに来る」「消しに来る」展開を乗り越えられるような方法論を得ることは難しいタイプと勝手に解釈していた。不明を恥じる次第である。尾原本人、そして中村兼三監督がともに語るところでは、百瀬優コーチ、吉田優也コーチの指導を得、組み手や戦略、戦術、具体的な技と今季かなりの上積みがあった模様。今大会最大の発見はこの尾原と言って良いのではないだろうか。シニア個人での活躍は勿論だが、西潟健太、百瀬優と同所属から名優が相次いで畳を去った折でもあり、全日本選手権で彼らの後を継ぐような好役者への成長を期待したいところだ。

入賞者と中村兼三監督、尾原琢仁選手のコメント、1回戦のスコアと2回戦以降の対戦詳細は下記。

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優勝の旭化成A

【入賞者】
(エントリー12チーム)
優 勝:旭化成A
準優勝:新日鐵住金
第三位:日本中央競馬会、パーク24A
優秀選手:垣田恭兵、尾原琢仁(旭化成A)、高橋和彦、西山大希(新日鐵住金)、池田賢生(日本中央競馬会)

※旭化成Aは3年ぶり17回目の優勝

旭化成・中村兼三監督のコメント
「戦力的にはかなり厳しいと思っていましたが、選手が役割を良く理解して、しっかり仕事をしてくれました。百瀬コーチ、吉田コーチが組み手、気持ち、戦い方など私が伝えきれない部分を本当にしっかり選手に教えてくれたことが優勝に繋がったと思っています。決勝は1対1を予想、実際の展開も代表戦に繋がる流れでしたが、こちらの考えを1つ超えるスコアになった。尾原が良く勝ってくれました。尾原は今回の試合で自信も、力もつけたと思います。きっかけになる試合だったのではないでしょうか。(―王子谷剛志選手について?)調子は良くなかったですが、なにしろ試合に出ずっぱりだったので仕方がない部分もある。この先は心配していないです。(-今後について?)団体戦の勝利は勿論ですが、何より個人で世界に出れる選手、勝てる選手をしっかり出していきたいと思っています。」

旭化成・尾原琢仁選手のコメント
「自分の柔道をするだけ、技でも『指導』でも、何が何でも結果を出そうと必死で試合しました。百瀬優コーチ、吉田優也コーチから組み手、技の威力と、一からやり直すくらいにしっかり教えて頂いたことが、だんだん身になって来たと思います。(―大学時代と変わったことは?)技術も勿論ですが、大学では周囲に任せきりだったと反省しています。自分はまだ新人ですが、1年目、2年目であっても自分がチームの中心なんだ、チームを引っ張るんだと思い込んで試合をしました。(―次の目標は?)個人でも勝つことです。まず8月の実業団体で勝ち、今年はグランドスラム東京を目指します。」

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1回戦、センコーB・具志堅一弘が旭化成Bの海老泰博から内股「一本」

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1回戦、ALSOKの熊代佑輔がパーク24B・田村和也から小外刈「一本」

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準々決勝、日本中央競馬会の長島啓太が具志堅一弘から大内刈「技有」

【1回戦】

センコーB ①-1 旭化成B
ALSOK 3-1 パーク24B
日本エースサポート 4-1 九州電力
センコーA 4-0 アドヴィックス

【準々決勝】

日本中央競馬会 4-0 センコーB
(先)片岡仁×引分×石田勇太
(次)長島啓太○合技(1:38)△具志堅一弘
(中)池田賢生○縦四方固(3:03)△稲田基
(副)レイズカヨル○大外刈(2:06)△長倉有樹
(大)影浦心○反則[指導3](2:11)△橋野智洋

新日鐵住金 4-0 ALSOK
(先)佐藤和哉○反則[指導3](3:48)△熊代佑輔
(次)田中大貴○不戦△
(中)上田轄麻○合技(2:19)△田中颯
(副)高橋和彦×引分×向翔一郎
(大)西山大希○内股(3:49)△中矢力

旭化成A 1-0 日本エースサポート
(先)小林悠輔×引分×五十嵐純平
(次)安達裕助×引分×松谷鯉太郎
(中)王子谷剛志×引分×山本幸紀
(副)石内裕貴×引分×佐藤雄哉
(大)尾原琢仁○払巻込(2:27)△大辻康太

パーク24A 3-0 センコーA
(先)渡辺智斗○反則[指導3](1:44)△制野孝ニ郎
(次)北野裕一○内股(1:50)△浅沼拓海
(中)丸山剛毅×引分×尾崎央達
(副)江畑丈夫×引分×安田圭吾
(大)長澤憲大○横四方固(1:36)△釘丸太一

【準決勝】

新日鐵住金 ①代-1 日本中央競馬会
(先)高橋和彦×引分×長島啓太
(次)佐藤和哉×引分×レイズカヨル
(中)西山大希○反則[指導3](3:23)△片岡仁
(副)上田轄麻×引分×影浦心
(大)赤迫健太△合技(2:20)○池田賢生
(代)西山大希○GS反則[指導3](GS2:43)△影浦心

旭化成A 2-1 パーク24A
(先)石内裕貴×引分×丸山剛毅
(次)穴井航史△優勢[技有]○北野裕一
(中)王子谷剛志×引分×長澤憲大
(副)尾原琢仁○反則[指導3](3:20)小原拳哉
(大)垣田恭兵○背負投(2:56)△渡辺智斗

【決勝】

旭化成A 2-1 新日鐵住金
(先)石内裕貴△優勢[技有]○高橋和彦
(次)王子谷剛志×引分×西山大希
(中)垣田恭兵○優勢[技有]△田中大貴
(副)小林悠輔×引分×佐藤和哉
(大)尾原琢仁○優勢[技有]△上田轄麻

※ eJudoメルマガ版6月10日掲載記事より転載・編集しています。

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