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グランプリフフホト2018・最終日女子プレビュー(78kg級、78kg超級)

(2018年5月26日)

※ eJudoメルマガ版5月26日掲載記事より転載・編集しています。
グランプリフフホト2018・最終日女子プレビュー
(78kg級、78kg超級)
■ 78kg級・世界王者アギアールが継続参戦、佐藤瑠香が連勝に挑む
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現役世界王者のマイラ・アギアール

(エントリー16名)

現役世界王者のマイラ・アギアール(ブラジル)がグランドスラム・デュッセルドルフ、グランドスラム・エカテリンブルクに続いて参戦。デュッセルドルフ大会でアギアールから金星を挙げた佐藤瑠香(コマツ)が連勝に挑む。

アギアールは準決勝でパク・ユジン(韓国)とサマ=アワ・カマハ(フランス)の勝者と対戦することになるが、どちらが勝ち上がってきてもアップセットの可能性は僅少。よほどコンディションが悪くない限り決勝進出はまず間違いない。対する佐藤も対戦相手に対抗馬となるような選手はおらず、決勝までは特に問題なく勝ち上がれるはずだ。

ブダペスト世界選手権の失態によって一度は代表争いで大きく後退した佐藤が再び浮かび上がってこられたのは、前述のデュッセルドルフ大会で王者アギアールに勝利したからにほかならない。しかし、今回敗れてしまえばその勝利もフロックと見なされかねず、髙山莉加(三井住友海上)が急激に下から突き上げてきている現状(国内の成績では高山が圧倒的に優位だ)では即命取りになる可能性すらあるだろう。今大会は佐藤にとって絶対に負けられない戦いだ。アギアールとしても同じ相手に2度続けて負けるわけにいかないはずであり、今回は本気で潰しにくることが予想される。全力のアギアールに対して佐藤がどのような柔道で立ち向かうのか、ここがキャリアの正念場と思って覚悟ある戦いを見せてほしい。

【プールA】
第1シード:マイラ・アギアール(ブラジル)
第8シード:アレクサンドラ・バビンツェワ(ロシア)

【プールB】
第4シード:パク・ユジン(韓国)
第5シード:サマ=アワ・カマハ(フランス)

【プールC】
第2シード:カレン・スティーフェンソン(オランダ)
第7シード:サマンタ・ソアレス(ブラジル)

【プールD】
第3シード:佐藤瑠香(コマツ)
第6シード:ヤヒマ・ラミレス(ポルトガル)

■ 78kg超級・今回もテーマは変わらず対大型、国内を制した素根輝がワールドツアー初制覇に挑む
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素根輝がワールドツアー初制覇に挑む

(エントリー13名)

本階級の主役は素根輝(南筑高3年)。テーマは今大会も変わらず「対大型」だ。素根は選抜体重別選手権と皇后盃の国内ビッグタイトルに連勝しながら、バクー世界選手権の代表争いでは形上ライバルの朝比奈沙羅(パーク24)の後塵を拝した。直近の両者の対戦成績は素根の2連勝、国内の成績では素根がリードしていながら、国際大会での実績が明暗を分けた格好だ。素根はこれまでにワールドツアーに4度出場しているが、いまだ優勝はゼロ。朝比奈との日本人対決で破れた昨年と一昨年のグランドスラム東京はともかく、それ以外の2大会ではどちらも大型選手を相手に強引に巻き込まれて星を落としている。階級内では小兵の素根にとって大型選手に以下に対抗するかということは、常に付きまとう最重要課題である。今大会は東京五輪出場を賭けたポイントレースの開幕戦であり、新たなスタートを切るには絶好の舞台。ここでワールドツアー初優勝を飾っておきたい。

これまでに素根がポイントを失った場面は、いずれも正面から圧を受けやすい相四つが相手であり、技術を抜きにした体格まかせの技によるもの(明らかに格下のヤスミン・クルブス(ドイツ)にもこの形で「技有」を奪われている)。今大会に参加しているトップ選手はキム・ミンジョン(韓国)とマリア=スエレン・アルセマン(ブラジル)の2名だが、どちらも素根と同じ左組み。ただし、この両者には昨年のグランドスラム東京で既に勝利を収めている。キムとアルセマンは相手とのやり取りのなかで柔道を行うタイプであり、これまで素根が敗れている猪突猛進に巻き込んでくる大型選手とは少々毛色が異なる。まずは組み手で優位を作り、焦らずじっくりと戦いたい。

不確定要素はプールCに配されているワン・ヤン(中国)の存在。2月のグランドスラム・パリで素根を破ったあの選手だ。素根の前にアルセマンと戦わねばならぬためここで消える可能性が高いが、もし再戦となればしっかりとリベンジを果たしておきたいところ。前回対戦時には右構えからの左大外巻込で投げられており、同じ轍を踏まないように注意したい。リーチの差はあるものの、グランドスラム東京では素根が一方的に勝利しており、組み際に注意さえしていればそれほど怖い相手ではないはずだ。

【プールA】
第1シード:キム・ミンジョン(韓国)
第8シード:ジアン・ヤナン(中国)

【プールB】
第4シード:アン=ファトウメタ・ムバイロ(フランス)
第5シード:ハン・ミジン(韓国)

【プールC】
第2シード:マリア=スエレン・アルセマン(ブラジル)
第7シード:ワン・ヤン(中国)

【プールD】
第3シード:素根輝(南筑高3年)
第6シード:バトトルガ・ムンフツヤ(モンゴル)

※ eJudoメルマガ版5月26日掲載記事より転載・編集しています。

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