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グランプリフフホト2018・第1日女子プレビュー(48kg級、52kg級、57kg級)

(2018年5月24日)

※ eJudoメルマガ版5月24日掲載記事より転載・編集しています。
グランプリフフホト2018・第1日女子プレビュー
(48kg級、52kg級、57kg級)
■ 48kg級・東アジアの強豪が集結、近藤亜美は好配置引く
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日本代表の近藤亜美

(エントリー29名)

ムンフバット・ウランツェツェグ(モンゴル)と近藤亜美(三井住友海上)の世界王者2名に、リオデジャネイロ五輪銀メダリストのジョン・ボキョン(韓国)がエントリー。これだけでも十分豪華なところに、52kg級から出戻りのロンドン五輪王者サラ・メネゼス(ブラジル)までもが加わり、非常に密度の濃いトーナメントが出来上がった。他のシード選手も世界選手権で上位を狙える強豪ばかりであり、掛け値なしの超ハイレベル陣容。

有力選手が軒並みプールABに詰め込まれるなか、近藤が配されたのはプールD。決勝までに対戦する相手は実力的に差がある欧州勢のみであり、勝ち上がり自体はまず間違いないはずだ。可能な限り消耗を抑え、誰が勝ち上がってきてもタフな戦いになること必至の決勝の戦いに備えたい。

周囲の顔ぶれを見る限りプールAのムンフバットは準決勝まで勝ち上がる可能性が非常に高いが、プールBのジョンには山場あり。準々決勝で国内の後輩カン・ユジョン(韓国)の挑戦が待ち受ける。カンは現在伸び盛りの若手選手だが、昨年のグランドスラム東京ではジョンが勝利しており、実力ではまだまだ分があるという印象。大物対決を期待するファンとしてはしっかりとここを勝ち上がってもらい、準決勝でのジョン-ムンフバットとの熱戦に期待したいところだ。

【プールA】
第1シード:ムンフバット・ウランツェツェグ(モンゴル)
第8シード:ジュリア・フィゲロア(スペイン)
有力選手:サラ・メネゼス(ブラジル)

【プールB】
第4シード:ジョン・ボキョン(韓国)
第5シード:カン・ユジョン(韓国)

【プールC】
第2シード:ミリカ・ニコリッチ(セルビア)
第7シード:ノア・ミンスカー(イスラエル)

【プールD】
第3シード:近藤亜美(三井住友海上)
第6シード:シラ・リショニー(イスラエル)

■ 52kg級・最大の注目ポイントは決勝、阿部詩がミランダと初対決濃厚
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阿部詩はエリカ・ミランダとの初対決が濃厚

(エントリー28名)

もともとの階級自体の肉の薄さもあり、48kg級と比べると寂しい陣容。唯一注目すべきは初の世界選手権代表の座を掴んだ阿部詩(夙川学院高3年)と、長く世界大会表彰台の番人を務めるエリカ・ミランダ(ブラジル)による決勝ということになるだろう。両者は2月のグランドスラム・デュッセルドルフ大会にも揃ってエントリーしていたが、ミランダがトーナメント途中で敗れたために直接対決はまだ実現していない。

阿部がバクー世界選手権でまず表彰台以上に辿り着くには、中途でミランダとナタリア・クズティナ(ロシア)の、いずれかに必ず勝利する必要がある。今回の直接対決はその結果を占う絶好の機会だ。相手の袖を絞った形を得意とする阿部にとって、パワーがあり寝技の上手いミランダは決して相性の良い相手ではないはず。今大会のエントリーの段階で阿部がミランダに照準を合わせていることは間違いなく、特異ではないタイプを相手にどのような戦い方を見せてくれるのか、大いに期待したい。

【プールA】
第1シード:エリカ・ミランダ(ブラジル)
第8シード:アストリーデ・ネト(フランス)
有力選手:ユリア・カザリナ(ロシア)

【プールB】
第4シード:エヴェリン・チョップ(スイス)
第5シード:レカ・プップ(ハンガリー)

【プールC】
第2シード:阿部詩(夙川学院高3年)
第7シード:エカテリーナ・グイカ(カナダ)

【プールD】
第3シード:アンジェリカ・デルガド(アメリカ)
第6シード:ベティーナ・テメルコワ(イスラエル)

■ 57kg級・中堅の強豪が大量参戦、最注目は出口クリスタの出来
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出口クリスタは国際大会で連戦連勝、もっか絶好調。

(エントリー28名)

トップ選手の参加はリオデジャネイロ五輪金メダリストのラファエル・シウバ(ブラジル)のみだが、出口クリスタ(カナダ)、玉置桃(三井住友海上)、クォン・ユジョン(韓国)といった、今まさにトップに割って入らんとする旬の若手、さらにレン・チェンリン(台湾)、ミリアム・ローパー(パナマ)ら、世界選手権ベスト8の境界線付近にいる中堅選手が大勢参加。48kg級のようなトップ選手同士による殴り合いという派手な形ではないが、なかなかに見どころの多いトーナメントが組まれた。

最注目はカナダ国籍取得後、今年国際大会で負けなしの快進撃を続ける出口の出来。2月のグランドスラム・パリ大会では決勝で芳田司(コマツ)を破って優勝を飾っており、4月に行われたパンナム選手権でも準決勝で国内のライバルであるジェシカ・クリムカイト(カナダ)に「指導3」反則で勝利して優勝を果たしている。今大会では2回戦でシウバとの対戦が組まれており、ここが序盤戦最大の山場だ。シウバは大会によってコンディションが大きく上下する選手であり、出口の手堅い柔道はこの選手に対して相性が良いはずと見る。バクー世界選手権において日本勢最大のライバルとなる可能性も高く、日本のファンはここで改めて出口の「敵」としての実力を客観的に確認しておくべきだろう。

日本代表の玉置はこれといった対抗馬のいないプールAに配された。第1シードのティムナ・ネルソン=レヴィー(イスラエル)は世界ランクの高さに比してそれほど実力のある選手ではなく、余程のことがないかぎり負けることはないはず。良い内容でプール戦を勝ち上がり、勢いを得て出口との準決勝に臨みたい。

【プールA】
第1シード:ティムナ・ネルソン=レヴィー(イスラエル)
第8シード:玉置桃(三井住友海上)

【プールB】
第4シード:レン・チェンリン(台湾)
第5シード:ラファエル・シウバ(ブラジル)
有力選手:キム・ジャンディ(韓国)、クリスタ・デグチ(カナダ)

【プールC】
第2シード:ミリアム・ローパー(パナマ)
第7シード:ジェシカ・クリムカイト(カナダ)
有力選手:マルフリート・ベルフストラ(オランダ)、ルハグヴァトゴー・エンフリーレン(モンゴル)

【プールD】
第3シード:クォン・ユジョン(韓国)
第6シード:ヘドウィグ・カラカス(ハンガリー)
有力選手:ザブリナ・フィルツモザー(オーストリア)

※ eJudoメルマガ版5月24日掲載記事より転載・編集しています。

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