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高校生2人が大舞台に挑戦、村尾は涙で、中野は笑顔で試合振り返る・平成30年全日本柔道選手権

(2018年4月29日)

※ eJudoメルマガ版4月29日掲載記事より転載・編集しています。
高校生2人が大舞台に挑戦、村尾は涙で、中野は笑顔で試合振り返る
平成30年全日本柔道選手権
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一回戦、村尾三四郎が近藤拓也を攻める

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二回戦、中野寛太は実力者山下魁輝を相手に堂々たる戦い

29日に行われた全日本柔道選手権は初出場者が25人。ついに武道館の畳に辿り着いたベテランに伸び盛りの若手とそれぞれが思い切った試合を繰り広げ、素晴らしい投げが決まり続けた好大会の演出に一役買った。

その中でも特に注目を集めたのが現役高校生2人の挑戦。

昨夏のインターハイ90kg級の覇者・村尾三四郎(桐蔭学園高3年)は一回戦から登場。近藤拓也(北信越・嶺南東特別支援学校教)戦を「指導3」の反則(GS0:27)で下して見事全日本選手権初勝利を果たし、続く二回戦は昨年高校カテゴリで激戦を繰り広げた100kg級の山口貴也(九州・日本大1年)に払腰「一本」で屈した。ともに課題の左相四つでパワーがある相手、引き手で袖をしっかり掴むことに突破口を見出して初戦を勝ち抜いたが、山口には鏡合わせで袖を掴まれ、釣り手で奥襟を叩かれた瞬間に一撃を食った。

3月の全国高校選手権個人無差別を圧勝で制した中野寛太(天理高3年)はこれも伸び盛りの山下魁輝(国士舘大2年)と出色の打ちあい。山下の練れた組み手に抗せんと右組みへのスイッチを手順に組み入れて左内股に左右の出足払、袖釣込腰と次々技を繰り出して持ち味発揮、本戦の「指導」双方ゼロ、総試合時間9分を越える大接戦を演じた。最後は内股から横落の連携を山下の送襟絞に捉えられ惜しくも一本負け、こちらは初勝利には手が届かなかった。

戦後村尾は「高校生で出たからと言って凄いこととは捉えていない。綺麗に投げられて悔しい」とコメント、中野は「憧れの舞台で戦えて幸せ。いくつか思い切って勝負に行く技が出せた。」とそれぞれ語り、村尾は涙、中野は晴れ晴れとした表情で試合を振り返っていた。

両選手のコメントは下記。

村尾三四郎のコメント
「悔しいです。大きな舞台でのプレッシャーもあって、この舞台を経験できたことは、これからの大会に繋がると思います。初戦は正直頭が真っ白になっていて緊張していました。逆に、二回戦は思い切って試合が出来ましたが結果的に負けてしまったので悔しいです。高校生出場ということを周りには凄いと言われていましたが、自分では凄いこととは捉えていませんでした。無差別でも勝てる選手というのが本当に強い選手だと考えているので、この大会で勝てるような選手になりたいと思います。今は体重が87kgぐらいなので、技術面よりもまずは身体を大きくしたいです。山口選手とはずっと戦ってきて、初めてきれいに投げられました。本当に悔しいです。(-東京五輪は?) 講道館杯で勝たないとオリンピックは見えてこないので、とにかく講道館杯で勝てるようにしていきたいです。」

中野寛太選手コメント
「勝っても負けても観ている方に良い柔道しているな、と思ってもらえるような柔道を心掛けました。憧れの舞台に出場することができ、思い切り試合をすることが出来て幸せです。高校生で出場することが出来たのは滅多にないことで、いい経験が出来ました。大学生はスタミナがあって、自分の方が途中で技が出せなくなったというのが今後克服すべき課題です。ただ、幾つか思い切って勝負した攻めをできたのは良かったと思います。」

取材:eJudo編集部
撮影:乾晋也、辺見真也

※ eJudoメルマガ版4月29日掲載記事より転載・編集しています。

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