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[速報]小川雄勢が王子谷剛志と原沢久喜破って初優勝、有力候補三つ巴の90kg級は長澤憲大が制す・平成30年全日本選抜柔道体重別選手権最終日男子

(2018年4月8日)

※ eJudoメルマガ版4月8日掲載記事より転載・編集しています。
[速報]小川雄勢が王子谷剛志と原沢久喜破って初優勝、有力候補三つ巴の90kg級は長澤憲大が制す・平成30年全日本選抜柔道体重別選手権最終日男子
(81kg級、90kg級、100kg級、100kg超級)
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100kg超級決勝、小川雄勢が原沢久喜を攻める

バクー世界柔道選手権(9月20日~27日、アゼルバイジャン・バクー)の日本代表最終選考会を兼ねる平成30年全日本選抜柔道体重別選手権は8日、福岡国際センター(福岡市)で最終日の男女合わせて7階級の競技が行われた。

男子100kg超級は12月のグランドスラム東京を制した小川雄勢(明治大4年)が初優勝。組み手とパワー、そして大きな体と抜群のスタミナを生かした戦術的柔道でしぶとく戦い続け、1回戦の太田彪雅(東海大3年)戦、準決勝の王子谷剛志(旭化成)戦、そして決勝の原沢久喜(日本中央競馬会)戦と、すべてGS延長戦の末に3つの「指導」を奪って勝利。戦後は「グランドスラムパリで負けて『指導』1つの差の大きさをあらためて学んだ。先に技を出すことを心掛けた」と試合を振り返り、「目標はあくまで世界一です」と力強く抱負を語っていた。

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81kg級準決勝、佐々木健志が小原拳哉から内股返で2つ目の「技有」

81kg級はグランドスラム・エカテリンブルク大会で決勝を争った藤原崇太郎(日本体育大2年)と佐々木健志(筑波大4年)の若手2人が決勝で再戦。同大会では藤原が勝利していたが、この日は攻め合いの末に残り39秒で藤原の払腰を潰した佐々木が隅落で捲り返して「技有」を獲得。そのまま優勢勝ちで初優勝を決めた。

佐々木は初戦で長島啓太(日本中央競馬会)を僅か35秒で腕挫十字固「一本」に仕留め、準決勝でも小原拳哉(パーク24)から内股と内股返で2つの「技有」を奪う快勝。藤原も1回戦で最難関と目された渡邉勇人(了徳寺学園職)から大外刈「技有」で勝利しており、今春から台頭した若手2人がいよいよ階級を席捲した感あり。井上康生代表監督も、「藤原が国際大会で結果を出して、引きずられるように佐々木も成績を残し始めた」と、弱点階級とされていた81kg級の突然の活性化に手ごたえを感じている様子だった。

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90kg級決勝、長澤憲大がベイカー茉秋を左内股で攻める

グランドスラム東京の覇者・長澤憲大(パーク24)と、グランドスラムパリを制した向翔一郎(ALSOK)、そして今春から完全復帰したリオ五輪金メダリスト・ベイカー茉秋(日本中央競馬会)が三つ巴、「勝った選手がそのまま代表」と目されていた激戦区90kg級は長澤が初優勝。決勝では、前戦で小外刈を返しての浮落「技有」で向を破ったベイカーとマッチアップ、GS延長戦に入ってから完全にペースを握り、GS3分18秒に完璧な組み手を得ると左内股で「技有」を奪った。長澤は試合後に行われた強化委員会の結果、大方の予想通り世界選手権代表に決定。

100kg級は第1シードの飯田健太郎(国士舘大2年)が1回戦で敗れる波乱。昨年から階級を上げた西山大希(新日鐵住金)が、決勝で熊代佑輔(ALSOK)を「指導3」の反則で破り、90kg級で優勝した2016年大会に続く2度目の選抜体重別制覇を果たした。

各階級の入賞者と全試合の結果は下記。

■ 81kg級
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81kg級入賞者。左から優勝の佐々木健志と2位の藤原崇太郎。

【入賞者】
優 勝:佐々木健志(筑波大4年)
準優勝:藤原崇太郎(日本体育大2年)

【1回戦】
藤原崇太郎(日本体育大2年)〇優勢[技有・大外刈]△渡邉勇人(了徳寺学園職)
佐藤正大(自衛隊体育学校)〇優勢[技有・袖釣込腰]△山本悠司(旭化成)
佐々木健志(筑波大4年)〇腕挫十字固(0:35)△長島啓太(日本中央競馬会)
小原拳哉(パーク24)〇GS反則[指導3](GS0:43)△糸井滉平(大阪府警察)

【準決勝】
藤原崇太郎(日本体育大2年)〇反則[指導3](3:55)△佐藤正大(自衛隊体育学校)
佐々木健志(筑波大4年)〇合技[内股・内股返](3:46)△小原拳哉(パーク24)

【決勝】
佐々木健志(筑波大4年)〇優勢[技有・隅落]△藤原崇太郎(日本体育大2年)

■ 90kg級
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90kg級入賞者。左から優勝の長澤憲大と2位のベイカー茉秋。

【入賞者】
優 勝:長澤憲大(パーク24)
準優勝:ベイカー茉秋(日本中央競馬会)

【1回戦】
長澤憲大(パーク24)〇反則[指導3](3:35)△加藤博剛(千葉県警察)
小林悠輔(旭化成)〇優勢[技有・背負投]△増山香補(明治大2年)
向翔一郎(ALSOK)〇合技[大内刈・崩上四方固](0:29)△長井晃志(日本体育大2年)
ベイカー茉秋(日本中央競馬会)〇横四方固(1:57)△釘丸太一(センコー)

【準決勝】
ベイカー茉秋(日本中央競馬会)〇優勢[技有・浮落]△向翔一郎(ALSOK)
長澤憲大(パーク24)〇反則[指導3](3:32)△小林悠輔(旭化成)

【決勝】
長澤憲大(パーク24)〇GS技有・内股(GS3:18)△ベイカー茉秋(日本中央競馬会)

■ 100kg級
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100kg級入賞者。左から優勝の西山大希と2位の熊代佑輔。

【入賞者】
優 勝:西山大希(新日鐵住金)
準優勝:熊代佑輔(ALSOK)

【1回戦】
辻本拓記(兵庫県警察)〇大内返(2:20)△飯田健太郎(国士舘大2年)
熊代佑輔(ALSOK)〇GS技有・一本背負投(GS2:40)△石川竜多(筑波大3年)
下和田翔平(京葉ガス)〇GS大外刈(GS0:26)△関根聖隆(筑波大1年)
西山大希(新日鐵住金)〇優勢[技有・小外刈]△山口貴也(日本大1年)

【準決勝】
熊代佑輔(ALSOK)〇GS技有・大外刈(GS1:38)△辻本拓記(兵庫県警察)
西山大希(新日鐵住金)〇GS技有・内股(GS0:19)△下和田翔平(京葉ガス)

【決勝】
西山大希(新日鐵住金)〇GS反則[指導3](GS1:50)△熊代佑輔(ALSOK)

■ 100kg超級
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100kg超級入賞者。左から優勝の小川雄勢と2位の原沢久喜。

【入賞者】
優 勝:小川雄勢(明治大4年)
準優勝:原沢久喜(日本中央競馬会)

【1回戦】
王子谷剛志(旭化成)〇優勢[技有・払腰返]△佐藤和哉(新日鐵住金)
小川雄勢(明治大4年)〇GS反則[指導3](GS1:13)△太田彪雅(東海大3年)
原沢久喜(日本中央競馬会)〇反則[指導3](3:46)△上田轄麻(新日鐵住金)
影浦心(日本中央競馬会)〇反則[指導3](2:45)△上川大樹(京葉ガス)

【準決勝】
小川雄勢(明治大4年)〇GS反則[指導3](GS1:16)△王子谷剛志(旭化成)
原沢久喜(日本中央競馬会)〇GS反則[指導3](GS1:04)△影浦心(日本中央競馬会)

【決勝】
小川雄勢(明治大4年)〇GS反則[指導3](GS1:28)△原沢久喜(日本中央競馬会)

取材:古田英毅
撮影:乾晋也

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