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48kg級にパレト参戦、63kg級は新興レスキがツアー3連勝に挑む・グランドスラムエカテリンブルク2018第1日女子プレビュー

(2018年3月16日)

※ eJudoメルマガ版3月16日掲載記事より転載・編集しています。
48kg級にパレト参戦、63kg級は新興レスキがツアー3連勝に挑む・グランドスラムエカテリンブルク2018第1日女子プレビュー
(48kg級、52kg級、57kg級、63kg級)
文責:林さとる、eJudo編集部

■ 48kg級 リオ五輪金メダリストのパウラ・パレトが参戦、遠藤宏美がこれに挑む
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五輪金メダリストのパウラ・パレトは今年初のツアー参戦

(エントリー15名)

参加者の全体のレベルはコンチネンタルオープンに近いが、リオデジャネイロ五輪王者のパウラ・パレト(アルゼンチン)が出場するという一点豪華の「華」を得、辛うじてワールドツアーとしての体裁が保たれた。

唯一の見どころはパレトと日本代表の遠藤宏美(ALSOK)による決勝、および両者の勝ち上がり。パレトは昨年の復帰以来すでにワールドツアー2大会に出場しているが、いまだ優勝はなし。昨年の試合ぶりはまだ試運転といったところであったが、2018年シーズン最初の今大会でどのようなパフォーマンスを見せるのか。パレトの持ち味である力強い担ぎ技が出るのかに注目だ。

一方の遠藤は昨年11月の講道館杯を制したものの、グランドスラム東京では5位に終わっており、今回が再スタートの大会。昨年のグランプリ・ザグレブ大会ではパレトにGS指導2で勝利しており、今回も是非勝利しておきたいところ。パレト相手に2連勝となれば評価アップは間違いなく、確実に今後に向けての足掛かりとなるはずだ。リベンジを狙うパレトとの熱戦に期待したい。

【プールA】
第1シード:パウラ・パレト(アルゼンチン)
第8シード:アンネ=ソフィー・ユラ(ベルギー)

【プールB】
第4シード:ヨアナ・ディオゴ(ポルトガル)
第5シード:カタリナ・メンツ(ドイツ)

【プールC】
第2シード:アレクサンドラ・ポップ(ルーマニア)
第7シード:遠藤宏美(ALSOK)

【プールD】
第3シード:マリーア・ペルシズカイア(ロシア)
第6シード:モニカ・ウングレアヌ(ルーマニア)

■ 52kg級 久々のハイレベルトーナメント実現、ミランダとクズティナが揃って出場
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地元で優勝を狙うナタリア・クズティナ

(エントリー14名)

この階級はこれぞという強豪の人数がそもそもかなり限られており、トーナメントのレベルが低くなりがち。しかし今大会はエリカ・ミランダ(ブラジル)とナタリア・クズティナ(ロシア)のトップ選手2名が揃って参加、加えて立川莉奈(福岡大3年)やムンフバット・ウランツェツェグ(モンゴル)などバイプレイヤーも充実しており、久々に見応えのある陣容となった。

勝ち上がりの軸はもちろんミランダとクズティナ。両者が顔を合わせるとすれば決勝、ともに高い寝技のテクニック2人によるハイレベルな攻防に期待したい。両者にはそれぞれ準々決勝で立川、ムンフバットと刺客が配されており、これが序盤戦の山場だ。

【プールA】
第1シード:エリカ・ミランダ(ブラジル)
第8シード:立川莉奈(福岡大3年)

【プールB】
第4シード:ジェシカ・ペレイラ(ブラジル)
第5シード:レカ・プップ(ハンガリー)

【プールC】
第2シード:ナタリア・クズティナ(ロシア)
第7シード:ダリア・スクリプニク(ベラルーシ)
有力選手:ムンフバット・ウランツェツェグ(モンゴル)

【プールD】
第3シード:アレクサンドラ=ラリサ・フロリアン(ルーマニア)
第6シード:アガタ・ペレンク(ポーランド)

■ 57kg級 現役世界王者ドルジスレンが参戦、その勝ちぶりに注目
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ブダペスト世界選手権の覇者ドルジスレン・スミヤ

(エントリー18名)

グランドスラムと呼ぶにはやや弱い陣容。現役世界王者であるドルジスレン・スミヤ(モンゴル)が出場しており、この選手の存在が最大の注目ポイントだ。対抗馬としては玉置桃(三井住友海上)やテルマ・モンテイロ(ポルトガル)、レン・チェンリン(台湾)らが挙げられるが、ドルジスレンの実力と安定感を考慮すればアップセットの可能性は低いだろう。その勝ちぶりに注目したい。

その一方で2位争いは大激戦となっており、逆サイドの山(プールC、プールD)は本命なき大混戦。実力的にはレンとヘドウィグ・カラカス(ハンガリー)がやや優勢だが、誰が勝ち上がってもおかしくない。注目選手は地元ロシアのアナスタシア・コンキナ(ロシア)。ノーシードの選手ではあるが強烈な左内股を持っており、これが嵌まれば一気に勝ち上がる可能性も十分。

【プールA】
第1シード:ドルジスレン・スミヤ(モンゴル)
第8シード:玉置桃(三井住友海上)
有力選手:サンネ・フェルハーヘン(オランダ)

【プールB】
第4シード:ルハグヴァトゴー・エンフリーレン(モンゴル)
第5シード:ダリア・メゼツカイア(ロシア)
有力選手:テルマ・モンテイロ(ポルトガル)、ザブリナ・フィルツモザー(オーストリア)

【プールC】
第2シード:レン・チェンリン(台湾)
第7シード:カヤ・カチェラ(ロシア)
有力選手:アナスタシア・コンキナ(ロシア)

【プールD】
第3シード:ヘドウィグ・カラカス(ハンガリー)
第6シード:セヴァラ・ニシャンバエワ(カザフスタン)
有力選手:ロレダナ・オフイ(ルーマニア)

■ 63kg級 レスキのワールドツアー3連勝なるか、トライドスらトップ選手がその前に立ちふさがる
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ツアー3連勝に挑むアンドレヤ・レスキ

(エントリー17名)

本階級の三強(クラリス・アグベニュー、田代未来、ティナ・トルステニャク)は出場していないものの、マルティナ・トライドス(ドイツ)、能智亜衣美(筑波大4年)、アガタ・オズドバ=ブラフ(ポーランド)、エドウィッジ・グウェン(イタリア)、バルドルジ・ムングンチメグ(モンゴル)と第2グループの強者が揃っており、トーナメントのレベルは高め。

最大の注目ポイントは現在ワールドツアー2連勝中(デュッセルドルフ大会、アガディール大会)のアンドレヤ・レスキ(スロベニア)の3連勝なるかだ。これまでの2大会は率直に言って組み合わせに恵まれた感あり、今大会でその真価が問われることになるだろう。とはいえどういう星の巡りかこの選手はまたもや良い組み合わせを引いており、準決勝のグウェン戦まで有力選手との対戦はない。この試合が決勝までにある唯一の山場であり、最低でもここまでは勝ち上がりたい。

一方、下側の山はトライドスを筆頭に強豪が高密度で詰め込まれた激戦区。日本代表の能智も初戦でバルドルジの対戦が組まれており、以降もエカテリーナ・ヴァルコワ(ロシア)、トライドスと強敵との連戦せねばならない厳しい配置。実力的にベスト4までは十分勝ち上がれるはずであり、勝負どころはトライドスとの準決勝。国内では現在のところ田代を除くライバルたちが揃って結果を残せておらず、ここで優勝となれば能智の評価大幅アップは間違いなし。一気に国内2番手まで登ることすら可能である。なんとしても勝ちたい、大きなチャンスだ。

【プールA】
第1シード:アンドレヤ・レスキ(スロベニア)
第8シード:ボルド・ガンハイチ(モンゴル)

【プールB】
第4シード:ユール・フランセン(オランダ)
第5シード:エドウィッジ・グウェン(イタリア)

【プールC】
第2シード:バルドルジ・ムングンチメグ(モンゴル)
第7シード:エカテリーナ・ヴァルコワ(ロシア)
有力選手:ステファニア=アデリナ・ドブレ(ルーマニア)
日本代表選手:能智亜衣美(筑波大4年)

【プールD】
第3シード:マルティナ・トライドス(ドイツ)
第6シード:アガタ・オズドバ=ブラフ(ポーランド)

※ eJudoメルマガ版3月16日掲載記事より転載・編集しています。

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