PAGE TOP ↑

柔道1

柔道2
柔道4 柔道5

eJudoとは?情報募集・お問い合わせサイトマップ

[速報]原沢久喜が全試合一本勝ちで3年ぶりの優勝、充実の出来で全日本に名乗り・平成30年東京都柔道選手権

(2018年3月11日)

※ eJudoメルマガ版3月11日掲載記事より転載・編集しています。
[速報]原沢久喜が全試合一本勝ちで3年ぶりの優勝、充実の出来で全日本に名乗り・平成30年東京都柔道選手権
全日本柔道選手権東京都予選
eJudo Photo
決勝、原沢久喜が熊代佑輔から内股「一本」

全日本柔道選手権(4月29日、日本武道館)の東京都予選会を兼ねる平成30年東京都柔道選手権が11日、東京武道館(足立区)で131名が参加して行われ、原沢久喜(日本中央競馬会)が3年ぶり3度目の優勝を飾った。決勝は熊代佑輔(ALSOK)を破った。

原沢を含む上位9名と、推薦選手(昨年度優勝)の小川雄勢(明治大)の計10名が本戦に進出する。

原沢は充実の内容での優勝。落ち着いた試合運びと丁寧な作り、そして切れ味鋭い技で他を寄せ付けず、初戦(2回戦)は北山達也(東海大)を上四方固(2:10)、3回戦は松井海斗(日本体育大)を内股(0:23)、4回戦は稲田基(センコー)を内股(3:09)、5回戦は山下諒輔(警視庁)を大内刈(1:31)、最大の勝負どころと目された準々決勝は影浦心を「指導3」の反則と抜群の勝ち上がり。準決勝は大学の後輩木元拓人(日本大)を上四方固(0:48)、決勝は熊代を内股(3:32)で破った。

原沢は間違いなくリオ五輪後最高の出来。「組み手を意識した。感覚でやっていた部分をしっかり考えるようになって、パターンを緻密に作るようになって来た」と語った通り、不調時に飛ばしていた作りの過程をしっかり踏むことで、持ち前の技の威力が存分に発揮されていた。「相手が返しを狙っていると思った」という決勝も、形を作って一撃呉れる強気を崩さず、最後は内股「一本」。心配されたメンタル面の不調も回復しつつあるようだ。

2位の熊代も素晴らしい出来、準決勝では上川大樹(京葉ガス)から左袖釣込腰「技有」、右背負投「技有」と連取、最後は横四方固「一本」で勝負を決めた。決勝でも原沢を相手に左右の大外刈に入り込む強気を見せて会場を大いに沸かせた。

3位の木元拓人は5回戦で飯田健太郎(国士舘大)を大外返「一本」で破る殊勲で全日本選手権初出場。4回戦まで素晴らしい出来を見せていた飯田は大外刈から小外掛に繋ごうとした一瞬の隙を突かれた形だが、代表決定戦(敗者復活戦)に回ると五味江貴(東芝)を内股「一本」、池田賢生(日本中央競馬会)を小外掛「一本」と立ち直り、最後は佐藤和哉(日本大)との大熱戦を旗判定2-1で制して9位に滑り込み。初の全日本選手権進出を勝ち取った。

ほか、ベスト8入賞の山下魁輝(国士舘大)、西山大希(新日鐵住金)、太田彪雅(東海大)、影浦心(東海大)が本戦出場権を得た。

成績上位者と原沢のコメント、本戦準々決勝以降と全日本柔道選手権代表決定戦の結果は下記。

※全試合結果は続報します

eJudo Photo
優勝の原沢久喜

【成績上位者】

(エントリー131名)

優 勝:原沢久喜(日本中央競馬会)
準優勝:熊代佑輔(ALSOK)
第三位:上川大樹(京葉ガス)、木元拓人(日本大)
優秀賞(第五位):山下魁輝(国士舘大)、西山大希(新日鐵住金)、太田彪雅(東海大)、影浦心(東海大)
出場決定戦勝者(第九位):飯田健太郎(国士舘大)

※推薦選手小川雄勢(明治大)を含めた10名が全日本柔道選手権出場

第一補欠:佐藤和哉(日本大)
第二補欠:池田賢生(日本中央競馬会)

原沢久喜選手のコメント
「(-完全復活では?)グランドスラム・デッュセルドルフが終わったばかりでコンディション面に不安がありましたが、世界選手権以降これまでのことを考えると、内容的には復活してきたかなと思います。組み手をかなり意識してやりました。感覚でやっていた部分をしっかり考えるようになって、パターンを緻密に作れるようになって来た。(-釣り手を立てて左右に動いて、相手を崩していく。久々見る丁寧な作りでしたね?)稽古でかなり意識していた部分ですが、試合で自然に出た。それが良かったです。朝起きたときはむしろ調子悪いなと思ったのですが(笑)。決勝、相手が返しを狙っているなと思ったのですが、それでも崩してしっかり投げることが出来たのは、手ごたえを感じました。(-昨年内股を続けて返されたことが不調のきっかけになったと思うのですが、今日は内股の勝ちが多かったですね?)組み手が雑なまま、不利な状態で内股に入って透かされていたと思いますので、形をしっかり作ってから掛けることを意識しました。(-内股透の得意な影浦選手とも対戦がありましたが?)組み手の面でどこまで何を許せば内股が透かされるのかまだ理解できていないところがあるので、今日は外(そと)の技で勝負をしました。互いに様子見のような形にはなりましたが、この後の戦いではまたお互い違う展開があると思います。(-五輪と比べて「戻って来た」?それとも「進化している」?)組み手は成長したかなと。技のキレはまだ一番良い時には戻っていないと感じています。(-今年はどんな年に?)オリンピックまで『まだ2年ある』のではなく『もう2年しかない』と捉えています。自分もいつまでも若くはないので、時間を無駄にすることなく、しっかり戦っていきたい。」

【準々決勝】
上川大樹(京葉ガス)○内股(4:28)△山下魁輝(国士舘大)
熊代佑輔(ALSOK)○優勢[判定3-0]△西山大希(新日鐵住金)
木元拓人(日本大)○不戦△太田彪雅(東海大)
原沢久喜(日本中央競馬会)○反則[指導3](4:43)△影浦心(東海大)

【準決勝】
熊代佑輔○横四方固(4:50)△上川大樹
原沢久喜○上四方固(0:48)△木元拓人

【決勝】
原沢久喜○内股(0:32)△熊代佑輔

【代表決定戦(敗者復活トーナメント決勝戦)】
飯田健太郎(国士舘大)○優勢[判定2-1]△佐藤和哉(日本大)

※勝者は全日本柔道選手権出場、敗者は第一補欠


取材・文:古田英毅

※ eJudoメルマガ版3月11日掲載記事より転載・編集しています。

→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・マッチレポート」に戻る
→「書評・DVD評」に戻る




supported by KAYAC 運営会社サイトポリシー  RSS copyright (c) 2005 ejudo all rights reserved.