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グランドスラムデュッセルドルフ2018・第1日男子レポート

(2018年3月2日)

※ eJudoメルマガ版3月2日掲載記事より転載・編集しています。
グランドスラムデュッセルドルフ2018・第1日男子レポート
(60kg級、66kg級)
本文:林さとる/eJudo編集部
決勝戦評:古田英毅

■ 60kg級 永山竜樹が圧勝V、世界選手権代表に望みをつなぐ
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60kg級決勝、永山竜樹が低く食らいつくような裏投でロベルト・ムシュヴィドバゼを場外まで追って「技有」

(エントリー29名)

【入賞者】
1.NAGAYAMA, Ryuju (JPN)
2.MSHVIDOBADZE, Robert (RUS)
3.TAKABATAKE, Eric (BRA)
3.CHKHVIMIANI, Lukhumi (GEO)
5.DHOUIBI, Fraj (TUN)
5.MCKENZIE, Ashley (GBR)
7.SHIRINLI, Vugar (AZE)
7.VERGNES, Richard (FRA)

グランドスラム・パリ大会を回避したトップ選手たちが大勢参戦。永山竜樹(東海大3年)と2回戦で戦う予定だったリオデジャネイロ五輪金メダリストのベスラン・ムドラノフ(ロシア)は、ドロー後に出場を取り消したが、それでも十分グランドスラムの名に恥じないハイレベルなトーナメントが組まれた。

決勝まで勝ち上がったのは、第1シードの永山と第3シードのロベルト・ムシュヴィドバゼ(ロシア)。ドロー決定時の予想では、永山は初戦でムドラノフと対戦したのち、準々決勝でディヨルベク・ウロズボエフ(ウズベキスタン)、準決勝でガンバット・ボルドバータル(モンゴル)と、過去に敗れたことのある強豪(ともにブダペスト世界選手権3位)と連戦するはずだった。極めて厳しい道程である。しかし、ムドラノフは前述のとおり出場せず、ウロズボエフは2回戦でヴガー・シリンリ(アゼルバイジャン)に、ガンバットも同じく2回戦でルフミ・チフヴィミアニ(ジョージア)にそれぞれ敗れてトーナメントから退場。結果として永山は階級上位の強豪との対戦がないまま、むしろ与し易い相手と戦い続けて決勝進出を果たすことになった。

2回戦から登場した永山は、開始わずか21秒でモハメド・ジャフィ(モロッコ)から右小外刈「技有」を奪取、1分45秒には横四方固「技有」を追加して合技「一本」(1:45)で初戦突破。準々決勝のシリンリ戦では開始直後に左一本背負投の戻り際を狙われて右小外刈「技有」を失ったものの、2分過ぎに相手の背中側に回り込んでの小外掛「一本」で逆転勝利(試合が少し進行したところで「技有」が「一本」に訂正されたため、決まり時間は2:45)。続く準決勝でもチフヴィミアニから一方的な攻勢で左背負投「技有」、相手を引き出しての右小内刈「技有」と連取して合技「一本」(3:59)を獲得する。失点は1つあったものの、動き良く攻撃的な柔道を見せての順当な決勝進出となった。

対するムシュヴィドバゼは長所である組み手の巧さと多彩さが冴え渡り、2回戦のバットゲレル・ミャグマルドルジ(モンゴル)、準々決勝のアシュリー・マッケンジー(イギリス)、準決勝のフライ・ドゥイビ(チュニジア)と、三者を立て続けに「指導3」の反則(試合時間はそれぞれGS2:43、GS1:52、GS1:30)で撃破。指導差による決着が廃された新ルールの影響もあっていずれの試合もGS延長戦での勝利ではあったが、安定した戦いぶりで決勝へと駒を進めてきた。

決勝は右相四つ。ムシュヴィドバゼは組み勝っての圧殺を狙うが、永山は組み際に右小外刈、左袖釣込腰と威力のある技を連発。1分30秒過ぎには得意としている、相手に食らいつくような低い裏投で「技有」を獲得する。以降もムシュヴィドバゼは奥襟、肩越し、片襟とあらゆる組み手で永山の動きを封じようとするが、最後までそのスピードをとらえ切れないままタイムアップ。永山が周囲とは一段位相の異なる強さを見せて優勝を飾った。

髙藤直寿(パーク24)がバクー世界選手権の代表に内定しているため、現在、永山は2枠目を狙う立場にある。ワールドマスターズに続いて今大会も制したことで、同階級のライバルである志々目徹(了徳寺学園職)に対する優位はこれでほぼ確定となった。しかし今年は他にも有力選手を複数抱える階級があり、60kg級に2枠目が行使されるかは微妙な情勢。今大会の戦果はあくまでも「代表選出の可能性を繋いだ」というスケールで評価されるべきだろう。永山の代表権獲得の如何が他階級の情勢に左右される「他力」であることにはかわりなし。対戦が期待された有力選手が次々と敗れたことでリベンジと名誉回復の機会を失ったこと、そしてなにより評価アップにつながる強敵との対戦が決勝のみとなってしまったことは不運だった。

ブダペスト世界選手権前の時点では髙藤を凌いで国内一番手の立場、そして金メダル候補でもあった永山だが、本番では3回戦でガンバットに黒星を喫してメダル獲得に失敗。さらにグランドスラム東京でもこれまで得意としてきた髙藤に敗れてしまい、ライバルの代表内定を許してしまった。それ以外の大会では圧倒的な強さで優勝を飾っているだけに、「勝つべき」2大会を落としたことで失ったものの大きさが逆説的に際立つ結果となっている。勝負の世界は厳しいと言うほかない。次は代表の座を賭けて最終予選である4月の選抜体重別選手権に臨むことになるが、競争相手が直接対決のない他階級の選手であるだけに、圧勝、それも強烈なインパクトを伴う内容での勝利が必須となるだろう。

準々決勝以降の結果、決勝戦評と日本代表選手全試合の結果は下記。

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60kg級メダリスト。左からムシュビドバゼ、永山、タカバタケ、チフヴィミアニ。

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準々決勝、永山が相手を引き出しての右小内刈でチフヴィミアニから2つ目の「技有」を奪う

【準々決勝】
永山竜樹○小外掛(2:45)△ヴガー・シリンリ(アゼルバイジャン)
ルフミ・チフヴィミアニ(ジョージア)○反則[指導3](GS1:37)△エリック・タカバタケ(ブラジル)
フライ・ドゥイビ(チュニジア)○大内刈(GS2:39)△リシャール・ヴェルネ(フランス)
ロベルト・ムシュヴィドバゼ(ロシア)○反則[指導3](GS1:52)△アシュリー・マッケンジー(イギリス)

【敗者復活戦】
エリック・タカバタケ(ブラジル)○優勢[技有・背負投]△ヴガー・シリンリ(アゼルバイジャン)
アシュリー・マッケンジー(イギリス)○GS技有・背負投(GS2:16)△リシャール・ヴェルネ(フランス)

【準決勝】
永山竜樹○合技[背負投・小内刈](3:59)△ルフミ・チフヴィミアニ(ジョージア)
ロベルト・ムシュヴィドバゼ(ロシア)○反則[指導3](GS1:30)△フライ・ドゥイビ(チュニジア)

【3位決定戦】
エリック・タカバタケ(ブラジル)○小内刈(2:38)△フライ・ドゥイビ(チュニジア)
ルフミ・チフヴィミアニ(ジョージア)○GS合技[小内返・隅落](GS2:09)△アシュリー・マッケンジー(イギリス)

【決勝】
永山竜樹○優勢[技有・裏投]△ロベルト・ムシュヴィドバゼ(ロシア)
決勝は右相四つ。圧力が生命線のムシュビドバゼ早速釣り手で奥襟を叩くが、永山得意の右小外刈を絡み付けて見事に転がす。間違いなくポイント級であったが尻餅と判断したか審判団は動かず「待て」。ムシュビドバゼは以後も釣り手を奥襟、あるいは肩越しのクロスグリップに叩き入れるが永山いずれも瞬間左袖釣込腰、続いて裏投を合わせて転がし、ムシュビドバゼはかえって窮地。1分31秒、ムシュビドバゼが奥襟を叩いて腰を入れると、永山一瞬圧力に屈したかのように敢えて片膝を屈して迎え入れ、次いで得意の裏投一撃。小外掛式に相手の脚を高く揚げて投げ切る型の技だが作りの呼び込みが深く、もはや腹上に相手の脚を載せる形で持ち上げ、叩き落とす強烈な一撃となる。これも相手は尻から落ちたが制御の強さが印象を一段引き上げたか、主審は「技有」を宣告。以後も試合は様相変わらず、ムシュビドバゼ唯一の策である釣り手での奥襟、あるいは背中の襲撃はそのまま永山の技の引き金を引くこととなり、2分21秒の裏投、2分半過ぎの左出足払、3分31秒の裏投とこの形からポイント級の投げが次々飛び出す。残り15秒、ムシュビドバゼそれでもこれしかないとばかりにクロスグリップを試みるが永山左出足払で転がし動ぜず。そのまま試合はタイムアップとなる。優勝の永山、自身が置かれた代表争いの厳しい状況を知るゆえか快勝にも表情を全く変えず。これが当然とばかりに険しい顔つきで畳を降りる。

【日本代表選手勝ち上がり】

永山竜樹(東海大3年)
成績:優勝


[2回戦]
永山竜樹○合技[小外刈・上四方固](1:45)△モハメド・ジャフィ(モロッコ)

[準々決勝]
永山竜樹○小外掛(2:45)△ヴガー・シリンリ(アゼルアイジャン)

[準決勝]
永山竜樹○合技[背負投・小内刈](3:59)△ルフミ・チフヴィミアニ(ジョージア)

[決勝]
永山竜樹○優勢[技有・裏投]△ロベルト・ムシュヴィドバゼ(ロシア)

■ 66kg級 田川兼三がワールドツアー初優勝、決勝で好調ザンタライアを破る
(エントリー38名)

【入賞者】
1.TAGAWA, Kenzo (JPN)
2.ZANTARAIA, Georgii (UKR)
3.BATTOGTOKH, Erkhembayar (MGL)
3.SHMAILOV, Baruch (ISR)
5.DOVDON, Altansukh (MGL)
5.SHAMILOV, Yakub (RUS)
7.FLICKER, Tal (ISR)
7.GAITERO MARTIN, Alberto (ESP)

アン・バウル(韓国)とヴァジャ・マルグヴェラシヴィリ(ジョージア)の世界大会表彰台クラス2枚が抜けたことで、全体のレベルはパリよりも一段下がった印象。しかし、トップ選手であるタル・フリッカー(イスラエル)とゲオルギー・ザンタライア(ジョージア)が出場を継続したことや、ニジャット・シハリザダ(アゼルバイジャン)やヤクブ・シャミロフ(ロシア)といった第2グループの強者が加わったことにより、十分にグランドスラムと呼べるだけのレベルは保たれた。昨年来シードに入り続けてきたセルジュ・オレイニック(ポルトガル)がシード落ちしたことからも、トーナメントのレベルの高さは明らかだろう。

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準々決勝、田川がタル・フリッカーから右小外刈「技有」。奥襟を持たれて組み負けつつも相手の体重移動の際を狙った見事な一撃だった。

決勝に進出したのは田川兼三(筑波大3年)とザンタライアの両名。田川はまず2回戦でガル・ウリアルテ(スペイン)を、大外刈の位置に足を引っ掛けておいての片襟の右背負投「一本」(2:09)で一蹴。続く3回戦ではボグダン・イアドフ(ウクライナ)を右一本背負投「技有」2発による合技「一本」(3:23)で下してベスト8入りを決める。準々決勝の相手はブダペスト世界選手権3位の試合巧者フリッカー。田川は上背で勝るフリッカーに上から圧を掛けられて厳しい戦いを強いられるが、2分半過ぎに相手の体重移動の際をとらえた右小外刈「技有」を奪って勝利。準決勝でも消耗戦の末に難敵シャミロフを脇を掬っての右内股「技有」(GS2:23)で破り、見事決勝への切符を手に入れた。

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3回戦、ザンタライアがオルハン・サファロフの左「韓国背負い」の立ち上がり際に左大外刈を合わせて「一本」。IJFが繰り返しwebに映像を配信した、素晴らしい一撃だった。

一方のザンタライアは2回戦でドストンヨン・ホリクロフ(ウズベキスタン)を「指導3」の反則(3:35)で下して大会をスタート。続く3回戦ではブダペスト世界選手権60kg級2位のオルハン・サファロフ(アゼルバイジャン)を、相手の左「韓国背負い」の立ち上がり際に合わせた左大外刈「一本」(1:09)で一蹴してみせる。準々決勝のアルベルト・ガイテロ=マルティン(スペイン)戦では相手に粘られ本戦終了と同時の「指導3」反則(4:00)による勝利となったが、ドフドン・アルタンスフ(モンゴル)と対戦した準決勝は、相手を高く抱え上げての裏投で「技有」を先行したのち、豪快な左大腰「一本」(2:45)を奪う完勝。全試合「一本」(反則を含む)の好内容で決勝進出を果たした。

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66kg級決勝、GS延長戦で田川兼三がゲオルギー・ザンタライアから右大腰「技有」を得て勝負を決める

決勝は田川が右、ザンタライアが左のケンカ四つ。ザンタライアは釣り手で背中を叩いて優位を作ろうとするが、田川は真っ向から腰の差し合いに応じて対抗する。GS1分30秒過ぎ、相手がついに腰に乗るとそのまま体を捨てて最後まで投げ切り「技有」。田川が強気の柔道で好調ザンタライアに競り勝ち、見事グランドスラム・デュッセルドルフ大会のタイトルを獲得した。

しっかりとした作りからの丁寧な柔道が持ち味の田川だが、この日はそれに加えて勝負どころを見極める嗅覚が冴えていた印象。強敵との連戦となった準々決勝以降は、相手に背中を持たれて潰される場面が多く見られたが、それを嫌って逃げるのではなく、あくまで前に出ることで少しずつ展開を自らの側に引き寄せた。凹凸の少ない柔道スタイルだけに玄人好みの地味な試合が多かったが、組み手技術の高さに技種の豊富さ、そしてあくまでも強気のメンタルと、田川の良さが十分に発揮された1日だった。

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2回戦、サファロフがマッテオ・メドヴェスを左大内刈「一本」に仕留める。

もうひとりの日本代表である橋口祐葵(パーク24)はベスト8入りを賭けた3回戦で第2シードのバルチ・シュマイロフ(イスラエル)に敗れてトーナメントから脱落。開始わずか27秒で、片手の右袖釣込腰に失敗したところに抱きつきの左小外掛を合わせられて一本負け(0:27)を喫した。

ほか、1階級上げて参加した先週のヨーロッパオープン・オーバーヴァルト大会で優勝を飾り注目されたサファロフは、前述のとおり3回戦でザンタライアに敗れて上位戦に進むことは叶わず。それでも1回戦でシュウゲン・ナカノ(フィリピン)を右体落「一本」(2:09)、2回戦でマッテオ・メドヴェス(イタリア)を左大内刈「一本」(3:07)でそれぞれ下し、一定の存在感を示した。

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66kg級メダリスト。左からザンタライア、田川、バットグトフ、シュマイロフ。

【準々決勝】
田川兼三○優勢[技有・小外刈]△タル・フリッカー(イスラエル)
ヤクブ・シャミロフ(ロシア)○GS技有・隅落(GS2:03)△バットグトフ・エルヘムバヤル(モンゴル)
ドフドン・アルタンスフ(モンゴル)○合技[引込返・引込返](2:04)△バルチ・シュマイロフ(イスラエル)
ゲオルギー・ザンタライア(ウクライナ)○反則[指導3](4:00)△アルベルト・ガイテロ=マルティン(スペイン)

【敗者復活戦】
バットグトフ・エルヘムバヤル(モンゴル)○反則[指導3](GS1:57)△タル・フリッカー(イスラエル)
バルチ・シュマイロフ(イスラエル)○反則[指導3](3:18)△アルベルト・ガイテロ=マルティン(スペイン)

【準決勝】
田川兼三○GS技有・内股(GS2:33)△ヤクブ・シャミロフ(ロシア)
ゲオルギー・ザンタライア(ウクライナ)○大腰(2:46)△ドフドン・アルタンスフ(モンゴル)

【3位決定戦】
バットグトフ・エルヘムバヤル(モンゴル)○横四方固(3:06)△ドフドン・アルタンスフ(モンゴル)
バルチ・シュマイロフ(イスラエル)○GS合技[肩車・縦四方固](GS4:08)△ヤクブ・シャミロフ(ロシア)

【決勝】
田川兼三〇GS技有・大腰(GS1:43)△ゲオルギー・ザンタライア(ウクライナ)
田川が右、ザンタライア左組みのケンカ四つ。ザンタライアは右構えを経由して左で背中を叩く得意のプロセスを踏もうとするが、田川は先んじて引き手でザンタライアの右袖を確保、肘を内側に押し込んでむりやり右組みを強いる。田川右一本背負投で先制攻撃、1分を過ぎたところで不利を悟ったザンタライアは戦術変更、手立てを変えて組み際の左外巻込に飛び込むがこれもあっさり田川に弾かれ、やりにくそう。以降のザンタライアは左で背中を叩いて圧力志向、一貫して前に出続けるが、田川は右一本背負投とこの形で腕を抱えた右小内刈、さらに同じ形から帯落風の右小外掛と組み際の技を連発して接近を剥がし、展開に差はつかず。田川残り1分からは腰の差し合いに応じて右大腰も見せる強気。大枠優位もなかなか有効打を繰り出せないザンタライアは残り10秒を過ぎたところで田川の右背負投を敢えて呼び込み、脚を差し入れてケンケンの左内股という打開策をひとつ打ち出すがあと一歩で投げ切れず。試合はGS延長戦へ。
延長戦も釣り手で深く背中を抱えて前に出るザンタライアが大枠優勢。田川腰を引いて防御してしまいGS27秒「極端な防御姿勢」で「指導」を失う。しかしここから袖を抱き込んで右一本背負投、右小外刈、右小内刈と絡みつくように技を出し続け、さらに手を絡めて相手の前進を止めると右大腰、両足の巴投と立て続けに技を積む。GS1分29秒に奇襲の左腰車を放つとここで明らかにザンタライアが疲労、主審はザンタライアに消極の「指導」を宣告。
直後、ザンタライアが釣り手で上から背中を叩くと、田川横抱きで応じて右大腰。いったん相手の腰に後から抱きつき、ついで腰を入れなおすこの技にザンタライア大きく宙を舞う。互いの体側が合う形での投げとなったこの技の効果は微妙であったが、映像チェックの結果は田川の「技有」。ザンタライアは根負け、執念実った田川はキャリア最大のタイトル獲得。

【日本代表選手勝ち上がり】

田川兼三(筑波大3年)
成績:優勝


[2回戦]
田川兼三○背負投(2:09)△ガル・ウリアルテ(スペイン)

[3回戦]
田川兼三○合技[一本背負投・一本背負投](3:23)△ボグダン・イアドフ(ウクライナ)

[準々決勝]
田川兼三○優勢[技有・小外刈]△タル・フリッカー(イスラエル)

[準決勝]
田川兼三○GS技有・内股(GS2:33)△ヤクブ・シャミロフ(ロシア)

[決勝]
田川兼三〇GS技有・大腰(GS1:43)△ゲオルギー・ザンタライア(ウクライナ)

橋口祐葵(パーク24)
成績:3回戦敗退


[2回戦]
橋口祐葵○優勢[技有・背負投]△グマル・キルギズバエフ(カザフスタン)

[3回戦]
橋口祐葵△小外掛(0:27)〇バルチ・シュマイロフ(イスラエル)


※写真は権利者の許諾を得て掲載しています

※ eJudoメルマガ版3月2日掲載記事より転載・編集しています。

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