PAGE TOP ↑

柔道1

柔道2
柔道4 柔道5

eJudoとは?情報募集・お問い合わせサイトマップ

全日本男子軽量級が合宿公開、髙藤直寿は「責任もって勝ちまくる1年に」と抱負

(2018年1月10日)

※ eJudoメルマガ版1月10日掲載記事より転載・編集しています。
全日本男子軽量級が合宿公開、髙藤直寿は「責任もって勝ちまくる1年に」と抱負
eJudo Photo
乱取り、豪快な「やぐら投げ」を見せる髙藤直寿

8日から行われている全日本男子強化合宿、日程3日目となる10日は國學院大學(横浜市)で行われている軽量4階級の稽古の様子が報道陣に公開された。

この日は強化選手がもと立ちを務める乱取り稽古が練習の中心。既に2018年の世界選手権代表に内定している60kg級の髙藤直寿(パーク24)、昨年世界選手権を獲った73kg級の橋本壮市(パーク)らが鋭い動きで投げを連発、順調な調整ぶりを見せた。

稽古後囲み取材に応じた髙藤は「(代表内定者としての)責任を感じている。やっぱりこんなルール要らない、とならないように世界選手権の優勝はもちろん、勝ちまくって強さを見せる1年にしたい」と今年に臨む心情を吐露。階級を1つ上げて臨むヨーロッパオープン・プラハについても「後に続くもののためにも下手な試合は出来ない」と語り、言葉の端々に第一人者としての責任感を伺わせていた。

「左の技が多いので、右で『一本』獲れる技を身に着けたい」と語った橋本は硬軟取り混ぜた投げを次々繰り出し、こちらも意欲的な稽古。73kg級に階級を上げた海老沼匡は「大きい選手と組んで、力や間合いを調整したい」との言葉通り、上の階級の選手と積極的に組み合って力を練っていた。

この日のメニューと、囲み取材に応じた髙藤、橋本、海老沼各選手のコメントは下記。

【1/10午後 男子強化合宿稽古メニュー】
17:00~19:30
(1)アップ(動的ストレッチ、受け身など)
(2)打ち込み 8分間
(3)約束稽古(技に入るまで)
・相手が徹底して絞ってきた場合
・相手が徹底して切ってきた場合
・相手が徹底して間合いを詰めてきた場合
(4)乱取り 5分×15本 ※もと立ち3班制
(5)寝技乱取り 20分 ※規定の本数を取ったものから終了
(6)クールダウン

eJudo Photo

eJudo Photo
髙藤は81kg級の藤原崇太郎とも乱取り、高い技術で間合いを出し入れして投げも決めていた。

髙藤直寿選手のコメント
「(世界選手権の代表に内定していますが、2018年についてまず一言お願いします)内定の責任がある。このルールを続けてもらうためにも、勝ちまくらないといけない1年間だと思っています。これは(内定を取った)僕と一二三が背負っていかないといけない責任。『こんなルール要らない』とならないように、世界選手権では必ず金メダルを取りますし、いままで以上に強い気持ちで、勝ちまくります。今年の世界選手権からオリンピックに残るポイントがついてきますし、気を抜かず、2020年まで死に物狂いで勝ち続けます。(-3月に1階級上で試合に出ることについて?)『やろう』と思えた一番大きなことは、世界選手権代表の内定を頂けたこと。欧州と選抜でそれぞれ勝負をすることなく鍛える期間が取れる。世界選手権までの時間をどう過ごすかが大事。減量がきつくなってくる中、それでも試合感覚を忘れないようにという考えもありますし、60kg級では気づけなかったことに気付けるんじゃないかと。66kg級なら『すこし合わせる』減量だけで疲れを残さずに試合が出来ますから。海外の選手は普通にこういうことをしているというのもあります。 (-減量がきつくなったのは、ウエイトトレーニングの影響?)筋肉がつきすぎたとは思っていないし、まだまだトレーニングも出来ます。身体が大きくなってきているのに減量の知識が追いついていないのだと理解しています。ただ『ああ、こうやってだんだんきつくなっていくんだな』とは思いました。(-66kg級の試合は楽しみ?)ワクワクしていますけど、認めてもらった以上下手な試合は出来ない。もしこれでダメなら僕以降の選手が挑戦出来なくなってしまう。でも、だからといって縮こまることなく、『出て良かった』と言えるような試合をしたい。(-単独武者修行の一環でもあるんですよね?)調整も自分で交渉して他のチームに混ぜてもらいますし、現地についての登録、会場に行く交通機関、当日の試合順の管理とか全部1人でやるつもりです。孤独になりたい、1人でやらせてくださいとお願いしました。(-なぜ?)オリンピックを経験して、『普通のことをやって、普通に人一倍練習して』では勝てない、本当に精神力が強くないと勝てないと気づきました。金メダルを取るには普通のことをしていたらダメだと思っています。」

eJudo Photo

eJudo Photo
橋本の豪快な右大外刈

橋本壮市選手のコメント
「(-世界選手権を獲って、年末はマスターズに優勝。かなり体にも疲労が溜まったのでは?)納得のいく1年でした。年末年始は柔道を離れて、休みました。年末はRIZINを見に行きましたけど、とにかくしっかり休んだ。10日間くらい完全オフ。ずっと試合ばっかりなので、柔道からこんなに離れたのは現役で初めて、あまりにも柔道をしたくなりすぎて夢に出てきましたね(笑)。(-2月の欧州ではいきなり大野将平選手と同じ大会に派遣されますね?)いずれやらなくてはいけない相手。戦う機会があったら絶対に勝ちたいです。日本の73kg級は昔からずっとレベルが高い、試合であたる機会があれば1人1人、しっかり倒していきたい。(-『橋本スペシャル』で?)いやいや。ただ、自分の柔道を考えると左の技が多いので、右で『一本』獲れる技があればいいなといま練習しています。まだまだ『スペシャル』じゃないので、身についたらぜひ名前をつけてください。(-ルールが変わって、何か変えることを考えていますか?)これからは受けが強い選手が勝っていく。そこには自信があるので、変わらずにやっていきたい。(-あらためて今年の抱負を?)世界選手権連覇、そして2018年もワールドランキング1位でシーズンを終えます。」

eJudo Photo

eJudo Photo
階級を上げた海老沼は90kg級の選手とも積極的に稽古、力を練ることに余念がなかった。

海老沼匡選手のコメント
「3月のグランドスラム(※3/17~18、グランドスラム・エカテリンブルグ)に選んでもらったので、しっかりやりたい。今はこれがすべてです。初めて73kg級で国際大会に出られる。稽古では大きい選手とやって、しっかり体を作っていきたい。(-今年の目標は?)今年で28歳、来年はもう29歳。結果を出さないとすぐ切られる立場だと、僕自身は思っています。結果を出したうえで世界選手権が見えてくるはずですが、まだそれは見えてこない。しっかりチャンスをものにしていくだけです。73kg級は強い選手がいっぱいいるので、いわば負けて当たり前。勝ったら大金星という気持ちで、楽しめる状況だなとも思っています。(-2020年を見据えた今年の位置づけは?)一番大きいのは、国際大会に出たいということ。繰り返しになりますが、3月にチャンスを貰ったのでそれがいまは一番の目標。ここで勝ってスタートラインというか、1つようやく階段を登れると思っています。73kg級の柔道をしないと勝てない。しっかり変化して、進化したところを見せたい。(-階級を変えて稽古で心掛けていることは?)体の大きさが違うので、例えば入る技の間合いをもう1つ深くしたり、大きく引き出したり。東京の国際合宿に参加して気づいたことがたくさんあるので、そういうところに気を配っています。合宿には減量もなく良い状態で臨めるので、81kg級の選手など大きい選手と積極的に組んで、間合いなども調節していきたい。(-情報収集などは?)まだ国際で1回も試合をしていないので、どこまで出来るかもわからない。試し試しです。だからまだ情報を集めるような段階ではないです。(-体の力は73kg級に対応できた?)とにかく試合をしてみないとわからない。自分自身も試合の中で感じていきたい。ただ、66kg級の時は筋肥大のトレーニングがもう出来なかったところが、いまは制限なく出来る。それは上積めています。講道館杯の3位は『ギリギリセーフ』というだけでまだ自分は結果を残せていない。3月のワンチャンスをしっかりモノにしたうえで、選抜に臨みたいです。」

※ eJudoメルマガ版1月10日掲載記事より転載・編集しています。

→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・マッチレポート」に戻る
→「書評・DVD評」に戻る




supported by KAYAC 運営会社サイトポリシー  RSS copyright (c) 2005 ejudo all rights reserved.