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松本薫が代表合宿に復帰、「速い野獣」へのスタイルチェンジ誓う

(2018年1月8日)

※ eJudoメルマガ版1月8日掲載記事より転載・編集しています。
松本薫が代表合宿に復帰、「速い野獣」へのスタイルチェンジ誓う
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色紙に一筆と求められ、愛娘の似顔絵を披露する松本

6日から味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)で合宿を行っている日本女子代表がきょう8日、報道陣に稽古を公開。今回から強化合宿に復帰した松本薫(ベネシード)にひときわ注目が集まった。

松本はリオ五輪で銅メダルを獲得したのちに結婚し、昨年7月には第一子となる長女を出産。出産後にトレーニングを再開し、8月からは柔道衣に袖を通して復帰を目指していた。

この日はほとんどの時間が技術講習に割かれたため乱取りを行う姿は見られなかったが、今回の合宿ではほぼフルメニューをこなしているとのこと。増地克之・女子代表監督は「全盛期に比べるとまだまだだが、気持ちの強さはさすが」と前向きに評価。「57kg級だけでではなくすべての階級を活性化してくれると思っている。」と期待を寄せていた。

松本本人は「外から見ている人や組んだ相手は、もう松本は100%に戻ったと思うはず。でも自分は柔道を変えている最中で、骨から動かす速い動きを目指している。それからすると70%。コンマ何秒かがまだ遅い。」と現在の自分を分析。今後の柔道について問われると「野獣は野獣でも、速い野獣」とスタイルチェンジを明言してみせた。

今後のスケジュールについては、8月の全日本実業個人選手権と11月の講道館杯への出場を決めているとのこと。後者で成績を残し、まずグランドスラム東京の代表権(4枠)を獲ることが日本代表復帰のロードマップとなる。

増地監督と松本選手のコメントは下記。

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増地克之監督は「勇往邁進」と一言。

増地克之・女子代表監督のコメント
「年が明けて、新たな気持ちで目標に向かってやっていきたい。(-選手たちの状態は?)年末までずっと大会が続いて怪我もあったのですがだいぶ回復し、全体的に良いコンディションで合宿に臨めていると思います。東京五輪開幕まで今日で928日、間近に迫って来たということが選手たちの様子からよく伝わってきます。(-良い形で昨年を終えたと思いますが、強化は順調ですか?)選手たちには『終わったことはすべて忘れて、新たな気持ちで戦おう』と話しています。今年は9月の世界選手権、8月のアジア大会の2つが大きな目標です。(-この合宿から復帰した松本薫選手について?)全盛期から比べるとまだまだ本来の姿ではないですが、リオ五輪までと同様戦う気持ちは非常に伝わってきます。東京五輪に向けてベテランが争いに加わってくるのは57kg級だけではなく、すべての階級を活性化してくれると思っています。(-今年、そして東京五輪に向けて一筆お願いします)『勇往邁進』。自分のしてきたことを信じて疑わず、目標に向かって邁進します。」

松本薫選手のコメント
「子どもが生まれた時点で戻ってくることは決めていたので、気持ちの面での迷いはありません。体力測定ではまだまだ思うように数字が出ていないし、出産後1か月で初めて柔道衣を着たときには大学生にボコボコに投げられましたけど(笑)。今年は『出発の年』です。何事においても、子どもがいることや状況のせいにせずちゃんと計画を立てて、言い訳しないでやっていきます。(-合宿に戻ってきて?)若い子が頑張っているのを見ると「がんばってるな~」と今までにない気持ちになります。テレビを見ていても本田真凛さんとか。自分がそういう気持ちになれる子たちと一緒に戦えるのはなかなかないこと。やりがいがあります。(-子どもが出来ての合宿、変わったことは?)時間を無駄に使うことがなくなりました。本当は子どもと一緒にいる時間を自分のために使っているので、甘えている暇はない。甘える時間があったら子どものために使います。(-現状、どのくらい戻っていますか?また、柔道スタイルは変わりますか?)周りからみたらもう100%だと思います。でも自分の中では70%。これは組んだ相手もわからないと思います。戦い方の根源は『最後まで戦い切る』で変わりませんが、ルールが変わったので投げることが大事。体幹を鍛えていますし、トレーニング方法も変えて『骨から動かす』ムダのない動きを目指して柔道を変えています。リオまでの自分を見ている人はもう100%まで戻ったというかもしれませんが、自分としてはまだコンマ何秒か遅い。これからプラスしたい柔道、やりたい柔道からするとまだ70%です。『野獣』はそのままに、これからは『速い野獣』で。(-東京五輪に挑戦する一番のモチベーションは?)一番は、襷を繋ぐことですね。(世代交代は)上の先輩に勝って代表権を獲ることが一番のはず。私もそうやって勝って代表になって、それがなにより自信になった。もしここで私がポンといなくなったらどこの国も若い子だけの接戦になってしまう。追うものがあるのが一番早く強くなれるはず。ぜひ私に勝って、代表権を獲って欲しいなと思います」

※ eJudoメルマガ版1月8日掲載記事より転載・編集しています。

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