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【ROAD TO 高校選手権】第31回國學院大學松尾三郎杯争奪全国選抜高等学校柔道大会マッチレポート②準決勝~決勝

(2017年1月3日)

※ eJudoメルマガ版1月3日掲載記事より転載・編集しています。
第31回國學院大學松尾三郎杯争奪全国選抜高等学校柔道大会マッチレポート②準決勝~決勝
文責:古田英毅

■ 準決勝
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準決勝に臨む桐蔭学園高の面々

桐蔭学園高(神奈川) - 日体大荏原高(東京)
(先)藤井俊輔 - 藤原秀奨
(次)村尾三四郎 - 藤原直生
(中)賀持喜道 - 平山才稀
(副)高山康太 - 内藤彪我
(大)千野根有我 - 大川由介

桐蔭学園は前戦で一旦休ませた藤井俊輔を再び先鋒に起用。
この準決勝戦におけるオーダー配置の意図は、村尾、賀持、千野根のポイントゲッター3枚と残り2枚の「登場順」から読み解くべき。軽量の藤井が戦えるのは先鋒位置。本来重責だが、周囲とのバランスよりも体格と実力という「本人都合」を考えればここが最適。ゆえにここに藤井を入れるが、たとえ落としてもここから村尾、賀持と抜き役を2枚続けてまずリードを作り出し、万が一副将戦で追いつかれても最後は千野根で締める。「テスト」と「勝利」という2つの目標を同時に達成すべく、3枚の得点力を信じ切った上で、どの段階でも負ける可能性がもっとも少ない道筋で試合が進行するシナリオを組んだわけである。たとえ先鋒戦と副将戦を落としても背後に次の段階での逆転が常に見える、そしてたとえここで負けても相手を加速させる事態だけは決して起こさない。もっとも効果がある位置で「テスト」を行いながら団体戦でもっとも忌むべき「取って取られて」の乱戦への発展を最小限に抑えようという、手堅い配置。

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藤原秀奨が藤井俊輔を抑え込み2つ目の「技有」

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藤井が谷落で「技有」1つを奪回。

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藤原が振り回すように右内股を放つと藤井吹っ飛び3つ目の「技有」。

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藤原がトドメの右内股「一本」

このシナリオ実現には3枚が揃って得点することが必須だが、もっとも高いハードルが設定されたのは中堅の賀持。懐深く手足が長く、かつ体幹が強い平山才稀は内股と出足払を中心として戦う賀持が「必ず取らねばならない」バックグランドを抱えて戦う相手としてはかなり厄介。他ポジションでは両軍が2点ずつを確保する可能性が濃厚であり、この中堅戦の帰趨がそのままチームの勝敗を決めるということになるはずだ。

先鋒戦は桐蔭学園・藤井俊輔が左、日体大荏原・藤原秀奨が右組みのケンカ四つ。32秒藤原が内股「技有」先制、そのまま腹越しに柔道衣を掴んでめくり、上四方固に持ち込む。藤井10秒で逃れるがこれは「技有」。開始から1分経たずに2つの「技有」が積み重なる。藤原が右内股に出ると、体格に遥かに劣るはずの藤井はセオリーを外して腰に抱き着いてのディフェンスを見せる。軽量選手ながらの大胆な防御は前代のレギュラー湯本祥真ばり。高い身体能力と重心を見る目の確かさ、威力ある返し矢の保有と高い水準で必要要件を満たしていたあのアクロバティックな防御はしかし形だけでは実現しないはず。藤原この対応を見て再び右内股。藤井は腰にぶらさがる形で谷落、藤原その上に被さって投げ切ることを狙うも、双方縺れて倒れた形の軍配は藤井に上がり「技有」。藤井がスコア1つを奪回。

藤原今度は組み合って早い動きの横移動。軽量の藤井スピードを出して追随するが、体格と速さに勝る藤原の技の威力をかえって加速させる結果になってしまい、この動きの中で放たれた右内股のインパクトに耐えられない。打撃と移動の勢いが乗算、もはや体捌きなど効きようないまま一瞬で木の葉のように宙を舞ってこれも「技有」。
藤井逆転を狙って再び腰に抱き着くが、これも右腰車に変換されてしまい、直後の2分25秒には消極的との咎で「指導」失陥。状況を直す策が全く打てない。藤井にとって最後に残った仕事はもはや一本負けせずにベンチに下がることのみだが、3分15秒藤原が狙った組み際の一発に手立てなく侵入を許してしまう。この右内股は文句なしの「一本」。藤原の一方的勝利で先鋒戦は幕を閉じる。

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村尾三四郎が藤原直生から左大外刈「一本」

次鋒戦は村尾三四郎が左、藤原直生が右組みのケンカ四つ。前戦まで動きが重かった村尾は左内股に加えて珍しい右の「一本大外」も放って意欲的、上位対戦に至って少々ギアを入れなおした模様。左大外刈と左内股で圧を掛けると窮した藤原が右払腰。村尾は窮屈な体勢から放たれたこの技の潰れ際を見極め、手堅く隅落でめくって1分57秒まず「技有」獲得。
2分44秒には藤原に「指導」。1分10秒、村尾が左大外刈で追い掛けるも刈り切れず「待て」。そして3分31秒、村尾が大内刈から大外刈へと技を継ぐと今後は刈り足の膝裏が相手に絡むところまで深く届く。歩を進め、思い切りよく刈り込むと藤原の体がクルリと一回転「一本」。村尾は快勝、試合は1-1のタイスコアとなる。

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賀持の大内刈が「技有」

賀持喜道と平山才稀による中堅戦は左相四つ。賀持は意欲的、「はじめ」の声が掛かるなりケンケン内股で突進。平山長い足を生かしてこれは捌くが、以後も賀持の突進は止まらず。引き手で袖を折り込み制して前に出ると平山止めることが出来ぬまま畳を割り、1分40秒場外の「指導」。賀持はさらに袖口を絞ってのケンケン大外刈で平山を場外まで弾き出す。平山の懐の深さになかなか決め切ることは出来ないものの、形上の優位は賀持。以後も大枠この形で試合が進むが、試合時間3分に及ばんとするところで初めて平山がまともに圧を掛ける形が完成。すると賀持が耐え切れず潰れて「待て」。
やはりこの上背は驚異。平山反攻の可能性が十分感じられる攻防であったが、直後試合が大きく動く。3分7秒、組み手のやりとりを巧みに利用した賀持が左大内刈を撃ちこんで決定的な「技有」獲得。以後試合巧者の賀持はしっかりクロージング態勢を採り、平山は力が出る形を作らせてもらえずない。結果、残り27秒に賀持に「指導」ひとつが与えられたのみで試合は終了。前代には試合中に冷静さを欠くことも多かった賀持の精神的成長が見えた一番、この貴重な「技有」優勢勝ちで桐蔭学園が勝ち越し、スコアは2-1となる。

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内藤彪我が腰の差し合いに高山康太を誘い、大内返でまず「技有」

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内藤は内股「一本」を追加して完勝。

副将戦は桐蔭学園・高山康太が左、日体大荏原の内藤彪我が右組みのケンカ四つ。試合が始まるなり内藤が右内股、高山は下がりながらこれを受けてしまい9秒場外の「指導」。内藤は動き良く大内刈、支釣込足と繋いで高山を転がし伏せさせ、さらに圧力を掛けてはその頭を下げさせて視界良好。1分5秒には腰の差し合いに高山を誘い、我慢できなくなった高山が左大内刈を仕掛けるとしっかりこれを返して大内返「技有」獲得。
そして1分33秒、前段の失点で弱気になったか高山は下がりながら腰の差し合いに応じる決定的なミス。容易にその腰を乗り越えた内藤が長い脚を差し入れて右内股を呉れると場外際に詰まった高山耐えられず滞空時間短く一回転「一本」。出だしからフィニッシュまで完全に内藤が支配した、一方的な試合であった。

これでスコアは2-2。チームの勝敗の行方は大将戦に委ねられることとなる。

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タイスコアで迎えた大将戦、千野根有我が大川由介を払腰「一本」に仕留める。

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大将戦は桐蔭学園の千野根有我がまたしても素晴らしい集中力を発揮。試合が始まるなり躊躇せず豪快な右払腰一撃、大川由介逆らえず吹っ飛び開始10秒「一本」。最終スコアは3-2、これで桐蔭学園が決勝進出を決めることとなった。

桐蔭学園高(神奈川) 3-2 日体大荏原高(東京)
(先)藤井俊輔△内股(3:15)○藤原秀奨
(次)村尾三四郎○大外刈(3:31)△藤原直生
(中)賀持喜道○優勢[技有・大内刈]△平山才稀
(副)高山康太△内股(1:33)○内藤彪我
(大)千野根有我○払腰(0:10)△大川由介

桐蔭学園はまたしても「3枚」が得点、残る2枚が落とすというぎりぎりのシナリオでの勝利。村尾、賀持、千野根の責任感の高さと抜群の得点力が際立つこととなったが、星勘定はともかく残る2枚の「試合ぶり」の質が高くないことがなんとしても気にかかる。いずれも1試合の中に明らかなミスがいくつかあり、その戦いぶりに、自分が果たすべき役割から帰納して試合を組み立てた形跡が薄い。ともに純実力的には厳しいものがあることは否めないが、たとえ敗れるにしてもチームの中で自分が出来ることは確実にあるはず。実力はさておき「どう戦うか」という本来チームの中で共有されるべき方法論や意識において、エース級3枚とは相当の隔絶がある。チームが勝ち進んで対戦相手のレベルが上がれば上がるほど、この「隔絶」がどんどん見えてきているという印象だ。

この時点で周辺戦力の発掘というテーマには、早くも決してポジティブとはいえない結果が見えた感あり。この冬季招待試合シリーズ、桐蔭学園としてはもはや勝ち切って結果を残し続けること以外に参加の意義を果たすことが難しい状況。決勝に向けて、「3枚」にさらに気合いが入ること間違いなしの、非常に厳しい内容の試合であった。

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三島太一が毛利允弥を横三角に捉えるが、毛利なんとか堪える。

国士舘高(東京) - 崇徳高(広島)
(先)三島太一 - 毛利允弥
(次)安藤稀梧 - 宮本聖矢
(中)藤永龍太郎 - 福永夏生
(副)長谷川碧 - 八木郁実
(大)道下新大 - 松尾理来

国士舘は前戦で眉間をカットするアクシデントで出血した酒井陸を下げ、三島太一を投入。崇徳も負傷が伝えられる篠原泰斗に無理をさせず、宮本聖矢を入れての布陣となった。

先鋒戦は国士舘・三島太一、崇徳・毛利允弥ともに左組みの相四つ。開始直後に三島が毛利の上半身を深く「横三角」に捉える。崩上四方固か腕挫十字固、あるいは腕緘でのフィニッシュが強く想起されたが、40秒ほどの攻防の末に毛利がなんとか逃れて「待て」。以降も三島が片手の左袖釣込腰を連発して主導権を握り、2分20秒、2分56秒と続けて毛利に「指導」。スコアからもこれまでの試合展開からもこのまま三島の僅差優勢勝ちが濃厚かと思われたが、後のなくなった毛利が前に出始めると三島は明らかに失速。毛利はこれを受けて圧殺に舵を切り、3分35秒と3分46秒に今度は三島が偽装攻撃の「指導」を受ける事態となる。結局試合はこのまま引き分け。最終盤まで勝っていた試合を引き分けに持ち込まれた、国士舘にとっては痛い試合。

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国士館高の次鋒・安藤稀悟が崇徳高・宮本聖弥から内股「技有」。

次鋒戦はここまで全試合を勝利している国士舘・安藤稀悟が左、崇徳・宮本聖弥が右組みのケンカ四つ。安藤は相手の釣り手を上から潰しながら圧を掛けて前進、39秒宮本に故意に場外に出たとの咎で「指導」が与えられる。直後安藤が相手の腕を畳むように抱き込みながら左内股巻込、浴びせながら押し込んで46秒「技有」を得る。安藤はそのまま寝技に移行、絡まれた脚が抜ければ崩袈裟固が完成する形であったが、ここは宮本が耐えて「待て」。
以降も安藤が優勢に試合を進め、2分34秒には消極的との咎で宮本に「指導2」。あくまで一本勝ちを狙う安藤は密着しての勝負を試み、最終盤には両者脇を差しあってもつれ合う投げ合いの場面が生まれるが、ポイントは生まれず終戦。この試合は安藤の優勢勝ちとなり、国士舘が1点を先制することとなる。

中堅戦は藤永龍太郎が左、福永夏生が右組みのケンカ四つ。得点役の福永はここを勝負どころと腹を決めたか、試合が始まるなり奥襟を叩いて激しく前に出る。しかし藤永もこの中堅戦がこの試合最大のポイントであることは十分心得ており、低く密着した防御の構えでしっかり対抗。福永はリスクを厭わず釣り手を深く入れて勝負を誘い、一方の藤永がこれを冷静に潰して寝技で攻めるという構図のまま試合が進む。結果1分32秒に両者に「指導」が与えられたのみでスコアは動かず、この試合は引き分け。残り試合の星勘定を考えれば、国士舘が一段階段を登ったと考えて差し支えない結果。

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八木郁実と長谷川碧による副将対決

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道下新大が松尾理来から大外落「一本」

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副将戦は長谷川碧が左、崇徳のエース八木郁実が右組みのケンカ四つ。この試合は長谷川の左内股と八木の右への担ぎ技の応酬となる。国士舘が大将に得点役の道下新大を置いていることを考えれば、崇徳としてはなんとしても八木に得点を期待したいところ。しかし長谷川は状況を良く心得てしっかり距離を取り、決して無理をせずに緩やかに試合を進める。2分19秒には長谷川に「指導」が与えられるが、2分54秒には八木の側にも「指導」、試合は大枠国士舘の目論見通りに進む。前代では「やぐら投げ」での得点も多かった八木、残り30秒には密着しての投げ合いに長谷川を誘ってあわやという場面も作り出すがポイントには至らず。結局この試合も引き分けに終わり、国士舘が「技有」優勢1点をリードしたまま試合は大将戦へと引き継がれる。

大将戦は国士舘・道下新大が左、松尾が右組みのケンカ四つ。道下は斉藤を欠いた国士舘では一番手の抜き役であるが、一方の松尾もこの日の苦しい戦いにおける崇徳勝ち上がりの立役者。純実力では道下優位も、勝負は予断を許さず。

道下は釣り手を上から持って相手を圧しながら前進。41秒には得意技一撃、強引な左足車で相手を乗り越えながら捲って「技有」を獲得する。1分56秒には松尾に「取り組まない」咎で「指導」が与えられ、試合は完全な道下ペース。2分25秒、道下は釣り手を下から入れて襟を高く握る完璧な形を作ると、横方向への左大外刈に飛び込む。松尾が耐えるとそのまま左大外落の形に連絡して投げ切り「一本」。

国士舘高(東京) 2-0 崇徳高(広島)
(先)三島太一×引分×毛利允弥
(次)安藤稀梧○優勢[技有・内股]△宮本聖矢
(中)藤永龍太郎×引分×福永夏生
(副)長谷川碧×引分×八木郁実
(大)道下新大○大外落(2:25)△松尾理来

これで5戦が終了。最終スコア2-0で国士舘が決勝へと駒を進めることとなった。斉藤抜きで戦う国士館にこの日設定された課題の最低ラインは「決勝進出」であったはずであり、まずはノルマ達成というところ。

敗れた崇徳。前代は明確なポイントゲッターにしぶとい周辺戦力、尖りのある斬り込み役と個性派を揃えた攻撃型のチームであったが、今代は大物1年生の福永がまだ仕上がり粗く、エースを担うべき八木も職掌の変更に伴う「しっかり組んで取る」スタイルへの移行がまだ道半ばという印象。負傷の篠原がフル出場を避けたこともあり、今代はいまだチームの顔が見えてこない段階にあると言える。「隙の無い強豪チーム」への羽化は十分予想出来るところであるが、率直に言っていまのところ桐蔭学園や「斉藤あり」の国士舘と伍するだけのインパクトには欠ける。福永と八木のジャンプアップに期待したいところだ。

結果決まった決勝カードは、

桐蔭学園高(神奈川) - 国士舘高(東京)

となった。

■ 決勝
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決勝のオーダーが開示される

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桐蔭学園高はエース級3枚に加えて高山、藤井を入れて布陣。

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畳に入る前に一礼する国士舘高の面々

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決勝が開始される

桐蔭学園高(神奈川) - 国士舘高(東京)
(先)賀持喜道 - 三島太一
(次)村尾三四郎 - 安藤稀梧
(中)高山康太 - 藤永龍太郎
(副)藤井俊輔 - 長谷川碧
(大)千野根有我 - 道下新大

国士舘はオーダー順を動かさず。例年招待試合では初戦から一貫して選手は代えども配列に手をつけないのがこのチームの慣例であり、今回もそれを踏襲した形。

一方の桐蔭学園はこの国士舘の戦略を前提に並びを微調整。国士舘のような戦術教育の行き届いたタイプのチームには先行して戦うことしかありえないとばかりに、先鋒に賀持喜道、次鋒に村尾三四郎と「3枚」のうち2枚を並べて突っ込んだ。2点を確保し、続く2ポジションはテスト中の高山と藤井に守らせ、最後は千野根で締めようという方策。

現実的には、桐蔭学園の勝利自体は堅いはず。先鋒枠の賀持は軽量選手を追い詰める手立てにはまことに長けており、おそらくこれがこの試合の先鋒投入の理由。賀持にとって相四つで軽量の三島は自身の柔道が噛み合う相手だ。村尾とマッチアップする安藤は難敵だが、これも左相四つでほぼ同体格と村尾にとってはこれも力が出しやすい相手。大将枠で組まれた千野根-道下はインターハイ準決勝で実現しているカードであり、この際はわずか12秒の払腰「一本」で千野根が勝利した来歴がある。つまり主力3枚の得点は既定路線と考えて良いだろう。ケンカ四つで本来千野根には粘りやすい相性にあるはずの道下の以後の成長のみが不確定要素と考えて差し支えないのではないだろうか。

というわけでこの試合の焦点はシナリオ決定の優先順位順に①桐蔭学園の3枚がきちんと得点できるか(国士舘にとってはこの3枚の得点あるいは内容をどこまで減殺出来るか)、②中堅高山康太と藤井俊輔が引き分けることが出来るか (藤永龍太郎と長谷川碧がきちんと得点出来るか)と大きく2つ。桐蔭学園としては②の出来如何に関わらず①を達成して試合を決めてしまいたいはずであり、国士舘としては①で1つでも相手の勝ち星を削れば上出来、あとは②を実現して試合を縺れさせるところが到達目標ということになるだろう。大駒斉藤立をベンチに残していることを考えれば、仮に内容差までの負けであれば万々歳、本番に向けてしっかり楔を打てたという形になるはずだ。もし勝利となればこの「足し算」が本番に向けて持つ影響力は測り知れない。こういってはなんだが、勝っても負けても一定以上の益が見込める戦いである。

現実的に試合が揺れそうなポイントは、中堅枠と大将枠。順行運転が苦手で乗るか反るかの試合を志向するしかない高山に対し、試合ぶりは大人しいが力関係や体格差の圏外から一発取る技がある藤永という組み合わせは、意外と様相が読みづらい。また、千野根-道下の根拠となるべきインターハイ準決勝の結果については、煮詰まった磁場を背景に、スタミナに難がある重量級選手が短時間集中で一瞬極めて高い爆発力を示すという一種の「確変」と捉えることも可能といえば可能で、受けが柔らかい道下が粘ることで終盤に試合の様相が変わる可能性は一定以上見込める。桐蔭学園の優位が大前提だが、2つのポジションで条件を満たせば、国士舘にも十分逆転の目があるはずだ。

このレポートの冒頭に書いた通り、桐蔭学園としては「点取り×斉藤なしの国士舘」で万が一敗れるようなことがあれば、戦力展望的にも、第1シードを失いかねないという現実的な戦略面から見ても、今季の先行きは暗い。このシリーズで露呈しつつある戦力の薄さという弱点を本番までの3か月で払拭するにしても、まずは招待試合シリーズを勝ちまくって第1シードの座を確定させておくことが非常に大事。シリーズ序盤戦にして、まさしく今季をそのまま占う大一番である。

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先鋒戦、賀持は一貫して引き手で袖を制して攻勢

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賀持が左内股で攻めこむ

先鋒戦は桐蔭学園・賀持喜道と国士舘・三島太一ともに左組みの相四つ。この試合は賀持の先に引き手で袖を掴む技術が素晴らしく、三島は一貫して体勢の不利を強いられる。賀持は大内刈に内股で攻め、三島は相手の釣り手を絞って耐え、あるいは組み際の大内刈に片手の背負投で辛うじて対抗する苦しい戦いを強いられる。賀持が内股と大外刈をまとめた1分43秒三島に「指導」。ここから賀持の大内刈と内股に三島が耐えて伏せ、あるいは片手の背負投に変換して展開を流すことが繰り返されて一時は三島の「逃げ切り」の可能性も生まれたかに見えたが、終盤賀持が左内股に左大外刈と大技をまとめると3分26秒ついに三島に「指導2」。以降も賀持は引き手で袖を得ては支釣込足に内股と良い技を連発。三島はどうしても賀持が握った袖を切れず、有効打を打てぬままタイムアップの声を聞くこととなる。「指導2」の優勢でまずは桐蔭学園が1点先制。

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村尾三四郎が安藤稀梧から内股「技有」

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村尾が抑え込んで「一本」

次鋒戦は村尾三四郎、安藤稀梧ともに左組みの相四つ。試合が始まるなり村尾が大内刈から小内刈の鋭い連続技、安藤が転がって主審は手を挙げ掛けるがここはスルーし19秒「待て」。しかし37秒には村尾両襟を得て強引な左内股、安藤が粘ると体ごと乗り込んで早くも「技有」獲得。直後村尾が圧を掛けて押し込むと安藤は大外巻込に潰れてなんとか試合を流し、力の差は明らか。村尾は左背負投に左袖釣込腰とポイント級の技を淡々と打ち込んで次のチャンスを狙い、一方の安藤はほとんどまったく打開策が打てない。2分過ぎに安藤が奥襟を掴むチャンスを得たが村尾きちんと組み直し、2分41秒には安藤に「指導」。
安藤この反則を受けて少々慌てたか、続く展開で不用意な左払巻込。村尾良く見極めて潰し、横三角を経て腕挫十字固を狙う形に持ち込む。ここから頭と肩を脚でロックしたまま相手の体を横断して「抑え込み」の声を聞くと、体を制されたまま手順を進められた安藤逆らえず。3分29秒「一本」が宣せられて試合は終了となる。ここでスコアは2-0、桐蔭学園の目論見通りに試合が進む。

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藤永龍太郎が支釣込足でから左大外刈に繋いで「技有」

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高山が裏投で「技有」奪回

中堅戦は高山康太と藤永龍太郎ともに左組みの相四つ。高山は大内刈で先制攻撃、相手に寄りかかって投げに掛かるが藤永は体ごと腹に載せて大内返を試み、ブレイク。直後藤永は得意の払釣込足で高山を大きく崩すと、これを端緒に組み手の優位も得て主導権確保。40秒には組み手に窮した高山に片襟の「指導」が与えられる。2分13秒に藤永が引き手の袖を折り込んで支釣込足、崩れた高山は畳に伏せて逃れようとしたか、両手を放してたたらを踏むミス。藤永引き手を持ったまま追いかけて頭の下がった高山の奥襟を容易に確保、追い掛けて左大外刈に繋ぐと高山崩落、首に食い込んだ釣り手が良く効いたこの一撃は「技有」となる。藤永そのまま「腰絞め」を狙うが高山逃れて「待て」。
藤永は気力充実。一方の高山は下がり始め、藤永はここに出足払を入れて崩しては寝技を試みて着々時間を消費。桐蔭優位の前段2試合を受けて今度は国士舘の側がシナリオを引き寄せたかに思われたが、しかし残り55秒で試合の様相激変。藤永が左大外刈からケンケンで押し込むが、巻き込みに連絡した腕の拘束が甘く高山に体を残されてしまう。耐えた高山が裏投で抱き返して「技有」奪回。追いつかれた藤永は左大外刈と左内股を連発するが残り時間は少なく、そのまま試合は終了。結局この試合は引き分けに終わり、スコアは2-0のまま動かず。国士舘にとっては痛い引き分け、桐蔭学園は勝利にまた一つ歩を進めた形。

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体の伸びた藤井俊輔に長谷川碧が左内股巻込、投げ切って「技有」

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長谷川は内股「一本」を積み上げてフィニッシュ。

副将戦は藤井俊輔、長谷川碧ともに左組みの相四つ。体格に大きく劣る藤井片襟を差して組み手の進行を遅らせようとするが、腰を引いたまま相手の上腕を押す形になってしまい自身の上体が伸び切ってしまう。長谷川が腰を回して左内股を呉れるとその伸びた上体に相手の太い胴体が沿う形になってしまい一回転、巻き込まれて「技有」。ここまでわずか16秒。そのまま長谷川が試みた腕一本を抱えての崩袈裟固は乗り込みが浅く、藤井がなんとか逃れて「待て」。

藤井は両襟の巴投を試みるが長谷川あっさり捌いて片足担ぎで抑え込みを狙い「待て」。続く右一本背負投も自分のみが崩れて潰れてしまい、藤井は打つ手なしの印象。続いて左右に担ぎ技を放つものの効なく1分45秒と2分13秒と立て続けに「指導」を受けてしまう。こうなれば残る仕事は「一本」を取り切るだけとなった長谷川、頃合い良しとばかりに両襟を掴んで勝負に出る。いったん右構えで深く引き手の肩口を取っておいてのスイッチ、組み手に慎重だったはずの藤井集中が切れたかあっさりこの形を受け入れてしまい、続いて放たれた長谷川の左内股に反応できず。2分58秒「一本」で試合は決着、一方的内容で副将戦終了。これでスコアは2-1となる。

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千野根有我の右内股を道下新大が振り返す

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踏みとどまった千野根がハンドル操作を効かせて道下を投げ「技有」

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千野根間髪入れず抑え込みに移行「一本」

大将戦は千野根有我が右、道下新大が左組みのケンカ四つ。千野根が引き分け以上なら桐蔭学園の勝利、道下が一本勝ちを得れば国士館の内容差勝利となる面白い状況で組まれたカード。

千野根両襟を掴んで大内刈で先制攻撃。続いて作用脚を一杯に伸ばして右足車、道下が両足を地につけたままこれを崩しに掛かると体勢を崩した千野根が畳に伏せて「待て」。前回対戦で千野根が圧勝しているカードだが、やはり様相は予断を許さず。

千野根が上から奥襟、道下が下から釣り手を掴んで試合が進む。千野根が右内股を放って前進、この時間帯は一貫して道下がコーナーに詰まる形で試合が進むが双方思い切った技が出ず、1分41秒双方に片手の「指導」。以後も両者は慎重、千野根は大内刈で探りを入れ、国士舘ベンチからは道下に「大車!」とのアドバイスが飛ぶ。

試合時間2分30秒に迫らんとするところで、意を決した千野根が思い切った右内股。道下は抱き着いて返しを試みるが、千野根は崩れながらハンドル操作で道下の体をコントロール。最後は体を浴びせてこれは千野根の「技有」となる。千野根集中を切らず素早く道下の体を包んで上四方固。道下動けず2分43秒「一本」の宣告に至る。

これで5試合が終了。スコア3-1で桐蔭学園が2年連続の松尾三郎杯制覇を決めた。

桐蔭学園高(神奈川) 3-1 国士舘高(東京)
(先)賀持喜道○優勢[僅差]△三島太一
(次)村尾三四郎○崩上四方固△(3:29)安藤稀梧
(中)高山康太×引分×藤永龍太郎
(副)藤井俊輔△内股(2:58)○長谷川碧
(大)千野根有我○上四方固(2:43)△道下新大

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決勝終了。今季の主役と目される両軍の初対決は桐蔭学園の勝利に終わった。

総括の前段として、まず桐蔭学園が誇るポイントゲッター3枚の成長に触れないわけにはいかない。前代線の細さが目立った賀持は得意の内股に繋ぐ「作り」のパターンが増えて明らかに取り味を増し、村尾はフランス遠征から間を置かずの強行出場ながら相変わらずの強さを発揮。そして何よりこの日は千野根が素晴らしかった。象徴的なシーンは、2-2で襷を受けた難しい試合をいずれも「秒殺」で取り切った1回戦と準決勝、そして余裕のない状況を「一本」で切り抜けた決勝。前者は使命感と集中力の高さが際立ったという精神面の成長、そして後者にはこれに加えて技術的な進歩も見て取れた。難敵道下に崩されながら逃れるのではなく両手を掴んだままあくまでポイント奪取を試みた執念とそれを可能ならしめるボディバランス、そしてなにより素早く抑え込みに相手を包んだソツのなさ。3回戦の福岡大大濠戦でも見せていたが、相手が崩れるなりそのまま抑え込みに捉えるこの密度高い試合運びは前代の千野根には見られなかったものである。この部分は敵方から見ても脅威のはず、現場指揮官たちは口を揃えてこの点を高く評価していた。試合後主催者に優秀選手賞2名の推薦を請われた高松正裕監督が第一にまず千野根の名を挙げたのは妥当と言えるだろう。桐蔭学園の「三本の矢」は今年も健在、その存在感と取り味は学年が進んだ分をそのまま、相対的に上昇したと考えておいてよいだろう。

しかし、姿を現しつつある今代の桐蔭学園評としては「(3枚が)こんなに強いのか」ではなく「(残る2枚が)こんなに薄いのか」がむしろ適切であると思われる。ある程度事前に予想がついた3枚の成長と強さを、後者のインパクトは遥かに超える。

黒潮旗で活躍した奥田訓平は病気のため欠場したが、同大会の活躍である程度計算が立つと見込まれた高山、そしてこの日テストされた藤井俊輔と町方昂暉の3名は結果、内容ともに到底合格点とは言い難い。特にレギュラー確定の高山の「次」を張るべき5番手選手については、少なくともこの日までにめどが立ったようにはまったく思えなかった。

団体戦でもっとも忌むべき「投げて投げられる」展開の受け入れ、組み手の管理、警戒集中すべき時間帯の見極め、戦う気持ちのコントロール、攻守の「作り」のディティール、勝負どころの見極め。この日の短い試合時間の中で犯したミスは実に数多い。純実力を超えて、強豪チームの選手が保有すべき「勝負の仕方」の論理に著しく欠ける戦いぶりであった。実現するだけの力がまだないと言ってしまえばそれまでだが、本来こういった方法論は、チームの中で選手個人の強弱を超えて共有されるべきもの。高校三冠を実現した桐蔭学園という超強豪に帯同し、普通のチームの選手であれば決してみることが出来ないレベルの高い「勝負の理屈」を目の当たりにしてきたはずの、後輩たちの試合ぶりとしては一種信じがたいものがある。全国大会に出場するレベルのチームのレギュラー選手であれば、強者として県大会を戦ううちに体内に染み込まされているはずの、具体的に「試合」で勝つための方法論がその戦いぶりに見いだせない。同じチームの選手であることが少々不可解なくらいの隔絶であった。

離脱中の奥田、この日試された藤井と町方のほかにもテストすべき選手は存在すべき模様。この日の結果がまずはシリーズ最終戦の水田杯にどう生きるか、注目したいところだ。

敗れた国士舘。岩渕公一監督のコメントは選手個々の課題と伸びしろ、また相手方の桐蔭学園の成長を率直に認める謙虚なものであったが、口調にはかなりの自信が感じられた。斉藤立という大駒を手元に残しているという決定的な事情ゆえか、それとも道下、長谷川、藤永という1年生3人にめどが立ったゆえか、はたまた桐蔭学園が見せた明らかな戦力の薄さを見て取ったゆえか。その心中をはかり知ることは困難だが、相当の手ごたえを感じてはいる模様。ただし安藤、藤永、道下、長谷川とこの日仕事をしたレギュラー確定と目される選手たちが、一種鷹揚とした試合運びが続いて切迫感に欠けたところは危惧されるべきだ。桐蔭学園の「三本の矢」が柔道自体の強さに加えて、自分が取らねばとの高い使命感を胸に全員が背水の陣と言わんばかりの締まった試合を展開したことを考えると、この点まことに対称的ではあった。「斉藤なし」で戦う今シリーズの課題は周辺戦力に自覚を促すことにもあるはずで、この課題にきちんとアプローチ出来た大会であったかとなると少々疑問符がつく。1年生主体チームの若さと言ってしまえばそれまでだが、たとえば斉藤立欠場をエクスキューズに、1年生たちが大敗を厭わず異常なまでの吶喊試合を繰り広げたら桐蔭学園に相当な脅威を感じさせることが出来たのではないか。スコアをまとめて接戦を演出されるよりよっぽど嫌であったはずと、個人的には考える。このあたりは桐蔭学園とは逆に、中学時代から団体戦における「負けない」戦いをしっかり教育されてきた選手たちゆえに、かえってリミッターを外しきれなかった部分があるかもしれない。この「自覚」と「行くべきときに攻め抜く」という2点については、間違いなく今後の国士舘の課題。シリーズ最終戦の若潮杯武道大会でなんらかの変化があるのかどうかに、注目しておきたい。

桐蔭学園がしっかり結果を残す一方でその層の薄さという弱点もさらけ出し、一方斉藤を欠きながら決勝進出した国士舘も満点の出来とまでは言い難い。果たして「実」を獲ったのはどちらか。今季の高校柔道界の注目ポイントを的確にあぶりだす、非常に興味深い「初回対決」であった。

eJudo Photo
優勝の桐蔭学園高

【入賞者】
(エントリー64チーム)
(試合ごとの配列変更可能、試合時間3分、準々決勝以降4分)

優 勝:桐蔭学園高(神奈川)
準優勝:国士舘高(東京)
第三位:日体大荏原高(東京)、崇徳高(広島)

優秀選手:賀持喜道、千野根有我(桐蔭学園高)、酒井陸(国士舘高)、内藤彪我(日体大荏原高)、八木郁実(崇徳高)

桐蔭学園高・高松正裕監督のコメント
「三冠取ったチームから3人が残ったことで期待されていますが、戦ってみて、思った以上に他校と差がないなと感じています。気持ちからしっかり作り直さないと全国制覇はない。(-千野根選手が大活躍でしたね?)しっかり寝技もやって、抑え込みでも取って来た。もともとすごく器用な選手ですが、チャンスをモノにできる強さが身についてきました。中学時代に団体戦をやり込んでいない選手なので、今回は敢えて厳しいポジションで経験を積ませています。本番でも千野根に大将を任せられるようになるとだいぶパターンが広がりますので、これに可能性が見いだせるだけの安定感が出てきたのは良かったと思います。課題のスタミナはむしろ精神的なところ。体力自体はついているので、じゅうぶん期待できると思います。(-村尾選手の動きはいまひとつ?)高体連のフランス遠征から戻って中1日、もちろん稽古も詰めていないし、時差ぼけもあり、今日はケガをしなければ合格という感じです。ただ、キャプテンはやりたくないときもチームを支えるのが大事と話して試合をさせました。乗っていなかったし、集中も出来ていなかったし、取れるパターンで安易に取ってしまおうと弱気も見えた内容でしたが、うちのチームは第1シードを獲ることがとても大事なので、このシリーズで結果を残さないといけない。しっかり勝って、良くやってくれたと思います。(-賀持選手も素晴らしい内容でした)結果も残して自信もつけています。組み負けて潰れてしまうような展開も減りました。ただこれは大舞台ではないですからね。下半身はしっかりしているので、組み合った瞬間「いける」とどんな相手でも確信出来るだけの、上半身の力が次の課題です。(-チーム全体の評をお願いします)去年よりはまだまだ完成度が低いです。高山に関してはまだ経験値が足りずどうしてものるか反るかの試合になってしまう。黒潮旗ではこれが良い方向に出て派手に勝ったのですが、今日は悪い目でした。安定感があればいいんですが、桐蔭のスタイルからしても本人のタイプからしても、引き分けを目指して教え込んで安定感を出すというよりも、やはり攻めを磨きたい。高山を入れた『4枚エース』を目指す方向で鍛えていきたいと思います。まずは次の水田杯をしっかり勝ちます」

【準々決勝】

桐蔭学園高(神奈川) 3-2 木更津総合高(千葉)
日体大荏原高(東京) 3-1 津幡高(石川)
崇徳高(広島) 3-0 足立学園高(東京)
国士舘高(東京) 4-1 東海大甲府高(山梨)

【準決勝】

桐蔭学園高(神奈川) 3-2 日体大荏原高(東京)
国士舘高(東京) 2-0 崇徳高(広島)

【決勝】

桐蔭学園高(神奈川) 3-1 国士舘高(東京)

 
 
文責:古田英毅
取材:古田英毅、林さとる

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※ eJudoメルマガ版1月3日掲載記事より転載・編集しています。

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