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【ROAD TO 高校選手権】天理高が32年ぶりに大会制覇、決勝はV候補筆頭の国士舘高を完封・第34回若潮杯争奪武道大会男子

(2017年12月27日)

※ eJudoメルマガ版12月27日掲載記事より転載・編集しています。
天理高が32年ぶりに大会制覇、決勝はV候補筆頭の国士舘高を完封
第34回若潮杯争奪武道大会男子
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決勝、天理高の次鋒植岡虎太郎が国士舘高・安藤稀梧から残り2秒で背負投「技有」を奪う

「冬の高校招待試合サーキット」を締める第34回若潮杯争奪武道大会(主催・公益財団法人日本武道館、学校法人国際武道大学)が27日、国際武道大学第1体育館(勝浦市)で全国から選抜された男女それぞれ16校が集って開催され、男子は天理高(奈良)が優勝した。同校は第1回、第2回大会を連覇して以来実に32年ぶりの若潮杯制覇。

「この大会一本に絞って優勝を狙っていた」(齋藤涼監督)天理高は、インターハイ100kg超級チャンピオン中野寛太とこの日全勝でチームを引っ張った植岡虎太郎を軸に、予選リーグは東海大札幌高(北海道)を3-1、足立学園高(東京)を2-1、東北高(宮城)を4-0でそれぞれ下して決勝トーナメント進出。準々決勝(決勝トーナメント1回戦)で白鷗大足利高(栃木)を4-1で下すと大型1年生井上直弥も調子を上げてチームが波に乗り、準決勝の近畿ブロックのライバル・東海大仰星高(大阪)戦では井上が相手方のエース内村秀資を浮落「一本」で破るなど一本勝ちを並べて4-0で完勝。

迎えた決勝は優勝候補筆頭と目された国士舘高(東京)と対戦。先鋒戦の引き分けを受けた次鋒植岡虎太郎が安藤稀梧を相手に得意の右背負投を掛け捲り、残り2秒で安藤が仕掛けた左小外掛をそのまま背負投で捲り返して劇的な「技有」獲得。この虎の子の1点を最後まで守り切って、32年ぶりとなる若潮杯制覇を決めた。

劇的勝利にも齋藤監督はあくまで冷静。「全国大会で勝つためにはある程度良い位置(シード)を得ることが大事だが、うちが出るのはこの若潮杯のみ。これ一本に絞って優勝を狙っていました。」と淡々と語り、「天理の『一本』取る柔道も大事だが、勝とうとしたらそうとばかりも言っていられない。植岡で取って、残りを締めた決勝はほぼイメージしていた通りの展開」と試合を振り返った。

一方エース斉藤立を負傷で欠いた国士舘高は力を出しきれぬまま意外な敗北。岩渕公一監督は「斉藤が戻って来れば戦力はアップする。優勝は狙えないことはない」と語りながらも煮え切らない試合ぶりに怒気は隠せず、「1年生3人(道下新大、藤永龍太郎、長谷川碧)は巧さがあるけどまだ力がない。体力と寝技、あと3か月しかないですがやるしかありません」と今後の錬磨を誓っていた。

入賞者と準々決勝以降の対戦詳細は下記。

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32年ぶりの優勝を果たした天理高

【入賞者】
(エントリー16チーム)

優 勝:天理高(奈良)
準優勝:国士舘高(東京)
第三位:東海大仰星高(大阪)、東海大相模高(神奈川)

【準々決勝】

東海大相模高(神奈川) ①代-1 安田学園高(東京)
(先)有馬雄生×引分×小林翔太
(次)近藤悠瑞×引分×金野晃大
(中)大村康太○横四方固△鈴木幸
(副)谷内竜太郎△後袈裟固○奥谷優佑
(大)成澤登夢×引分×田邊勇人
(代)大村康太○GS指導2△金野晃大。

国士舘高(東京) 3-0 東海大札幌高(北海道)
(先)藤永龍太郎×引分×越橋健介
(次)安藤稀梧○大外刈△中村亮介
(中)長谷川碧○内股△加藤亘真
(副)道下新大×引分×小竹守
(大)酒井陸○反則[指導3]△吉田岳

天理高(奈良) 3-1 白鴎大足利高(栃木)
(先)水上世嵐×引分×齋五澤航介
(次)池田凱翔△反則[指導3]○長谷川明伸
(中)植岡虎太郎○優勢[技有・小外刈]△宇賀神圭太
(副)中野寛太○払腰△杉之内暁
(大)井上直弥○払腰△河村祥克

東海大仰星高(大阪) 3-0 神戸国際大附高(兵庫)
(先)柏野亮太○支釣込足△島健輔
(次)倉部隆成×引分×石山陽太
(中)本原颯人×引分×寺本靜矢
(副)福澤達矢○優勢[技有・内股]△謄川雄一朗
(大)内村秀資○釣腰△西本翔

【準決勝】

国士舘高(東京) 2-0 東海大相模高(神奈川)
(先)藤永龍太郎×引分×近藤悠瑞
(次)安藤稀梧○優勢[僅差]△谷内竜太郎
(中)長谷川碧○反則[指導3]△有馬雄生
(副)道下新大×引分×大村康太
(大)酒井陸×引分×成澤登夢

天理高(奈良) 4-0 東海大仰星高(大阪)
(先)水上世嵐○大内刈(3:30)△福澤達矢
(次)植岡虎太郎○横四方固(2:37)△倉部隆成
(中)山中瞭×引分×本原颯人
(副)井上直弥○浮落(0:50)△内村秀資
(大)中野寛太○大外刈(1:19)△柏野亮太

【決勝】

天理高(奈良) 1-0 国士舘高(東京)
(先)水上世嵐×引分×藤永龍太郎
(次)植岡虎太郎○優勢[技有・背負投]△安藤稀梧
(中)山中瞭×引分×長谷川碧
(副)井上直弥×引分×道下新大
(大)中野寛太×引分×酒井陸

文責:古田英毅
取材:古田英毅、林さとる

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