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【ROAD TO 高校選手権】第31回國學院大學松尾三郎杯争奪全国選抜高等学校柔道大会マッチレポート①1回戦~準々決勝

(2017年12月25日)

※ eJudoメルマガ版12月23日掲載記事より転載・編集しています。
【ROAD TO 高校選手権】第31回國學院大學松尾三郎杯争奪全国選抜高等学校柔道大会マッチレポート
①1回戦~準々決勝
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選手宣誓は國學院大栃木高・国武陸主将。

新シーズンの高校柔道界の様相を占う「冬の高校招待試合サーキット」の最重要大会の一と位置づけられる第31回國學院大學松尾三郎杯争奪全国選抜高等学校柔道大会が24日、國學院大學たまプラーザキャンパス体育館で全国の強豪64校が集って行われた。

高校柔道界の新シーズン。有力校の名は多々挙がるが、その中にあって、国士館高(東京)と桐蔭学園高(神奈川)の2校が現時点で他から頭ひとつ抜け出しているという評価はほとんどの関係者が認めるところだろう。

国士舘高はもはや高校柔道界に敵なしでは、と騒がれる1年生エース斉藤立を中心に道下新大ら1年生の戦力が充実。少なくとも抜き勝負では全国優勝候補の第一と言ってしまって過言ではない。一方の桐蔭学園は、いわずと知れた前代の高校三冠チーム。高校選手権、金鷲旗、インターハイとすべての大会でレギュラーとして活躍した村尾三四郎、賀持喜道、千野根有我のポイントゲッター3枚が残り、その得点力と経験値の高さはやはり特筆もの。

今大会最大のみどころはなんと言ってもこの二強の激突。今季の招待試合シリーズ、2週間前の黒潮旗の出場を国士館が見送り、かつ水田杯(26日)にも例年通り出ず、一方翌日の若潮杯(27日)には桐蔭学園の方に出場権がない。つまり今期、全国大会本番前に二強が手を合わせる可能性があるのは唯一この松尾杯だけなのだ。

国士館は前代に団体戦を経験している斉藤、道下と藤永龍太郎、そして酒井陸と計算の立つ4枚に加えるべき「あと1枚」の養成と経験値蓄積、桐蔭学園も新たに起用すべき新戦力2枚の見極めとそれぞれ大きなテーマがあるが、より状況が深刻なのはポイントゲッター3枚と他戦力に相当なレベルの差がある桐蔭学園。得点役3枚の中で大型が千野根一枚という台所事情に鑑みても、抜き勝負となれば絶対の取り味を誇る重量級エース斉藤を擁する国士館の有利は否めない。桐蔭学園にとってはどちらかというとポイントゲッターの枚数の多さを活かせる点取り制の方に分がある状況と考えられるわけだが、仮にもしその点取り制で行われる今大会で国士館の後塵を拝するようなことがあれば今後の展望は暗い。ただでさえ苦しい抜き勝負で国士館を乗り越えることの心理的ハードルが一段も二段も跳ね上がってしまう。

加えてこの日、斎藤が左肩の負傷のため大会出場を見合わせるとの情報が開会式前の会場を駆け巡った。前述の「点取りで1回勝っておくほかない」はずの桐蔭学園としては、斉藤抜きの国士館を相手に負けることなどもはや絶対に許されない。勝利必須の状況、過酷なプレッシャーの中で大会を迎えることとなった。

大会シード校は桐蔭学園高(Aパート)、日体大荏原高(東京・Bパート)、崇徳高(広島・Cパート)、国士館高(Dパート)の4校。強豪が綺麗に分かれた形となったこのトーナメントをそのまま4つに割って、桐蔭学園と国士館の勝ち上がりを中心にまずは1回戦から準々決勝までの様子を追いかけてみたい。

文責:古田英毅

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※ eJudoメルマガ版12月23日掲載記事より転載・編集しています。

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