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ワールドマスターズサンクトペテルブルグ2017・最終日女子3階級プレビュー

(2017年12月16日)

※ eJudoメルマガ版12月16日掲載記事より転載・編集しています。
ワールドマスターズサンクトペテルブルグ2017・最終日女子3階級プレビュー
(70kg級、78kg級、78kg超級)
文責:林さとる/eJudo編集部

■ 70kg級 トップ選手は揃って出場回避、2番手グループが覇を競う
(エントリー15名)

新井千鶴(三井住友海上)、ジュリ・アルベール(コロンビア)、キム・ポリング(オランダ)らトップ選手3名が揃って出場せず。ブダペスト世界選手権銀メダリストのマリア・ペレス(プエルトリコ)や今年のヨーロッパチャンピオンであるサンネ・ファンダイク(オランダ)もエントリーを見送り、ワールドマスターズとしては少し寂しい陣容となった。

優勝候補の一番手は第1シードに座るフランスの若手パワーファイター・マリー=イヴ・ガイ(フランス)。新井らトップグループには水を開けられてしまっているものの、グランドスラム東京大会では新添左季(山梨学院大3年)を破るなど、2番手グループのなかではやはり抜けた力を持っている。準々決勝ではブダペスト世界選手権5位入賞や、マラケシュ世界無差別選手権への出場など近頃生き生きとした柔道を披露している34歳の大ベテラン・アッスマ・ニアン(モロッコ)との対戦が組まれており、ここが組み合わせ上唯一の山場だ。

下側のプールCDからはアンナ・ベルンホルム(スウェーデン)とマリア・ポーテラ(ブラジル)の勝ち上がりを予想するが、両者ともに安定感を欠くため確実性は低い。観戦ポイントとしてはベルンホルム、キム・センヨン(韓国)、ファニー=エステル・ポスヴィト(フランス)と戦術派の強豪3名が詰め込まれたプールCに注目したい。


【プールA】
第1シード:マリー=イヴ・ガイ(フランス)
第8シード:アッスマ・ニアン(モロッコ)
有力選手:アレナ・プロコペンコ(ロシア)

【プールB】
第4シード:アレクサンドラ・サマルジッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
第5シード:バルバラ・マティッチ(クロアチア)
有力選手:サリー・コンウェイ(イギリス)

【プールC】
第2シード:アンナ・ベルンホルム(スウェーデン)
第7シード:キム・センヨン(韓国)
有力選手:ファニー=エステル・ポスヴィト(フランス)

【プールD】
第3シード:マリア・ポーテラ(ブラジル)
第6シード:サビナ・ゲルチェク(ハンガリー)
有力選手:グルノザ・マトニヤゾワ(ウズベキスタン)

■ 78kg級 第2日の目玉階級、マイラ・アギアールを筆頭に全有力選手が顔を揃える
(エントリー16名)

ブダペスト世界選手権王者のマイラ・アギアール(ブラジル)が参戦。ほかにも日本勢を除くほぼ全ての有力選手が顔を揃え、第2日女子最大の注目階級となった。日本のファンとしてはこの面子のなかに濵田尚里(自衛隊体育学校)が加わればという想像をせずにはいられない、それくらいにもどかしい、世界選手権並みの豪華なトーナメントだ。

優勝候補はもちろんアギアール。オドレイ・チュメオ(フランス)やフッシェ・ステインハウス(オランダ)ら多数のライバルが出場しているものの、アギアールの技術レベルは一段違う位相にあり、少なくとも勝利は揺るがないものと思われる。並み居る有力選手達をアギアールがどのように料理するのか、豪快な内股に低く沈み込む体落、そしてなによりも切れ味鋭い足技の炸裂に期待したい。配置はプールD、前述の通り決勝まで対抗出来る選手はちょっと見当たらない。

一方アギアールへの挑戦権を賭けてプールABを争うのは、ステインハウス、チュメオ、フェルケルクの3名。プール内にライバルが居ないステインハウスの準決勝進出は当確。チュメオとフェルケルクの勝者が準決勝でステインハウスと対戦することになる。このなかではチュメオが実力的に抜けており、悪癖であるメンタル的な不安定さがでなければ順当に決勝に勝ち上がるはずだ。

【プールA】
第1シード:フッシェ・ステインハウス(オランダ)
第8シード:カレン・スティーフェンソン(オランダ)
有力選手:ヤヒマ・ラミレス(ポルトガル)

【プールB】
第4シード:オドレイ・チュメオ(フランス)
第5シード:マルヒンデ・フェルケルク(オランダ)

【プールC】
第2シード:ナタリー・パウエル(イギリス)
第7シード:アナスタシア・ドミトリエワ(ロシア)
有力選手:パク・ユジン(韓国)

【プールD】
第3シード:マイラ・アギアール(ブラジル)
第6シード:ルイーズ・マルツァーン(ドイツ)
有力選手:カリエマ・アントマルキ(キューバ)、マドレーヌ・マロンガ(フランス)

■ 78kg超級 現実的な本命はキム・ミンジョン、オルティスとアルセマンの対戦なるかに注目
(エントリー13名)

出場者は13名と少ないが、イダリス・オルティス(キューバ)、マリア=スエレン・アルセマン(ブラジル)、キム・ミンジョン(韓国)といったロンドンーリオ期のトップ選手が顔を揃え、なかなかにハイレベルなトーナメントが完成した。

序盤戦の山場はテッシー・サフェルコウルス(オランダ)とオルティスが対戦するプールA準々決勝。長身でアスリートタイプのサフェルコウルスは担ぎ技の弾幕を張る技巧派であり、オルティスのコンディションを測るにはもってこいの相手といえる。オルティスが本調子であればまず遅れを取ることはないはずであり、この点が観戦のポイント。好不調の波が激しいというエクスキューズに守られながら、しかし今年あまりにもパフォーマンスが悪いオルティスにそもそも今後再浮上の目があるのかどうかも含めて、しっかりとチェックしたいカードだ。

それ以外の有力選手は綺麗にプールごとに分かれているため、余程のことがない限りAシード選手4人が準決勝まで勝ち進むはず。現実的なラインとしては常に一定以上の力を発揮することができるキム・ミンジョン(韓国)の優勝を予想する。ファンとしてはオルティスとマリア=スエレン・アルセマン(ブラジル)によるかつてのライバル対決の再現に期待したい。

【プールA】
第1シード:テッシー・サフェルコウルス(オランダ)
第8シード:クセニア・チビソワ(ロシア)
有力選手:イダリス・オルティス(キューバ)

【プールB】
第4シード:マリア=スエレン・アルセマン(ブラジル)
第5シード:ヤスミン・クルブス(ドイツ)
有力選手:ハン・ミジン(韓国)

【プールC】
第2シード:ラリサ・セリッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
第7シード:サラ・アドリントン(イギリス)

【プールD】
第3シード:キム・ミンジョン(韓国)
第6シード:ベアトリス・ソウザ(ブラジル)
有力選手:アン=ファトウマタ・ムバイロ(フランス)

※ eJudoメルマガ版12月16日掲載記事より転載・編集しています。

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