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グランドスラム東京2017・最終日女子3階級プレビュー

(2017年12月2日)

※ eJudoメルマガ版12月2日掲載記事より転載・編集しています。
グランドスラム東京2017・最終日女子3階級プレビュー
(70kg級、78kg級、78kg超級)
■ 70kg級 新井千鶴と新添左季がプールAに同居、直接対決は準々決勝
(エントリー28名)

ブダペスト世界選手権王者の新井千鶴(三井住友海上)と同大会準優勝のマリア・ペレス(プエルトリコ)が揃って参戦。それ以外にも今年のヨーロッパチャンピオンであるサンネ・ファンダイク(オランダ)やマリー=イヴ・ガイ(フランス)といった伸び盛りの若手から、ラウラ・ファルガス=コッホ(ドイツ)、サリー・コンウェイ(イギリス)らのベテラン勢まで数多くの有力選手が一同に会してなかなか見ごたえのあるトーナメントとなった。

最注目は昨年の大会で決勝を争った新井と新添左季(山梨学院大3年)が同居するプールA。新添の初戦にはブダペスト世界選手権の団体戦で新井に勝利しているジョン・ヘジン(韓国)が配されており、どちらが勝ち上がっても新井にとっては非常にタフな試合になるはずだ。世界選手権では体の力自体でまず周囲を圧倒して表彰台の頂点に立った新井だが、この選手の本来の持ち味は技の切れ味。新井の本来性である華麗な技での「一本」が出るのか、弱点である釣り手のポジショニングに注意しつつ観戦したい。

国内では敵なしの新添の国際大会における序列、田中志歩(環太平洋大1年)がどこまで勝ち上がることができるのかといったトピックにも注目だ。

【プールA】
第1シード:新井千鶴(三井住友海上)
第8シード:新添左季(山梨学院大3年)
有力選手:ジョン・ヘジン(韓国)

【プールB】
第4シード:マリー=イヴ・ガイ(フランス)
第5シード:マリア・ペレス(プエルトリコ)
有力選手:ラウラ・ファルガス=コッホ(ドイツ)

【プールC】
第2シード:サンネ・ファンダイク(オランダ)
第7シード:アンカ・ポガクニック(スロベニア)
有力選手:サリー・コンウェイ(イギリス)
日本選手:大野陽子(コマツ)

【プールD】
第3シード:アンナ・ベルンホルム(スウェーデン)
第6シード:キム・センヨン(韓国)
有力選手:ファニー=エステル・ポスヴィト(フランス)
日本選手:田中志歩(環太平洋大1年)

■ 78kg級 濵田尚里がビッグタイトル奪取に挑戦、梅木真美との寝業師対決に期待
(エントリー22名)

オドレイ・チュメオ(フランス)、ナタリー・パウエル(イギリス)、フッシェ・ステインハウス(オランダ)といったトップ選手が多数参戦。日本勢はブダペスト世界選手権2位の梅木真美(ALSOK)と講道館杯王者・濵田尚里(自衛隊体育学校)の寝業師2人を柱にこれを迎え撃つ。梅木の横三角はもちろん強力だが、関節技一発であっという間に勝負を決めてしまうことも多い濵田の寝技のインパクトは全階級通しても一段抜けたものがある。濵田と梅木の直接対決が実現するのは決勝だが、そこまでの勝ち上がり、そして寝技にアイデンティティを持つもの同士の好勝負に期待したい。

また、プールBの準々決勝では今年2月のグランドスラム・パリ大会で大きな議論を起こしたチュメオと佐藤瑠香の対戦(両者リスクを恐れて勝負に出ず消極的長時間試合が現出、改正したばかりのルールの是非が問われた)が濃厚。今回はどのような試合を見せてくれるのか、積極的に技を出し合う熱戦に期待したい。インターハイ個人戦以来人が変わったように豪快な「一本」を連発している新星・和田梨乃子(大成高3年)の戦いぶりにも注目だ。

【プールA】
第1シード:ナタリー・パウエル(イギリス)
第8シード:ルイーズ・マルツァーン(ドイツ)
有力選手:クララ・アポテイカー(スロベニア)
日本選手:濵田尚里(自衛隊体育学校)

【プールB】
第4シード:オドレイ・チュメオ(フランス)
第5シード:佐藤瑠香(コマツ)

【プールC】
第2シード:フッシェ・ステインハウス(オランダ)
第7シード:パク・ユジン(韓国)
日本選手:和田梨乃子(大成高3年)

【プールD】
第3シード:梅木真美(ALSOK)
第6シード:カレン・スティーフェンソン(オランダ)
有力選手:マドレーヌ・マロンガ(フランス)

■ 78kg超級・エントリーは僅少もトップ選手が複数参戦、朝比奈沙羅と素根輝の直接対決実現なるか?
(エントリー14名)

参加者は14人と少なめ。人材が下側の山に偏ったトーナメントとなり、このサイドで実現するであろう井上あかり(環太平洋大3年)対キム・ミンジョン(韓国)、素根輝(南筑高2年)対マリア=スエレン・アルセマン(ブラジル)の2試合が予選ラウンドの山場だ。今回がワールドツアーデビューとなる井上、昨年この大会からツアー参戦を果たした素根、ともにキムやアルセマンといった最上位層との対決は初めて。国内では既に大型選手に対しても多くの勝利を上げている素根だが、階級トップクラスのパワーを誇るアルセマンを相手にどのような戦いを見せるのかに注目したい。

また、マラケシュ世界無差別選手権を制して勢いに乗る朝比奈沙羅(東海大3年)が今大会でも優勝を果たして国内1番手の座を確固たるものにするのか、これも大きな注目ポイント。朝比奈と素根のライバル対決が実現すれば、2020年東京五輪のロードマップを決めかねないビッグマッチとなるはず。朝比奈が勝てば少なくとも向こう1年間の優位確定、素根が勝利すれば朝比奈がここ1年積んだアドバンテージが根底から崩されかねない大一番だ。

【プールA】
第1シード:朝比奈沙羅(東海大3年)
第8シード:ハン・ミジン(韓国)

【プールB】
第4シード:サンタ・パケニテ(リトアニア)
第5シード:稲森奈見(三井住友海上)

【プールC】
第2シード:キム・ミンジョン(韓国)
第7シード:サンドラ・ヤブロンスキーテ(リトアニア)
日本選手:井上あかり(環太平洋大3年)

【プールD】
第3シード:マリア=スエレン・アルセマン(ブラジル)
第6シード:素根輝(南筑高2年)

文責:林さとる/eJudo編集部

※ eJudoメルマガ版12月2日掲載記事より転載・編集しています。

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