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IJFが新ルールの確定版を発表、合技「一本」が復活、「指導」優勢は完全撤廃

(2017年11月6日)

※ eJudoメルマガ版11月6日掲載記事より転載・編集しています。
IJFが新ルールの確定版を発表、合技「一本」が復活、「指導」優勢は完全撤廃
IJF(国際柔道連盟)は4日、2018年1月から採用される競技ルールを発表した。2017年1月から試行されていた暫定ルールをテスト運用の結果を踏まえて改正した確定版で、2020年までのIJF主催大会はこのルールで行われる。

テスト運用期間に撤廃されていた「合技」による「一本」は復活。また、本戦同様に、GS延長戦においても「指導」で試合が決まることはなく、攻撃ポイントあるいは「指導3」による反則負けのみで勝敗が決することとなった。

IJFが発表した国際柔道連盟試合審判規定(2018-2020)の要点と詳細解説へのリンクは下記。

https://www.ijf.org/news/show/detailed-explanation-of-the-ijf-judo-refereeing-rules
(国際柔道連盟ウェブサイト内)

変更の概要は下記。
(eJudo編集部による抜粋と翻訳、要約)
(「」は編集部による註)

【要点】

・「合わせ技」の復活
・ゴールデンスコアにおける「指導」決着の撤廃=攻撃ポイントもしくは「反則負け」のみで試合終了
・「ブリッジ」におけるエクスキューズ事項の精査と反映
・「足取り」罰則の調整 (通常のペナルティと同様「指導」)
・「抑え込み」の解釈調整(相手に被さっている状態のみを認める)
・絞技における罰則の追加 (相手の脚を伸ばし過ぎた場合は「待て」)
・「両者反則負け」の扱いの明確化 (「指導」累積によるものであってもその後の試合に出られない)

【抜粋】

[技の効果]
・「一本」の基準は、「速さ」「強さ」「背中から畳に着くこと」「技術的に巧みに(
Skillfully”)着地までコントロールしていること」の4つを満たしていること。
・ローリングであっても、中途で止まることがなければ「一本」と認める
・4つの基準が部分的に欠けた場合は「技有」となる
・「技有」2つで「一本」となる(合技の復活)。
・「技有」については試行ルールと同様に、かつての「有効」を含む。
・両肘、あるいは両手(掌)で着地した場合もポイントを認める
・片肘、片膝、尻から着地した場合でも途切れることなく即座に背中を着けば「技有」と認められる

[ブリッジ]
・ブリッジでの着地は「一本」

[頭による防御]
・失点を回避するために自発的に頭から着地した場合は反則負け。
・ただし、背負落、両袖の袖釣込腰、両襟の腰車で投げ落とされてこの形となった場合は反則を取らない。
IJFのリリースに写真による解説あり

[抑込]
・相手の身体に被さっていない抑込は認められない
IJFのリリースに写真による解説あり。原文は「この種の抑え込みは有効でない」との記載のみで、写真を示している。

[ゴールデンスコア]
・GS延長戦における決着は、攻撃ポイント(「一本」か「技有」)、もしくは「反則負け」のみ。この場合の「反則負け」は「ダイレクト反則負け」か、「指導」の累積によるものかは問わない。

[脚取り]
・脚を掴む、または下穿きを掴んだ場合はその都度「指導」。
2回目で「反則負け」とはならない
写真による解説あり。これをもとに判断すると条文通りではなく、これまでと同様「下半身に触れての攻撃や防御は『指導』」と解釈されるべきかと思われる。
写真で「セーフ」のケースの解説あり。掌で上半身を握り、肘や腕が下半身に触れた場合を指すと解釈される。
・試合者が2人ともに明らかに寝技に移行し、立技の動作が停止した場合には、脚を掴むことが認められる

[禁止される絞技]
・絞技の際に、脚を伸ばし過ぎた場合は「待て」。
写真による解説あり。所謂「ボウアンドアローチョーク」の極端な形が例として示されている

[消極的柔道に対して]
・「指導」3つの累積による両者反則負けの場合、試合者は2人ともにその後の試合に出場することが出来ない。
・両者が同時にダイレクト反則負け(=柔道精神に反する行為)となった場合、IJFが判断する。
・不正行為により失格となった場合、IJFは残りの期間、その選手を大会から除外する。

[非常に重要]
・いずれかの試合者がスコアを得るか(あるいは反則を受けるか)がはっきり明確でない場合は、(スコアや反則を与えずに)試合を続けさせるべきである。

※ eJudoメルマガ版11月6日掲載記事より転載・編集しています。

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