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グランドスラムアブダビ2017・第1日5階級プレビュー

(2017年10月25日)

※ eJudoメルマガ版10月25日掲載記事より転載・編集しています。
グランドスラムアブダビ2017・第1日5階級プレビュー
(男子60kg級、66kg級、女子48kg級、52kg級、57kg級)
■ 60kg級 本命はパピナシヴィリ、2番手グループによる序列争いに注目
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本命は第1シードのアミラン・パピナシヴィリ。

(エントリー19名)

【プールA】
第1シード:アミラン・パピナシヴィリ(ジョージア)
第8シード:アドニス・ディアス(アメリカ)
有力選手:ヴィンセント・リメール(フランス)

【プールB】
第4シード:グスマン・キルギズバエフ(カザフスタン)
第5シード:アルベルト・オグゾフ(ロシア)
有力選手:フェリペ・キタダイ(ブラジル)

【プールC】
第2シード:フランシスコ・ガリーゴス(スペイン)
第7シード:シャラフディン・ルトフィラエフ(ウズベキスタン)

【プールD】
第3シード:ロベルト・ムシュヴィドバゼ(ロシア)
第6シード:フェリペ・ペリム(ブラジル)

リオデジャネイロ五輪とブダペスト世界選手権のメダリストは出場していないものの、2番手グループを形成している強豪たちが揃って参戦。世界大会の表彰台に手を掛ける可能性を持つこのグループ内での、序列争いとでもいうべきトーナメントとなった。優勝候補は実績的に一段抜けているアミラン・パピナシヴィリ(ジョージア)とシャラフディン・ルトフィラエフ(ウズベキスタン)の2人。そして、安定した強さを誇るパピナシヴィリが本命だ。

注目のカードは今年のヨーロッパ選手権チャンピオンのロベルト・ムシュヴィドバゼ(ロシア)とフェリペ・ペリム(ブラジル)によるプールDの準々決勝。両者はブダペスト世界選手権の初戦でも対戦しており、その際にはペリムが縦四方固「一本」で勝利している。ムシュヴィドバゼにとってペリムは絶対に2回連続で負けるわけにはいかない格下のはずであり、ペリムの大物食い特性と前述の世界選手権における因縁を考え合わせると相当に面白い戦いになるはずだ。

■ 66kg級 メダリスト複数参戦の豪華トーナメント、世界選手権欠場組の奮闘に期待
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世界選手権不出場のダヴァドルジ・ツムルフレグが意地を見せるか

(エントリー31名)

【プールA】
第1シード:タル・フリッカー(イスラエル)
第8シード:ダヴァドルジ・ツムルフレグ(モンゴル)
有力選手:ワリーデ・キア(フランス)

【プールB】
第4シード:バルチ・シュマイロフ(イスラエル)
第5シード:ミハイル・プルヤエフ(ロシア)

【プールC】
第2シード:ヴァズハ・マルグヴェラシヴィリ(ジョージア)
第7シード:ニジャット・シハリザダ(アゼルバイジャン)

【プールD】
第3シード:アブドゥラ・アブドゥルザリロフ(ロシア)
第6シード:セルジュ・オレイニック(ポルトガル)
有力選手:ガンボルト・ケーレン(モンゴル)

阿部一二三(日本体育大2年)を除くブダペスト世界選手権のメダリストが全員参戦した、非常に豪華トーナメント。世界選手権において3大会連続で2位を獲得しているミハイル・プルヤエフ(ロシア)の切れ味鋭い担ぎ技や、ヴァズハ・マルグヴェラシヴィリ(ジョージア)とニジャット・シハリザダ(アゼルバイジャン)が得意とする超接近戦など、見どころは一杯だ。

特に注目したい選手は今年5月のグランドスラム・エカテリンブルグ大会以来ワールドツアーに姿を見せていなかったダヴァドルジ・ツムルフレグ(モンゴル)と、今季前半に目立った活躍を見せながらも国内選考に敗れて世界選手権には出場が叶わなかったアブドゥラ・アブドゥルザリロフ(ロシア)の2人。どちらもブダペスト世界選手権に出場していない分ここで存在感を示そうと意気込み十分のはず、気持ちのこもった熱い戦いを見せてくれるはずだ。60kg級から階級を上げてエントリーしたワリーデ・キア(フランス)の戦いぶりにも注目したい。

■ 48kg級 リオ五輪金メダリストのパウラ・パレトが参戦、ガルバドラフとの初対決に注目
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五輪王者パウラ・パレトが復帰2戦目に挑む

(エントリー15名)

【プールA】
第1シード:ガルバドラフ・オトゴンツェツェグ(カザフスタン)
第8シード:サビナ・ギリアゾワ(カザフスタン)

【プールB】
第4シード:イリーナ・ドルゴワ(ロシア)
第5シード:シラ・リショニー(イスラエル)
有力選手:モニカ・ウングレアヌ(ルーマニア)

【プールC】
第2シード:ミリカ・ニコリッチ(セルビア)
第7シード:エヴァ・チェルノビツキ(ハンガリー)

【プールD】
第3シード:ノア・ミンスカー(イスラエル)
第6シード:パウラ・パレト(アルゼンチン)

男子の2階級に負けず劣らずトップ選手が大量参戦した本階級、最大の注目ポイントはリオデジャネイロ五輪金メダリストであるパウラ・パレト(アルゼンチン)と、同大会とブダペスト世界選手権の2大会連続で銅メダルを獲得しているガルバドラフ・オトゴンツェツェグ(カザフスタン)による直接対決だ。意外なことに両者はこれまで対戦したことがなく、ともに決勝まで勝ち進めば今回が初顔合わせとなる。

パレトは復帰戦となった9月のグランプリ・ザグレブ大会で遠藤宏美(ALSOK)にGS延長戦の「指導2」で敗れるなどまだ本調子には戻っていない様子だが、これを差し引いても依然として実力は階級トップクラス。裏投一発による「際」での勝負が得意なガルバドラフと、左右に連続で、それも威力ある担ぎ技を仕掛けられるパレトという一見噛み合いそうにない両者の対決がどのような形で決着するのか、パレトの復調度合いを確かめるという観点からも非常に楽しみなカードだ。

■ 52kg級 強豪少なきトーナメント、優勝候補はエリカ・ミランダ
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強豪はエリカ・ミランダただ1人のみ

(エントリー18名)

【プールA】
第1シード:エリカ・ミランダ(ブラジル)
第8シード:ジョアナ・ラモス(ポルトガル)

【プールB】
第4シード:アンジェリカ・デルガド(アメリカ)
第5シード:エカテリーナ・グイカ(カナダ)

【プールC】
第2シード:ギリ・コーヘン(イスラエル)
第7シード:アガタ・ペレンク(ポーランド)
有力選手:エヴェリン・チョップ(カナダ)

【プールD】
第3シード:アレクサンドラ=ラリサ・フロリアン(ルーマニア)
第6シード:シャーリン・ファンスニック(ベルギー)

中堅選手が中心の、同日に行われる他階級と比べると少々顔ぶれが寂しいトーナメントとなった。優勝候補はブダペスト世界選手権3位のエリカ・ミランダ(ブラジル)。それ以外の選手は上記シードリストに名前を挙げた選手全員が実績、実力ともにほぼ横並びであり、誰が勝ち上がってもおかしくない。ミランダが持ち前の泥臭さと寝技の巧さで順当に優勝を果たすのか、それとも誰かがそれにストップを掛けて名を揚げるのか、どのような流れになったとしてもミランダを中心にトーナメントが進むことになるだろう。

■ 57kg級 出口クリスタが初戦で世界王者ドルジスレン・スミヤに挑戦
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カナダから出場の出口クリスタ

(エントリー19名)

【プールA】
第1シード:ドルジスレン・スミヤ(モンゴル)
第8シード:アンナ・ボロウスカ(ポーランド)
有力選手:クリスタ・デグチ(カナダ)

【プールB】
第4シード:ネコダ・スミス=デイヴィス(イギリス)
第5シード:ヨワナ・ロギッチ(セルビア)

【プールC】
第2シード:ラファエラ・シウバ(ブラジル)
第7シード:テルマ・モンテイロ(ポルトガル)

【プールD】
第3シード:ジェシカ・クリムカイト(カナダ)
第6シード:ダリア・メゼツカイア(ロシア)
有力選手:ダリア・スクリプニク(ベラルーシ)

大会第1日における最注目階級。カナダ国籍を選択した山梨学院大4年の出口クリスタが早くも初戦でブダペスト世界選手権王者であるドルジスレン・スミヤ(モンゴル)と対戦することとなった。いきなり厳しい組み合わせとなってしまったが、世界王者を目指すのであればドルジスレンはいずれ必ず越えなければいけない壁であり、ここはチャンスと捉えて全力でぶつかっていって欲しい。もちろん、この2回戦が本階級最大の注目対決だ。

また、本階級には前述の2人以外にもリオデジャネイロ五輪金メダリストのラファエラ・シウバ(ブラジル)や同大会の銅メダリストで世界選手権で4度2位を獲得しているテルマ・モンテイロ(ポルトガル)、ブダペスト世界選手権3位のネコダ・スミス=デイヴィス(イギリス)ら多数のトップ選手が出場しており、予選ラウンドからファンには目が離せない好カードが目白押しとなっている。特にシウバとモンテイロによる準決勝は必見。

文責:林さとる/eJudo編集部

※ eJudoメルマガ版10月25日掲載記事より転載・編集しています。

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