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素根輝は注目のディッコと初戦・世界ジュニア選手権大会海外有力選手紹介

(2017年10月18日)

※ eJudoメルマガ版10月18日掲載記事より転載・編集しています。
素根輝は注目のディッコと初戦・世界ジュニア選手権大会海外有力選手紹介
きょう18日から22日までクロアチアの首都ザグレブで開催される世界ジュニア選手権大会。日本から男女合わせて20名の選手が派遣されているが、本大会には既にシニアで結果を残している海外選手が多数出場している。本記事ではこれらの有力選手を簡単にご紹介したい。

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ヒダヤット・ヘイダロフ(アゼルバイジャン)

ヒダヤット・ヘイダロフ(アゼルバイジャン)
HEYDAROV Hidayat
階級:73kg級
20歳 1997/7/27
WR:5位 組み手:右組み
得意技:右背負投、右釣込腰
使用技:右小内巻込、浮落、右背負投(韓国背負い)、隅返、右内股、肩車、右袖釣込腰

【おもな戦績】
2017年8月 ブダペスト世界選手権 5位
2017年4月 ヨーロッパ選手権 優勝
2017年2月 グランドスラム・パリ 3位

今年のヨーロッパチャンピオン。今年2月のグランドスラム・パリ大会において国内の先輩であるルスタン・オルジョフ(アゼルバイジャン)に勝利してシニアでも注目されるようになった。ブダペスト世界選手権では準決勝で橋本壮市(パーク24)に「橋本スペシャル」による「一本」で敗れたものの5位を獲得しており、その実力は既にシニアでもトップレベル。

前襟、クロスグリップ、脇を差してとあらゆる形から技に入ることができ、それぞれの技の完成度は高くないものの、息もつかせぬ連続攻撃を仕掛けて「量」で相手を圧倒してしまう。見た目の割に体の力があるため、もつれた「際」にも強い。立技から寝技への移行が早く、気を抜いている相手を絞め技で仕留めることもある。柔道選手らしからぬ長髪がトレードマーク。今大会の注目度ナンバーワン選手だ。

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ダブラト・ボボノフ(ウズベキスタン)

ダブラト・ボボノフ(ウズベキスタン)
BOBONOV, Davlat
階級:81kg級
20歳 1997/6/7
WR:30位 組み手:右組み
得意技:右体落、右内股
使用技:左小外刈、左一本背負投、左小内巻込、右釣込腰、右腰車

【おもな戦績】
2017年8月 ブダペスト世界選手権 7位
2016年 グランプリ・タシケント 優勝

ブダペスト世界選手権において永瀬貴規(旭化成)に勝利した選手。この選手との対戦で膝を負傷した永瀬は長期の療養を余儀なくされた(怪我は不可抗力)。永瀬への勝利はアクシデントに助けられた感が強いが、同大会の3回戦ではヴィクトール・ペナウベル(ブラジル)を体落「一本」、2016年グランプリ・タシケント大会では渡邉勇人(了徳寺学園職)を右内股「有効」優勢でそれぞれ破っており実力は本物。切れ味鋭い投技が持ち味の選手であり、今大会でも豪快な「一本」連発に期待したい。なかでも右体落には注目だ。

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オドバータル・ハンガル(モンゴル)

オドバータル・ハンガル(モンゴル)
ODBAATAR, Khangal
階級:100kg級
19歳 1998/4/25
WR:262位 組み手:右組み
得意技:右浮落、左浮落
使用技:右小外掛、隅落

【おもな戦績】
2017年7月 アジアジュニア選手権 優勝

日本体育大1年に所属。日体荏原高3年時の高校選手権における活躍を記憶されている読者の方も多いのではないだろうか。国内での知名度に対して昨年来度々出場している国際大会ではこれまで結果を残せずにいたが、今年7月のアジアジュニア選手権でついに優勝。9月の嘉納治五郎記念ウラジオストク日露ジュニア交流大会でも飯田健太郎(国士舘大1年)に敗れたものの2位を獲得しており、今大会でも上位進出が見込まれる。左右どちらにでも仕掛けることができるパワフルな浮落が得意技であるが、最近は相手の伏せ際を捲り返す隅落によるポイント獲得も増えている。

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ステファン・ハイギ(オーストリア)

ステファン・ハイギ(オーストリア)
HEGYI, Stephan
階級:100kg超級
19歳 1998/7/25
WR:21位 組み手:左組み
得意技:左体落
使用技:左大外刈、左大内刈、左内股、左払腰

【おもな戦績】
2017年9月 グランプリ・ザグレブ 2位
2015年 世界カデ選手権 3位

ブダペスト世界選手権で原沢久喜(日本中央競馬会)、グランプリ・ザグレブ大会で上川大樹(京葉ガス)と、9月の僅か1ヶ月間に日本の強豪2人に勝利した選手。原沢、上川ともに本調子ではなくどちらの試合も「指導」ポイントによる決着ではあるが、ジュニアカテゴリの選手の実績としては十分過ぎるものだろう。柔道スタイルは重量級らしからぬスタミナを武器にひたすら技を出し続けるというものであり、シニアでは「指導」累積と相手のスタミナ切れによる勝利が多い。

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エルビスマール・ロドリゲス(ベネズエラ)

エルビスマール・ロドリゲス(ベネズエラ)
RODRIGUEZ, Elvismar
階級:70kg級
20歳 1997/2/14
WR:3位 組み手:右組み
得意技:右袖釣込腰
使用技:右内股、右釣込腰、右大外刈、右背負投、支釣込足

リオデジャネイロ五輪後に70kg級シーンに登場するや一気にトップ選手の座まで上り詰めた本階級若手の旗手。パワーファイターではあるものの奥襟を持っての腰技などはあまり使用せず、両袖の状態から仕掛ける右袖釣込腰を主要武器として用いる。世界ランク1位で臨んだブダペスト世界選手権では初戦となる2回戦でダークホースのクォン・スンヨン(北朝鮮)に敗れて優勝争いに絡むことができなかった。

【おもな戦績】
2017年2月 グランドスラム・パリ 3位
2016年 グランドスラム東京 3位
2016年 グランプリ・ブダペスト 優勝

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ジョヴァンナ・スコッチマッロ(ドイツ)

ジョヴァンナ・スコッチマッロ(ドイツ)
SCOCCIMARRO, Giovanna
階級:70kg級
19歳 1997/11/10
WR:31位 組み手:右組み
得意技:右払腰、右内股
使用技:右大内刈、右大外刈、左小外掛

【おもな戦績】
2017年4月 ヨーロッパ選手権 2位
2017年2月 グランプリ・デュッセルドルフ 5位
2016年 グランドスラム・アブダビ 5位

今年のヨーロッパ選手権準優勝者。2月のグランプリ・デュッセルドルフ大会でも5位に入っており、エルビスマール・ロドリゲス(ベネズエラ)と並んで本階級のジュニア世代を牽引している存在だ。柔道スタイルはパワーを全面に押し出したものであり、奥襟を叩いて腰を切ったまま間合いを詰め、強引な右内股や右払腰を仕掛ける。2015年の世界ジュニアでも5位を獲得しており、今大会で初の世界タイトル獲得に挑む。

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ホマーヌ・ディッコ(フランス)

ホマーヌ・ディッコ(フランス)
DICKO, Romane
階級:70kg級
18歳 1999/9/30
WR:なし 組み手:右組み
得意技:右払腰
使用技:右内股、右大内刈、右小内刈

【おもな戦績】
2017年9月 ヨーロッパジュニア選手権 優勝
2017年9月 ブダペスト世界団体選手権 3位
2016年 ヨーロッパカデ選手権 優勝

今年のヨーロッパジュニア選手権チャンピオン。9月頭のブダペスト世界団体選手権では17歳にして大将枠を務め、フランスの3位獲得に貢献した。同大会では階級の“壁”ポジションであるヤスミン・クルブス(ドイツ)を右払腰「技有」からの裏固「一本」で破っており、パワーは既にシニアクラスだ。柔道スタイルは奥襟や背中を持って払腰や内股を仕掛けるオーソドックスなもの。女子超級の中では均整の取れた動けるアスリート体型であり、機動力の高さも大きな武器だ。ヨーロッパジュニア選手権ではオール「一本」の圧勝で優勝を飾っており、今大会では素根輝(南筑高2年)と児玉ひかる(三井住友海上)の強力2枚を揃えた日本勢と対戦することはほぼ確実。この選手の今後の活躍を占う意味でも目が離せない注目カードとなるはずだ。トレードマークは派手な銀髪。

文責:林さとる/eJudo編集部

※ eJudoメルマガ版10月18日掲載記事より転載・編集しています。

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