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東京都が2連覇、強力布陣で臨んだ地元愛媛県は惜しくも4位に終わる・第72回国民体育大会柔道競技会成年男子

(2017年10月10日)

※ eJudoメルマガ版10月10日掲載記事より転載・編集しています。
東京都が2連覇、強力布陣で臨んだ地元愛媛県は惜しくも4位に終わる
第72回国民体育大会柔道競技会・成年男子
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成年男子優勝の東京都チーム。

愛媛県立武道館(松山市)で7日から行われている第72回国民体育大会柔道競技会。大会第2日となる8日は少年男子(準々決勝~決勝)に続いて成年男子(全試合)の競技が行われ、東京都が昨年に続く2連覇を達成した。

メンバー全員を新田高OBで揃え、立川新、中矢力、影浦心と全日本強化指定選手を複数並べる強力布陣で臨んだ地元愛媛県は、準決勝と3位決定戦を落として4位だった。

戦評、コメント、入賞者と全試合結果および準々決勝以降の対戦詳細は下記。

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準決勝、東京都大将の小川雄勢が愛媛県の伊藤好信から左払巻込「一本」を奪う。

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準々決勝、広島県大将の香川大吾が埼玉県の新井信吾に左体落「一本」。

【戦評】

決勝に進んだのは東京都と広島県。

先鋒から米村克麻、橋口祐葵、釘丸太一、上川大樹、小川雄勢という強力チームを組んだ東京都は初戦となる2回戦で兵庫県に3対1、準々決勝で佐賀県に4対1でそれぞれ勝利してベスト4入りを果たすと、準決勝では地元の愛媛県チームと対戦。この試合は一進一退の大熱戦となったが、内容差をリードされての大将戦で小川雄勢が伊藤好信から残り30秒に小外掛「技有」、払巻込「一本」(4:00)と立て続けにポイントを奪い、土壇場での逆転勝利で決勝への勝ち上がりを決めた。

一方の広島県は先鋒から一面護、末木貴将、平田純、飯田健伍、香川大吾という布陣。2回戦で愛知県に1対1の代表戦決着、準々決勝で埼玉県に3対1、準決勝で千葉県に2対1と接戦の連続を勝ち抜いての決勝進出。全試合が大将戦までもつれ込む厳しい戦いであったが、大将に座る香川大吾が2回戦の代表戦も含めて勝負の掛かった場面に全て勝利してチームを決勝の舞台へと導いた。

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決勝、東京都中堅の釘丸太一が広島県の平田純に左大外刈「一本」。

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決勝、東京都の副将上川大樹が広島県の飯田健伍を豪快な右足車「一本」に仕留める。

迎えた決勝、先鋒戦では広島県の一面護が準決勝までの全試合で勝利を上げている東京都の切り込み隊長・米村克麻から片手絞「一本」(2:09)を奪い勝利。いきなり出鼻をくじかれた形の東京都だが、次鋒戦も橋口祐葵が末木貴将を捉えられないまま引き分けに終わってしまう。なんとか流れを変えたい東京都は中堅の釘丸太一が奮起し、平田純から大外刈「技有」、支釣込足「技有」と立て続けに「技有」2つを奪い、最後は豪快な左大外刈で一本勝ち(1:28)。スコアをタイに戻しての副将戦は上川大樹と飯田健伍による崇徳高と京葉ガスの先輩後輩対決となり、上川が後輩である飯田を豪快な右足車「一本」(3:16)で一蹴して東京都がついに逆転に成功する。大きなリードを得た東京都は大将戦で小川がこの日絶好調の香川としっかり引き分けてクロージング。接戦を制した東京都が2対1で勝利して2連覇を果たした。

決勝と同時に行われた3位決定戦では千葉県が愛媛県に2対1で勝利。1対1の同点で迎えた副将戦でベテラン須藤紘司が影浦心と引き分ける活躍を見せ、最後は大将のポイントゲッター加藤博剛が伊藤に巴投「技有」優勢で勝利して3位を獲得した。敗れた愛媛県は準決勝、3位決定戦といずれも接戦を落として、惜しくも地元開催大会での表彰台に手が届かなかった。

【入賞者】
(エントリー18チーム)

優 勝:東京都
準優勝:広島県
第三位:千葉県

東京都・田中力監督のコメント
「男子の監督は今回が初めてでした。昨年は女子の監督として愛媛県に負けたのでリベンジできてよかったです(笑)。今年は4月の時点でメンバーを決め、何度も集まって練習をしてきました。チームワークを高めることができたと思います。選手にはチームに流れを持ってくる、繋ぐということを意識させました。勝因は大将の小川がもつれた試合でしっかりと勝ってくれたこと。米村と釘丸が前の試合で取ってくれたので戦いやすかったです。」

【1回戦】
奈良県 3-1 新潟県
大阪府 2-0 岩手県

【2回戦】
東京都 2-1 兵庫県
佐賀県 2-1 北海道
福岡県 4-0 秋田県
愛媛県 3-0 奈良県
埼玉県 5-0 鹿児島県
広島県 ①代-1 愛知県
千葉県 3-1 香川県
大阪府 ②-2 神奈川県

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準々決勝、千葉県大将の加藤博剛が大阪府の安田翔太から巴投「技有」を奪う。

【準々決勝】

東京都 4-1 佐賀県
(先)米村克麻○優勢[技有・背負投]△福地翔磨
(次)橋口祐葵△優勢[技有・巴投]○大石源
(中)釘丸太一○優勢[技有・大外刈]△遠江幸佑
(副)上川大樹○大内刈(1:09)△井上貴博
(大)小川雄勢○優勢[僅差]△楢崎誠

愛媛県 3-1 福岡県
(先)浅見喜尚○優勢[技有・大外刈]△柴田悠輔
(次)立川新○反則[指導3](2:08)△奥大成
(中)中矢力×引分×佐藤正大
(副)影浦心○優勢[技有・背負投]△黒岩貴信
(大)伊藤好信△大外刈(3:53)△松雪直斗

広島県 3-1 埼玉県
(先)一面護×引分×宮本拓実
(次)末木貴将○反則(0:33)△有田竜之介
(中)平田純△縦四方固(1:27)春山友紀
(副)飯田健伍○大内刈(2:37)△渡辺智斗
(大)香川大吾○体落(2:43)△新井信吾

千葉県 3-1 大阪府
(先)石川勇太×引分×林浩平
(次)下山徳大○体落(0:45)△坂野裕次朗
(中)細谷京亮○優勢[技有・裏投]△平井将太
(副)須藤紘司△反則[指導3](2:27)○奥野拓未
(大)加藤博剛○優勢[技有・巴投]△安田翔太

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準決勝、愛媛県副将の影浦心が東京都の上川大樹から左背負投「技有」。

【準決勝】

東京都 3-2 愛媛県
(先)米村克麻○優勢[技有・大外刈]△浅見喜尚
(次)橋口祐葵△袈裟固(2:17)○立川新
(中)釘丸太一○優勢[技有・内股]△中矢力
(副)上川大樹△反則[指導3](3:17)○影浦心
(大)小川雄勢○払巻込(4:00)△伊藤好信

広島県 2-1 千葉県
(先)一面護×引分×石川勇太
(次)末木貴将○優勢[僅差]△下山徳大
(中)平田純△反則[指導3](3:04)○細谷京亮
(副)飯田健伍×引分×須藤紘司
(大)香川大吾○優勢[僅差]△加藤博剛

【3位決定戦】

千葉県 2-1 愛媛県
(先)石川勇太○背負投(2:11)△浅見喜尚
(次)下山徳大△反則[指導3](2:35)○立川新
(中)細谷京亮×引分×中矢力
(副)須藤紘司×引分×影浦心
(大)加藤博剛○優勢[技有・巴投]△伊藤好信

【決勝】

東京都 2-1 広島県
(先)米村克麻△片手絞(2:09)○一面護
(次)橋口祐葵×引分×末木貴将
(中)釘丸太一○大外刈(1:28)△平田純
(副)上川大樹○足車(3:16)△飯田健伍
(大)小川雄勢×引分×香川大吾

取材・文:林さとる

※ eJudoメルマガ版10月10日掲載記事より転載・編集しています。

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