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[速報]鍋倉那美が津金恵との決勝を制して優勝、竹内信康はオルジョフに敗れ7位・グランプリザグレブ大会2017第2日4階級

(2017年10月1日)

※ eJudoメルマガ版10月1日掲載記事より転載・編集しています。
[速報]鍋倉那美が津金恵との決勝を制して優勝、竹内信康はルスタン・オルジョフに敗れ7位
グランプリザグレブ大会2017・第2日4階級(男子73kg級、81kg級、女子63kg級、70kg級)
■ 73kg級 ルスタン・オルジョフが地力の高さをみせて優勝、竹内信康は2試合連続の逆転負けを喫して7位
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73kg級決勝、ルスタン・オルジョフがトミーマシアスを左内股「一本」に仕留める。

(エントリー32名)

【入賞者】
1.ORUJOV, Rustam (AZE)
2.MACIAS, Tommy (SWE)
3.KURZHEV, Uali (RUS)
3.BARBOSA, Eduardo (BRA)
5.GARDASEVIC, Nikola (MNE)
5.EL MEZIATI, Ahmed (MAR)
7.TAKEUCHI, Nobuyasu (JPN)
7.CHAINE, Guillaume (FRA)

リオデジャネイロ五輪、ブダペスト世界選手権と2年連続で世界大会2位を獲得しているルスタン・オルジョフ(アゼルバイジャン)が優勝。この日のオルジョフはあまり良い状態ではないように見受けられたが、地力の高さをテコに「指導3」反則2つを含む全試合一本勝ちでトーナメントの頂点へと辿り着いた。

日本代表の竹内信康(新日鐵住金)は準々決勝でオルジョフと対戦。「指導2」をリードされての2分57秒に小内刈「技有」を奪ったものの、直後の展開で極端な防御姿勢による「指導3」(3:04)を失って敗れた。竹内は敗者復活戦のウアリ・クルツェフ(ロシア)戦でも「技有」2つをリードした状況から仕掛けた袖釣込腰が関節を極めた危険な技とみなされダイレクトの反則負け(2:44)。全試合で相手を投げてポイントを獲得したものの、2試合連続の逆転負けで表彰台に辿り着くことができなかった。

【日本代表選手勝ち上がり】

竹内信康(新日鐵住金)
成績:7位


[1回戦]
竹内信康○優勢[技有・袖釣込腰]△ルーカス・ライター(オーストリア)

[2回戦]
竹内信康○優勢[技有・肩車]△マルティン・セッツ(ドイツ)

[準々決勝]
竹内信康△反則[指導3](3:04)○ルスタン・オルジョフ(アゼルバイジャン)

[敗者復活戦]
竹内信康△反則(2:44)○ウアリ・クルツェフ(ロシア)

■ 81kg級 アッティラ・ウングヴァリが決勝で得意の絞技決めて優勝
(エントリー30名)

【入賞者】
1.UNGVARI, Attila (HUN)
2.ALLARDON, Jonathan (FRA)
3.ESPOSITO, Antonio (ITA)
3.HATTON, Jack (USA)
5.DRUZETA, Dominik (CRO)
5.BOTTIEAU, Joachim (BEL)
7.MCWATT, Stuart (GBR)
7.LUCENTI, Emmanuel (ARG)

一線級の参加はなくワールドツアー常連選手もほとんど参加していない、率直に言ってレベルの低いトーナメント。その中で第1シードのアッティラ・ウングヴァリ(ハンガリー)が順当に優勝を飾った。ウングヴァリは唯一の勝負どころとなった準決勝でヨアキム・ボットー(ベルギー)をGS延長戦での小内刈「技有」(GS1:07)で破ると、決勝ではジョナサン・アラルドン(フランス)に得意の相手の足を抱える片手絞(通称「ボーアンドローチョーク」)で一本勝ち(3:26)。試合ぶりからはこの陣容では勝って当たり前とでもいうかのような自信が感じられ、今回の優勝で今年に入ってからの好成績が地元開催の世界選手権に合わせた一時的なものではないことを示してみせた。

日本代表選手の出場はなかった。

■ 63kg級 鍋倉那美が津金恵との決勝を制して優勝を飾る
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63kg級決勝、鍋倉那美が津金恵から右内股「技有」を奪う。

(エントリー19名)

【入賞者】
1.NABEKURA, Nami (JPN)
2.TSUGANE, Megumi (JPN)
3.HERMANSSON, Mia (SWE)
3.RENSHALL, Lucy (GBR)
5.BARRIOS, Anriquelis (VEN)
5.REIMANN, Lea (GER)
7.LIVESEY, Amy (GBR)
7.DAKOVIC, Andreja (CRO)

鍋倉那美(三井住友海上)と津金恵(筑波大4年)の日本勢2人が実力的に突出したトーナメント。両者ともに危なげなく勝ち上がり、決勝で相まみえることとなった。
迎えた決勝は右相四つ。鍋倉が巴投に右内股と先に技を出し続け、残り1分までに消極的試合姿勢と偽装攻撃による「指導」計2つをリードする。さらに3分20秒、鍋倉は右内股を仕掛けると釣り手を離して最後まで巻き込み切って「技有」を獲得。残り10秒には後がなくなって前に出てきた津金から右一本背負投「技有」も追加する完勝で優勝を決めた。

今大会の勝利で鍋倉は2月のグランプリ・デュッセルドルフ大会に続いて津金に2連勝、来年の世界選手権代表獲得に向けて一歩前進した形だ。とはいえ鍋倉も先月の全日本ジュニアでは3位に終わるなどいまひとつ安定感に欠け、加えて本大会と同日に行われた全日本学生体重別選手権ではユニバーシアード王者の能智亜衣美(筑波大4年)がしっかりと優勝を飾っている。7月のグランプリ・フフホト大会で復帰するなりの優勝を果たした田代未来(コマツ)も含めて絶対的優位にある選手は誰もおらず、国内の63kg級は依然として大混戦。今年の成績と序列は上記全員が顔を揃えることになる講道館杯で総括するしかない状態だ。注目して見守りたい。

【日本代表選手勝ち上がり】

鍋倉那美(三井住友海上)
成績:優勝


[2回戦]
鍋倉那美○横四方固(1:22)△マエレ・ディセンティオ(フランス)

[準々決勝]
鍋倉那美○横四方固(0:43)△アンドレヤ・ダコヴィッチ(クロアチア)

[準決勝]
鍋倉那美○優勢[技有・内股]△ミア・ヘルマンソン(スウェーデン)

[決勝]
鍋倉那美○優勢[技有・内股]△津金恵

津金恵(筑波大4年)
成績:2位


[2回戦]
津金恵○GS技有・隅落(GS0:20)△フィフィアン・ヘルマン(ドイツ)

[準々決勝]
津金恵○GS指導1(GS0:39)△エイミー・リヴェシー(イギリス)

[準決勝]
津金恵○横四方固(4:00)△ルーシー・レンシャル(イギリス)

[決勝]
津金恵△優勢[技有・内股]○鍋倉那美

■ 70kg級 バーバラ・ティモが2度目のワールドツアー制覇を達成
(エントリー15名)

【入賞者】
1.TIMO, Barbara (BRA)
2.POSVITE, Fanny Estelle (FRA)
3.POLLERES, Michaela (AUT)
3.BERNHOLM, Anna (SWE)
5.SOOK, Emilie (DEN)
5.MATIC, Barbara (CRO)
7.MALTSEVA, Valentina (RUS)
7.FLETCHER, Megan (IRL)

階級の上位選手で参加したのはバルバラ・マティッチ(クロアチア)とファニーエステル・ポスヴィト(フランス)の2名のみ。両者をともに破ったバーバラ・ティモ(ブラジル)がみごと優勝を果たした。ティモのワールドツアー制覇は2013年グランプリ・タシケント大会に続く2度目。昨日52kg級で優勝を飾ったエレウディス・ヴァレンティン(ブラジル)とともにしっかりとチャンスをものにした形となった。

日本代表選手の出場はなかった。

文責:林さとる/eJudo編集部

※ eJudoメルマガ版10月1日掲載記事より転載・編集しています。

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