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[速報]遠藤宏美が五輪女王パレトを破って優勝、日本勢は3階級を制す・グランプリザグレブ2017第1日5階級

(2017年9月30日)

※ eJudoメルマガ版9月30日掲載記事より転載・編集しています。
[速報]遠藤宏美が五輪女王パウラ・パレトを破って優勝、日本勢は3階級を制す
グランプリ・ザグレブ大会2017第1日5階級(男子60kg級、66kg級、女子48kg級、52kg級、57kg級)
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66kg級決勝、橋口祐葵がセルジュ・オレイニックから右大内刈「技有」。

グランプリ・ザグレブ大会は29日、クロアチアの首都ザグレブで開幕。初日となる29日は男女合わせて5階級(男子60kg級、66kg級、女子48kg級、52kg級、57kg級)の競技が行われた。

日本勢66kg級の橋口祐葵(パーク24)と48kg級の遠藤宏美(ALSOK)、57kg級の玉置桃(三井住友海上)が優勝を飾った。60kg級に出場した青木大(パーク24)は2回戦で敗れた。

各階級の入賞者と階級概況、日本代表選手全試合の勝ち上がりは下記。

■ 60kg級・青木大破ったパピナシヴィリが順当に優勝、決勝はムシュヴイドバゼに一本勝ち
(エントリー26名)

【入賞者】
1.PAPINASHVILI, Amiran (GEO)
2.MSHVIDOBADZE, Robert (RUS)
3.OGUZOV, Albert (RUS)
3.OZLU, Bekir (TUR)
5.SADIGOV, Mehman (AZE)
5.KABA, Ahmet Sahin (TUR)
7.MCKENZIE, Ashley (GBR)
7. DIAZ, Adonis (USA)

4つ角シードが順当に準決勝まで勝ち上がり、第1シードのアミラン・パピナシヴィリ(ジョージア)と第2シードで今年のヨーロッパ選手権王者でもあるロベルト・ムシュヴィドバゼ(ロシア)が決勝に進出。決勝では本戦終盤にムシュビドバゼがクロスグリップから仕掛けた右小内巻込をパピナシヴィリが浮腰風の右膝車「一本」(3:37)に切り返して優勝を飾った。

日本代表の青木大(パーク24)は2回戦で優勝したパピナシヴィリに右小内刈「技有」、浮落「一本」(2:19)と立て続けに奪われ敗退。表彰台に絡むことができなかった。

【日本代表選手勝ち上がり】

青木大(パーク24)
成績:2回戦敗退


[1回戦]
青木大○GS反則[指導3](GS2:37)△チャバ・サボ(ハンガリー)

[2回戦]
青木大△浮落(2:19)○アミラン・パピナシヴィリ(ジョージア)

■ 66kg級・橋口祐葵がロシア勢2人にリベンジ、ツアー2度目の優勝飾る
(エントリー23名)

【入賞者】
1.HASHIGUCHI, Yuuki (JPN)
2.OLEINIC, Sergiu (POR)
3.SANDAL, Sinan (TUR)
3.MEDVES, Matteo (ITA)
5.CRISOSTOMO, Joao (POR)
5.ARDANOV, Anzaur (RUS)
7.SCHEIBEL, Manuel (GER)
7.MARIAC, Alexandre (FRA)

橋口祐葵(パーク24)が全試合で投技によるポイントを得て優勝。全体としてはレベルがさほど高くないトーナメントであったが、準々決勝ではグランプリ・フフホト大会で敗れたヤクブ・シャミロフ(ロシア)に内股「技有」、準決勝ではグランドスラム・パリ大会で敗れたアンザウル・アルダノフ(ロシア)に膝車「技有」(GS1:01)と連続でリベンジを達成。阿部一二三(日本体育大2年)追撃に向けてしっかりと一歩目を刻んだ形となった。橋口のワールドツアー優勝は2014年10月のグランプリ・アスタナ以来で、これが2度目。

■ 48kg級・遠藤宏美が優勝、リオ五輪の覇者パレトを破る
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48kg級決勝、遠藤宏美がミリカ・ニコリッチに抑え込みを狙う。

(エントリー19名)

【入賞者】
1.ENDO, Hiromi (JPN)
2.NIKOLIC, Milica (SRB)
3.PARETO, Paula (ARG)
3.DUPORT, Lucile (FRA)
5.JURA, Anne Sophie (BEL)
5.SIDEROT, Maria (POR)
7.CHIBANA, Gabriela (BRA)
7.POP, Alexandra (ROU)

遠藤宏美(ALSOK)が今大会からワールドツアーに復帰した五輪女王パウラ・パレト(アルゼンチン)を破って優勝。復帰戦のパレトは本調子とは言い難い出来であったが、遠藤は「指導1」の同点で迎えたGS延長戦を最後までしぶとく戦い、相手から偽装攻撃の「指導2」(GS2:38)を引き出して勝利。決勝でも世界選手権5位のミリカ・ニコリッチ(セルビア)を横四方固「一本」(GS0:46)で下して表彰台の頂点に辿り着いた。現在国内の48kg級は世界選手権1位の渡名喜風南(帝京大4年)に同3位の近藤亜美(三井住友海上)、リオデジャネイロ五輪の銀道メダリストを破ってユニバーシアードを制した梅北眞衣(山梨学院大1年)と極めて層が厚い激戦区となっている。この3人のなかに遠藤が割って入ることができるのか、まずは講道館杯での戦いぶりに注目したい。

【日本代表選手勝ち上がり】

遠藤宏美(ALSOK)
成績:優勝


[2回戦]
遠藤宏美○縦四方固(2:40)△ジョアナ・ディオゴ(ポルトガル)

[準々決勝]
遠藤宏美○GS指導2(GS0:33)△デュプラ(フランス)

[準決勝]
遠藤宏美○GS指導2(GS2:38)△パウラ・パレト(アルゼンチン)

[決勝]
遠藤宏美○GS横四方固(GS0:46)△ミリカ・ニコリッチ(セルビア)

■ 52kg級・大混戦トーナメントをヴァレンティンが制す
(エントリー16名)

【入賞者】
1.VALENTIM, Eleudis (BRA)
2.PUPP, Reka (HUN)
3.PEREIRA, Jessica (BRA)
3.STANGAR, Anja (SLO)
5.DELGADO, Angelica (USA)
5.NAREKS, Petra (SLO)
7.GNETO, Astride (FRA)
7.JIMENEZ, Kristine (PAN)

今大会屈指の低レベルトーナメント。一線級の選手の出場はなく、ほぼ無名選手と呼んで差し支えないエレウディス・ヴァレンティン(ブラジル)が優勝を飾った。ヴァレンティンのツアー優勝は2012年のグランドスラム・リオ以来。五輪直前期に行われた同大会は出場国が極端に少なく地元ブラジル勢が4人入賞しており、今回が実質上の初優勝と言える。

日本代表選手の出場はなかった。

■ 57kg級・玉置桃が順当に優勝、抜群の安定感見せる
(エントリー18名)

【入賞者】
1.TAMAOKI, Momo (JPN)
2.SMYTHE-DAVIS, Nekoda (GBR)
3.ILIEVA, Ivelina (BUL)
3.KARAKAS, Hedvig (HUN)
5.MEZHETSKAIA, Daria (RUS)
5.STOLL, Theresa (GER)
7.CRUDE, Tamires (BRA)
7.KAJZER, Kaja (SLO)

Aシードの選手4人が実力的に突出したトーナメント。その中から玉置桃(三井住友海上)が優勝を飾った。玉置は2回戦と準々決勝を得意の寝技による「一本」で勝ち抜くと、準決勝以降は今年のグランプリ・デュッセルドルフ大会を制したテレザ・ストル(ドイツ)、今年の世界選手権3位のスミス・ネコダ=デイヴィス(イギリス)と骨のある相手と連戦。具体的なポイントこそ奪えなかったものの、両者をともにGS延長戦での「指導3」反則で下して危なげなく優勝を果たした。

今大会で玉置は「指導」も含めてポイントを1つも失っておらず、非常に安定した強さを発揮。インパクトという点ではいまひとつ物足りなさが残るが、評価アップで試合を終えたと総括して良いだろう。

【日本代表選手勝ち上がり】

玉置桃(三井住友海上)
成績:優勝


[2回戦]
玉置桃○縦四方固(1:49)△ジュリア・カギアーノ(イタリア)

[準々決勝]
玉置桃○腕挫十字固(2:30)△イヴェリナ・イリエヴァ(ブルガリア)

[準決勝]
玉置桃○GS反則[指導3](GS2:18)△テレザ・ストル(ドイツ)

[決勝]
玉置桃○GS反則[指導3](GS3:58)△スミス・ネコダ=デイヴィス(イギリス)

文責:林さとる/eJudo編集部

※ eJudoメルマガ版9月30日掲載記事より転載・編集しています。

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