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【ブダペスト世界柔道選手権2017特集】「2016年5月組」の勃興受けた序列再編ほぼ終了、新世代の王者は誰だ?・男子90kg級概況×有力選手紹介

(2017年8月31日)

※ eJudoメルマガ版8月31日掲載記事より転載・編集しています。
【ブダペスト世界柔道選手権2017特集】「2016年5月組」の勃興受けた序列再編ほぼ終了、新世代の王者は誰だ?・男子90kg級概況×有力選手紹介
■ 階級概況
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90kg級実力推測マップ

柔道界の顔として活躍したイリアス・イリアディス(ギリシャ)がリオデジャネイロ五輪を最後に現役引退。リオ五輪銀メダリストのヴァーラム・リパルテリアニ(ジョージア)と、世界選手権で2回2位を獲得しているキリル・デニソフ(ロシア)のトップ選手2人も揃って100kg級へと階級を変更した。これら主役級以外にもリオ五輪組には階級を変えたり長期休養を継続している選手が多数おり、結果中心選手の顔ぶれは「ロンドン―リオ期」からがらりと変わった印象だ。

というわけでトップ層が一気に抜けた90kg級であるが、大きくレベルが下がったかというと、まったくそのような印象は受けない。実はこの階級の序列再編は五輪後ではなく、五輪への出場が内定した選手たちが大会出場を見合わせていた2016年春に既に始まっており、グランドスラム・バクー、グランプリ・アルマティ、ワールドマスターズ・グアダラハラと続いた「5月の3大会」で活躍した中堅たちの中から現在トップを張るまでに力を伸ばした選手が続出している。各選手の詳しいプロフィールは次項に譲るが、3大会を通して好成績を残したアクセル・クルジェ(フランス、バクー3位、アルマティ1位、グアダラハラ5位)、バクー大会2位のアレクサンダー・クコル(セルビア)、グアダラハラ大会2位のフセン・ハルモルザエフ(ロシア)らはその代表格だろう。

これら「2016年5月組」の急成長に加え、国内の事情で2016年から100kg級に転向していた若手の旗手ベカ・グヴィニアシヴィリ(ジョージア)が今年から90kg級に復帰。リオ五輪で誕生した新たなスターであるベイカー茉秋(日本中央競馬会)とチェン・シュンジャオ(中国)の存在もあり、東京五輪に向けてこの階級の展望は極めて明るい。「人材厚き90kg級」という看板は、しばらくは安泰だ。

以下本大会の展望を簡単に述べたい。

引退組、階級変更組に加え、今大会はリオ五輪金メダリストのベイカー、リオ五輪銅メダリストで2月のグランドスラム・パリ大会を圧勝で制したチェンと、目玉となるべき東アジアのスター2人が欠場。優勝争いはグヴィニアシヴィリとハルモルザエフ、そしてアスタナ世界選手権王者のガク・ドンハン(韓国)という、今年のビッグトーナメントで上位を占め続けた3人の強豪を中心に展開するものと思われる。

続く第2グループ(右傾、「実力推奨マップ」参照のこと)の構成メンバーにも、優勝に手が届くだけの力あり。具体的にはクコルとクルジェ、地元開催で気合いが入っているであろうクリシュティアン・トート(ハンガリー)、そして、1年間の休養から復帰を果たした2013年リオデジャネイロ世界選手権王者アスレイ・ゴンザレス(キューバ)の3名。なかでもここ一番で強さを発揮するトートと、恐らく最高到達点が最も高いゴンザレスは当日のコンディション次第では一気の頂点登攀すら十分にあり得る。これら上位選手を脅かす存在としては、爆発力のあるセリオ・ディアス(ポルトガル)も頭に入れておきたい。

のっけに、序列の再編既にほぼ終了との旨書かせていただいたが、ワールドツアーで出来上がった勢力図に「お墨付き」を与えるイベントが、この世界選手権である。選手間の「あいつが強い」というコンセンサスを超えて、いわば「公的」な強者の地位を得るのは誰か。当日を楽しみに待ちたい。

■ 有力選手
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ベカ・グヴィニアシヴィリ(ジョージア)

ベカ・グヴィニアシヴィリ(ジョージア)
GVINIASHVILI Beka
21歳 1995/10/26
WR:11位 組み手:右組み
得意技:右釣込腰、裏投
使用技:左釣込腰、右大腰、左大腰、右浮腰、左大腰、右小外掛、左小外掛

2015年ワールドマスターズ・ラバト大会王者。昨シーズンは同国のエースであるヴァーラム・リパルテリアニ(ジョージア)との競合を避けるために100kg級に階級を上げており、リオデジャネイロ五輪にも100kg級の代表として出場した。リオ五輪では準々決勝まで勝ち進んだものの、そこからシリル・マレ(フランス)と羽賀龍之介(旭化成)に連敗を喫して5位に終わり、今年からは100kg級に階級を上げたリパルテリアニと入れ替わる形で90kg級に復帰している。

グヴィニアシヴィリのストロングポイントは階級随一の膂力と腰の強さ。組み手の左右や位置に関係なく、強引に相手を腰に乗せて投げてしまう。釣込腰に大腰、浮腰と様々な腰技を使用するが、それは単にそのとき持っていた形から投げを打っただけという場合も多い。裏投も非常に得意としており、相手が完全に伏せた状態からでも軽々と持ち上げ、後方に宙返りを打つようにして一気に畳に叩きつけてしまう。以前からこの選手を階級ナンバーワンに推す声も多く、今大会でついに王座獲得なるかに期待がかかる。

【おもな戦績】
2016年 リオデジャネイロ五輪 7位 ※100kg級
2015年 世界ジュニア選手権 優勝
2015年 ワールドマスターズ・ラバト 優勝

【最近の成績】
2017年4月 ヨーロッパ選手権 3位
2017年2月 グランプリ・デュッセルドルフ 優勝
2017年2月 グランドスラム・パリ 5位

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ガク・ドンハン(韓国)

ガク・ドンハン(韓国)
GWAK Donghan
25歳 1992/4/20
WR:5位 組み手:左組み
得意技:左背負投、左背負投(韓国背負い)
使用技:右一本背負投、左袖釣込腰、右背負投、左小内刈、左大外刈、左大内刈、左内股

2015年アスタナ世界選手権金メダリスト。リオデジャネイロ五輪では準決勝でヴァーラム・リパルテリアニ(ジョージア)に敗れたが、3位決定戦でマーカス・ナイマン(スウェーデン)に勝利して銅メダルを獲得した。

担ぎ技を仕掛けること自体で試合のリズムや展開を作る典型的な韓国系担ぎ技ファイター。やや腰を引いた低い構えから担ぎ技の弾幕を張り、そのなかに本気の一撃を混ぜ込む。かつては担ぎ技の連発で手数を稼いで「指導」差逃げ切りを狙う泥臭いスタイルであったが、世界チャンピオンになった頃から技の威力が大きく向上してきており、最近では得意の左背負投による「一本」獲得が増えている。一応持ち技として足技や左内股を持っているが、仕掛ける技のほとんどが左背負投か左「韓国背負い」である。

【おもな戦績】
2016年 リオデジャネイロ五輪 3位
2015年 アスタナ世界選手権 優勝
2015年 アジア選手権 優勝

【最近の成績】
2017年5月 アジア選手権 5位
2017年2月 グランドスラム・パリ 3位

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フセン・ハルモルザエフ(ロシア)

フセン・ハルモルザエフ(ロシア)
KHALMURZAEV Khusen
23歳 1993/10/9
WR:4位 組み手:右
得意技:右内股、帯取返
使用技:隅返、裏投、

2016年ワールドマスターズ・グアダラハラ大会2位。リオデジャネイロ五輪81kg級金メダリストのフセン・ハルモルザエフ(ロシア)とは双子の兄弟。昨年のワールドマスターズ・グアダラハラ大会準決勝においてアクセル・クルジェ(フランス)を豪快な帯取返(通称「ハバレリ」)「一本」で破りブレイク。この一撃で、現在ではスタンダードな技術として定着しつつある、足を持たない変形帯取返が流行するきっかけを作った。ハサンと同じく左内股も非常に得意としており、こちらも抜群の切れ味を持っている。

【おもな戦績】
2017年2月 グランプリ・デュッセルドルフ 2位
2016年 グランドスラム・チュメン 2位
2017年ワールドマスターズ・グアダラハラ 2位

【最近の成績】
2017年6月 グランプリ・フフホト 優勝
2017年4月 ヨーロッパ選手権 3位

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アレクサンダー・クコル(セルビア)

アレクサンダー・クコル(セルビア)
KUKOLJ Aleksandar
25歳 1991/9/9
WR:1位 組み手:左組み
得意技:左内股、左小外刈
使用技:肩車、左体落、左釣込腰、左小内刈

今年のヨーロッパ選手権チャンピオン、リオデジャネイロ五輪前後の空白期間に台頭した新興勢力の代表格である。出場枠ギリギリに滑り込む形で参加したリオデジャネイロ五輪では3回戦でベイカー茉秋に敗れたが、10月のグランドスラム・アブダビ大会と12月のグランドスラム東京大会で連続優勝。今年のヨーロッパ選手権でも優勝を飾り、世界ランク1位で世界選手権を迎えることとなった。

得意技は長身から巻き込むようにして仕掛ける左内股。始めからある程度腰を切っておき、ワンステップで飛び込み体を捨てて強引に投げきる。相手に内股を警戒させておいての左小外刈や左小内刈も得意としており、これらの技による得点も多い。組み際に長い足を伸ばして仕掛ける奇襲技の肩車も持っており、こちらもなかなか取り味がある技。

【おもな戦績】
2017年4月 ヨーロッパ選手権 優勝
2016年 グランドスラム東京 優勝
2016年 グランドスラム・アブダビ 優勝

【最近の成績】
2017年6月 グランプリ・フフホト 2位
2017年4月 グランプリ・アンタルヤ 3位

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クリスティアン・トート(ハンガリー)

クリスティアン・トート(ハンガリー)
TOTH Krisztian
23歳 1994/5/1
WR15:位 組み手:右組み
得意技:右背負投、左内股(やぐら投げ)
使用技:裏投、右大外刈、右内股

2014年チェリャビンスク世界選手権銀メダリスト。ジュニア時代の2014年、弱冠20歳にして世界選手権で2位を獲得。一気に若手の旗手へと上り詰めた。この勃興期の勢いからすれば現在はやや失速している感があるが、それでも階級上位の強豪として安定した成績を残している。得意技は切れ味鋭く一気に潜り込む右背負投と、相四つ相手に奥襟を持たれた状態から一気に間合いを詰めて放つ豪快な「やぐら投げ」(左へ撃つ場合が多い)。小柄ながら強靭な体幹を有しており、力自慢のパワーファイターに密着されても怯むことなく正面から迎え撃つ。返し技としての裏投も得意。軽量級のような素早さと重量級のような力強さを兼ね備えた面白い選手だ。地元開催の今大会で、世界の頂点を目指す。

【おもな戦績】
2016年 ヨーロッパ選手権 2位
2014年 世界ジュニア選手権 優勝
2014年 チェリャビンスク世界選手権 2位

【最近の成績】
2017年5月 グランドスラム・エカテリンブルグ 2位

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アスレイ・ゴンザレス(キューバ)

アスレイ・ゴンザレス(キューバ)
GONZALEZ Asley
28歳 1989/9/5
WR:46位 組み手:右組み
得意技:右背負投、右体落、右大外刈
使用技:左袖釣込腰、右大内刈

2013年リオデジャネイロ世界選手権チャンピオン。2012年ロンドン五輪の銀メダリストでもある。怪我を押して出場したリオデジャネイロ五輪では3回戦でルハグヴァスレン・オトゴンバータル(モンゴル)に敗退。今大会は1年ぶりの国際大会出場となる。

得意技は右背負投。低く鋭く滑り込むようにして相手の懐に潜り込み、高い位置に残した釣り手との落差を利用して座り込みの背負投とは思えない打点の高さで相手を投げつける。この背負投と似た軌道で仕掛ける右体落や右大外刈も非常に強力。負傷のため近年目立った成果を残せていないが、最高到達点の高さは間違いなく今大会ナンバーワンだ。

【おもな戦績】
2016年 リオデジャネイロ五輪 3回戦敗退
2013年 リオデジャネイロ世界選手権 優勝
2012年 ロンドン五輪 2位

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アクセル・クルジェ(フランス)

アクセル・クルジェ(フランス)
CLERGET Axel
30歳 1987/2/28
WR:2位 組み手:右組み
得意技:巴投
使用技:右払腰、右払巻込、右大内刈、左一本背負投、左小内巻込

30歳のベテラン。今年のグランドスラム・パリ大会とヨーロッパ選手権の2大会で2位を獲得した実力者だ。もともとは2010年頃に活躍した選手であり、2012年以降はほとんど活躍らしい活躍をしてこなかった。昨年5月のグランドスラム・バクー大会で3位を獲得してから再びワールドツアーの中心選手として返り咲き、安定して成績を残し続けている。2009年ロッテルダム世界選手権以来の出場となる今大会では第2シード配置を獲得。これをテコに上位進出を狙う。

タイプとしては立技、寝技ともになんでもこなすヨーロッパ型オールラウンダーであり、技術的なバランスの良さが強み。得意技は攻防一致で放つ巴投、横移動からの「横巴」が最も得意な形。組み際の奇襲技として左小内巻込も用いる。

【おもな戦績】
2017年4月 ヨーロッパ選手権 2位
2017年2月 グランドスラム・パリ 2位
2016年 グランドスラム東京 2位

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ママダリ・メディエフ(アゼルバイジャン)

ママダリ・メディエフ(アゼルバイジャン)
MEHDIYEV Mammadali
24歳 1993/4/9
WR:16位 組み手:左組み
得意技:左小外掛、左小外刈
使用技:隅返、左大外刈、左大内刈、左小内刈

リオデジャネイロ五輪7位の長身選手。、長い手足を生かして相手を抱き込む横変形組み手が基本形。この形を起点に、引き手で相手の脇を差してねじ伏せるように浴びせる左小外掛が最大の武器だ。横変形のまま長い足を伸ばして相手の足を刈り、ハンドル操作で浴びせ倒す左小外刈も得意としている。アゼルバイジャン選手らしく体の力があり、密着して相手の技を誘い、内側の技を小外掛、外側の技は大内刈で迎え撃って投げることも多い。

【おもな戦績】
2017年 3月 グランドスラム・バクー 3位
2016年 リオデジャネイロ五輪 7位
2014年 グランドスラム・バクー 3位

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セリオ・ディアス(ポルトガル)

セリオ・ディアス(ポルトガル)
DIAS Celio
24歳 1993/2/8
WR:位 組み手:左組み
得意技:左大外刈、巴投
使用技:左内股、右一本背負投、左体落

階級きっての不確定要素。安定感がなく表彰台という形ではあまり結果を残していないが、ここ一番の爆発力は脅威であり、ベイカー茉秋(日本中央競馬会)、西山大希(新日鉄住金)といった日本のエース級のほか、アスレイ・ゴンザレス(キューバ)、キリル・デニソフ(ロシア)ら一線級の選手を何人も屠り去っている。

長身から繰り出される技は作りも崩しもすべてが荒削りだが凄まじい威力があり、なぜか、決まってしまう。情緒不安定であり大会によってまったく別人のようなパフォーマンスを見せるが、表の面が出た時には台風の目となる可能性も十分。

【おもな戦績】
2016年 グランプリ・ブダペスト 3位
2016年 グランプリ・トビリシ 優勝
2015年 グランプリ・ブダペスト 優勝

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コムロンショフ・ウストピリヨン(タジキスタン)

コムロンショフ・ウストピリヨン(タジキスタン)
英語選手名
24歳 1993/1/7
WR:3位 組み手:
得意技:右内股
使用技:右背負投、右小内刈、右大外刈、右袖釣込腰

今年のアジア選手権王者であり、現在同大会は2連覇中。もともと袖を絞るのが上手い選手であったが、袖口グリップに寛容な現在の審判傾向を受けてシンプルに戦闘力が強化された。相四つの相手に対しては、相手の釣り手を切るのと同時に右内股に飛び込むのが必勝パターン。この右内股は技としての完成度も高く、鋭い切れ味を誇っている。両袖から仕掛ける右袖釣込腰。最近は地力の上積みが見られ、袖を絞ることへの依存度が少しずつ下がってきている印象。

【おもな戦績】
2014年 チェリャビンスク世界選手権 5位
2014年 グランプリ・アスタナ 優勝
アジア選手権 2連覇(2016年、2017年)

【最近の成績】
2017年4月 グランプリ・アンタルヤ 2位
2017年2月 グランプリ・デュッセルドルフ 7位
2017年2月 グランドスラム・パリ 7位

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ニコロス・シェラザディシヴィリ(スペイン)

ニコロス・シェラザディシヴィリ(スペイン)
SHERAZADISHVILI Nikoloz
21歳 1996/2/19
WR:6位 組み手:右組み
得意技:右内股、右袖釣込腰
使用技:右背負投、右大腰

2014年、2015年と2年連続で世界ジュニア選手権で2位を獲得している若手有望株。得意技の右内股は背中を持って吊り上げて、潰してから相手を乗り越えてと複数のパターンを持っている。長身選手でありながら右袖釣込腰や右背負投も得意。
【おもな戦績】
2017年6月 グランプリ・カンクン 優勝
2017年5月 グランドスラム・エカテリンブルグ 5位
世界ジュニア選手権 2位2回(2014年、2015年)

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イスラム・ボズバエフ(カザフスタン)

イスラム・ボズバエフ(カザフスタン)
BOZBAYEV Islam
26歳 1991/6/11
WR:7位 組み手:右組み
得意技:右背負投
使用技:右小内刈、右小外掛、右大内刈、右大腰

担ぎ技ファイターであり、得意技は右背負投。前技フェイントからの右小内刈も取り味がある。あくまで構成の中心は右背負投だが、足技も十分にポイントが取れるレベルにある。釣り手で脇を差しての右大腰も得意としており、ケンカ四つの相手には中央アジアの選手らしく、脇を差して強気の柔道も見せる。

【おもな戦績】
2017年5月 アジア選手権 2位
2017年3月 グランドスラム・バクー 優勝
2010年 アジア選手権 3位 ※81kg級

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ガンツルガ・アルタンバガナ(モンゴル)

ガンツルガ・アルタンバガナ(モンゴル)
GANTULGA Altanbagana
22歳 1995/6/21
WR:9位 組み手:左組み
得意技:左大外刈、左大外巻込
使用技:肩車、左釣込腰、右小外掛

釣り手で前襟、引き手で袖を持って投げを狙う一見モンゴル選手らしくない正統派の柔道を行う。しかし、技の決めの身体の捨て方や「指導」を失った後にはいきなり密着するなど、勝負どころではモンゴルスタイルの密着柔道に頼りがち。組み際に突如加速して右小外掛を仕掛けることもある。

【おもな戦績】
2017年6月 グランプリ・フフホト 3位
2017年4月 グランプリ・アンタルヤ 優勝
2016年 グランプリ・デュッセルドルフ 5位

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イワンフェリペ・シウバモラレス(キューバ)

イワンフェリペ・シウバモラレス(キューバ)
SILVA MORALES Ivan felipe
21歳 1996/2/8
WR:24位 組み手:左組み
得意技:左大外刈、左小内刈
使用技:左大内刈、左内股、左小外刈、小内巻込、谷落

2015年世界ジュニア選手権81kg級3位。今年から90kg級に階級を変更した。パワーファイターでありながら非常に軽快なフットワークを誇り、釣り手の動きで間合いをコントロールしながら得意の足技を狙う。奥襟を持っての左大外刈が得意技だが、前技から切り返しての谷落や岡田弘隆式の「掛け倒す」左小内刈も備える。

【おもな戦績】
2017年6月 グランプリ・カンクン 3位
2016年 リオデジャネイロ五輪 2回戦敗退 ※81kg級
2015年 世界ジュニア選手権 3位 ※81kg級

文責:林さとる/古田英毅

※写真は権利者の許諾を得て掲載しています

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