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【ブダペスト世界柔道選手権2017特集】トルステニャクとアグベニューの勝ち上がり確実、決勝で両雄相まみえる・女子63kg級直前展望

(2017年8月31日)

※ eJudoメルマガ版8月31日掲載記事より転載・編集しています。
【ブダペスト世界柔道選手権2017特集】トルステニャクとアグベニューの勝ち上がり確実、決勝で両雄相まみえる・女子63kg級直前展望
→ブタペスト世界柔道選手権2017組み合わせ(PDF)
→ブタペスト世界柔道選手権2017組み合わせ/live結果(webページ)

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トルステニャク(白)とアグベニュー(青)の決勝対決が既定路線

エントリーは47名。「概況×有力選手紹介」で示した予想からの、シード選手の配置のズレはなし。

ティナ・トルステニャク(スロベニア)とクラリス・アグベニュー(フランス)によるライバル対決が本階級最大の注目ポイント。2人のこれまでの対戦と本大会3日目までの決勝ラウンドの白熱した戦いぶり(「指導」では本戦決着がつかないレギュレーションが好結果を生んでいると観察する)を見る限り、かなりの熱戦になると期待してよいのではないだろうか。これまでの両者の対戦は地力と地力をぶつけ合う真っ向勝負であり、この2人の対決要素が階級全体の「ビースト化」に拍車をかけてきた。どちらかがこの土俵からおりてなんらかのロジックを勝負に持ち込むのか、それとも地力勝負を続けることでさらにこの傾向が進むのか、どちらに転んだとしても相当に面白い試合になるはずだ。

階級概況でも触れたとおり、この階級はシード選手が実力で絶対的優位に立っており、それ以外の選手が割って入る可能性は限りなく低い。率直に言って、シード選手の勝ちぶりを楽しむことが、この階級の序盤戦の観戦ポイントとなるだろう。

【プールA】
第1シード:ティナ・トルステニャク(スロベニア)
第8シード:エイミー・リヴェシー(イギリス)

【選手配置】
両シード選手以外に有力選手はなし。

【勝ち上がり展望】
シード選手であるティナ・トルステニャク(スロベニア)の準決勝進出までが既定路線。エイミー・リヴェシー(イギリス)がトルステニャクに勝利するシナリオは思いつかない。

【プールB】
第4シード:マルティナ・トライドス(ドイツ)
第5シード:アリス・シュレシンジャー(イギリス)

【選手配置】
ワールドツアーの常連選手が多数配置され、マルティナ・トライドス(ドイツ)がハンナ・マーティン(アメリカ)とダリア・ダヴィドワ(ロシア)の勝者と、アリス・シュレシンジャー(イギリス)がヤン・ジュインシュア(中国)とそれぞれ3回戦で対戦する。番狂わせの可能性は僅かだが、両者のコンディションを測るためにも見ておきたい試合だ。

【勝ち上がり展望】
準々決勝のカードはトライドス対シュレシンジャーと予想。両者は今年4月のヨーロッパ選手権準々決勝で対戦しており、「技有」を奪い合った末にGS延長戦でトライドスが左大内刈「技有」を奪って勝利している。この対戦ではトライドスが得意の横変形に終始して試合を一方的に作っており、これをシュレシンジャーが攻略できるかが勝敗を分けるポイントだ。

【プールC】
第2シード:カトリン・ウンターヴルツァハー(オーストラリア)
第7シード:カタリナ・ヘッカー(オーストラリア)
有力選手:キヨミ・ワタナベ(フィリピン)、エドウィッジ・グウェン(イタリア)

【選手配置】
カトリン・ウンターヴルツァハー(オーストラリア)がシード位置に座る上側の山にはキヨミ・ワタナベ(フィリピン)のほか、ワールドツアーの常連選手であるケトレン・クアドロス(ブラジル)が配された。ウンターヴルツァハーは2回戦でクアドロス、3回戦でワタナベとそれぞれ対戦する。一方カタリナ・ヘッカー(オーストラリア)がシード選手の下側の山にはエドウィッジ・グウェン(イタリア)が送り込まれた。

【勝ち上がり展望】
ウンターヴルツァハーの勝ち上がりがほぼ確実。寝技の得意なワタナベがどこまで食い下がれるかが序盤戦の見どころだ。パワー勝ち前提で柔道を組み立てるワタナベが、機関車のような馬力を誇るこの選手にどう戦っていくかなかなか興味深い。
下側の山からはグウェンがシード選手のヘッカーを食って上がってくると思われるが、この人は「歩留まりの良い」タイプであり、この大舞台でウンターヴルツァハーを相手にアップセットを演じるほどの力はないとみる。

【プールD】
第3シード:クラリス・アグベニュー(フランス)
第6シード:マルゴ・ピノ(フランス)
有力選手:エカテリーナ・ヴァルコワ(ロシア)

【選手配置】
クラリス・アグベニュー(フランス)の山。アグベニューの初戦の相手として好選手エカテリーナ・ヴァルコワ(ロシア)が配されているが、率直に言って相手にならないはずだ。マルゴ・ピノ(フランス)がシードを張る下側の山には、今年のアジア選手権で2位を獲得したバルドルジ・ムングンチメグ(モンゴル)が配されており、両者は3回戦で対戦する。

【勝ち上がり展望】
アグベニューが絶対の勝ち上がり候補。ピノは現在伸び盛りの好選手で今大会のダークホース一番手だが、さすがにアグベニューの相手は荷が重い。こちらもトルステニャクと同じくアグベニューの決勝進出までが既定路線と考えて良いだろう

文責:林さとる/古田英毅

※写真は権利者の許諾を得て掲載しています

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※ eJudoメルマガ版8月31日掲載記事より転載・編集しています。

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